アイシテル -海容- 第7話

ひっそりと暮らしてたさつきと和彦

だったんですが、いつのまにか
二人が殺人犯の親と調べられて

アパートの住人から「人殺し」だのと紙を貼られて
翌日にはスプレーやら油性ペンでドアに書いてますねぇ。

まぁこれは後の伏線というやつでしたけどね。


今回もまた重ねるような感じで描いてきましたね。


キヨタンが学校でじゃがいもを栽培してた。

そして実ったじゃがいもを学校の先生が持ってきてくれた事で

それを使ってカレーを作る聖子。


キヨタンに大好きだったカレーを食べさせてあげたい。

でも、その思いは永遠に叶う事はない。




久しぶりに会った智也は少し痩せていた。

智也の大好きなものを食べ足せてあげたい。

でも、その思いは今はまだ叶う事はない。



そして、さつきは富田さんに被害者の家族に対して手紙を渡してもらうようお願いします。


その手紙を見て聖子は思う。


あの子はもうこの世にはいませんけど
7年間生きてきた証はいたるところに残っていて
今でもただいまって帰ってきそうな気がするんです。

息子の笑顔の思い出を大切に生きていきたい
そう思ってます。

なのに。

こういう手紙を頂くと
息子は殺されて死んだっていう現実を突きつけられるんです。

ただ、読んではみます。

この手紙を書いたお母さんも
きっと苦しんでいるんだと思うんです。

同じ母親として。

その気持ちを知りたいので。

でも、これで最後にして欲しいと。





息子が罪を犯してしまったという事に囚われ
私達は動揺してばかりいました。

本当に申し訳ございませんでした。

今、はっきりと言えます。

息子があのような罪を犯したのは私達のせいであると。

子供を生み、育てるという親にとって再考の幸せを与えられながら
私達はそれを考えずに生きてきませんでした。

息子の事を何も気付いてこれませんでした。

母親として全てしてあげていると思い込み
息子が人を殺めるという過ちを犯すまで
私達は自分の愚かさに気付きませんでした。

息子のした事を許してもらえるとは毛頭考えておりませぬ。

ただ、一生を懸けて
息子にその過ちを気付かせるため
私達が生きていく事をお許し下さい。



ガッツリと住所も書いてましたねぇ。


もう、さつきは絶対に逃げないって決意なんでしょうね。


この『気付いてこれませんでした』って言葉は
とにかく重いというか経験した者にしか言えない言葉です。


何かが起きる前までは
そんな事、どこか別の世界の話だとか
ドラマでやってるような話だとか
どこか他人事のようにしていたのですが
いざ、当事者となってみると

初めてその重みを痛感します。



上手くいっている間は「それでいい」と思うんですけどね。


そうして何かが起きなければ
自分の歩んできた道が「間違っていた」とは
なかなか思えないのですからね。



『賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ』という言葉が浮かびますが

これまでの歴史を振り返り、繰り返される惨劇の数々に
賢者になれる人なんているのかなと思ってしまいます。



それから、仕事帰りにふと酒を飲んだキヨタンのお父さん。

僕の夢は息子が二十歳になったら一緒に酒を飲む事でね。

永遠に叶わない夢です。


大きな幸せなんか望んでいた訳じゃない。
普通に暮らして
普通に子供達が成長して

そのささやかな普通の幸せで良かったのに。

どうして守ってやることが出来ずに。


そんな後ろ向きな思いを家族に打ち明ける事が出来ないので
飲み屋で愚痴をこぼす姿がなんとも切なくさせます。



それから自宅に帰ったお父さんは
加害者の親が送ってきた手紙に憤り
それを付き返そうと加害者のアパートに向かいますが
あのドアに書かれた文字を見て「自分達が被害者だ」という思いに
戸惑いが生まれたみたいですね。


そして、父親がこそこそと処分しようとしたあの手紙を読んだ美帆子

そこに「生きて償う」と書かれてあった事で
ホッとしてたみたいですね。

死ななくて良かったって。



そうして過ごしていく中で


事件を忘れようとするだけでは前に進めない。


何故息子が死ななくちゃならなかったのか。

何故息子がこのような罪を犯したのか
何故息子が言えずに苦しんでいるのか

たとえ、それが今よりももっとつらい事実であっても。

一緒に受け止めよう。

その理由を受け止めることでしか自分達は前に進めない。



被害者と加害者の母親の思いは図らずも一致したみたいです。




そして、智也君は久しぶりに富田さんに会います。


おばさん。
僕はいつまでここにいるの?



智也君が全部話してくれるまでだよ。


全部?


智也君もつらいけどお父さんもお母さんもつらい気持ちで
全部話してくれるのを待っているんだよ。



僕が話せばつらくなくなるの?


それはちょっと違うな。

お父さんとお母さんが望んでいるのは
智也君の苦しみを一緒に背負っていく事だから。



―――――だけど。
僕は死刑になるんでしょ?



智也君はこれからも生きていくんだよ。

どうしてだか分かる?
智也君にはまだ知らなきゃいけない事がいっぱいあるから。


人と出会うことの大切さ。

勉強やスポーツ、世界の広さとか

命はなぜ重くかけがいのないものか、とか

その答えを探すために智也君は生きていくの。

お父さんとお母さんと一緒にね。

苦しいかもしれないけど智也君なら出来るよ。

おばさんに全部話してくれないかな?




そして、智也君は話す決意を固めたようですね。

なんとなく内容から感じられる限りでは
雰囲気的に自分が母親に愛されていないと感じていたとこがあって
それを自分の事を知らないのにそれを指摘したキヨタンに思わず怒りがこみ上げてきた

みたいな感じでしょうか。

とにかく次回の審判で
全てが明らかになるようです。

そして、さつきも聖子も「全て」を知るためにその場所に行くみたいですね。


その時、どんな事が起きるのか
すんごいドキドキしてきます(; ̄∀ ̄)ゞ

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