篤姫 第46話 「慶喜救出」

大奥では天璋院と静寛院が
今の将軍・徳川慶喜について語り合っていた。

どちらもあの方を好きにはなれないらしい。

天璋院の印象としては
慶喜は掴みドコロのない方らしい。






そんな慶喜が江戸に戻って来た。


しかし、それは薩摩を打ち破っての凱旋などではなく


薩長軍が錦の御旗を押し立て
幕府を朝敵としたために

戦いもせずに江戸に逃げ帰ったというものだった。



ほとんどの者達は全く戦いもせずに逃げ帰った慶喜を責めた。

しかし、中には彼を誇り高き者ではないかと思う者がいた。



誇り高き者

徳川慶喜は水戸徳川家の出で母は有栖川宮家の出

そして、彼は幼き頃から父に尊皇思想を叩き込まれた。


だから、彼は天皇を敬ってきた。

そんな彼が朝敵とされるのは
今まで自分が築いてきた価値観が否定される事であり
それが自分自身に耐えられなかったのではないか。


という事でしょうかね。



その誇り高き男という表現は間違ってなかったようで。


それ以前に彼は

天璋院の事を快く思っていなかったみたいですね。

天璋院は女子
それに彼女は薩摩の分家の出の成り上がり

そんな人に自分が従うなんてっていう
身分故の誇りがあったみたいですね。

でも、彼が頼りにしていた勝隣太郎にほぼ見捨てられ
そんな彼に今頼るべきは天璋院だと言われて
彼のプライドはズタズタです。



慶喜には自らの首を差し出す覚悟があった。

しかし、天璋院はそれを「綺麗事」として一蹴する。

それでは徳川家を負け犬にしてしまう。

今まで徳川家代々の将軍が守ってきたものを踏み躙ってしまう。


そのためにも貴方には生きてもらいます。

これから耳も貸さず恭順に謹慎を重ねるのです。

貴方を信じ裏切った者達のために。

生き恥を晒すのです。




そして、天璋院は静寛院に
朝廷に嘆願書を送るようにお願いしにきた。

慶喜の命を救うための嘆願書。



そんな彼女の行動に慶喜は訪ねた。



「貴方は何故そこまでの事をこの慶喜のために?」




あなたは家族です。

徳川という家に集った家族である以上
私は命を賭けて貴方を守らなければなりません。


聡明な方です。
全てが見通せたのでしょう。

その末に更なる戦と流血が待っていると。

人の上に立つ者は孤独です。
そのつらさ・苦さは味わったものにしか分かりません。

大奥を治めるだけでも足がすくむほどなのに
天下を治めるのがどれだけ大変な事か。

それを知ったのは
家茂公と我が夫・家定公でした。

将軍の重荷を背負われ若くして亡くなりました。

貴方は生きて下さい。

お二人の分まで。




慶喜は涙を流し天璋院に平伏した。






それから、天璋院は勝隣太郎を呼んだ。


徳川家のこれからの一切を彼に任せるために。



慶喜殿はどうされておる?



狭い部屋でただただ沈黙を保っております。








これから先どうするのか、そちに策はあるのか?



今は無策こそ最上の策、とだけ申しておきましょう。



相分かった。存分に働くがよい。




こうして天璋院らの徳川家を守るための戦いの火蓋が切って落とされた。






さて、あんまりバッサリと進んでいくもんだし
大勢は決しているので若干興味も失せてるとこはあるんですが(; ̄∀ ̄)ゞ


ドラマとしては
篤姫を神々しい感じで描いているとこがありますね。


慶喜についてはホントよくない噂が多々ありますが

天璋院はそういうことに流されるのではなく

色んな人の意見を踏まえた上で
自分なりに考えていくという事なんでしょう。

こういう
一方聞いて沙汰するなという精神はしっかりとしています。


薩摩の母もこれには喜んでいる事でしょう( ̄▽ ̄)




それから慶喜の事を気遣う天璋院の言葉は
家定・家茂と夫と息子が将軍として背負ってきたものを
見てきたからこそ言えるものなんでしょうね。



その一方で
大分時間が空いたせいか
西郷さんと大久保さんのキャラの方向性にブレがあるような気がします。

なんか今後の展開を考えてのキャラの方向性なんでしょうけど
今までのキャラの方向性から考えて

どの時点でそうなったのかがよう分からんですね。





後、個人的に気になったのは

西郷隆盛が幕府追討軍の参謀になったという事ですね。


後に江戸城無血開城は

西郷隆盛と勝海舟が会談した事でなったんですけどね。



前にも触れたんですが

長州第一次征討で長州は戦火にさらされる事はありませんでした。

それは幕府軍の参謀と長州側の要人との交渉によるものだったのですが

その時の幕府軍の参謀だったのが西郷隆盛なんですよね。



戦火を免れた二つの戦で
その交渉に関わった参謀が同一人物だったというのは
これって単なる偶然でしょうかね。


こういう事が二度も続くとどうしても疑ってしまう
妙なクセなもんで(; ̄∀ ̄)ゞ




さて、最後に今週ちょこっと出てきた小松帯刀に一言。

















駕籠を呼べ(゚Д゚)

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