Mother 第9話

その日の朝、奈緒は寝ている継美を起こした。

継美、起きて

継美は目を覚ますと奈緒の顔をじっと見ていた。

どうしたの?

夢見たの。
お母さんが先生やってる夢。


それから?

目が覚めたらお母さんがいた。

継美が奈緒の顔を見て笑った。

つられて奈緒も笑った。


この日の朝食、継美は食べづらそうだった。

食べにくいでしょ。歯が抜けたから

毎日ご飯食べたら必ず生えてくるから。


葉菜はそう継美に言った。



それから食事を終え、学校に行く準備をする継美。


どこだっけ?明日行くの。

伊豆よ。

学校にはナイショだっけ?

内緒よ。

じゃ。



継美が学校に出かけたのを見送った
奈緒と葉菜は伊豆に行く支度を進めた。


戸籍を売ってくれる相手の・・・・・

580万円。

その金額の大きさに奈緒は驚いた。


用意・・・・・。


出来るわ。


いつか必ずお返しします。

葉菜は奈緒にその戸籍を売ってくれる方の
口座名義と口座番号を奈緒にしてもらおうと伝えていた。


振込が済んだらすぐに戸籍謄本を申請して。
大丈夫、きっと上手くいく。

明後日になればあなたと継美ちゃん
二人の戸籍を受け取って極普通の家族として生きられる。

じゃあ、私ちょっと出かけてくるから。






葉菜が出かけたのはあの老人の処だった。

葉菜のあの店と土地は
あのご老人の奥さんが亡くなる前に
譲り受けたものだった。

彼女は娘を守るため
戸籍を買うためにあの建物を担保に
銀行から金を借りる事にしたのだ。



あの店は家内が亡くなる前にあんたにあげたもんだ。
好きにしたらいい。



彼は全て分かっていた。

お許し下さい。

葉菜は深々と頭を下げた。




その頃、葉菜の家の留守を守る
奈緒に一人の女性が訪ねて来た。

彼女は言う。

奈緒に会いに来たのだと。


彼女は葉菜の主治医らしい。


あの人はずっとお一人でした。
どんなに大事な話をする時もいつも一人で来て

ご家族はおりませんって言ってました。

けど、私もう見てられなくて



母です。


奈緒が初めて口にする言葉。


母は病気なんですか?


急性骨髄性白血病です。


―――――すごく元気そうに見えます。

目の前に死を実感してるはずなのに
あんなに元気そうなのを初めて見ました。

どうしてあなたに隠し続けているんでしょう。


奈緒の顔が曇る。




その日の夜、継美は葉菜に尋ねた。

伊豆に行くのは電車で行くの?バスで行くの?

電車よ。特急『踊り子』

奈緒が作った夕食を
おいしそうに食べる継美を見て、葉菜が語りかける。


お母さん、料理上手ね。

うん。

そう答える継美はとても嬉しそうだった。


そうして継美が眠った。


今日は早めに出かけましょうか。
継美ちゃんと海岸にでも行ってあげて。


そんな旅行気分じゃダメかしら。


葉菜が咳き込んだ。


咳・・・

風邪かしら。

病院行った方が。

そんなたいした事じゃないのよ。
ごめんなさいね。継美ちゃんにうつさないようにしないとね。


母の病状を知ってしまった奈緒は
母が自分に嘘をついたことが気にかかる。







そうして伊豆に行く朝が来た。



うっかりさん、何してるの?

継美ちゃん、おやつもった?

うん、持った。

いこ。

うん。


葉菜はふとこの家を眺めた。

この家にもう帰ることはないかもしれない。

この十数年、共に過ごしたこの場所に。



そして、三人は伊豆に向かった。


伊豆に着いた三人はまだ時間があるからと海岸に行き
そこで継美は自分の夢を話した。



ここで理容室を開くの

おばあちゃんは髪を切る係

お母さんは髪を洗う係

継美は髪をとかす係とお菓子をあげる係



素敵ね。

お母さん、髪の毛洗う係をする

家族のお店だね


そう言って三人で笑いあった。







その頃、芽衣は母としての覚悟を決めた。

圭吾と別れて自分一人で子供を育てるために。

そのために芽衣は彼に嘘をついた。

『お腹の子、あなたの子じゃないの。ごめんなさい。嘘ついてて。』


お腹の子は私の子。
もう他の誰かの子じゃないから。



そして、芽衣と果歩は
奈緒姉にこの家に帰ってくることを切望した。

私はもう何があっても生むし。

世間の目を見なくたっていいの。
子供の目を見るのが母親じゃん。


芽衣の言葉に籐子は驚いた。

そして思った。

娘もまた母になっているのだと。


それからまもなく室蘭から刑事がやって来た。

道木怜南の件についてその奈緒の居所を探しているらしい。






伊豆の宿に着いた奈緒の携帯が鳴った。

相手は駿輔だった。



鈴原さんのお宅にいます。


警察が鈴原家に事情聴取に来た事を知ってやってきたらしい


道木仁美がおそらく通報したんだろう
このままだとあんたは未成年誘拐で逮捕されるだろう

今どこにいる?


