任侠ヘルパー 第5話

タイヨウに一人の老人が入居してきた。
彼の世話をする女性が入院したために
1ヶ月程臨時的にこの施設でお世話をするという事になったらしい。

ヘルパー達は今回の施設での対応の件で、入院中の女性に会いに行った。

そこで彦一はその女性に会った瞬間、凍りついた。


彼女は28年前

幼い彦一とアルコール中毒だった父親を捨てて

別の男性と駆け落ちした母親だった――――――。









親子なのに何故分かりあえようとしないんだろうと思うのは
それは自身が家族関係で親との間に苦労をした経験がないから
言ってしまう言葉かもしれません。

親子だから余計に素直に思いが出せないというか。


ずっと「すぐに迎えに来る」って母親の言葉を信じていたのに

アルコール中毒の父親は間もなく亡くなり
幼い彦一は親戚中をたらい回しにされた。


そうして、28年の今まで母親から音沙汰がなかった事で


彦一が大人を信じれなくなくなった


その28年のわだかまりは
なかなか他人には分かれないものがあります。


逆にそこに踏み込んで欲しくないって感じですかね。



でも、母親の手の甲にある火傷の跡

それはかつて幼い彦一を守ろうとしたために出来た傷。
それは彦一を愛していた証でもあったんでしょうね。


そして彦一の刺青の「桜」

それは母親の名前「桜」と同じだった事から
彦一の心のどこかでは母親を求めていたんでしょうね。



それにしても面白い表現でしたね。

かつて子供を捨てた母親。
28年振りに再会した二人。
母親はなんとか息子と話そうとするものの
息子は母親を避けるようになる。



今度はあなたが捨てるの?
あなたが捨てられたお返しに。


私には分かる。捨てる気持ち。

私は親を捨てたから。

でも、今は分かる。

子供に嫌われる事がどんなに悲しい事か。

どんなにこじれても親子は親子だから。




そして、彦一は母親と向き合う。


あなたにずっと謝りたかった。28年間ずっと。

今すぐ許してもらおうとは思わないけど
母さん、あんたを迎えにいけなかった。

あの人と着の身着のまま生きてきて
明日迎えに行こう、明日迎えに行こう。

そう思いながら時が流れて
そんな時に私が身体を壊したの。

入退院を繰り返していて、お金もなくて。

そういう私をあの人はずっと支えてくれた。


あの人はいつも言ってた。

『元気になったら子供を迎えに行こう』って。

結局、二人の間に子供はないの。

私には彦一がいたから。

あなたに会えてよかった。

もうつらくてつらくて死んで逃げようと思ったけど
あなたに会えて
あの人ともう一度生きようと思った。

ありがとう、彦一。
ありがとう。





それから、施設に戻ってきた彦一は
母親の『あの人』をトイレに運んでいくと

彼は彦一の背中の服を強く握り締めます。


立派に育たれて何よりです。
お母さんを奪った事、申し訳ないと思っております。
これから桜を―――――



すぐさま、彦一はその方と距離を取り
カーテンで仕切り御互いの表情がさえぎられます。


ありがとうございます。
お袋を支えてくれて。
これからもよろしくお願いします。



彦一が知らなかった
病気で入退院を繰り返していた母親を
これまでずっと支えてくれたこの人に
感謝の思いを涙ながらに表していました。




それから、老々介護を織り交ぜていました。


うちも祖父母の介護を母親と父親がしてましたが
今は父親の介護を母親がしてますが、既に母親も還暦を過ぎており
いつまでも「このまま」ではいられないと思います。


『そしていつかは共倒れするみたいな。』

この言葉は実に重いですね。

介護に疲れて自殺する人がいれば
リハビリをしても一向によくならない現状に嫌気がさして自殺する人もいます。





この作品では最後は二人が入れる施設が見つかったらしく
その施設に入居出来たみたいですが

そういう施設が一ヶ月くらいで見つかる事が
正直、かなりの奇跡だと思います。


老人施設は入居するまでに色々と順番待ちがあって
一つの施設に対して半年から1年、もしかすると4,5年待ちのようなとこもあって

うちの場合は父親を施設に入居しなければ
生活が成り立たなくなるので、県内の各市町村の施設のほとんどで入居予約して

父親が施設に入居するまでの間は
病院と半年~1年入居出来る短期の老人施設を往復したりしてました。


それに施設を探すにも色々と施設がある現地に行って
登録とかしたりするために母親は奔走したそうですからね。



そういうのはヘルパーさんにお願いすれば
やってもらえたりするのかもしれませんが

いざ、自分でやるとなると結構大変です(; ̄∀ ̄)




さて、向井理さんは第一話以降全く出てきてないですが ̄▽ ̄ゞ



後、山本さんが
「出来る訳ねぇだろ!」みたいな口調で喋ってて
それを聞かれて慌てて口調を改めてましたが
あの状況を見ると更に彼は怪しいですね ̄▽ ̄





それから晶は自分が若年性認知症だと思っているみたいですね。

それだけに脳の精密検査を受けるのが怖いんでしょうね。

そして、自分がかつて捨てた親が味わった気持ちを
ここで味わうという形になったみたいです。


でもって、予想通り
彼女はあの時の記憶を忘れてました ̄▽ ̄bヤッタネ


でも、一番怖いのは
自分が息子の事を忘れてしまう事と

そして母親が自分の存在をわかってもらえない涼太君が
傷ついてしまう事でしょうね。


涼太君はうすうす母親の様子がおかしくて
何かの病気なんじゃないかって気付いているみたいですからね。

あの働き盛りの年齢で認知症はきついですね。

この展開だとおそらく晶は
介護のあり方を自分の施設で身をもって接していくのでしょうね。


その時に自分が施設に持っていた信念がどうなっていくのか

おそらくその信念が揺らぐとしたら
彦一の「任侠道」に触れる事なのかもしれません ̄▽ ̄

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この記事へのコメント

2009年08月07日 00:57
施設に入るって、そんなに大変な事なのですか~(◎-◎)
初めて知りました。。。
4,5年も入居待ちしている間に、面倒見ている家族はどんどん
消耗していきますよね。
こういう事考えると、本当に憂鬱ですよ~(>_<)
ウチは両親共に元気ですが、ダンナの両親は、かなり年なので
いつも考えてしまいます(-_-;)

晶はアルツハイマーだとしたら、いずれは自分が介護されている事も
解らない状態になってしまうんでしょうね。
あの若さで。。。

向井くんは、最終的には彦一と敵対する立場になる人かと
1話目の時に勝手に想像していたのですが、違うかな^^;
2009年08月07日 16:39
予告を見た段階では、彦一はかなり母親を
恨んでる様子だったので、どうなるやらと
思ってたんですが、最後には向き合う事が
出来たようでホッ
だからといって、見送りにも行かないとこが
彦一らしいっちゃらしいですけど(笑)。
とうとう晶の病気が判明桜吹雪の記憶が
消えてた事には安堵しましたが、厄介な事に
なりそうですねぇ。もし本当にこの病気なのだとして
進行を遅らせる事は出来ても、完治はむずかしい
病気なんでしたっけ?あぁ、涼太はどうなるんでしょ
向井くんは、ブログによると残念ながら初回のみの
出演だったようです・・・
http://ameblo.jp/osamu-labo/page-9.html#main
ikasama4
2009年08月07日 21:20
くう様
そうですねぇ。
施設に入るのは一般的には要介護度が1以上が
条件らしいんですが、実際は要介護度が4、5の方が
優先されるので、なかなか入居までに時間がかかるようです。

あくまでも私の地元、愛媛での話ですけど(; ̄∀ ̄)ゞ

>4,5年も入居待ちしている間に、面倒見ている家族はどんどん
>消耗していきますよね。
私も最初、その話を聞いた時
一瞬目の前が真っ暗になりました(; ̄∀ ̄)

ただ、県内の施設を片っ端に予約すれば
どうにか1年くらいで入居出来る施設があると思います。

晶はまだ40代ですからね。
たまらないですよね。

まだ甘えたいさかりの子供を傷つけてしまう事さえも
分からなくなるんでしょうから。

まこ様情報だと
向井さんは第1話だけの出演みたいですね ̄▽ ̄ゞ
ikasama4
2009年08月07日 21:20
まこ様
色々とわだかまりはあったようですが
彦一は母親と向き合えてヨカッタです(´ー`)フゥ

>だからといって、見送りにも行かないとこが
>彦一らしいっちゃらしいですけど(笑)。
ああいうとこは照れちゃうんでしょうね ̄▽ ̄

そうですね。
認知症、その中でもアルツハイマー型は
完治は出来ません。

常に脳を働かしたり、薬によって進行を
遅らせる事である程度の生活が出来るらしいです。

ただ、一番に大事なのは家族の理解とケアだそうです。

晶のような母子家庭の場合、それはちと
キツイですね。

向井君情報ありがとうございます。
初回のみの出演という事は
初回ゲストって感じだったんですね。

だったら、公式HPのレギュラーから外せばいいのに(爆)

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