アイシテル -海容- 第2話

今回もドラマとはいえ
その物語にただただ圧倒されます。



自分の子供が人を殺したなんて信じられない。
信じたくない。


その一方で自分の子供が怖い。
何を考えているのか分からない。


そんな自分の思いを打ち払うために
子供が殺した被害者の遺族の葬儀の席に行って
何かを変えようと思ったんでしょうけど

そこで、今まで
どこかで否定してきた現実に
否応なく向き合う事になる。


同じ親だから分かる思い。


もし、自分が
自分にとって太陽のような存在である子供を
奪われたあの女性の立場だったとしたら。


取り返しのつかない事をしてしまった。






あれはたまらんです。

加害者側の家族が加害者がした事に
自分の責任を感じて自分を責めるように

被害者側の家族もまた
あの時、ああしていればこんな事にならずにすんだと
自分を責めてしまうのですからね。



この先、どうなるのかはわからんですが
こういうのは一生背負って生きていかなければならないものですね。


その一方で
子供と向き合うっていう事は
片思いの恋愛に似てるっていう調査官の喩えは面白かったですね。


子供と「向き合う」


こういうのを聞くと簡単なようで意外に難しいのかなと
思ったりもするんですが

もし、子育てに迷った時には
自分が親にどう育ててもらったのか

そういう話を自分の親に聞くのもいいのかもしれませんね。



さて、被害者側の家族と加害者側の家族

あのマスゴミ達を興味本位というか好奇心の塊というか
今更ながらですけど、さも自分達が世間の代表みたいな
常識の府であるような顔をするんですけどねぇ。

ああいうのはたまらんですね。

そういうのに限らず
両者共にこれから背負うものはどちらも大きいようですが

加害者側の家族の部屋付近に書かれた落書き・誹謗中傷の数々

あれって誰が責任を取るんでしょうかね?

そもそも処罰されないんですかね?

現行犯とかで。

防犯カメラとかもあったみたいですからね。

昔はドラマでよくああいうのを見ましたが
最近でもああいうのはあるんでしょうかね。


どちらにしても誰かが加害者になってしまうと
それが「穢れ」となり

そうして、その加害者の家族がひとくくりでその「穢れ」が
ついているように見えてしまうのでしょうね。


一方で被害者側にしても
周囲は何か腫れ物を見るかのように距離を置きますからね。


とは、いえ
絶対に重なり合えない両者ですからね。


それがまた悲しいけど、現実です。


次回は事件の真相が加害者から少しずつ語られるみたいですが
一方で加害者側・被害者側それぞれに少しずつ変化が現れているようです。


それがいい方向なのかどうかは分かりませんけどね。

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この記事へのコメント

2009年04月23日 13:14
今回も重いながらも見ごたえがありました。
私的には今期一番かも。
子供と親は違う人間だと思えば別の見え方があるかもしれませんね。

>子育てに迷った時には
自分が親にどう育ててもらったのか

そうですよね。
この部分、同じことを考えました。
真相が語られるということは
智也が事件を起こした理由があるんだということで
どういうことがあったのか知りたいですね。
2009年04月23日 16:29
ikasama4さんの感想を読んで、
どうも優しい目で見てあげられない
私なんだと気づきました(^_^;)

私は母親の子育てを反面教師だと思ってますし。
そう書くと酷い親のようですが、それは違います。
とにかく忙しい親で、子どもの話を穏やかに聞いてくれる
時間も心の余裕もなかったんです。
それでも感謝してますもん。

人殺しはしてはいけないことだなんて、
どんな子供でも知ってるはず。

そこのところが智也の口から何が聞けるのか
期待してます。

やっぱり田中美佐子さんはいいですね~。
2009年04月23日 19:14
さつきと母親敏江との関係がすごく良かったので、そこがちょっと驚きでした。
さつきを責めるようなことを言わず、優しく受け入れてくれたお母さん、
こんなふうに愛されたのならさつきも智也に同じように接してたんじゃないのかな・・
なのに何故・・?
夫との関係もあるんでしょうか?
疑問符が次々と湧き上がってきて、何がいけなかったのか、どうしていったらいいのか考えても答えが見つからないって感じです。
加害者が幼すぎるというのも、被害者側に複雑な感情を呼び起こしそうです。
2009年04月24日 00:02
こんばんは。

今日はアイシテル以上に私にとっては衝撃なことがあって
感想コメしようと思ったけど、すっ飛んだ(苦笑)
BOSSを今頃再生中だしぃ。

どちらの母親にも感情移入して涙ボロボロの私。
ふたりともうまいんだもん。

口ついてるんでしょ?
お母さんこそ耳ついてるの?
この会話がこわかった。
愛が感じられず。
ふつうお母さんを見たらホッとして
泣きだしてしまうんじゃないのかな?
智也君にとっての親って何だろう。
なんの遊びもなく直球だから重くて辛いけど
考えさせられます。
ikasama4
2009年04月24日 00:53
エリ様
>子供と親は違う人間だと思えば別の見え方があるかもしれませんね。
なるほど、それはあるのかもしれませんね。

