篤姫 第49話 「明治前夜の再会」

城の明け渡しの日が近付き
表方では武装解除が進んでいた。

それと共に大奥の女中達も
天璋院に暇を告げ次々と城を出ていった。

静寛院も城に出ることにした。

しかし、京に戻っても
彼女は徳川家の心は失っていなかった。

それが天璋院には嬉しかった。



そうして天璋院が江戸城を去る刻がやってきた。










天璋院は大奥の庭を歩く。


あの時、ここで起きた出来事のひとつひとつを思い出す。


そちのいるところ
それが即ち徳川の城なのじゃ。



上様。
私は上様との思い出を胸にこの大奥を去る事にします。


天璋院の眼は思い出で潤んでいた。







天璋院様。
少しよろしゅうございましょうか。



滝山は天璋院を呼び止めた。

なんじゃ。



今後について思いが定まりました故。
私は大奥と共に消えとう存じまする。

16の年よりここに入りずっと生きてきました。

大奥が終わる時は私も終わる時

どこかで静かに余生を送りとうございます。



他の道はないのか。

天璋院様の御気性、生涯忘れる事はありません。

そなたの強い意志、変わる事はないようじゃな。

はい。





そして、天璋院の前に駕籠がやって来た。


天璋院を見送るのは滝山只一人。


この駕籠に乗れば
もう二度とこの場所に戻る事は出来ない。


あの時もそうだった。
また再びこのような思いをする事になるとは。

それだけに無念でならぬ。
私の代でこの城を明け渡せねばならぬとは。



天璋院様なればこそ
此度の事を成し遂げたのです。



私なればこそ?


他の誰かだったとしてもこのようには出来ますまい。


大奥を閉じるのが私の役割であったと申すのか。


はい。貴方様は選ばれし御方だったのです。
自らの運命を知った大奥が貴方様をここへ呼び寄せたのに
相違ありません。


大奥が・・・私を呼んだ?

そのような御方に最後までお仕えでき
これまでの大奥年寄りの誰よりも幸せでございました。



滝山―――――。息災でな。


天璋院様こそ。幾久しく、お元気で。



そして天璋院を乗せた駕籠は大奥を出ていく。








翌日、江戸城に入城した薩摩の兵を驚かせたのは
大奥にたくさんに活けられた花の数々であった。








一方、城を出て一橋邸に移った後でも本寿院の気性は相変わらずだった。


そして勝から聞いた話によると
徳川宗家は駿府に移され禄高は70万石に減らされた。

これまでの徳川宗家は700万石だった事を考えると
これはあまりにも少ない禄高だった。


今、徳川に力を与える訳にはいかない。
徳川は歴史の波間に消え去るのがよいという新政府の目論見が働いているらしい。


そのやり方に対して小松帯刀は版籍奉還を提案した。


徳川家の領地を取り上げるだけでは筋が通らない。

我らが朝廷に己の領地を差し出してこそ新しき政が出来るというものです。

私は少しでも前に進みたいのです。


小松帯刀のいつもとは違う只ならぬ気迫に大久保も異論を挟む事は出来なかった。







それから間もなく静寛院が別れの挨拶に訪れた。
京に戻ると言う。


そして重野もまた屋敷を出ていった。

これまで天璋院にお仕え出来た喜びに礼を述べて。


次々に人が去っていく。


城との別れは人との別れ。

瀧山様とも静寛院様、重野様と立て続け。


天璋院は日に日に悲しみの空気を帯びていた。



そんな折、彼女の下に客人が訪ねてきた。



その方は名を小松帯刀と名乗った。








帯刀殿。よくぞ来て下さりました。


急ぎ駆けつけた天璋院に動き辛そうに礼をする帯刀。


天璋院は帯刀の口から彼の足の病を知る。




天璋院様には心よりお詫びを申し上げます。

我らが天璋院様にこのような暮らしを強いているのです。


御直り下さい。

幾島を江戸に来させてくれた事、大変助かりました。

それにしても天璋院「様」とはお止め下さい。



天璋院様も帯刀「殿」と。





思わず二人は笑った。




そこに唐橋が現れた。

彼女が持ってきたもの。

それは天璋院と帯刀には欠かす事の出来ない碁盤と碁石だった。




何から話せばよいものか。
・・・・・薩摩の母や兄は?


お元気です。

そうですか。

はい。
それと、子供が出来ました。


本当に?

