10年先も君に恋して 最終話

どんなに好きになった二人でも将来誰もが喧嘩をする
そして、心に余裕のない方がこう切り出す

『離婚しましょう
こんなのは別れた方がいい』

でも、それは本気で自分が
どこまで必要とされているのか確かめたい
不安で確かめたい

だから、心に余裕があるほうが少し優しくする
そして、少しのユーモア

これがあればきっと大丈夫






この教授の言葉が最後に効いてましたねぇ。




それと、タイムスリップものならではの展開として
博(30)にとって青山さんは15歳年上の大人の女性なんだけど
博(40)にとって青山さんは魅力的な女性に見えてくる

この辺の見せ方は実によかったですね。






それと序盤での里花と博(40)との会話


君たちに助け舟を出したのはなんとなく後味が悪かったからだ

俺たちは歴史通り、結婚
そして9年後には別れるんだ

無駄さ、何もかにも無駄だった
これは正に時空を超えた無駄足だった


無駄になっちゃうのかな
あなたとの会話も忘れちゃうし
どうにかならないよ


どうにもならないよ
歴史は繰り返されるんだ



絶対何か上手くいく方法があるかも


絶対なんてない
絶対なんて一生情熱をかけてやろうとしてた
研究から今の俺は離れた場所にいる

一体なんだろうな、俺の人生は



最初のデートの日に言ってました
感動したいんだって
実現するのが仕事だって

大丈夫、何か方法があるはず



これで終わりだ。
俺は明日未来に帰って離婚届を出す
それで終わりだ



そんなことはない。
きっと幸せな未来が・・・・・・





そう考えて里花が考えた方法がアレだったんですね。



里花(26)と博(40)との最後の時

どうしても伝えたいことがあって

俺が先にいいかな。
仕方ないから告白するが
もし、俺自身が30から自分をやり直せたとしても
やっぱり君を好きになるだろ

何度出会っても君を好きになる
その事がよくわかった

負けた。

完全に負けたよ。認めよう。
俺は結局、もう一度君に恋するために
10年後からやってきたんだ。



もし、もし、あなたが未来に帰って
ドアを開けて、それでもまだ私がいたとしたら
あなたの家にまだ私がいたら

その時はもう少しだけ我慢してあげて

また罵倒するかもしれない
またあなたにひどいことを言うかもしれない

それでも心の奥のどこかでは
あなたを絶対に愛してるから。

10年先も絶対に愛してる



その言葉、忘れんなよ

でも、忘れちゃうんでしょ

ああ、そうだった

忘れない。この気持ち
絶対に忘れない。


悪いんだけど、最後だから
ちょっとだけ抱きしめていいか。


え?


その顔、止めなさい
眉間にたてシワが

後、美白もしろ
そうすれば10年後の君も後悔しない



会えてよかった


悪いが、今度は向こうを向いててくれ


いつも、命令とかお願いばっかり


泣きそうなんだ。
この顔、見られたくない



振り向くと、40の博が首を横にふり向こうを指差す

このシーンは今回一番の見せ場でしたねぇ。


ねぇ、これ・・・・・

里花が振り返ったその瞬間

里花(26)は博(40)との記憶を一切忘れてしまう







2020年の時代に帰ってきた博(40)を里花(36)が待っていた



だから里花(26)の約束通り、グッと我慢をする博(40)

帰ってきたの?

ああ・・・・・

相変わらずのそっけない態度

出かけてたのか?

日高さんに会ってた

そっか
じゃあ、出かけるか?
今日は君の誕生日
9回目の結婚記念日だ

提出するつもりだったんだろ、これ


離婚届を指差す博(40)

そうね
でも、その前にひとつだけ話していい?
私、日高さんの個人マネージャーになろうと思う


え?

うちの今との担当とも上手くいかなくて
ずっとスランプなんですって
他の作家さんにも頼まれている
ギャラとか色々相談してたの。
だから経済的にも心配なく離婚できる



そうか、そうなのか


やっぱり博(40)の勘違いでした ̄▽ ̄


なら、俺
まだ果たしてないじゃないか
君との約束
いつか宇宙エレベーターに君を乗せるって



もういいわよ。
いつになるか、分からないし



がっくりとした博(40)が落とした視線の先にあった一枚の封筒

それ、さっき届いたの。

誰から?

