再生の町 第4話

ニュータウン事業を凍結する

この提案を市長は受け入れて市民に発表した。
PTが提案する削減案と共に。



その提案は市民には衝撃だった。


市役所では市長を議長として
福祉・医療・都市計画等、各分野での折衝が市民に公開で行われる事になった。


市民は切り捨てないで欲しいと叫ぶ。

予想以上に激しい圧力。


その痛みはPTのメンバーにも響く。

だが、市の累積していく赤字を前に
これからも市が市であり続けていくためには

どうしても行わなければならない。




そして、あのニュータウン事業に関する折衝が行われた。


ニュータウン事業賛成派の面々はこう言う。


この事業が行われれば
市は1000億円の収益を得る。


しかし、PTが提案したものは
市にどんな収益をもたらすのか?


そこに明るい未来はあるのか?



しかし、根拠の見えない1000億円の収益のために
市の予算を費やして、更に市の財政を悪化させてしまうのではないのか?


かつて市の大規模な公共事業を行った際
そこに市にどれだけの収益をもたらしたのか?


本当にそれが市にとっての「明るい未来」なのか?









こうしてモノが飽和してきている時代において

公共事業というのは
税金の無駄遣いではないかと思わせるとこがあります。



公共事業は一度動き出したら、もう止められない

何年、何十年経って時代の状況が変わっても
同じ公共事業案を推進していこうとする

特にこの部分が一番の違和感ですね。


まぁだからといって
全ての公共事業が悪いとは言いませんが

公共事業を行う上で
十分な証左の上で必要かどうか
市民と協議するべきなんでしょうね。

市民の住む市に作られるものであれば尚更なんでしょうね。


ですが、その公共事業によって
市が交付金を得られ、それが市の財源となるのですからね。


こういうのが絡んでくると
問題をどこに絞ればいいのか、分からんなりますね。




それから市民にとって
「今の現状よりも悪くなる」


これは一番耐えられない事ですね。


「今」があるからある程度
安心できるものがある訳ですからね。



ホント、こういう職員の方々の仕事は
報われるためのものじゃないんですね。



ただ粛々と仕事を行う。



今の時代、公務員ほど
厳しい仕事はないのかもしれませんね。




さて、次週は
駿馬が倒れた間宮の意志を継いで
ニュータウン事業に対する意見を市民に聞くようですが
そこで市民はどんな答えを出すのか。

ここが一番のメインですね。

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