実は近にではないのですが(; ̄∀ ̄)ゞ

まぁ。
天璋院の顔がふくれる。

その子を引き取って小松家の跡取としました。

お近さんは?

認めてくれました。

そうですか。


もう昔のことなので思い切って申しますが


なんでしょう。


やはり止めます。

・・・やはり申しますヽ(;´Д`)ノ

実は私はあなたをお慕いしていたのです。



知っていました。
天璋院はいたずらっ子のように帯刀に微笑んだ。


え?


ジョン万次郎さんから聞きました。
驚きました。


その告白の方が帯刀には驚きだったヽ(;´Д`)ノ カンベンシテヨォ


で、では、それを承知の上でお聞きします。

もし―――――


もし?


もし斉彬様からの養女の話がなければ
私と一緒になって下さいましたか?


それを聞いてどうなさるのですか?

私のあの頃の気持ちにけりをつけてやりたいのです。


私の答えは―――――亡き夫・家定に相談致します。

は?

帯刀は思わず笑った。

ずるいなぁ。それは。

お幸せだったのですか。その―――――家定公との暮らしは。


天璋院は笑顔で語った。
この上もなく幸せでした。
私を慈しみ愛してくれました。


それはよかった。

あなたもお近さんと。

はい、よき妻に恵まれたと思っています。

ならば私達は互いに幸せだったという事ですね。



此度の囲碁は天璋院の勝利で終わった。


私にとってあの頃の薩摩での思い出は宝物です。

私にとってもです。


また、会いに来て下さいますか。

しばらくは難しいかと。
近く、薩摩に帰ることになっていますし。


天璋院の顔がたちまちのうちに曇っていく。

寂しゅうございます。
お城を出て大事な人が次々にいなくなっているのです。



人はいなくなるのではなく
また会う時の楽しみのために一時離れ離れになるだけの事です。



そうですね。
私達もこうやってまた会えたのですから。



帯刀は何かを思い出したかのように笑い出した。

なんですか?

ちょっとした言葉ですぐお元気になるところは
少しも変わっていないんだなぁと。



天璋院は懐から何かを取り出した。

それはあの時、帯刀と交換した御守り。

それを見て帯刀も己の懐から御守りを取り出した。

帯刀もまた天璋院と同じく肌身離さず持っていた。

それが天璋院にはたまらなく嬉しかった。


次に会う時まで元気でいます。

次に・・・・・会う時まで

帯刀はふと己の足を見る。

――――――それまで最早己は生きてはおるまい。


そして天璋院を見ると
彼女は己の顔色を察したかのように戸惑った表情をしていた。

そんな彼女の不安を打ち消すように
帯刀は満面の笑みを作って笑いかけた。


そうですね。次に会う時まで。



そんな帯刀の笑みが天璋院は嬉しかった。


時代はまもなく「明治」になろうとしていた――――――。












今回、好きな演出は
「申し上げます。御駕籠の支度が整いましてございます。」
との滝山の呼びかけに

無言のまま応じる天璋院の姿でした。


ホント、去年の勘助もそうですが
その役を演じているというよりかは
その役を生きている感じが伝わってきます。



それにしても
今回は様々な演出が過去にあった出来事を対比させるようなものばかりでしたね。


まず、大奥に駕籠が来て天璋院がそれに乗り襖が閉じられるシーン

これは篤姫が今和泉家から島津本家に養子に出る時の姿とカブりますね。

もう二度とここに戻る事はないと。

あの時、今和泉家にいたのは亡き父と兄、母とその家臣達でしたが

今回、大奥にいたのは滝山只一人というのがね。




それから滝山の言う「役割」

これはもう調所広郷と井伊直弼が思い浮かびますよね。





そして、天璋院と帯刀との別れのシーン

帯刀はおそらく自分がもう長くないかも
もしくは自分の足がもう動く事が出来ないかもしれないと

そのために会う事はもう出来そうにないと思っていたかと思います。

でも、そんな思いを天璋院に悟られぬように
満面の笑みで彼女を安心させる帯刀。

これって家定が己の病を悟られぬように
満面の笑みで篤姫を安心させた構図と似てるんですよね。


他にも天璋院と帯刀が辿った時間を感じさせるシーン等々


こういう印象的なシーンを回想を使わないで
台詞と構図で思い起こさせる演出は秀逸の一言です。



今までの回の積み重ねがあるからこそ
今回の内容が素晴らしく感じるのでしょうね。




さて、ドラマでも語られていましたが
この後、徳川家は駿府を拠点に大体70万石の所領を与えられます。
当時の江戸幕府がありし頃の徳川家が大体700万石だったそうなので
所領が10分の1になってしまったという事になります。
そこに今まで徳川家に仕えてた家臣達も移転したので
徳川家の生活は苦しかったそうで。