私よ。10年前の私
何故か弟が送ってきたの
私、そんな手紙書いたの覚えてない

宇宙エレベーターまでは待てないけど
離婚届は明日にしない?今日はもう遅いし



明日からは出張だ
その後もきっと忙しい
君もきっと忙しくなるだろう

そのうち、宇宙エレベーターも完成する
だったらエレベーターに乗った後にでも

もし、あの書類を出す前に
宇宙エレベーターに君を乗せることが出来たら
離婚は止めにしないか?



その可能性はゼロに近いわね


そんなことないよ


今考えても仕方ないじゃない
明日からのことは明日考えましょ



で、この手紙には?


それは・・・・・秘密

そう語る里花(36)の嬉しそうな顔
色々と考えさせられますね。



10年後の私へ
あなたは今何をしていますか?
どんな生活をしていますか?
誰と一緒にいますか?

10年前の今の私はとても幸せです
なぜなら大好きな人が出来たから
優しいけどちょっと思い込みが強くて
宇宙の話が好きで
靴下に穴が空いていて
年上だけど笑顔が可愛い素敵な人

今の私には10年先の未来でも
彼のことが大好きな自信があります

10年先
博さんがどんな風に変わっていたとしても
私は博さんが好きだと思う
私も夢を諦めずに追いかけていきたい
この気持ちを忘れずに生きていきたい


こんなはずじゃなかった
どうか前を見て

今のこの幸せな気持ちを忘れないで
自分の選んだ人生を

もう少しだけ信じて
そうすれば未来は、未来はきっと・・・・・




あの微笑には10年前の自分を見て
かつての自分を取り戻した里花(36)がいたのかなって気がします。


誰にだって未来は分からない。

でも、だからこそ、自分の選んだ人生を信じていきたい。



そういう思いの強さが感じられる作品でした。

自分もこういう里花みたいに芯の強い人間になってみたいです。





でもって、こういう作品が今期はNHKでしか見られないのでとても貴重です


内野さんは今のとこ、色々あって大変そうですが
上戸さんはこの作品を通して魅力が増したような感じがします。


それだけに次期クールの作品も気になるとこです。

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この記事へのコメント

rino
2010年10月06日 13:15
こんにちは。
余韻を残したいい終わり方でしたね。
未来が変わりすぎているわけでもないところや、すれ違いかけていた気持ちがもう一度向かい合うシーンが無言の甘いミルクティーで表現されるあたり上品な印象を受けました。
ありがちなドラマだと離婚届を破ったりとか、抱き合ったりとか、もっと直接的な動きの表現になりそうなのに。

未来に戻る直前の博と里花の別れのシーンもセリフが少なくて二人の表情に語らせているから画面にひきつけられました。
「もう一度恋をする」の告白も切ないし。

そのくせ、現在で未来の自分について尋ねた青山さんと顔を近づけながら微笑みを交わすシーンもかっこいい大人二人、いい感じだったんですけどね(笑)
いやあ、今このシーンはやばいんじゃ? と思うほどに(苦笑)
未来の青山さんは55かあ・・・。
定年も遠くない年齢、結構出世してバリバリ働いていらっしゃるんでしょうね。
2010年10月07日 00:22
このドラマは、今期で一番(もしかしたら、今年一番
になるかも?)、見て良かったと思える作品です。
毎週、続きが楽しみでしたし、終わるのが淋しくて、
でも、いいもの見た~という満足感のある良作でした。

6話という短さも、間延びしないで良かったかも
しれませんが、通常のドラマの話数があれば、
描かれなかった他の人たちの未来での様子も
見れたかもしれませんね~。
ikasama4
2010年10月08日 00:14
rino様
こんばんはです。
ですねぇ。未来は劇的には変わってないけれど
10年前の里花と時を過ごしたことで
彼女への愛を再確認した。