奈緒は尋ねた。


母はどうしてますか?妹達は?

駿輔は籐子に電話を渡した。


奈緒。

ごめんなさい。

お母さんはあなたを誇りに思っている。
あなたを家から出して以来、お母さん後悔してた
何よりもまず最初に言ってあげなかった。
よく継美ちゃんを助け出してあげたわね。
娘として誇りに思っている



そう言うと籐子は果歩に電話を渡した。


奈緒姉ちゃん。

果歩。

私達は大丈夫だからね。
継美ちゃんの事だけを考えてあげて。
絶対諦めちゃダメだよ。


果歩は芽衣に電話を渡した。


奈緒姉。

芽衣。

早くうちの子と継美ちゃん遊ばせたいね。
継美ちゃん、お姉ちゃんだから
遊んでくれるよね。

またさ、すぐに会えるでしょ。すぐに

楽しみに待ってるから。


うん、私も。


芽衣は駿輔に電話を返した。

もしもし?
自首する気はあるか?
あの子の目の前で逮捕されるかもしれない。


継美は絶対に離しません。

駿輔は奈緒の覚悟を感じ取った。

いいか。未成年誘拐は申告で成立する。

道木仁美が通報しない限り
あんたが逮捕される事はない。

俺はこれから道木仁美さんを説得する。



どうしてあなたが?

さぁ、自分でもわからないな。

そう言って電話を切るとそのまま
駿輔は仁美がいる室蘭に向かった。



籐子は娘たちに語りかけた。

芽衣、果歩
お母さん決めたわ。
奈緒にもしもの事があっても離縁届は出しません。

いいわね。


娘たちは母の言葉に頷いた。








奈緒は葉菜に先ほどの電話での事情を伝えた。


今からでもどこかに行った方がいいんじゃないかしら?

でも、まずは戸籍を手に入れて逃げるのはその後から。


とりあえず、二人は今日はこのままここで過ごす事にした。


そして、二人は今日海で継美が話した事を思い出した。


継美ちゃん、ここでお店やるなんて

ええ。

じゃあ、そろそろ寝ましょうか。

眠れるかな。

心配するのはわかるけど。でも・・・・・

そのことだけじゃありません。
昨日、あなたの主治医に会いました。

あなたのこと。


葉菜は笑った。

あの先生、大げさなの


嘘つき。
また私を騙そうとして。私を―――――



じゃあ、また騙されて。元気よ、私は。


いやです。あなたと再会してから
私はあなたにひどい事を
今だってこんなに大変な時に心配かけて
こんなとこに連れてきて

私は許さなかったのに
どうしてこんなにまでして



それはあなたも知ってるでしょ


罪滅ぼしですか?


違うわ。今が幸せだからよ。
幸せって誰かを大切に思えることでしょ。
自分以外に大切なものが他に出来る
こんな幸せなこと―――――。



そう言って二人は継美の寝顔を嬉しそうに見つめた。






翌日、奈緒は信用金庫に出かける準備をした。


お母さんにだっこされていいわね。

いいでしょ。




朝食の用意をしてくれた旅館の方に「親子だからそっくりね」と言われた。


継美は奈緒を見て笑った。


似てきたのかな?
似てきたのかな?


目かな?目かな?

鼻かな?鼻かな?

耳かな?耳かな?

似ちゃうね。
似ちゃうね。


お母さん、いってらっしゃい。



そうして奈緒は最寄の信用金庫に行ったが、まだ開店していなかった。


その時、奈緒はこの近くで
室蘭から警察の方がここに来たという話を聞いた。









室蘭についた駿輔は仁美の下を尋ねた。

仁美は駿輔の顔を見て、この男が
何をしに来たのかすぐさま理解した。

そしてあざ笑った。

警察に告訴状を出すのは止めてくれませんか
あなたは子供がいらなかったんでしょ。
なんでこんな事をするんですか?


