キャットストリート 第5話

何かやらなきゃいけない。
でも、私に何が出来るんだろう?


生まれて初めて携帯電話を買った。


途方に暮れる程、私には何もない。
自分の力でなんとか7年間を埋めていかないと。



どうすればいいのかまだ分からないけど一人で頑張ってみる。



でも、そんな私の決断を嘲笑うかのように事件は起こった。




フリースクールを中傷する記事。



本当にいつも一瞬で壊れる。
7年前のあの時のように。



そんなもん、ほっときゃいい。


浩一はそう言ってくれた。



今はそんな事よりも学校自体が心配だ。

この学校は生徒達の月謝では元々運営出来なかった。

スクール長のやり方に賛成してある方がスポンサーになって
土地と建物を貸してくれていた。

しかし、そのオーナーが亡くなって学校が経営が苦しくなった。



学校のために出来る事。




―――――スクールのためにお金儲けをする。


浩一は企業に販売するソフトを開発しているらしい

紅葉は洋服やアクセサリーを作ってフリーマーケットで売るらしい

剛太はヒップホップの大会に出て優勝賞金を狙うらしい。


そして私は――――私は何が出来る?





とりあえずバイトを決めた。



その事を浩一にメールを送る







お、恵都からのメールだ。


『ばいときまつたようれしいあしたから』



・・・・・これはヒドイ(; ̄∀ ̄)




あ、浩一からのメールだ。


『頑張れ。』



・・・・・読めない(; ̄∀ ̄)




後で私はお母さんにこの字の読み方を教えてもらった。



それが分かっただけで嬉しくなった。





それからバイトを何とかやっていたら
私のバイト先にマーサさんがやって来た。


彼は映画のオーディションを勧めてくれた。






「ギャラだって桁が違うよ。」





ギャラ・・・・・(゚∀゚)ゴクリ





私も頑張るんだ( ・ω・)∩オー





そう思ってオーディションを受けてみた。



で、台本を渡された。

けど漢字が全く読めない(; ̄∀ ̄)



そんな時に隣に座ってた女の子が台本に振り仮名を振ってくれるって言ってくれた。

私はその好意に甘えて振り仮名を振ってもらった。


そしてオーディションで
私は振り仮名の通りに台詞を言った。


すると審査席から苦笑が漏れてきた。


振り仮名を間違って振られていた。

――――ヤラれた。

それに発声がなってないって言われた。


早々にその場を後にした。



バカヤロー!!
ふざけんなぁ!!




うるさいよ。


浩一だ。


うるさい?


本当にうるさい。
で、どうした?



発声がもう全然ダメだって
勉強し直せって。



それで?どう思った?



胸が熱くなった。

初めての気持ちで訳わかんなくて

悔しかった。

このままじゃ終わりたくない。

絶対に――――。





そんな私に浩一は小三から中一までの漢字ドリルを買ってくれた。

分からなくてもすぐに後ろの答えを見ないように忠告してくれた。

腹筋も毎日三十回するように言ってくれた。


ありがとう。


それから紅葉にメールするように言ってくれた。


本当にありがとう。


そして浩一は帰っていった。


私は浩一の背中を見送った。



浩一の背中が見えなくなった後
私も帰ろうとした時



いきなり知らない男性が声をかけてきた。


やめて下さい。



突然、私は腕を掴まれた。



言い忘れてた。


――――浩一だった。


分からなかったらしてもいいから。
電話でもメールでも。




多分、すぐするよ。
ものすごくいっぱいするよ。



してもいいけど、句読点つけろよ。
頑張ったな、オーディション。



私は浩一の顔をずっと見ていた。

浩一はそんな私の目線を時々逸らしながらも私を見てくれていた。



―――なんでだろう。

私は涙が止まらなかった。








数日後、フリースクールにいる私にお客さんが来た。


こないだのオーディションにいた人達だった。


今度の映画で
私を主人公の友人役としてキャスティングしたいと言う。

ただし、と監督は言った。


これは話題作りのために依頼だと。

私は単なる客寄せパンダとして。


それでもやる気はあるのかと。





はい、あります。






それから私達はびっくりするくらい頑張った。

スクールのために

それ以上に自分のために。







そして、一足先に私が勝負の時を迎えた。



撮影初日。





「頑張れよ、今日から撮影だろ。」



今日の事をお父さんは知っていた。




ありがとう。



「頑張れよ。」
「いってらっしゃい。」



お父さんとお母さんの言葉を受けて
私は「夢」に向かって駆け出した。



しかし、その先にあったのは「夢」ではなく「あいつ」だった。



つくづくしぶといよね。

つぶしてもつぶしても出てくる。

監督に聞かなかった?
あんたが受けたあのオーディション
出来レースだったのよ。
最初から受かる人は決まってたのよ。

この世界の厳しさを思い出してもらおうと思って。

だけど、まさか
他の役で抜擢されるとはね。

流石、腐っても青山恵都。

行かさないよ。撮影なんて。



なんでこんな事するの?



今度はあんたが苦しむ番。

もう一度やり直そうなんて甘いんだよ。
あんたの居場所なんか私がぶっ壊してやる。

そうだよ、あの雑誌に記事を載せたのも私。
目障りなんだよ!あんたもあいつも!!



私はあいつにビンタをした。


あたしに何したっていい。

でも、仲間を傷つけたら絶対に許さない。


私はもうあの頃の私じゃない―――――。















まず、率直な感想として

マーサはとっても嫌~~~~~~な役でした(笑)




奈子は恵都に友達がいなくて可哀相って言ってましたけどね。

でも、あの雰囲気だと奈子は友達がいないみたいですね。


そして世間からワンパターンな演技でバッシングの嵐


自分がどん底になる中
再び女優の道を歩もうとしている恵都の妨害をする奈子。


そんな彼女が哀れな程に可哀相ですね。





一方、それぞれに恋を感じさせる部分もありましたね。


浩一という存在によって恵都が変わったように

浩一もまた恵都という存在によって変わったみたいですね。


昔はあまり感情を出さないタイプだったらしいですが
そう言われるとそんな感じがしますね。

ただ、恵都といると
なんかムキになってたとこがありますしね。



それから紅葉は剛太を一人の男性として意識し出したみたいですね。

女性は男性の肉体美に目がいくみたいですね(笑)





谷村さんを描こうと思って色々と構図探してんだけどなっかなかないですね。






やっぱ女性は難しい(; ̄∀ ̄)ゞ
ちなみにこれを描くためだけに「週刊現代」を初めて買いました(; ̄∀ ̄)ゞ




それにしても来週でこの作品も最終回。

あっというまですね。


なんか予告に鳥居みゆきさんが映ってたんですけど(; ̄∀ ̄)

まぁそれはいっか。


それはそれとして
次週は剛太と紅葉、そして恵都と浩一と

それぞれの恋の行方が見れるみたいですからね。

これはすっごい楽しみですね。

多分、どこぞの月9のカップルより感動出来そうデス(爆)

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