官僚たちの夏 第3話

十数年前、日本には綿製品以外
海外に売れるものがなかった。


この頃、繊維局にいた風越と玉木は
諸外国に日本の綿製品の売り込みを行った。


アメリカには粗悪品と蔑まれていた日本製の綿製品であったが
その品質は上昇し、安さもあって

アメリカ市場では日本の綿製品が溢れている状況を生み出していた。

そうして日本は徐々に活気を取り戻していた。

ここまで来るのに15年かかった。



一方で日本は発展途上国であり
海外の様々な製品を買う余裕がないとして輸入の制限を行っていた。



そうして、日本は少しずつ息を吹き返した。



しかし、その事がアメリカをいらつかせた。


昭和34年
アメリカは日本に綿製品の輸出の自主規制を要求してきた。


この頃の日本は朝鮮において戦争が勃発し
その余波が日本にも波及しかねない状況であった。

敗戦国である日本は安保条約を結んでいるアメリカに
守ってもらう以外手はなかった。

国際の協調をなくして日本の発展はない


だからこそ
今この状況下でアメリカとの仲を壊す訳にはいかなかった。




そのために国内の産業が疲弊する事になろうとも―――――。








目の前の人々の生活を守り、そのために日本が苦境に進むのを甘んじて受けるのか

多少の犠牲を払ってでも、これからの日本の将来のために諸外国の要求を受け入れるのか



別の言い方をすると

猛勉強して成績が優秀になるかわりに友達が減ってイジメを受けるのか

友達と仲良くするけど、友達に合わせる事で成績が落ちるのか

どっちかを選ぶってとこでしょうかね。



難しい決断ですね。


まぁ風越の言い分も分かりますが

自分達の国を「発展途上国」だと言って
自分の国で作った製品を輸出して儲けて
他国で作った製品を輸入しないというのは

都合が良すぎると言われても仕方がないところもあり



玉木らが選んだ決断も分かりますが

一度、自由化をしたら
他の商品まで自由化を強いられる事になり
弱腰外交と揶揄されるようなところに
繋がってきますからね。

というか、こういう事態に関与出来ない
外務省そのものが弱腰って事でよろしいか ̄▽ ̄




どちらも日本のためにと思っているんですが

それによってかつて
繊維局で奔走してきた風越と玉木が

結果的に敵対してしまうのは悲しいですが

それもまた己の信念を貫いた結果という事なんでしょうね。


で、玉木が海外から呼び戻されたのは
池内通産大臣の後ろ盾があったからこそなんでしょうね。


こういう省庁で役人のトップは事務次官。


その事務次官を
国内産業派・国際産業派
どちらの思想の人間が就任するかで
国家の方向性が変わってくるという事ですかね。

大臣じゃないんですね ̄▽ ̄


そのために大臣を使った役人達の謀の戦いが始まるという事ですかね。

で、そのために自分達の意にそぐわない大臣に対しては
色々と邪魔をしたりするみたいで。


こういうのを見ると
今も役人達はこういう事ばかりやってるのかなと
思えてしまう今日この頃です ̄▽ ̄ゞ

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この記事へのコメント

月うさぎ
2009年07月21日 16:26
こんにちは♪
「官僚たちの夏」は観てはいますがなかなか感想が述べにくいですね…
うーん。それぞれの方の言い分といいますか…
難しい(>_<)
結局先までみないとこのドラマはワカラナイ。
次は篤姫(於一)・父がゲストのようで(゜.゜)☆
まあ、難しいドラマですが…
全体を通して、いいドラマになれば良いですね。
今クール、期待ドラマがなかなかなくて(._.)寂しい…
ikasama4
2009年07月21日 18:14
月うさぎ様
こんばんはです。
そうですね。どちらの言い分も分かるんですが
それだけにこの状況の打開策を考えるよりも
対立の方向に動いていってますからね。

長塚さんは連ドラでは久々ですね。

夏場はどうも面白いドラマが
少なくなりがちですね(; ̄∀ ̄)
2009年07月21日 20:06
そういえば、外交問題なのに、
外務省が出てきてないということに、
読ませて頂いて気付きました。

外交問題を友人関係にたとえた表現に、
思わず笑ってしまいました。(^-^)b
ikasama4
2009年07月21日 22:29
すばる様
こういうのは
外務省も絡めて協議しないのかなと
思いましたもので(; ̄∀ ̄)ゞ

外交問題も国家=人にすれば
大体そーゆー事になるんでしょう ̄▽ ̄
2009年07月22日 00:21
こんばんわ。
風越、玉木それぞれの言い分それぞれわかっちゃうし、それぞれの難点もわかっちゃうし・・うーん、難しいですよね。
確かに、外務省全然でてきていませんよね。カヤの外!?

エントリー違いますが、TOPページの武田さんと森山さん、いいですね。
このドラマも初回スルーしてしまったのでみていませんが、面白そうですよね。
結局省庁間でもいろいろ目に見えないなわばりとか、格差とかがあったっていうことなんでしょうか。(でてくるのは、大蔵と通産ばかりだし)
ikasama4
2009年07月22日 19:13
タルタル様
こんばんはです。
そうですね。どちらも一理あるんですけど
妥協しようにも妥協が出来ない状況では
仕方がないですが、どちらを選んでも
やりきれないですね。

NHKのこのドラマは
なかなかに面白いです。
今からでもオススメです ̄▽ ̄b

外国が絡んでるのに
大蔵省と通産省以外の省庁が出てこないのが
ちょっと気になったもんで ̄▽ ̄

まぁ縦の縄張り意識が強かったんでしょうね。

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