嫌いだからですよ、あの女が。

今から娘返されても困るでしょ。だったら―――――。

残念でした。告訴状さっき出したんで。



あの女を傷つける。
そのためならば、仁美は自分が罪に問われるのも厭わないのか

これが母なのか。

流石の駿輔も唖然とした。










その頃、伊豆では奈緒が旅館にいる葉菜に電話していた。



何か変わった事はありませんか?

ないわ。大丈夫よ。

信用金庫が開くまでまだ時間がかかります。

あ、待って

電話を切ろうとする奈緒を葉菜が制した。

継美が奈緒に伝えたい事があるらしい。


もしもしお母さん。あのね―――――

ごめんなさい。後で。

そう言って奈緒は慌てて電話を切った。

今の奈緒にはそんな余裕すらなかった。



お母さん?

お母さん何か怒ってた?



ううん、怒ってないわよ。
それまで折り紙でもしてましょうか。




突然、雨が降り出した。



晴れてるのに雨降ってきたよ。

天気雨。狐の嫁入り

狐の嫁入り?

ほら、空が晴れているのに雨が降るのは狐が結婚式してるから



うっかりさんと楽しい時間を過ごす継美は

そうやってお母さんを待っていた。



その雨の中、お母さんは警察から逃げていた。



そして警察に囲まれた。




継美とお母さんとおばあちゃん、家族三人で暮らす。


娘との夢は遠くに行ってしまった。

それを感じた奈緒はゆっくりと崩れ落ちた。




葉菜は娘の帰りが遅いのが気になって外の様子をうかがおうとした時

その場の雰囲気から事態を察した。


すぐさま外に出ると奈緒が警察の車に乗ろうとしていた。



奈緒!
奈緒!奈緒!


葉菜は何度も奈緒の名を呼んで彼女の下に駆け寄った。


お母さん。


初めて呼んだ「お母さん」という言葉。


こんなだったかな。
少し、小さくなった。



涙ながらに葉菜が語る。


あなたが大きくなったのよ。

お母さん。

病院に行って。
病院に行ってちゃんと検査。


娘の願いに葉菜は頷いた。


母と娘との対面にこれ以上はと
連行しようとする警察に対して葉菜が制止する


待って下さい。

継美ちゃんとお別れを。


葉菜は継美に駆け寄った。


この子は話したがってるんです。
お願いします、お願いします。



継美は奈緒の下に駆け寄った。


継美

どこ行くの?
継美も行く。

どこ行くの?
継美も行くよぉ。

お母さん。
なんで黙ってるの?


継美、さっき電話で何言おうとしたの?

