SPドラマ「坂の上の雲」 第5話

今回は色々と知らなかった事が多かったです。


清国との戦に勝利した日本軍が
遼東半島を手に入れたのですが

それを快く思わないロシアが
ドイツ、フランスと手を組んだ三国干渉により
遼東半島は清国に返還される事になり

また李氏朝鮮がロシアを支持した事で
日本軍が李氏朝鮮の王妃を暗殺するのですからね。

この部分に関しては日本を支持する朝鮮人が加担したとも
言われていますが、どんな真実があったにせよ

それによって、この作品では戦争に関しては慎重派だった
伊藤博文が朝鮮の地で暗殺されるという結果に繋がっていた。


そういう伏線があったという事なんでしょうね。



ちなみに李氏朝鮮の系統は続いているそうですが
現在はどちらが正統な系統者かで争いが起きているそうです(; ̄∀ ̄)





そして秋山真之はアメリカに留学して
そこでキューバを巡ってアメリカとスペインが戦争するのを
目撃するのですが、この経験が後の日露戦争の勝利に繋がってくる訳で

ひとつには戦に対する大義
戦争となるきっかけを作りアメリカ国民を怒らせ戦争へ煽っていく

それがアメリカの艦隊が
原因不明に事故により沈没するという事件で
これがスペインの仕業だと書き立てた事で
アメリカ国民の怒りはスペインに、そして戦争へと向かっていく。

更にそれが新聞社の売り上げにも繋がっていくという
国としての「利益」=国益と会社としての「利益」が一致していく訳ですね。


アフガニスタンの時もそうでしたが
今も昔もこのやり方は変わらないという事のようですね。



で、アメリカ軍は自軍の船をサンチャゴ湾に沈めて
無敵艦隊と呼ばれたスペイン艦隊をサンチャゴ湾内で閉じ込めるという
閉塞作戦を展開する訳なんですが

陸地にあったスペイン軍の砲台からの攻撃により
この作戦は失敗してしまうと。


この時、真之は何故この閉塞作戦が失敗したのかを
研究していく訳ですね。


水雷が船から見えていた事とか
沈めるための船からの乗組員の生還率が低い事とか

その後、スペイン艦隊は自国の帰還命令によって
戻ろうとしたところを待ち構えていたアメリカ軍によって
全滅させられる訳ですが、この時のスペイン艦隊の残骸を詳細に調査した事

これらの戦争によって得られた情報を基にして
研究・考察していった事が後の日露戦争で
旅順の閉塞作戦を行ったという事に繋がっていったという展開。

こうして見ると真之がこのタイミングで
アメリカに渡ったのは何かの運命めいたようなものを感じてしまいますね。


ですが、この時のアメリカとスペインの戦争を
ロシアの方も見ていた訳で

それがあの屈強なる旅順要塞へと変貌を遂げていったとも言えます。


そのため、このアメリカとスペインの戦争は
日本とロシアにとっては今後の両軍の戦いを考える上で
重要な雛形となっていったのですね。


こうした分析が勝敗を左右していくのでしょうね。


そして、この時の真之がまとめた戦争報告が
軍の上層部に彼の戦争能力として優秀さを印象付け
それが東郷平八郎の参謀になるという展開になっていったのでしょう。



それにしてもロシアは
皇帝と一握りの貴族が権力と富を独占して
その幹部候補生はほとんどが貴族出身で
指揮官達の間では規律が緩みまくっている国ではあるものの

その戦力は日本の約4倍


「力の裏付けを持たない外交は絵に描いた餅」

ロシアとの外交に負けたのは軍事力の面で圧倒的に劣っていたから

それがために日本も更なる軍備の拡張をしなければならないという



中国が年々軍事費を増やしていく中で
中国の外交の力が強まっていく。

一方で日本はアメリカとの基地移転問題で揺れに揺れと。

今も昔もこの状況は変わってはいない訳ですね。


一方で
「武器を背景にした外交など外交ではない。」

と、語る伊藤博文の言葉は強い信念を感じさせるものがありますが
それは相手が伊藤博文のような思想の人間であったらの話

相手が陸奥のような性格であったら
相当困難というか、絶対無理かもしれません(; ̄∀ ̄)


それにしてもこの時の日本の予算のうち32%が軍事費って
これだけでもスゴイのに

これが翌年には48%に増加って




これを今の日本で考えると
民主党が打ち出した国家予算92兆円のうち
40兆円以上が軍事費

という事は日本の今年の税収が大体37兆円なので
税収と借金で軍事費を支えているという事になるのですからね。

これは凄まじいものがあります。

というか、この時代の税金がどれくらい払わなければ
ならなかったのか、想像するとちょっと怖くなりそうです(; ̄∀ ̄)





それからアメリカの歴史

イギリス人が先住民を追いやっていった歴史

そのために先住民に金を与えて先住民同士を潰し合わせる

これをアメリカ人は『インディアンの清掃』と言ったらしい。


200年前
かつて180万人いたと言われたインディアンも
今では20万人たらず

そうしてインディアンはイギリス人に便利よく利用され
そうしてイギリス人はアメリカ人へとなっていった。


こういう悲しい過去を決して忘れてはならない。


「インディアンの敗北は決して他人事ではないのだから」

この言葉がとても重いですね。




そして、イギリスやアメリカは
インディアンに使ったやり方をアジアにも使おうとしている。


そこに日本がその手先となる事にいち早く手を挙げたという事ですかね。




それから今回結構出演シーンが多かった広瀬武夫さん。

すごくカッコよかったですね。

ダンスのシーンもさる事ながら
あの柔道のシーンもなかなかでした。

これがきっかけで広瀬武夫はロシアで柔道を教える事になったとか。

それにしてもあのロシアの絢爛豪華な内装

あれ、実際のロシアの王室が使っていた歴史ある建物の内部らしいですね。


あれはホント目を奪われますね。



あ、これは今回、新たに登場した八代さん












それから子規に関しては
自身の病が年々重くなっていく事で

わしは後どんぐらい生きられるかわからん

と自分の死が間近に迫っている事を感じると共に


文学者は早熟して早世すると

自分も偉大なる文学者になると公言するとことかは
如何にも子規らしいし

「ただ、わしがしてきた事を無駄にならんようにしたい」

と真之に思いを託す姿に
子規が精一杯生きようとする姿が見られます。

また、年を越した事に喜んでいるような感じもあるんですが
この病の苦しみが続く様子に何か素直に喜んでいるようにも
見えないその姿に

妹や妻が子規を見る視線がとても切なそうなのが印象的でした。




一方で戦争を見てない子規が
真之から戦争を目をランランと輝かせながら
聞いていたのは如何にも子規らしいものです ̄▽ ̄



ちなみに夏目さんは道後温泉が好きで通っていたみたいですが

どうも自分としては道後温泉の湯を夏目さんが好きだったというよりかは
道後温泉の近くにある風俗店が目当てだったとしか
私には思えないんですけどね(; ̄∀ ̄)ゞ




さて、続きは来年の12月という事で
とても楽しみではありますね。


それにしても日露戦争での奇跡を

後の日本は「食い散らかした」という表現は

最後のナレーションはなかなか皮肉が利いていました ̄▽ ̄b





それにしても来年の、しかも12月かぁ。

1年とはいえど何があるか分かりませんから
それまで長生きしないと; ̄▽ ̄ゞ

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