官僚たちの夏 第6話

国内産業保護法案を提案した風越ら国内産業保護派

逆境の中で国産車を育てた風越の実績
また、丸尾さんが事務次官になった事での後押しもあり
風越人気は絶大であり


また、次官争いに敗れた桜塚局長が
通産省を去る事になり、国際産業保護派の力は弱まったかに見えた。


そんな中、工業付近にある江戸川が
工業排水によって汚染されている記事が掲載された。


産業発展における有害。
産業発展こそが豊かさをもたらすものと信じて疑わなかった時代。


国内産業派は揃って企業の擁護に回り
どうせ、川が黒く濁る程度であろうと
公害問題の深刻さを理解する者は皆無に近かった。




一方、玉木と片山はその問題を深刻に考えていた。


彼らはアメリカで見てきた。

公害問題の怖さを。



だが、風越らはその主張を無視した。
玉木らが国際産業派であったため、
自分達の国内産業保護法案を潰すために叫んでいるのであろうと。





だが、玉木らの懸念は現実となった。



江戸川では川は黒く汚れ
多くの魚の屍骸が浮かぶようになっていた。


更にその汚染された魚貝を食べた方は
重い病気に陥り、漁業で生計を立てる方々の死活問題になっていた。


また汚水問題のみならず工業から排出される煙によって
大気が汚染され、工業周辺の住民の健康を著しく害していた。



それを目の当たりにして風越は考えを改めた。

公害問題は私達が考えている以上に深刻な問題なのだと―――――。









自分の考えが間違いだと分かるや玉木に謝り

海外での公害問題を見てきた玉木を公害対策委員長にして
後に通産省内に公害課を設立します。

非は非として素直に謝る姿勢が
「ミスター通産省」たる所以なんでしょうね。




そうして、公害対策の法案が検討されたのですが
工場で排出される排水、ガス等に関して一定の基準値を設けるというのは
工場が密集した地帯においてはその排水が密集してしまい
それによって公害が発生してしまう可能性があるとして

牧は工場密集型の地域に関しては
工場を再配置するという案を提案します。

だが、玉木や片山にとって見れば
それは国内産業を保護するための下地にしか見えず、この案には反対します。


そうしてそれぞれの案に対して擁護、反対する学者さんに色々と意見を提示して
その効果の確実性を認めようと奔走する職員達。


そして、須藤通産大臣は風越らの案を採用し
風越らと一丸となって、その案を通すために泊り込みで予算折衝を行い
最終的に大臣同士の話し合いにまで持ち込みます。

大蔵大臣は須藤通産大臣と旧知の仲であったので
すんなり予算が通るものと思われていたのですが
風越らの思惑に反してあっさり断られます。



どうして、こんな事になったのか
風越は憤ります。




対策は不安と手探りの中で実行されるものでしょう!




それに対する須藤の答え

『最大の理由は私が総理でない事だ。』



これを聞いた風越は愕然とします。



全ての原因はあの池内総理大臣にあると。


つまり、須藤大臣がいくら日本のために尽力しても限界があるという事です。



ただ、風越の思いも分からなくはないですが
そんなにガンガン予算を使って

それで効果がなかったら
予算は国民の税金ですから、それはそれで痛いものがあります。

それでいて公務員はそういう業務で処罰や減俸とかがないのですからね。




それで、結果的に省内では
国際産業派が勢力を強め、省内を二分しようかという勢い。




それで丸尾事務次官は
須藤大臣の勧めもあって

次期事務次官候補であり
国際産業派の中心人物であった玉木を特許庁に出向させる訳ですね。



国内産業保護法案を可決させるために

タイムリミットが迫っている今
なりふり構っていられないという事なんでしょうね。



丸尾の判断に渋々従わざるを得ない風越。



俺はこれから誰と喧嘩したらいいんだ?


僕だって日本を一流国にしたくて必死にやってきた

お前と同じ山を登ってたつもりだ。

ただ、道が違ってた。



わかってるよ。


後は頼むよ。ミスター通産省。





そうして、風越は風越なりのやり方で山を登っていくみたいです。


ただ、そこにはデカイ壁=池内総理大臣がいますからね。


これはとても熾烈な戦いになりそうです。

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    Excerpt: このドラマの面白さは、善悪や正義が必ずしも固定でないところ、またどなたかブログで書いていらっしゃいましたが、今これをみている私たちはこの当時から50年近く後の時代を生きていて、そして今から過去を振り返.. Weblog: タル★タル ソース♪♪ racked: 2009-08-11 15:39