あのね、歯が生えてきたよ。
大人の歯が、生えてきたよ。




そう。そう。よかったね。継美。

娘の成長を奈緒は喜んだ。



誰がどう見てもこの二人は親子にしか見えない。

これから来る未来を想像すると葉菜は涙が止まらなかった。


奈緒は娘の手を強く握り締めた。

お母さん。

覚えてて。お母さんの手だよ。
お母さんの手、ずっと握ってるからね。

継美の手。ずっと握ってるからね。


別れの時間が近付く。

車が動くよ。危ないから離れてなさい。

継美は首を横に振って奈緒から離れようとしない。


離れてなさい。

継美は首を横に振って奈緒から離れようとしない。


お母さん。

葉菜は娘の言葉に促され
継美をしっかり抱きしめた。



お母さんが警察に連れていかれていく。



お母ぁさぁん

お母ぁさぁん

お母ぁさぁん


継美は涙を流しながら何度も何度も叫んだ。

自分を救ってくれた「お母さん」を―――――。







今回は娘を守るために嘘をついて
自らの犠牲になることも厭わない母


そして、いつのまにか
娘が立派に成長することに喜びを覚える

涙・涙の回ですね。


ああして、奈緒と継美が見つめ合う姿を見てると

誰がどう見たって二人は親子にしか見えないですね。


それにつけても芦田さんは本当に五歳なんですよねぇ。


脱帽です。



一方で仁美はもう自分が逮捕されてもいいから
奈緒を傷つけてしまおうと考えたのでしょうかね。

どちらにしてもそれが継美まで傷つけてしまう事に
考えは至らなかったようです。


で、芽衣は自分だけで子供を育てるつもりですが
どうなってしまうのか気になるところではあります。


願わくば仁美の二の舞にはなりませんように
と、思ったりしましたが

芽衣にはお母さんがいるから
それは多分しばらくの間は大丈夫なんだと思います。





一方で、芽衣のお腹の父親について
果歩の彼氏にしてしまおうと考え
それに異論がない鈴原家の女達。

最初は他人事だと思っていたその彼氏が
いきなり当事者にされて、まさか冗談でしょとか
思ってたみたいですが

それが冗談ではなくなった時
彼がどうなってしまうのか、ちょっと楽しみなところです。




ちなみに奈緒を逮捕しに来た女性刑事を演じてたのが吉田羊さんでしたね。

彼女もこの枠の常連さんになってきてます。

というか、こういう母子関連のドラマではよく見ます。





さて、今後の展開ですが
継美=怜南は施設に預けられるようですね。


それでもって、奈緒の罪の重さも気になるトコロですが

まずは娘が警察に捕まった事を受けて
鈴原家と葉菜がどうするのかが気になるところです。


特に葉菜は娘の願いでもあるんでしょうけど
娘の帰りを待つために

病気の治療をして娘が帰ってくるのを待つのかもしれません。


そして、その先になる訳ですが
奈緒が有罪になって服役して、出所した際に


奈緒は籐子と葉菜と
二人の母とどのように向き合っていくのか

個人的に一番ここが気になっています。

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この記事へのコメント

2010年06月11日 00:00
ikasama4様、こんばんは。

すべてを見ているお茶の間と
そうではないドラマの世界の人々・・・。
ここからはここがかなり焦点になってきそうです。
まあ・・・この脚本家の得意なフィールドですからね。
それでも継美が生きている限り
「わたしたちの教科書」の
とりかえしのつかなさはないように感じます。
いや・・・本当にそれは勘弁してもらいたい気がします。
とにかく
「Mother」の世界の警察は
優秀でそれなりに空気を読む
見事さがありますね。
しかも不自然さを感じさせないのが立派です。
高畑さんの娘さんの婦人警官もよかったけど
吉田羊の女刑事もよかったですな。

奈緒の罪。
仁美の罪。
そしてそれを裁く社会。
本当に裁かれるべきものは誰か。

それによって誰かが幸福になれるのか。
すべての鍵は継美=怜南に・・・。
どうかハッピー・エンドでありますようにと
Mo+herの十字架に祈る今日この頃でごさいます・・・。
2010年06月11日 00:33
>一方で仁美はもう自分が逮捕されてもいいから
奈緒を傷つけてしまおうと考えたのでしょうかね。
どちらにしてもそれが継美まで傷つけてしまう事に
考えは至らなかったようです。

ね~。。。何か捻くれてしまいましたね。。。
ただ意地で告訴をすると言う仁美。
自分の立場も危うくなると言うのに。
もちろん、怜南の気持ちなど何も考えていません。
この人は、子供なんですね。。。

>奈緒が有罪になって服役して、出所した際に
奈緒は籐子と葉菜と
二人の母とどのように向き合っていくのか

う~ん。。。もしも無事に3人向き合う事ができるならば。。。
藤子と葉菜の関係もかなり良くなって、幸せな最終回を
迎えられると思います。

ただ、救われない展開が多い脚本家なので。。。
奈緒が気持ち的に救われる結果にはなったとしても、
葉菜の命は。。。どうかな~。。。
と、私的には想像しておりますが。。。
ikasama4
2010年06月11日 00:57
キッド様
こんばんはです。

次回からがこの作品の終わりの始まり
どこぞでいう最終章の序章といったとこでしょうかね。

まぁフジみたいな作りにはならないと思うんですが

この枠だと、ちょっと後に何かがありそうな
そんな余韻を持たせた終わり方をするんですが
時にそれがちともやもやするような感じもあったりして
それがこの作品ではどうなるのかといった感じです。

