再生の町 最終話

これまで駿馬は父を否定していた

しかし、ある時
駿馬は気付いた。

父を否定してもしなくても
行き着く先は同じだと―――――。







この町の明日への希望

それをどう気付くかが焦点のひとつでしたね。


権藤は前市長とニュータウン事業の用地買収に関して収賄に関与

だからニュータウン事業=町は私そのもの

私=ニュータウン事業が沈んだら
この町も沈むとして

市長を前市長の収賄の証拠をつきつけて脅迫する訳なんですが


権藤の思いとしては


何でも国のいう通りにしてきた

この町のために一番ええ事
そう信じてやってきた。

この町で生まれて
この町で大きくなって
この町が大好きや。

と、語るように本当に町のためを思っての事だったんですね。

でも、それがいつしか目的と手段が入れ替わってしまったって事なんでしょうね。


でもって、権藤の言う「希望」は




希望って何なん?

この町が嫌いやった。
こんなとこにいとうない。
将来に希望がもてへん。

そない思うて。
今になってちょっとだけ気付いた。
私はこの町でしか生きていかれへん。
私はやっぱ、この町が好きやから。



難しいことはようわからん。
わからんけど。

その希望って何?
ほんまに希望を持たしてくれる人は誰なん?



と、市民の一人が語るように
市民達が望む「希望」ではなかったという事ですね。




市長にとっては
前市長―――父の犯罪を隠蔽して父の名誉を守る事よりも
父の犯罪を明らかにする事で
これ以上次の世代にこの罪を受け継がせない事を優先したという事ですね。


全ては「未来」のために


その気持ち、自分もよく分かります ̄▽ ̄ゞ



そして市長が推したのは
PTが提案した説得力=明確なビジョン



市民の子育ての不安を解消するために
赤ちゃんのいる家庭を訪問して

在宅で育児している人が遊べる施設として
市営住宅の空き家を活用するとか

市民病院の医師を減らした分
民間の医師の連番制でもって
市民病院の医師の不足をカバーするとか


役所や国の部局の垣根を越えて連携していく

パートナーシップ構想

つまり住民自治

市役所だけでなく住民達も町作りに関わっていく
構想という事のようですね。





終盤でそれが少しずつ形になっていってきたとこで
ラストを迎えていましたが

この作品で何より大事なのは次の世代に繋げていく事


駿馬が父が守ろうとしたその遺志を受け継いだように

先人が守ってきたものを守り続けていく

一方で先人がもし、罪を犯していたならば
次の世代に伝えないために
その膿を出しておく



そういうトコロに尽きるのだと思います。


今は正に前例のない状況なので
前例がないから出来ないと言うよりも

ならば、今こそ自分達が前例を作っていく
そういう意識があって初めて「改革」は出来るのかもしれませんね。


ドラマとしては
自分達の住んでいる町をどうすべきか
そういうメッセージ性はとても強かったと思います。


ただ、ちょっと理想論先行なのが「甘い」と思ってしまいますね。
そこがちょっと目につくのがね。


まぁドラマだし、そういう理想は高くもつ事も大事だと言う事ですかね ̄▽ ̄ゞ

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