そこで徳川家の財政再建を行っていた勝海舟は
特産物を作ろうと考え、そこで駿府でお茶の生産にとりかかったそうです。

静岡で御茶が有名なのは彼の功績だそうです。


さて、こうして徳川家は一大名とはいえ存続の道を図ったのですが
こういう構図を見ると自分は豊臣家が浮かんできます。


徳川家と豊臣家
かつては共に一度天下を獲った家

そしてこの御家滅亡の危機に対して
豊臣家は滅亡し、徳川家は存続したというとこに

何らかの差はあったのでしょうね。


もし、あったと考えれば

徳川家は長州第二次征討で長州に敗北し
更には戊辰戦争で新政府軍に敗北した事で

幕府の現在の実力と相手の実力の差を思い知らされたという点と

主戦場が所領から遠く離れていたというのに対して


豊臣家は関が原の戦いを
豊臣家の上層部は単なる派閥争いとしか見れず
それによって豊臣家と相手の実力の差を見誤ってしまったんじゃないかとも思います。



また、このドラマの中で含めても考えると

徳川家の場合は天璋院
豊臣家の場合は淀殿が御家に対する権限が強かったようにも思います。

あくまでもドラマの傾向としてですが。



もし、彼女らに存続と滅亡の差があったとすれば


天璋院の場合
亡き夫の愛故に存続してでも家を残す道を選び

淀殿の場合
愛する我が子のために今の家の地位を守る道を選んだ

と考えられなくもないですかね。




それから、例によって本屋に行って
来年の大河の勉強のために「歴史群像スペシャル」って雑誌を
購入したのですが、その中に天璋院と彼女が育てた家達の事とかも
書いた記事があったのですが

ちょっとした記事で鳥居耀蔵も特集されてたのに笑いました。



第10話のレビューで自分もやってましたもんで(; ̄∀ ̄)ゞ



鳥居耀蔵は江戸時代、犯罪スレスレとも言える行為で
江戸の人々を処罰したりして、それによって

「妖怪」とあだ名されるくらい嫌われていたのですが



丸亀藩で謹慎を受けていた時代
彼は漢方学の知識によって丸亀藩の人々を治療し
慕われていたそうですからね。



徳川慶喜もあまりいい話はないですが
駿府に移ってからは静岡の人々に「けいき様」と呼ばれて慕われていたそうですしね。


本来、鳥居耀蔵も徳川慶喜もいい人なんでしょう。


ただ、政に関わった事で彼らは悪人になってしまった。

というよりかは己の信念からなる「役割」のために悪人にならざるを得なかった

という風に考えられる気もします。



そして、またまたふと思うのですが
徳川家と幕府という重圧から解放されて明治を生きる天璋院と鳥居耀蔵、徳川慶喜の人生

明治という時代を作るために政府に参画した大久保利通と西郷隆盛の人生

果たしてどちらが幸せだったのかなと思ったりもするんですがね。

こんな事を言うと政治をしようと思う人はいなくなりそうですけど(笑)



さて、次回は「一本の道」



ここにまた戻ってくる訳ですね。


最後がどんな風になっていくのか、とても楽しみです( ̄▽ ̄)


ちなみに次回は70分だそうです。
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この記事へのコメント

2008年12月07日 22:51
ikasama4さん、こんばんは。
あっちこっちでドラマが佳境
そして日常生活では師走が佳境
貧しいものはより忙しく・・・(byなおみ)

>その役を演じているというよりかは
その役を生きている感じが伝わってきます

そうでしょうね・・・ま、お二人とも実年齢よりも
ずっと年上を演じているワケですから、どうしても
「若く」見えてしまいますが・・・貫禄がね?
「こういうひとなのかな?」と思わせるだけのものがありますよね。