>真相が語られるということは
>智也が事件を起こした理由があるんだということで
それを語るという事は
オトナたちが智也君の視点に立って
考える必要があるって事なんでしょうね。

そして他ならぬ智也君の両親も。

そこに答えがあるのでしょうね。
ikasama4
2009年04月24日 00:54
mana様
う~ん、どちらかというと
自分は同情してるとこがあるんでしょうね。

うちは父親が出稼ぎでいなかったもんで
母親が父親代わりをしてたようなとこがありました。

うちも対して子供の話を聞いてくれたとこは
なかったですが、なんだかんだ言っても
うちも親には感謝してます。

うちの場合、周囲が山ばかりでしたし

塾だの勉強だの親がうるさく言ってませんでしたから
そこら辺も影響してるのかもしれません。


>やっぱり田中美佐子さんはいいですね~。
ですね ̄▽ ̄b
ikasama4
2009年04月24日 00:54
きこり様
>さつきと母親敏江との関係がすごく良かったので、そこがちょっと驚きでした。
そうですねぇ。
でも一方でそうして母と子の関係が良好だったから
余計に母としてのあり方に気付けなかったのかもしれません。
当たり前というか近すぎて、その本質に
気付けなかったみたいな。

それにさつきが子供の頃と今の時代とでは
周囲の環境とか違っていたでしょうしね。

色々とあるでしょうけど
どちらにしても、そうした答えを見つけようとするときって
大抵が「後悔」を起点にしてるんでしょうね。

>加害者が幼すぎるというのも、被害者側に複雑な感情を呼び起こしそうです。
でしょうね。
となると、被害者側はその加害者の保護者を責めるしか
怒りのやり場がないのですからね。
ikasama4
2009年04月24日 00:54
アンナ様
こんばんはです。
本日は色々と御疲れ様でした。
本日は色々とありましたからね。

さて、私もどちらの母親の気持が分かるような気がします。

信じていたものに裏切られる
信じていたものをうばわれる

それが一生ですからねぇ。

>ふつうお母さんを見たらホッとして
>泣きだしてしまうんじゃないのかな?
なんでしょうけどね。
結局、彼にとってお母さんはお母さんだけど
お母さんじゃないって思ってるんでしょうね。

どうして彼がそんな風になってしまったのか
親が悪いのか
今の社会が悪いのか

本当に直球勝負なので色々と考えさせられます。
しとろえん
2009年04月24日 00:59
「ホカベン」でもありましたが、加害者宅への嫌がらせ。落書き。和歌山カレー事件でも犯人宅へ落書きなどする人間の正義って??というのは前々から感じてます。マスコミも加害者敷地で結構無茶した話も耳にしたりもします。そういう似非ヒーロー加害者が闊歩できるのだからある意味世も末だなあと思うのですが。ドラマの大筋の解説を読んだのですが、「どちらも普通の家族」と書かれていたのですが、例え今、そういう家族が標準的だとしてもその姿は普通に見えなかったのだがなあと思うので、どうもそこが一番物語と視点がずれてて乗り切れないのかもしれません。ikasama様の言わんとする親心というのはわかるんですが、今一深さが見えてこないんですよね。その上で海容が生まれても、ただのミラクル(ありえない話)みたいになってしまいそうな気がします。凶悪犯罪には被害者遺族が犯人に反省を求め続けているのを見ていると実際胸が痛いです。中には求めても無理なケースも多いですからねえ。日本は医療は世界でも有数でも精神医学が極端に低いレベルの国ですから、ドラマのモデルケースの家庭、事件以前の家庭も誰も救われない土壌があるのがつらいです。
ikasama4
2009年04月24日 01:22
しとろえん様
加害者に対する嫌がらせ、あれはつくづく悲しくなります。
ああいう事をしていて自分を貶めているのに気付かないといか
気付けないんでしょうけど

未だにああいう事をやっている事が当たり前だというような描き方が違和感があります。

とりあえず、このドラマは希薄になっている親子の絆に関して
こうした「起こり得るかもしれない危機」に陥った時にどうすればいいのか

その疑似体験をさせるための目的があるという事で
多少の作られた感は多めに見ようかなと思うところではあります。

まぁその上で親心をメインにレビューを書いております。

>凶悪犯罪には―――
たしかに。そのために加害者が救われて
被害者が救われないという状況を目にした事もあります。

ただ、それと向き合ってばかりでは
自分に家族があるという現実から逃避してしまいますからね。

>日本は医療は世界でも有数でも精神医学が極端に低いレベルの国ですから
それは私の父親が精神障害者で認知症でもありながら
それに対する自治体の認知度が低い現状からも感じてはおります。

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