そうそう、この警察もまた見事でした。

奈緒の側に立っていたあの女性刑事は
女性だから、奈緒の気持ちを慮って
母子との最後の対面を見守ってたとしたら

この女性刑事にも子供がいるのかなとふと思ったりしてます。

どちらにしても
奈緒の罪と仁美の罪

社会的な罪と道徳的な罪

自分の幸せと娘の幸せと
同じ母でありながら罪の発端が全く違うのがミソですね。

たしかにこのドラマの鍵は継美=怜南ですね。

個人的には継美はお母さんと一緒に
空に浮かぶ白鳥座=北十字星を見て微笑む

そんなラストになって欲しいと
私もまた御祈りしております。
ikasama4
2010年06月11日 00:57
くう様
正直、仁美は寂しいんでしょうね。

誰かにかまってほしいんでしょうね。

寂しいのが嫌なのもあるんでしょうけど

自分の幸せが娘も願っていると
思い込んでしまってるんでしょうね。

彼女が奈緒や葉菜のような境地に達するには
かなりの時間が必要なのか

もしかしたらこのまま変わらないのかもしれません。

>ただ、救われない展開が多い脚本家なので。。。
ですねぇ。

ただ、この枠ってよく登場人物が病にかかるけど
その人が死んでしまったってのは描かない傾向があるんで

この作品でもそうなるんじゃないのかなと思ったりします。

それに治療したらもう少し長く生きれるみたいだし
何より改めて親子になった今

葉菜としてはまたもう一度
娘と一緒に生きることが今の私の願いだとして
生きることに一生懸命になるんじゃないかと
思ったりしてるんですが、どうでしょうかね。
2010年06月11日 11:06
冒頭のつぐみの幸せな夢がこの日の最後の悲しみを予測させていましたね~。
全くドラマってばイジワルなんだから。
「誘拐」で逮捕されたってことは相当な刑期になるのではないでしょうか?
「蝉」では15年ぐらいでしたよね。
今回は誘拐期間が短かったから多少は短くなるのかしら。
だとしても成長するつぐみを見られない点で奈緒は淋しいですね。
でもそれは仁美も同じ。
計らずも母という立場になった二人がつぐみを育てられない皮肉。
蝉と共通しますが最も裁かれなければならないのは浦上でしょうが
この人は圏外にいて
影響を与えた奈緒や仁美が罪に問われるという現実の矛盾に
呆然とするばかりです。
せめて籐子や葉菜が大きな母の愛を注いであげてほしいです。
葉菜にはなんとしても生き抜いてもらいたいなと。
次回までまたもやドキドキで待ちきれない気分です~。
2010年06月11日 14:31
>それにつけても芦田さんは本当に五歳なんですよねぇ。
>脱帽です。
私もそう感じました。
何か改めてそう思わずにはいられなかったですね~。
凄過ぎて。。。

>芽衣にはお母さんがいるから
>それは多分しばらくの間は大丈夫なんだと思います。
そこなんですよ。
お金があるかないか。身内がそばに居るか居ないか。
この環境の違いで、芽衣も仁美に成り得ると思うと…
ましてや五体満足ではない子を育てるんですからねぇ。危ない…
って思えちゃう芽衣の性格。
果歩にはそれを感じないんですけどね~。
見事なキャスティング♪

何だか捕まって一安心。もう逃げなくてもいい。
580万も払っちゃわなくて良かった~(^。^;)ホッ
これで娘の奈緒がドナーに適合するといいなぁ。
ikasama4
2010年06月11日 22:49
エリ様
そうですよねぇ。

こういうドラマはホント意地悪です。

「誘拐」に関して「蝉」の場合は
5年間逃亡を続けたことで刑期は懲役7年
彼女はあくまでも自分勝手な思いが動機でした。

一方、奈緒の場合は
逮捕まで1年も経っていない事と
奈緒の動機が実の母親の虐待から守るためでしたからね。

情状酌量の余地もあって
有罪になっても罪は軽減されるんじゃないかと思います。

ともあれ社会として、こういうのは
考える余地が色々とありそうです。

そして、同じ母でありながら
自分の幸せを追いかける事が娘の幸せだと考えた仁美と
娘を幸せにする事が自分の幸せだと考えた奈緒と

正反対なところに考えさせられます。

個人的にはこの枠で主要なキャストが病気で死ぬって
展開は最近見てないので、葉菜も生き抜くんじゃないかと
思いながらもドキドキしております ̄▽ ̄ゞ
ikasama4
2010年06月11日 22:50
mana様
ホント、今回改めて
芦田さんの凄さを見せ付けられました。

彼女あってこその作品になってますね。

>お金があるかないか。身内がそばに居るか居ないか。
>この環境の違いで、芽衣も仁美に成り得ると思うと…
そうですね。そういう点で
芽衣は孤独じゃないんですよね。

一方で仁美はずっと孤独だった訳で。

そういうトコロがこの作品に描かれる
問題でもあるのでしょうね。

たしかにもう逃げなくてもいいという事で
580万円も払わなくてすみますが

それって結果的にあの理容室を売らずに済んだ訳ですしね。

>これで娘の奈緒がドナーに適合するといいなぁ。
そこまでいけばサイコーですね ̄▽ ̄b

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