薔薇のない花屋 第4話

今回、安西が英治を恨む理由はわかったようですね。










とりあえず率直な感想としては














もう少し毒が欲しかった
(苦笑)







久々の野島さんの作品だから
強烈な衝撃シーンをもってくるかと思ったんだけどなぁ。


というか、自分がドロドロした展開を
期待し過ぎたってのもあるんですけどね(; ̄∀ ̄)ゞ




まぁ簡単にまとめると



・英治は「雫の母」の妊娠を知ると彼女を捨てて彼女が死ぬまで二度と会わなかった。

・安西は娘がずっと英治の事を愛していたのはわかっている。

・安西は娘が妊娠してから死ぬまで一度も会わなかった事が許せない。

・英治はかつてネグレクトされて育った。

・ネグレクトされた経験があるから省吾の気持ちがよく分かる




これによると

英治子供の頃、は親から虐待を受けていた。

省吾と同じように。

だから、彼は親から逃れようとした。

先生にも訴えた。

でも、彼の親は先生を訴えた。
「誘拐された」と言って。

警察が動いてくれるには
自分が大怪我をして、医師から
虐待の可能性があると診断してくれた時だけ。

それによって
自分を守ってくれる施設もあった。


でも、一番大事なのは


自分が親を捨てる事ができるかどうか。






そして彼は親を捨てた。





それから月日は流れ、彼は己の人生を恨んだ。

このような親の下に生まれてきた事を。

彼は「愛する」事を知らない
彼は「愛される」事も知らない

彼の心を支配していたのは憎悪の炎だった。





そんな彼を救ってくれたのが安西の娘だった。

彼女は彼に「愛する」という事
そして「愛される」という事を教えた。


命懸けで。


そして彼は「愛」と「家族」を得た。

その代償として自分を愛してくれた人を失って。

そして彼はずっと悔やみ続けた。

かつての自分を。

そう、消したい程に。





一方、安西は愛する人を失った。

そして彼は「愛」も「家族」も失った。









加害者が救われて被害者が救われない






加害者は罪を犯した事を悔いて己の生き方を改める
つまり、自分の価値観を新たに創造して
自分の大事なものを作り上げていくという事でしょうか。


一方、
被害者は己の大事な物を失った衝撃で自分を見失ってしまう。
つまり、自分の価値観はおろか
自分の大事なものを全て破壊されていくと言ったとこでしょうか。



結局、自分から大事な物を奪った人間が
生きる道を与えられているのに対して

自分は喪失感のまま生きていかなければならない



そこに安西は理不尽さを感じているのでしょうね。



まぁ安西がそこまで英治を憎むのも
それだけ「娘」への愛が深いからこそなんでしょうね。

そうして
妻が家を出て行ったのも全て安西は英治のせいにするんでしょうね。




ドラマ自体としては救出シーンはキレイでした。


スローモーションで繰り広げられる省吾の救出劇。


この辺りは流石ですね。


それから淋しくなったら薔薇を1本持って
駅前の小さな花屋まで訪ねるといいという件は
第1話の英治のあのシーンと繋がってはいるんでしょうね。






今までの流れがあるからあの格好も分かりますけど


初めて今回の放送を見た人がこの二人を見ると





こっちの方が完全に不審人物ですね(笑)





それから今回のテーマとなったのは「嘘」でしたね。

彼女が喜ぶ顔がみたいから
嘘をついてまで
英治は彼女のために尽くしていく。



一方、自分を偽って生きる事。
自分を偽って英治に近付く事。


嘘をついてまで自分を喜ばせようとする英治に対して
美桜は自分が嘘をついている事に罪の意識を感じている。


それから省吾は親によって嘘をつく事を強要されてきた。


それはかつて英治がそうだったように。



そして、安西は美桜に
更なる嘘をつくように強要していく。



まぁそういう事なんでしょうね。

嘘ならば謝ればいいんですけどね。

でも、本当の事を言って
相手が自分の事を嫌いになるのが怖いから。

だから嘘を続けてしまうんでしょうね。



さて、これで安西が英治を恨む真相はわかりました。


ここでひっかかったのは
「何故、盲目のふりをしなければならないのか」


ここが今のところ、全然繋がってこないですね。


ここで考えられる可能性としては

実は美桜の父親は脳の疾患によって失明してしまうから。

だから、安西はその目の治療費を英治に出させようとしてるのではないのかなと。



こういうのは小出し小出しにされると推理するもんとしてはキツイなぁ(; ̄∀ ̄)ゞ

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