神の雫 第3話

第二の使徒
そのワインで私は団欒を懐かしむ
草むらで友達と遊びまわっていると
夕焼けが辺りを真っ赤に染め
どこからともなく夕食の香りがする。

空き地の草の匂いと重厚なハーブの匂い

私は家路を急ぐ。

しかし途中で道に迷ってしまう。

そこに見知らぬ優しい男性が声をかけ
一粒のお菓子をくれた。

ほっとするような甘さ

考えられない程の芳醇さ

私はその男性に手をひかれ
気がつくと家に帰ってきた。

私はぬくもりを求めて木の扉を開けた――――。




今回はブランドとノンブランド


自分が庶民の出だからと
ブランドに劣等感を持っていて

劣化したブランドのワインを安く売りさばく男。

そのブランドに客がとびつく。

ブランドに弱いんだって。

だからノンブランドのワインになんか目もくれない。


そこに噛み付いたのが雫。

ワインはブランドが全てじゃない。


かつて雫が父に反発したのは
父が残した手紙に


ほのかと実りを祝う


この事から父には母以外に「ほのか」という女性がいると考え
父が自分と母を裏切っているという事があったみたいですね。


そうして家族を顧みず仕事に没頭=ワインを追求する父に

反発していったみたいですね。

だから、あの神崎の息子と言われるのも
本人としては嫌だったんでしょうね。


そういう思いもあってか
雫は第二の使徒のメッセージに「温かい」と「団欒」から
「庶民的」と推理して、ブランドのワインよりも美味しいノンブランドのワインに
搾って第二の使徒を探していく訳ですね。


ちなみに私は「温かい」と「団欒」で
ホットワインしか思い浮かびませんでしたけど(; ̄∀ ̄)ゞ


その狙いによって今回のゲストの心を変える事は出来ましたが
それは第二の使徒に対する手掛かりを曇らせてたようで。



「温かい」と「団欒」から推理出来るもの。
また「見知らぬ優しい男」に笑顔で手を引かれて歩けるとしたら
その男は「老人」であろうと。

それらから考えられるもの。


即ちブランドのもつ伝統。
ブランドからの安心感。


生まれながらにして神崎というブランドを受け継いだ雫には分からない。

ブランドは1日にしてならず。

様々な人の努力でもって周囲の人に認められるブランドは形成されていった事を。


雫の取った行動は神崎というブランドから逃げ
ノンブランドというワインに迷い込んだに過ぎない。

と一青に一喝されてしまう雫。


ワインの追求者・神崎豊多香という父がいながら、
自分が持ち合わせないものを持っているのにそこから逃げている雫の姿勢が

それが神崎豊多香と同様にワインを追求する一青には
許せなかったという訳ですね。



そうして、雫も今回のゲスト同様
父に対する思いを見直していくようですね。


一青の場合
ワインを断って己の嗅覚と味覚を磨き上げる事までして雫に勝ちたかった

そうして自分のブランドを磨き上げたという自負もあるんでしょうけどね。

だから、目を見開いた時の一青はちょっと怖かったんでしょうかね(笑)


そこと並行して西園寺は「ほのか」という女性を探っているみたいで。



ここは今後の伏線なんでしょうけど、ちょっと気になりますね。

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