宮崎さんはやはり暫くは「篤姫」が抜けなかったそうですから。

>明治という時代を作るために政府に参画した大久保利通と西郷隆盛の人生
果たしてどちらが幸せだったのかなと思ったりもするんですがね。

共通点は「ろくな死に方はしなかった」ってことでしょうか?
強いて言えばまだ西郷さんの方が「人望」がありましたね。
大久保・岩倉のような「人を陥れる」ようなやり方は、
小松さまじゃないですけど「恨みを買う」ことになりますよねぇ。

>さて、次回は「一本の道」
ここにまた戻ってくる訳ですね。

ロールプレィングゲームですね!?
2008年12月07日 22:55
>その役を演じているというよりかは
その役を生きている感じが伝わってきます。

そうですね~。。。
本当になりきっていると言うか、篤姫そのものですね。
一年間の大河で、もうその人になってしまった感じ。
宮崎さんは素晴らしいです。

>淀殿の場合
愛する我が子のために今の家の地位を守る道を選んだ

どうでしょうね~。。。
何とも言えませんが、淀殿の場合、圧倒的にお馬鹿だった
と言う気もします。。。
時勢を見る目が無さ過ぎた、と言うか。。。
女性も賢くないと家を残すこともできませんね。。。
(そして、来年はそれを深キョンがやると言うことで。。。
私はとっても心配です。。。--;)

来週は最終回。
今日がとても良かったので、来週が楽しみです。

ikasama4
2008年12月07日 23:28
なおみ様
こんばんはです。
こちらも師走にきて年賀状も佳境です(; ̄∀ ̄)ゞ

そうですね。
何か貫禄というようなオーラが
あるような気がします。

>共通点は「ろくな死に方はしなかった」ってことでしょうか?
はっきり言えばそういう事ですね(笑)

たしかに西郷さんは人望はあったみたいですが
裏では大久保さんに負けじと結構色々とやってたみたいですけどね。

まぁ上手い事やってたみたいですけど(; ̄∀ ̄)ゞ

>ロールプレィングゲームですね!?
最近は原点回帰ってのがブームみたいですね(笑)
ikasama4
2008年12月07日 23:29
くう様
>本当になりきっていると言うか、篤姫そのものですね。
>一年間の大河で、もうその人になってしまった感じ。
>宮崎さんは素晴らしいです。
そうですねぇ。去年の大河もそうでしたが
その役柄の人生が自分の人生の一部になっている感じですよね。

改めて女優・宮崎あおいさんの凄さを
見せ付けられました。

>何とも言えませんが、淀殿の場合、圧倒的にお馬鹿だった
>と言う気もします。。。
たしかにそういう見方も出来ますね。
なんかここ最近のドラマでは淀殿=バカみたいな
イメージがありますからねぇ。

そこも踏まえて淀殿の名前を出してみたんですが
深田さんが演じると・・・・・どうなりますかねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ

この出来を考えると
たしかに次回も楽しみですね( ̄▽ ̄)
taira
2008年12月07日 23:58
徳川家と豊臣家の比較論、、、面白いですね!
私も因果応報的思考でやりましたが(笑)
でも、今回の何故 徳川家は残れて豊臣は滅亡したかという視点  斬新でした!
天璋院と淀殿の差  これは大きいでしょうね
それと腐っても鯛じゃないけど徳川には慶喜や勝海舟など、まだまだ人材も豊富でした
つまり主戦論だけでなく、もう一つの道を探る知恵、戦術など練れる人材が豊富だったように思います
要は組織としての完成度の差、、、、それに関が原で有能な側近 根こそぎ失ったり、徳川に寝返ったりしましたからね。
突き詰めると家康と秀吉の器の差なのかなぁ~とも。
ただ、これもきわめて感覚的感想でして・・・   来年は豊臣末期を研究しようと思います
というのは篤姫も大体けりがつき、書籍も読み終えたので 来年は 真田太平記強化月間にしとうかなと(笑)
ちょうど 来年の大河の主人公とのそこそこかぶるみたいだし・・・  真田太平記の動画も釣れ、文庫も100円で買い揃えましたし(笑)
豊臣滅亡に至った道 じっくり検証しようと思います
ikasama4
2008年12月08日 01:01
taira様
どうも自分はこういう共通点とかを探すのが
習性になってるみたいで(; ̄∀ ̄)ゞ