でもって、ミルクティーを飲みあうとこが
ほのぼのとしててよかったですね。

大人のドラマというよりも
「純愛」という言葉が似合う作品でしたねぇ。

>そのくせ、現在で未来の自分について尋ねた青山さんと顔を近づけながら微笑みを交わすシーン
あれもよかったですねぇ。
それでも里花への思いが忘れられない

あの辺に円山の思いの強さが感じられますね。

>定年も遠くない年齢、結構出世してバリバリ働いていらっしゃるんでしょうね。
思わず更年期障害で苦しんでる姿を妄想しました; ̄▽ ̄ゞ
ikasama4
2010年10月08日 00:14
すばる様
今期の中で一番脚本がしっかりしてる作品といえますかね。

でもって、一番ドラマらしいドラマでした。

これは実にいい作品です。

私も毎回毎回
里花と円山との掛け合いで楽しませてもらいました。
でもって、脇を固める役者さんが出過ぎないのもいいですね。

たしかに話数があれば
未来での様子を見れたかもしれませんが
それはそれでこの作品のバランスが崩れてたかもしれないかなと思ったりします。
2010年10月08日 10:06
こんなに気持ち良い恋愛ドラマは久しぶり。
北川さんのとは違うな~が、はっきり分かるドラマでしたわ。
(北川さんの恋愛目線も好きなんですよ)
最近では『ブザビ』での大森さんに胸キュンでしたけど、
男女のやり取りが本当に上手いですよね。
しかも重く感じず上品に見せる所は本当に素晴らしいと思います。
数々の伏線も見事でした。
「最後の最後の任務」にもヤラレましたわ~。

シャブリさんの解説から、ミルクティに今更感動してます。
やけにミルクたっぷりのコーヒーだなぁって見てたんです。
しかも砂糖たっぷりだと思うでしょうがー(笑)
こういう部分も、セリフとして出さない所がニクイ!

あ、レストラン(店員さん)は出て来なかったですね。
本当にあれだけだったんだぁ。
でも優しさを感じさせてくれる良いシーンでしたもんね。
6話で描こうって言うんですから欲は言いません(笑)
だからこそ大満足なのかもしれませんね。
またこういうドラマが見たいですね~。
rino
2010年10月08日 16:47
再び失礼します。
このドラマ、観たいと思ってたのを1回目見逃してしまったから、そのまま諦めそうだったのを、ikasama4さんの1回目のレビューを読んで、やっぱり見ようと思い直したのでした。
おかげで毎週楽しめました。
ありがとうございました。

現在:上戸彩ちゃんも、地味な格好なのに最高にかわいかったし、内野さんは別人のようだったし。
割と低予算のドラマだろうけど、これぞ脚本と役者さんの力を見せ付けたドラマでしたね。
こういう良質なドラマをいっぱい見たいものですね。

ちなみに、30博が気象予報士の木原さんに、40博がルパン3世の銭形警部に見えてしまったのは内緒です(笑)
ikasama4
2010年10月09日 18:02
mana様
見ていて心地のよい作品でしたね。
まっすぐに自分の思いをぶつけるというよりかは
自分の夢を目指しつつも、相手のことを思いやる

そのさりげなさが実によかったです。

ちなみに私も砂糖たっぷりの
コーヒーだと思ってました; ̄▽ ̄ゞ

あの店員さんはあれだけでしたね。

でも、ほんわかしたこの雰囲気は
このドラマならではなんでしょうね。

私もまたこういうドラマが見たいものです。
正直、この作品はDVD買ってもいいです≧∇≦b
ikasama4
2010年10月09日 18:03
rino様
再びどうもです。
毎週見られてこちらも嬉しい限りです。

低予算ではあるんでしょうけど
民放のドラマと比べるとやりたいことが
出来ているドラマ、って感じがします。

昨今の民放は広告収入の激減により
色々と予算が削られていると聞きます。

それと比べるとNHKは受信料という
安定的な収入があるというものあるんでしょうけど

そういう事情で民放側のスタッフがNHKに流れている
そういう印象をこのドラマから受けました。

>こういう良質なドラマをいっぱい見たいものですね。
me too.σ ̄▽ ̄

なるほど、自分も銭形は考えましたが
流石に木原さんは思い浮かびませんでした≧∇≦

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