世にも奇妙な物語 2008 春の特別編

今回も例によってクールの谷間にある奇妙な物語


1.『さっきよりもいい人』
あるテレビでMCが言っていた。
「情けは人のためならず」

これって本当の意味はいい事をすると
自分に返ってくるらしい。

もし、「いい事」をしなかったら―――。




2.『これ……見て……』
いつものように彼女は彼に会いに行く

そんな時、奇妙な少年に出会った。

その少年が彼女に見せたもの。

それは彼が襲われる光景だった。

それを食い止めるために「彼女」は彼の元へひた走る―――。




3.『日の出通り商店街 いきいきデー』
何かやりきれない毎日を送る男達。
そんな彼らが年に一度、本当の自分を出せる日があった。

日の出通り商店街 いきいきデー

その日もまた、男達は必死に全力を出して戦い合う―――。




4.『透き通った一日』

ある日、起きると彼女は死んでいた。
何故?

そして自分が知らなかった現実を彼女は知る事になる。
意外な真実も
そして知りたくなかった事も

そして、何故自分が死んだのか
彼女が知った時

彼女の元に奇跡が降り注ぐ―――。





5.『フラッシュバック』
この社会ではある人が体験した映像を
疑似体験する事が出来た。

そこでは特に「裏モノ」―殺人者が見たものの映像が
高値で取引されている。

僕もその「裏モノ」の魅力に病みつきになった一人だ。

しかし、僕はそこで奇妙な感覚に陥る。

殺人の疑似体験

それはもしかしたら自分がした事ではないか―――。





1.彼は常に「いい人」である。それはこの時間を既に経験しているからである。

2.彼女は少年によって「未来」を予測する事が出来た。
  その「未来」にひきつけられるように彼女は「今」を切り開く。
  しかし、もしその「未来」を見ていても
  彼女が動かなかったら、その「未来」は「今」にならなかったのかもしれない。
  彼女には別の生き方があったのかもしれない。


3.毎日同じ事の繰り返しで自分を見失っていた。そんな時、思う
  「自分を取り戻したい」=「もう一度やり直したい」

4.自分がいた時の「現実」と自分がいない時の「現実」
  こんなはずじゃなかった。失望、怒り。そして衝撃から後悔へ移り変わる感情。
  そんな感情の中、常に自分の中にあったもの。
  「もう一度やり直したい」

5.男はある擬似体験をしていた。
  もし、この疑似体験を本当に体験していたとしたら
  男には別の生き方があったのかもしれない。



もし、未来を知っていれば危険を回避出来たのかもしれない。
もし、真実を知っていればこんな事は起きなかったのかもしれない
もしかしたら別の生き方があったのかもしれない。

しかし、それは

絶対に逆らえなかった生き方なのかもしれない。



今回はそんなところがテーマでしょうかね。




個人的に映像の綺麗さといい
最後のオチの展開といい

4.『透き通った一日』
これが一番面白かったですね。

何故死んだのか?

そこを辿る過程で
自分が知らない現実を見せられて
主人公は失望し、怒りを覚えるんですが

自分が死んでしまった理由を知った時

そこに奇跡が生まれるようですね。

とても綺麗な展開の中で
あんなオチをもってくる辺りは「世にも」らしい展開です。

教頭先生でもうひとネタが出来ます(笑)



後、『さっきよりいい人』も面白かったですね。

特に伊藤英明さんが火の中に飛び込むシーンは
ちょっと「海猿」を狙ったようなとこもありますしねぇ(笑)

伊藤さんのシリアルな部分とコミカルな部分を両方とも
上手く生かされていた作品だと思います。


それから映像的に面白かったのは「生き生きデー」でしょうね。
ちょっと「少林少女」の番宣とも思ってしまいそうですけど(笑)

ホラーチックな展開である『これ……見て……』と『フラッシュバック』
これは終盤のオチはまぁまぁでしたが途中の過程である

例えばデジカメを持った少年の存在意義とか

主人公が警察に犯人の情報を流した時に
通行人たちに取り囲まれるシーンの意味とか

この辺がちょっと薄まってしまいもったいないような気がしました。


それを除けば全体的に
今回の内容はどれもこれもなかなか面白かったです。

久々に「世にも」らしい物語でした(^▽^)

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