臨場 第6話

東京湾で見つかった遺体はその傷跡の損傷の激しさと
その方に多額の保険金がかけられていた事から
当初、他殺だと考えてられていたが、倉石の「見立て」では
その傷跡は船のスクリューによるものだと。
そして倉石の見立て通り、それはスクリューによるものだった。

それから倉石は新宿のネオン街へ向かった。

次なる現場は新宿のとあるホテルの一室。


そこに女性の遺体があった。
首を絞めた形跡もない事から警察は病死だと考えていたが
倉石の「見立て」は違った。

体重の重い人物が首を圧迫すれば
首を絞めた形跡を残す事なく人を死なす事が出来る。


それから、間もなく警察の調べにより被害者は昏睡強盗の前科があった。



その時、倉石は
イチの服についた口紅に今回の事件の「真相」を垣間見た―――――。




先日描いたイラストでございます。
公式HPのトップ画面にもなっております。
もうちょっと陰が濃かった方が良かったかもしれんです(; ̄∀ ̄)ゞ





さてさて今回、口紅に過剰に反応した倉石でしたが
なるほど、そういう事だったみたいですね。


病院で彼女を見かけた時
その方の夫が体重が100kg超で心臓に疾患を持っていた。

そして、彼女は医者に
心臓マッサージも人工呼吸もしたって言ってましたからね。

それなのに、口紅がついてしまうのはおかしいと。


そして、異常な程の汗の量。


そこに被害者の女性が圧迫死したのは
100kg超の男性の仕業という事と倉石の中で何かが結びついたのでしょうね。


昏睡強盗の女性が殺された
その証拠を妻が隠滅したが亭主は心臓疾患で亡くなった


ここに何かを感じたんでしょうねぇ。


ホント、倉石には一体どこまで見えているんでしょうねぇ ̄▽ ̄



それにしても100円ライターの着火部分って
5000ボルトの電流が流れるなんて知りませんでした。


100円ライター、侮り難し; ̄∀ ̄



で、その彼女の動機はというと

夫は女性関係にだらしのなく家庭を省みない人だった。
夫婦の間には娘がいるが、妻はいわゆる継母で
娘とは血が繋がっていなかった。


でも、彼女は娘の成長を見ているのが幸せだった。


そして、あの時
ふと衝動に駆られた。

これから娘が結婚をするというのに
未だに家庭を省みない夫に憎しみが沸いてきた。

そんな夫が人を殺したという事実を隠したかった。

全ては娘のために。

自分なら殺人を犯しても
娘と血が繋がっていないから娘に迷惑はかける事はない。




あんたならいいのか?
あんたなら人殺しになっても娘が悲しまないと思わないのか
継母はそうでもしないと本当の母親になれないとでも思っているのか

それは違うな。
あんたがもし、自分を犠牲にして娘を幸せにしたと思っているのなら
それはただの罪作りってんだ。




その後、警察に向かう母に娘が
「帰ってくるの、待ってるから。」



っていうのが切なくなります。



今回は珍しく肝心の遺体がなかったというパターンでしたが
それでも倉石の見立ては外しませんねぇ。



看護士のお姉ちゃんを口説く時には完全に見立て違いでしたけど(* ̄m ̄)



最後は新宿のあのホテルの一室でしたね。


駐車場じゃなく。


自分が検視した場所に何らかの思いいれがあるって事なんでしょうね。



今回は最後に
小坂が素子さんは倉石さんの言葉で救われたって時の倉石の一言。

『人は誰でもてめぇでてめぇの生き方を決めてんだ。』

そう言えばそうですね。

救われたっていう事も結局は自分自身で
決めていった事ですからねぇ。



そして『信じたくないことには目をつむる』かぁ。


これが出来ないのが真実であり、また現実なんですよねぇ。



こういうのはある程度、年齢を積み重ねれば
「釈迦に説法」かなって思ったりもするんですが

意外にふと忘れてしまったりしていて。

なかなかにハッとさせられます。

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