官僚たちの夏 第5話

総理大臣となった池内は政敵である須藤を通産大臣に命じた。

風越達は産業保護の法律を実現するために画策していた。
須藤は風越達の意見に賛同してくれていた。

そんな最中、風越達に大きな問題がたちはだかった。


国産のコンピュータ製品を作るにはあまりにも資金が足りないという事

通産省の面々は銀行に足を運ぶものの
銀行はまだ先の見えない業種に対して金は出せないとして
金を貸さなかった。


そんな状況で風越は
最近、賭博不正で批判が集中し、廃止論まで浮上している競輪に目をつけた。
この競輪での収益の一部をコンピュータ開発に使用すれば

コンピュータ資金不足も解消出来るし
競輪業界にとっても競輪を存続出来る大義名分が出来る。



そんな矢先、更なる問題が舞い降りてきた。



そして、もう1つがアメリカのコンピュータ会社が
自社製品の輸入規制を行っている日本を痛烈に批判し
コンピュータに関する特許を盾に
7%のロイヤリティー(特許権・商標権・著作権などの使用料)を要求してきた。



相手の交渉における態度が風越は気に入らなかった。




早い者勝ちした強者が弱者を蹂躙するようなやり方に―――――。









いつかは成長するかもしれない業種って
成長するまでは「金食い虫」なんですよねぇ。


だから、資金集めに奔走する官僚さん達も大変苦労したんだと
思うんですが、あそこまで必死になれるのは

その業種がきっと将来国を背負うものになってくれるという
強い信念があったからなんでしょうね。


でも、それが外れると
無駄に金を使ったとして叩かれるんでしょうけどね ̄▽ ̄ゞ



それにしても最後は神風&武士道精神ですか ̄▽ ̄




国際産業派である池内総理大臣が

風越=日本のエンジン・時代遅れの古いエンジン

でもって風越を「俺にも操縦出来ない」って
語るのもなんとなく分かる気がします。





そうして妥協に妥協を重ねて
ようやく妥協点を見出して御互いに譲歩して

どうにか日本のコンピュータ業界を守れた風越達。



でも、これから
今回のように上手くいくとは限らない。


そのために産業保護法案が必要だと考える風越



しかし、それに立ちはだかるのは
同じ通産省の同僚である玉木達、国際産業派の面々ですね。




池内総理大臣が主張した国民所得倍増計画。

そんな夢物語と一蹴する風越でしたが

玉木や片山らにとっては
まだ将来性が見えないコンピュータ業に投資する風越を
夢物語にしか過ぎないと一蹴してましたからね。


そして「太平洋ベルト地帯構想」

たしかに学校で習いましたね。

なるほど、福岡~東京まで
道路が連なっている感じになっているのは
この時の構想が基盤になっているからなんですね。



それを考えると片山はかなりの切れ者ですね。




国内の産業保護法に関しても
これが賛同に値する内容=国際競争を阻害するものでなければ

という事なんですよね。

『もし、これが日本の国際化を阻害する内容なら敵に回らせてもらうよ。』

って、明らかな敵対宣言ですからね。





通産省至上最大の戦い。



そして、次回

産業発展の負の遺産として浮き上がる「公害問題」

ここから、ドロドロとした展開が待ち受けてそうですね ̄▽ ̄

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