白夜行 第9話

本日の笹垣のお言葉
「弥陀の本願 悪人の成仏のためなれば」

自分達が犯してきた罪。
その罰は自分が生きる限り続いていく。自分の子にまで。

自分は子を愛せない。ふと漏らす二人の本音。
つまり、それは自分のような子を生む事。

二人は常に罪の意識を感じていた。

だからこそ、二人は子供を創る事を無意識のうちに拒否した。
そんな自分だから自分を愛せない。

ただ、一人じゃないから、生きていける。



二人の思考はこの罪の秘密を守るために、それを知る者を消していく。

青酸カリから生じるガスを笹垣の事務所に充満させて、笹垣を消す。

その刃は笹垣に向く・・・はずだった。

突然倒れた義母・礼子。庭のサボテンが増えていた。

心配しないで、と電話を切った雪穂に亮司は走り出す。


雪穂は義母を殺すつもりだと。

2度目はさせない。




病院では意識を取り戻した義母が雪穂に語った。
義母は後悔していた。
私がした事を責めるのではなく
何故、自分が気付いてやれなかったのかと。
娘に語る。

今そうしている事は無理して生きている事だと。
おまえの生き地獄の中にいるのだと。
人間はもっと素直に笑えるものだと。
そのために自首をしなさい。
あなたの帰る場所はあるのだから。

一瞬芽生えた殺意もその義母の言葉にうれしさを隠せない。
今までそんな温かい言葉をかけてもらえた事はなかったから。
涙が止まらない。

でも、それはできない。
雪穂一人ならそうできた。
でも一人じゃない。
自分が自首するという事は彼も道連れにしてしまうから。
行く訳にもいかない。戻る訳にもいかない。

思い返して、再び義母に殺意を向ける。
その手を亮司は止めた。

2度と彼女にこんな思いはさせないために。

義母は気付いていた。
あの店の看板を見た時に、娘を見守っている「白い花の幼馴染」の存在を。


そしてまた一人、二人の零れ落ちた過去の断片を拾った人を消した。
そういう方法しか取る事ができない。
二人してそのザマか。哀れだな。


いやぁ、怖いもんだ。
笹垣は気付いていた。
自分も狙われているという事に。だから篠塚にも忠告したんやな。

しかし、義母も怖かっただろうねぇ。

前回に続き2度目の登場。



土の中からこんにちはだもんな。(笑)

しかし、初回の30分を見た時にはこれって「セカチュー」の2番煎じか?と思うくらい
似てたから、そのまんま構図を持ってくるようなパクリなんて止めてくれ!!と思う程
憤慨したのだが、1話の終わりから30分くらいからええ感じになってきて
ようやっとドラマとしてまとまってきたかなぁという感はある。
それにここんとこは「ケイゾク」テイストも加わっているようだな。
挙げるとすれば、画面の切り替えとか心境の高鳴りと共に画面が揺れるとことか、
後はキーワード的なものに反応するときの音楽とその画面の切り替えとかね。

所々粗は出てはいるのだがそれ程気にならないから、その辺は大丈夫(輪舞曲より遥かにマシ)



そして、回を重ねるにつれやたら人間性を問う感じが強調されるようになってきたなぁ。

どうか子供達に本当の罰は心と記憶に下されると
伝えてください。
飲み込んだ罰は魂を蝕み、やがてその身体さえ命さえ食い尽くす
どうかその前に
どうか親たちに伝えてください。



そうして二人は行く事も戻る事もできない状態に魂が蝕んでしまった。
それがどれだけつらいものなのか、

自分達の生き方がどれだけ、つらいものなのか

分かって欲しい。


これは単なるドラマのワンシーンではない。
今こうしてこのドラマを見ている若者達に分かってほしい。
これから親になるであろう若者たちに。
自分達のような生き方を子供達に歩ませたくない。

自分達のような子を増やさないように。

これが私にできる償いだから。

なぁんてな。
このドラマがいいたいのはまさしくここなんだろうな。

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