流星の絆 第9話

きっかけは行成の純粋な愛だった。

私を愛するが故に。

そのために彼は図らずも
私達が計画している事を知られてしまった。


彼は私の名を「しほ」だと推察していた。


違う!


私の本当の名前は―――――有明静奈です。



私はこれ以上彼―――行成さんに嘘をつきたくなかった。







静奈の素性はバレてしまい
兄妹達の決め手となるあのノートは敵の手に渡ってしまった。

もう切り札はもうない。

この状況を打開する方法はただひとつ。




柏原に「全て」を話して協力を得る事だった。



俺はある出来事がきっかけで詐欺師になりました。

俺だけならまだしも
弟や妹まで詐欺師にしてしまいました。

それでも俺達は生きていくために
詐欺師になりました。

そんな俺達が詐欺をする過程で
とんでもない偶然に2つも出会いました。


俺達が騙そうとした男・戸神行成

彼の父親・政行が
あの時、泰輔が裏口から出て行った男だったこと。

そして、とがみ亭のハヤシライスの味は
有明のハヤシライスと全く同じ味でした。

俺達は政行が犯人だという証拠を
警察に掴ませようとした。

でも、その決め手となる有明のノートは敵の手に
渡ってしまった。

もう切り札はないんです。



柏原は切り出した。



警察が切り札となるものはただ一つしかない。

傘だ。

指紋はないから証拠にはならない。

だけど、脅しに使う事は出来るんじゃないのか。

手段を選んでる場合じゃないだろ。






そして功一の中にある考えが浮かんだ。




そのために功一は妹に戸神行成にたいして
電話をかけるように言った。





兄と会っていただけないでしょうか?







有明功一です。

兄です。




行成は突然の出来事に言葉を失う。

しかし、今から考えてみれば
今までの経緯も全てが納得出来るものだった。


そして、このアリアケのノートには
今のとがみ亭と似たレシピがあった。


それはショック以外のなにものでもなかった。



自分の父親が他人の料理の味を盗んだ事は認めざるを得ない。




しかし、人殺しの犯人とは別だ。



行成は決断した。


僕もあなた方に協力します。


予想していなかった展開。

その申し出に功一達は驚いた。


彼の真意。

ただ真実が知りたい。


その点では功一と同じ気持ちだった。

でも、もうひとつの思いは違った。

彼は自分の父親が犯人だなんて思いたくなかった。
そして父の無実を証明したかった――――――。









そして、功一達は動き出す。





その前に功一は柏原に電話をした。




俺はほっとした。

おまえらの事だ。
ずっとひっかかっていたんだ。
兄弟三人助け合って生きてって欲しいってな。

それがあの事件に関わった願いだから。


詐欺師だったとしてもバラバラよりかはいい?

お前ら三人の顔を見た時、心底そう思ったよ。

長かった。14年かぁ。

よく頑張ったな。



―――あのさ。

食いに来てよ、ハヤシライス。
また作るからさ。
いつでも作るからさ。


あぁ、そうだな。










そして時効当日。


功一達は警察のフリをして政行に聴取した。

行成も仕掛け役の一人だ。

結論から申し上げますと
DNA鑑定の一致率は99.9%です。

犯人が触れた「もの」からDNA鑑定の結果
それがあなたのものだと断定されました。

あなたが「とって」の部分に触れた形跡があります。



きっとあの「とって」を盗んだやつが犯人なんだ、父さん。

覚えてないよ、そんな昔なくした「傘」なんか。




その瞬間、功一と泰輔と行成の目の色が変わる。

同時に行成の心を衝撃が襲う。



どうして傘だと分かったんだ?

それなのに何で知ってんだよ。

父さんを信じてた。

無実だと証明できるって。



二人は「真実」を語り出す。

俺達は殺された有明夫妻の息子だと。

あの時、あんたをあの場所で見たと。

そして、このハヤシライスの味はアリアケの味だと。


そして尋ねた。


何故、親父達を殺した?






そうですか。有明さんの息子さん達か。


政行は「真実」を語り出す。




うちの味は有明さんが作ったものがベースになっている。

あ、いやそんな言い方じゃ納得しないか。

私は有明さんの味を盗みました。


君達のお父さんは偉大な料理人だったよ。

大胆で独創的、そして実に繊細だった。


しかし、料理以外の関心が強過ぎた。

ギャンブルがなければアリアケが有名店になっていただろう。


あの時、私はある客とハヤシライスの味でもめた。


その男は洋食店をやっていると言う。

私はその男が作るハヤシライスを食べた。


衝撃的だった。
それまでの洋食に対する固定概念を覆された。

それほど美味かった。

私は降伏した。
だから、恥も外聞もなく彼に尋ねた。


私は研究に研究を重ねた。
だけど、アリアケさんの味には届かなかった。
自分の無力さを思い知らされた。


しかし、1ヶ月ほどしてから有明さんから
自分のレシピを買わないかと持ちかけられた。




そして、政行があの時から大事にもっていたもの

それは父が書いたものと全く同じアリアケのレシピだった。


思いもかけない展開。


これで分かっただろう。
私はアリアケのレシピを金で買ったんだ。

私はこのレシピを受け取るために家に行った。


でも、これだけはハッキリ言っておく。

有明さんを殺したのは私じゃない。
私が行った時、君達のご両親は既に殺されていたんだ。




政行の告白に兄妹は言葉を失う―――――。










いやぁ久しぶりの飲み会で
ちょっとノドが酒でヤケたかなと(; ̄∀ ̄)ゞ


たいして飲んでないんですけどねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ


ちなみに本日も飲み会です(; ̄∀ ̄)ゞ







まぁそんな個人的出来事は(つ´∀`)つおいといて
物語はどんどん核心に近付いていきます。



今回のサブストーリーは「刑事遺族(デカイゾク)」

その昔、「刑事貴族(デカキゾク)」なる作品がありました。


この作品はシリーズ化されていて
その主人公は舘ひろしさんが演じてた事もありましたが

私にとってこの作品で印象深い主人公はやはり


水谷豊さんです( ̄ー ̄)b


知っている方はおられると思いますが

この「刑事貴族」には寺脇康文さんも出演していて

この時の共演が「相棒」を生み出すきっかけになったとも言えます。


という事で
今回の二人の刑事という役柄は
それとなく「相棒」を意識したものなのかなと思ったりして(; ̄∀ ̄)ゞ



どうもTBSは水谷豊さんを推してるみたいです(笑)




さて、それはそれとして
個人的には予想していたような展開になってきました(; ̄∀ ̄)ゞ



目の前に父の書いたもうひとつのレシピを見せられては

今までの推論も根底から覆されますねぇ。



となると犯人はあの人かあの人のどちらかでしょうねぇ。

次回は再び妄想係長が登場するみたいだし。

ここからどうなっていくのか。
楽しみですねぇ( ̄▽ ̄)








ちなみに個人的に一番の謎は
サギとジョージさんの関係(笑)

親子なんかなぁ(; ̄∀ ̄)ゞ

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