不毛地帯 第4話

警察に任意の事情聴取を受ける壱岐。

警察は既に壱岐の部下・小出が防衛庁の機密書類を
コピーした複写機まで入手しており、それから
その機密書類のコピー元が川又空幕僚長が
所有する事まで把握していた。

また小出の証言から警察は
壱岐を中心とした近畿商事の組織ぐるみでの犯行と考えていた。


それでも壱岐は知らぬ存ぜぬを貫いた。



しかし、壱岐が取り調べを受けている最中


事態は急変していた。


かねてより壱岐とつながりのあった久松経済企画庁長官は
与党の幹事長を通じて、貝塚官房長に接触。


近畿商事が所有している機密書類を全て警察・防衛庁に提出し
貝塚官房長を事務次官に出世させる代わりに

全ては小出一人の犯行とする事で
近畿商事から手を引き、防衛庁の次期戦闘機として
近畿商事からラッキードを購入する



今回の近畿商事の不祥事に
防衛庁の次期戦闘機は自社の推すスーパードラゴンだと
思っていた鮫島にとっては晴天の霹靂だった。


鮫島は仲間だと思っていた
貝塚官房長が裏切っていた事をまだ知らない。


彼がその事を知るのは
貝塚が事務次官になった時かもしれない。




警察から釈放された壱岐は事態を把握し
なんとかして防衛庁の機密文書を警察に渡さないか
もしくは機密文書の出所が分からないようにする事を提案したが

社長はその意見を受け入れなかった。

壱岐としてはその書類の出所が
警察の取調べで既に川又空幕僚長だという事を把握している。

その状況でその機密文書を渡せば
川又空幕僚長の地位を脅かす事になる。

しかし、会社にとって警察の捜索を受けるのは
致命傷にとなり、会社の存続すら危うくなる。

それに書類の出所が分からないようにするという事は
書類を偽造するという事になり

それは貝塚達に近畿商事への攻撃の機会を与える事に繋がっていく。



近畿商事の社員である壱岐は
社長の命令に逆らう事は出来なかった。






壱岐の予想通り、間もなく川又は空幕僚長の座を降ろされた。



数日後、川又は壱岐の下を訪れた。




二人は久しぶりに酒を酌み交わした。




別れ際、川又は壱岐に語った。

この国にはラッキードが必要なんだ。
この国が二度と戦争をしないために
させないために

その事を強く訴える自衛隊を作りたかった。




それから間もなく壱岐は
列車に轢かれて亡くなった遺体の身元の確認に訪れていた。


それは間違いなく川又だった。





川又の死は公務中の死として処理された。



近畿商事が推すラッキードが防衛庁の次期戦闘機に決まり
皆が祝杯をあげ喜ぶ中



ただ一人、壱岐は一人
川又を見殺しにした事を悔やみ続けていた。









今回、壱岐を尋問する役を演じた藤木孝さん。
丁寧な言葉遣いながら、ネチネチとした雰囲気は流石ですね ̄▽ ̄b




ここにきて壱岐の心情が見えてきました。






やり場のない感情をただただ押し黙って
平静を保っていたものの

後々川又の遺書が出てくれば
内々で処理してくれと匂わす貝塚の言葉には

怒りを隠しきれず


また、踏み切りの前で
最後の川又のあの笑顔を思い出して

自分が川又をこんな風に追い詰めてしまった事に
深い後悔の念を禁じずにはいられなかった。


壱岐の心中を察する事が出来ます。

誠実なだけに壱岐が受けた傷も深かったのでしょう。


そのために壱岐は大門社長に辞職をお願いする訳ですが

予告を見る限りでは、それは果たせなかったんでしょう。



ここからが壱岐の社員としてのスタートって感じですね。



人間ドラマである以上

肝心の主人公に人間らしさが見えてこないと楽しめないですね。



さて、ここから壱岐達は新たな展開に進んでいくようですが

その中で壱岐が活躍する事で里井常務との間に
確執が生まれてくるみたいで。


一方、千里が御見合いした相手の四草丹阿弥泰夫に
好印象を持つものの

やっぱり壱岐がよかったりして。

で、その二人の仲を兵頭と顔見知りの仲であるママに
勘繰られたりして。


で、壱岐の娘が鮫島さんとこの息子さんと付き合っている事も
分かってしまう?みたいでようやくエンジンがかかってきたなって感じがします。

"不毛地帯 第4話" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント