救命病棟24時 最終話

とりあえず今回の内容を追っていくと
序盤の1時間で医者が抱える問題


医師達は常に人の命を扱う事で
ある種の緊張感にさらされている。


そういう患者がひっきりなしにやってくる現状で

その緊張感の下
医師達は寝る間を惜しんで働き
そのために寝れなくなって睡眠導入剤を利用する



心身共に疲労がピークに達する

それは誰しも
特に若い医師は経験することかもしれないが


自分の実力以上の患者を任されて

あの患者はどうしても助けれられなかったとしても

結果的に患者を死なせてしまったら



その瞬間

助けられなかった自分を責めてしまう



『希死念慮』


死を希望し、それに至る行動を行う

うつ病の典型のひとつ


ただでさえ救命医は
『キツイ』『危険』『金にならない』

と3Kが揃っているのに

その医療を医者の忍耐と精神に頼っていたのでは

終わりの見えない毎日の中で
医師の終わりは退職ではなく倒れる事になる



それが工藤先生の現状を描くと共に
澤井先生がその現状を代弁するという事みたいでしたね。


ドラマでは語られませんでしたが
澤井さんがいう「トモダチ」というのは
澤井さん自身だったのかもしれませんね。


それだけに優秀な医師もいいけど
あまりにも優秀すぎると、そのペースに
倒れていくスタッフ達に対する懸念も強かった

という事のようですね。




そんな中でもうひとつのメインは

だからと言って
「助けられる命を見捨てるのは犯罪だ」

たしかに毎回医療をやっていると
虚しさに襲われる事がある。

でも、誰かがやるべき事だと思った時
それが自分がやるべきだと思った。

その瞬間に自分の使命というか
この「救命」が自分の居場所=仕事場だと感じれるように
なっていくと。

そういう現場レベルでの医師の意識改革も大事だけれども


でも、それだけを頼りにすると
いつか第二の工藤先生のような方が生み出されていく。


だからこそ、澤井先生の言う
国家レベルでの医療改革も必要だという事のようですね。



と言う事は
現場と上層部との改革
それは医療に限らず警察であろうと
教育であろうとどこでも同じという事ですね ̄▽ ̄



そして両方の思いが分かる医師の存在も必要だと。


それがかつて研修医時代に進藤先生が指導医であり
患者の遺族から訴えられた経験を持つ小島先生で

そういう方こそ医局長として
スタッフのケアなどのバランスを取っていくべきだと
いう事なのかもしれません。


でも、普通に考えたら雇って3ヶ月の小島先生を医局長にするよりも
この病院での勤務が長い花輪先生の方が医局長に相応しいのかなと
思ったりして ̄▽ ̄ゞ


後は救命で働く医師達の現状を
家族がわかってくれる事も大切な要素ですね。


そうなれば花輪先生みたいな事は
起きなくてもすみますからね ̄▽ ̄




それからドラマの意見として

たとえ患者の遺族に訴えられそうになっても
それが誠実な医療の結果、致し方ないものであれば
「どうぞ、訴えて下さい」というトコロと


医療改革では独立行政法人を作っても
それは官僚の天下りのための施設だから
名ばかりの存在になるから気をつけて下さいねってトコロも
言いたかったみたいですね。



それにしても工藤さんの父親役で
國村隼さんが登場するとは思いませんでしたね。


自分の病院を息子に継がせたかったけど
自分が逃げ出した経験がある救命を
息子は生き生きとしてやっている姿を見て

嬉しいと思うと共に
息子を救命&進藤先生にとられたと思って
憎んでいたという父親ならではの思いを吐露する
姿がかなり印象に残ります。



それから小島先生がかつて
進藤先生のようになろうと奔走して
それがプレッシャーになっていた時期があり

それで自分は進藤先生のようになれないと
悩んだ時期もあったんでしょうけど

ある時、私にしか出来ない事
進藤先生には絶対出来ない事を
やればいいと気付いたみたいですね。


それが泣いている子をあやす事とか
人との交渉術とか

そういうのは進藤先生に比べたら
小島先生の方が上手いですね。



断然 ̄▽ ̄




さて、ドラマ全体としては

とりあえず、今まで伝えたかったことが
この2時間に集約されていたようですが

それでも
ナレーションがちぃちゃんだったり

画面がそれぞれに当たるシーンでも
看護師では山城さんとちぃちゃんだけで

師長さんとか他の看護師には当たらないんですよねぇ。


そこだけはちょっとだけ残念なとこでした。






それと最終回のまとめ方はよかったと思うんですが

そこに至るまでの内容がちょっと
雑だった印象が否めないですね。


まぁ「致し方ない事」がありましたから
これもまた仕方ないかもしれませんね。


とりあえず、こちらも
最後は丸く収まって全てよしです ̄▽ ̄b

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