楽しんでもらえて何よりです。

徳川は人材が豊富というか
家柄にこだわらない登用がありましたが

豊臣家はどうも家柄にこだわりを
持っていたようなとこが感じられます。

そこもまた差のひとつかなと思ったりして。

>突き詰めると家康と秀吉の器の差なのかなぁ~とも。
たしかにそこもありますね。

来年は私もガッツリとやってみましょうかね。
面白ければ(笑)

真田太平記ですかぁ。
これはまた懐かしい作品ですね。

まぁ序盤は上杉家の状況と御家争いの
資料集めに奔走すると思います(; ̄∀ ̄)ゞ
しとろえん
2008年12月08日 19:50
>深田さんが演じると・・・・・どうなりますかねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ
深田さんは、バカをやらせたら天下一品。(笑 クドカンの「めぐる」をやる前から、「富豪刑事」や「リモート」など、市川監督のリメイク「犬神」女中もぬけ具合が最高です。かなり大胆なバカが演じられるんじゃないでしょうか。半分期待、半分台無しの予感。(笑っていいのであろうか

宮崎さんは子役時代から定評があったからさすがの貫禄です。ここ最近のNHK若手女優でもダントツではないでしょうか。

民放がうまく使えない女優もうまく使うのが、NHKのいいところ。木村佳乃さんでも「ニコニコ日記」「名古屋仏壇物語」とかいい作品が多いです。稲森さんも「ブルーもしくはブルー」とかいい作品がありますが。「ロンバケ」「ハッピーマニア」からちょっと足りないキャラででてきたはものの、コメディやるには演技がイマイチだったのですが、瀧山みたいな役はなかなかはまり役。「英語でしゃべらナイト」でも結構博識を披露。女優としてはかなりのイメージアップでは。「最後までおまえは変わらんのう!」とちょっとお茶目な瀧山が可愛い面も垣間見れたお得なラス前でした。(笑
2008年12月08日 22:24
結局女優陣でいちばんよかったのは滝山だったのではないか…と、今週の放送をみながら思いました。
「みずからの運命を知った大奥が…」と語るあたり、語っている滝山自身が、大奥に住む精霊が人化した存在なのではないかと思ったほど。
だって…彼女実際は60歳を過ぎてるはずなのに、少しも容色に変化が無いし(笑)。

そういう意味では鳥居耀蔵も幕末(前史)の妖怪。明治元年に丸亀から解き放たれて東京に出て来た妖怪の徘徊ぶりなども、最終回に出てきたら面白いとおもいますけど(70分もあるんですから)、これが三谷幸喜なら通行人などに仕込んでわかる人にはわかる演出で笑わかしてくれそうですが、そういうシャレッ気は期待できないですかねえ(笑)。

深キョンの演じる淀君は、意外と良いんじゃないかと思います。三成の小栗旬との隠微な不倫愛など、民放のリアリティの無い恋愛ものドラマみたいで、べつの意味で楽しめそうな(笑)。
まあ、今年の収穫・稲森いずみのエレガントな立ち居振る舞いを脳裏に刻んで、来年はあまりうるさいことを言わず気楽にに楽しみたいとおもいますわ。
ikasama4
2008年12月08日 23:52
しとろえん様
今、深田さんが淀殿を演じるとしたら
イメージ的に仰るような高貴な生活で育った故に
世間と常識がズレている感じなんですよね。

まぁこれはかなり後半の楽しみになるんでしょうけどね。

宮崎さんは流石の貫禄ですが
これから彼女がどんな道を歩んでいくのか
楽しみなところです。

>「ニコニコ日記」「名古屋仏壇物語」
>「ブルーもしくはブルー」
おぉ、懐かしいですね。
自分は「ニコニコ日記」と「ブルーもしくはブルー」が好きでした。

NHKはある種の再生・育成工場のようなとこですからね。

玉木さんも大河ドラマや「氷壁」での抜擢で注目されてきたようなとこもありますからね。
>「英語でしゃべらナイト」でも結構博識を披露。
バリバリしゃべられてましたね。
あれはいいですね。
今後は海外にも目を向けてるかもしれません。
ikasama4
2008年12月08日 23:52
遊人庵庵主様
>結局女優陣でいちばんよかったのは滝山だったのではないか…と、今週の放送をみながら思いました。
そうですねぇ。
最後の幕を下ろしたいという「役割」はカッコよすぎです(≧∇≦)b

もし、鳥居耀蔵が出るのであれば
片岡鶴太郎さんに是非お願いしたいです(笑)
(※土曜の時代劇で鳥居役で出演してたので)

>三成の小栗旬との隠微な不倫愛など
まだ大野治長の線もありますからね。
ここは焦りは禁物です(笑)

来年は個人的に前半は物語の演出で
後半はビジュアルで見せてくれそうな気がします。

とりあえず上杉家の騒乱とか色々とお勉強していくつもりです。
( ̄▽ ̄)
MoTo
2008年12月10日 00:08
実に久しぶりに書き込みます。
前に書き込んだのが確か龍馬が暗殺される回の頃だったので、5週間ぶりになるのでしょうか?
この間個人的に色々と忙しかったりもして、記事を読む事は出来てもなかなかコメントするには至らなかったりしました。

今回に関しましては自分の印象としましては、大河ドラマの終わり一話前にしてはえらくゆったりとしているなという印象がありました。天璋院と帯刀が江戸城開城後に再会して囲碁をするというのも大分前からそうなるんじゃないかと思っていましたから(笑)。

今回の徳川家と豊臣家との比較に関してですが、たとえどんな形でも末代まで家を残すかそれとも今の地位を維持するかという究極の選択みたいな状況で選んだ道がそれぞれの命運を分けたようにも思えます。ドラマにて天璋院の選んだ家を残していくという道が、明治政府の元で徳川宗家が公爵家としてひとかどの栄誉を受けるようになったとも言えるのでしょうか。
MoTo
2008年12月10日 00:10
続きです。

豊臣家の淀殿に関しては、秀吉正室の北政所の引き立て役みたいな扱いをされている感がありますが、我が子可愛さ故に家を滅ぼしたといわざるを得ないと思います。大坂の役で秀頼を総大将にして打って出るべしという真田幸村の提案を一蹴した所にも表れているのかもしれません。あの戦で秀頼が出陣していたらその後の歴史は一体どうなっていたか、歴史にifは禁物ですが想像するのは面白いでしょう。
また天璋院と淀殿との比較と同様に北政所との比較というのも面白いのではないかと思うのですが。北政所もたとえ天下が徳川のものとなっても豊臣家を残す事を考えていたと言われていますから(しかしながら天下を手中に収めた家康にとっては豊臣家は目の上のタンコブだけにいずれ潰さなければならなかったのでしょうが)。
ikasama4
2008年12月10日 12:49
MoTo様
お久しぶりでございます。

この作品はどちらかというと全体的に
ゆったりした感じですから最後もそんな感じに
してるのかもしれないですね。

>天璋院と帯刀が江戸城開城後に再会して囲碁をするというのも大分前からそうなるんじゃないかと思っていましたから(笑)。
たしかに(笑)

>たとえどんな形でも末代まで家を残すかそれとも今の地位を維持するかという究極の選択
これはたしかに難しい選択かもしれませんね。
まぁこのドラマや今までの作品の流れで言うならば
淀殿と天璋院
亡き夫に対する愛がどれほどまでにあったのか
これが選択の上で大きな要素を占めていたのではないかとも思えてきます。
ikasama4
2008年12月10日 12:49
MoTo様
続きです

>大坂の役で秀頼を総大将にして打って出るべしという真田幸村の提案を一蹴した所にも表れているのかもしれません。あの戦で秀頼が出陣していたらその後の歴史は一体どうなっていたか、歴史にifは禁物ですが想像するのは面白いでしょう。
たしかにそれはありますね。

そういう点では大坂の役の前に
家康との講和での条件を飲んでいればこの戦自体回避していたかもしれません。

ただ、そうなってくると「真田幸村」という人物は
誕生していなかったでしょうけどね(; ̄▽ ̄)ゞ

>また天璋院と淀殿との比較と同様に北政所との比較というのも面白いのではないかと思うのですが。
たしかにそれは面白そうですね。

来年の大河で折を見てやらさせて頂きます。

ただ、北政所の登場を考えるに
予想としては来年の下半期以降になりそうですけど(; ̄▽ ̄)ゞ

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    Excerpt: どもっす。二日遅れの篤姫感想でごわす。 NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集/TVドラマ ¥37,397 まあなんつーか、今回のハイライトは、帯刀@瑛太との再会でし.. Weblog: 優しい世界~我が心に迷いあり(β) racked: 2008-12-09 22:28