コード・ブルー Season2 第2話

まず、今回のメインのひとつが脳の手術。

腫瘍を取れば助かるんだけど
腫瘍のある位置が言語中枢に近い場所にあるために

腫瘍を取れば言語障害が起きたり
性格が変わってしまったり記憶にまで障害が残るかもしれない。


そういう部分がドラマでは描かれてましたが

その「脳障害」というのもピンキリですからねぇ。





以前に何度かここで書いた事がありますが

うちの父親が5年くらい前に脳内出血で倒れ
脳に溜まった血腫を取り除いたのですが

血腫の出来た場所が言語中枢だったため
父親には障害が残りました。


うちの父親の場合

身体には障害はありませんでしたが

以前と比べて
記憶としては計算能力が幼稚園児以下で

漢字がほとんど読めないし

右と左が分からなくなったり

地図が読めなくなったり

家族の名前が言えなくなったり

5分以上の会話は自分が何を言ってるか分からなくなるし

また、父親には妹が二人いたんですが
その妹の名前はおろか、何人いたのかさえ
分かってませんでしたからね。


性格に関しては
ガサツな性格だったんですが

病気以降はすごく神経質で
服に毛玉がついてしまった瞬間にその服を着なくなったり

潔癖症になってしまったり



確実に以前の父親ではありませんでした。


そのため家族は皆、戸惑いました。



ドラマでは一瞬ですが
家族は生涯向き合わなければなりませんからねぇ ̄▽ ̄♪


それから脳の障害は大体半年で固定されるそうで
それから父親の障害を障害者として認定できるか
判断されるそうです。


ちなみに我が家は半年後
父親を精神障害者に認定してもらい、介護施設に入れました。


一緒に住む生活も試みたんですが
それは到底無理な話でした。

一緒にいたらこっちが精神障害者になりそうでしたので
まぁこういう結果にはなりましたが


父親にとっても家族にとっても
それで今が安定しております ̄▽ ̄ゞ






さて、ドラマとしてもうひとつのメインは
「医者」と「ほんとうの自分」




藤川は自分が担当した患者が
肺を損傷し、更に大量の血胸があり
藍沢の支援があり、懸命に出血を止めたものの

大血管の損傷もあり、藤川では既に処置のしようもなく
患者を死なせてしまった。


前回の患者を救った時の喜びと
褒められた嬉しさがふっとんでしまうような自分の無力さ



そして、もしかしたら
藍沢だったら救えたかもしれないと。



それから緋山の方でも
整形の後遺症により入院した患者の身体にシミらしきものが
出来ていたのをシミだと思っていたのだが

それが実は人食いバクテリアで
既に手のほどこしようがなく、患者は死んでしまった。



もし、自分がもっと早く気付いていたら



しかし、先輩医師達はこう答える。



「これは仕方がなかったんだ」


自分が自分で嫌になる。




それから緋山は患者には
もっと最善を尽くすべきだと思うものの
自分の病気と向き合う勇気がなかなか持てないでいる



そして白石はかつて恩師の腕を切断するきっかけを
つくった事から、少しでも頑張ろうと

以前は患者への告知も躊躇する甘さがあったのに
そういう動揺を見せないようにして

医者が考える最善の方向に患者を誘導していきます。


西条先生はそんな白石の行動を褒め

藍沢は「医者」らしかったよと語る訳ですが


ここで藍沢が言う「医者」と
白石が目指す「医者」

そして白石が歩んでいる「医者」では

全く意味が異なってきているように思います。



白石が歩んでいる「医者」は

冴島から見れば「温かみがない」という事であり

緋山から見れば患者のことを診てるふりして
自分が思うように患者を誘導する傲慢


その事に白石自身も感じているようなところが
ありますが、かつて自分が恩師を傷つけてしまった
過去があるため、その歩みを変える事が出来ないんでしょうね。




ともあれ、そういう自分も含めて

「ほんとうの自分」に向き合うと
とにかく嫌になってしまうんでしょうね。

なんて自分は惨めだって。

でも、そんな自分と向き合って

愕然として立ち止まるのか
とにかく一歩進んでいくのか

それも自分次第。

その一歩も前なのか後ろなのか
それすらも確かではないけれど

一歩を踏み出す。


そこに意味があるというか
自分が自分と向き合う事に
そして自分を認める事に繋がっていくという事なんでしょうね。



そういう点でいけば
このフェローの中では藤川は一番
自分の分をわきまえているのかもしれませんね。


普段から自意識過剰で
全然浮いてるのに気付いてないのかなと思いきや
どうも自分自身が他のフェローと比べて実力が劣っている事を
一番よく分かっているみたいですからね。

梶さんに橘先生から褒められた事を語った事からも
そのことがうかがえます。


実は意外に空気が読めてるキャラかもしれんです ̄▽ ̄


さて、次回はなんかドキドキする展開になりそうですが
藍沢と「山田一郎」との関係は結構ひっぱる事になりそうですね。

おそらく二人の関係は白石と彼女の父親と対比させるような
形になりそうな気がします。

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