テーマ:わたしたちの教科書

わたしたちの教科書 最終話

皆さん、落ち着いて。 これから僕がこの学校のイジメを解決します。 世界は怒りと憎しみに満ち溢れている。 僕がこの世界を証明してやる。 小学生の頃、わたしの学校に明日香が転校してきました。 明日香が施設に入った後に。 初めて会ったその日から私と明日香はトモダチになりました。 ともみ…
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わたしたちの教科書 第11話

あなたと明日香さんはどのような関係でしたか。 明日香さんは私の手をひいてくれた。 『先生、こっちこっち』 狭い空き地にはむせ返るほどのキンモクセイの香りがした。 私たちは大きな木の根元に腰を下ろし 彼女は夢の話をしてくれました。 学校の先生になりたい。 私はあの子が大好きでした。…
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わたしたちの教科書 第10話

当校にはイジメがございます。 この場にてお詫び致します。 大城は呟いた。 「熊沢先生の話、本当だと思うわ。」 「砦がひとつ崩れただけです。」 瀬里は言った。 そこで方針転換を雨木に勧めた。 いじめはあったかもしれません。 イジメの存在を認めて あれは事故だった事を主張すべきです。 当校には…
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わたしたちの教科書 第9話

積木珠子は電話した。 ヤマダカズコの携帯に。 ヤマダカズコは積木の声に応じた。 忙しいんですけど。 積木がヤマダカズコに電話したのは 彼女がいじめられていると思ったから。 ―――有り得ない。 馬鹿にしてる。 いじめられるのって恥かしい事でしょ。 私、あなたが書いた「くろい…
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わたしたちの教科書 第8話

今回はあらすじを書くのが難しいので要点と演出等について ちょこちょこと(; ̄∀ ̄)ゞ まず、物語はあの事件から1年の時間が流れていた。 2年の生徒達は3年になっている。 そして、生徒達にいじめを平気でクチにする。 イジメはある。 今でも。 「それが何?」とでも言うように。 大人の世界で…
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わたしたちの教科書 第7話

誰があなたたちをいじめていたの。 藍沢明日香をいじめていたのは三澤先生だ。 彼は雨木副校長と揉めているとこを何度も見ていた。 雨木の教師いじめが今回の発端だと語る。 しかし、それはどうも戸板の当て推量のようだ。 生徒の方が弱いからじゃないの? ・・・やっぱりそうだ。当てにならない。 とり…
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わたしたちの教科書 第6話

三澤亜紀子の行方を追う積木。 しかし、その足取りが掴めない。 明日香の祖父は改めて積木に聞いた。 今更おかしな事を聞くようだが明日香は本当にいじめがあったのか? もしかして、あんた一人がいじめがあったと思ってるんじゃないのか? 積木はその問いに答えることが出来なかった。 瀬里は父の見舞いに行っていた。 …
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わたしたちの教科書 第5話

瀬里の下を訪れた副校長・雨木。 彼女の中学校はこの弁護士事務所のクライアントだった。 あらゆる状況を想定して 瀬里と珠子は情報を共有しない事にした。 そうして加地先生は周囲の先生達から避けられていた。 ただ一人、大城先生だけが話し掛ける。 ただし、一方的な業務連絡だけを伝えるばかり。 …
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わたしたちの教科書 第4話

副校長は断言する。 「この学校にはいじめはありません」 「何を隠してる。」 瀬里は彼女が何かやっている事に気付いていた。 珠子は正直に話した。 瀬里は淡々と語る。 言っておかなければならない事が3つある。 1. うちのクライアントには学校や役所の方々がいる。 もし…
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わたしたちの教科書 第3話

藍沢明日香のカバンを開ける。 珠子が予想していた通りの展開だった。 カバンの中身がなかった。 藍沢明日香さんが亡くなったのは学校内のいじめが理由だったのではないですか? いいえ、この学校にはいじめはありません。 加地は副校長に詰め寄った。 ―――専門家の判断を仰ぐべきでは。 生徒…
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わたしたちの教科書 第2話

公判真っ只中の珠子。 ふと彼女の脳裏によぎるのは新聞記事に載った娘の姿。 学校の会議では淡々と藍沢明日香の事故処理がなされていた。 加地先生は副校長に確認した。 あの荷物がどうなったのかを。 副校長はその件には触れず、こう言った。 この学校でイジメの報告が挙がった事は一度もありません。 …
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わたしたちの教科書 第1話

世界を変えることはできますか―――。 藍沢明日香。 彼女はちょっと浮いていた。 いつも教室から出て外で本を読んでいた。 そしてボクに質問をしてきた。 常に世界の事を気にしてる。 いい子だ。 せっかく食事をおごっても箸に手をつけない。 そんなに気をつかわなくていいのに。 大丈夫…
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