カーネーション 第5週-4

神戸に行った糸子は
おじいちゃんに無理を言って
ミシンを使わせてもらった

そして、おじいちゃんたちとの食事
とってもおいしくて楽しかった

でも、楽しければ楽しいほどに
家を出て残った家族のことやった

それから、まもなく糸子宛に
静子から電話がかかってきた


「お姉ちゃん帰ってきて!」

「なんで?」



あれからお父ちゃんが大変なことをしたと言って

お父ちゃんは戻ってきて
糸子が神戸に行かせたことに激怒するも

母も祖母も妹たちも皆、糸子を擁護した


孤立無援となったお父ちゃんはだんまりすると
店にある反物という反物を全部持って
どこかに出かけてしもうた


晩御飯時になっても、お父ちゃんは帰ってこなかった


その夜遅く、お父ちゃんはえらい上機嫌で
帰ってきたかと思ったら

木之元のおじさんと一緒になって
ミシンを買うてきた

おそらく店の反物はミシンの代金になったんやろう


それを聞いた糸子は
翌日の朝一番で実家に帰ることにした


おじいちゃん、おばあちゃんにとっても悪いことをした
けれども、一緒にすんでる家族を優先せなあかん


糸子は何度も心の中でおじいちゃん、おばあちゃんに謝った

おじさんが言う

「おじいちゃんもお前の事が好きで好きでしょうがないんじゃ」

「おおきに」

「またおいで」



家に帰るとほんまにミシンがあって
ほんまに反物がごっそりなくなってもうた

これから、うちの店はどうなるんやろ?

そう思うたものの、今は目の前の仕事をやらなあかん



ちなみにその日からうちの店では
こっそりやってた洋裁を堂々とやるようになった


昭和8年1月1日
今年の正月は納品の前日


気がつくと勘助が来てた

そして、また仕事に励み
次に気がつくと勘助が糸くずとりをしてた


そして1月2日 その日の朝
心斎橋の店員さんの服20着がようやくできた


そして、納品の日
20着、無事に収めさせてもらえるやろか

みんなの苦労は報われるやろか

不安になりながら、糸子は支配人がいる部屋に
一歩ずつ近づいていく―――――




なんや、お父ちゃん
昨日の汚名挽回ですな

おじいちゃんに対する劣等感というか
プライドといったものが、お父ちゃんをここまで
させたのでしょうかねぇ

さぁ次回、上手くいくといいですね

そうすれば、今後は心斎橋のデパートでは
糸子が作った店員の制服が見れて、おじいちゃんも
喜ぶでしょうからね ̄∇ ̄

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック