2008年 第1クール ドラマ 初回評価

今期は結構いい作品が揃ってて初回評価がここまで伸び伸びに(; ̄∀ ̄)ゞ

そんな今期のドラマの傾向としては
このところ、せちがない世の中で
テレビでは景気がいいと言ってるけれど、全く給料が上がらない

儲けてる人はたしかに儲けてるみたいだけど自分は全く儲からない
まったくついてない

みたいな世の中を反映してるのか

これでもかというくらい
今期は主観、客観に関わらず
「ついてない人」「損をしてる人」が
主人公になってる作品がとても多い気がする(苦笑)



さて、今期自分が絶対見るドラマは以下の通り




薔薇のない花屋
あしたの、喜多善男
斉藤さん
鹿男あをによし
フルスイング
佐々木夫妻の仁義なき戦い



・・・意外と多い(汗)







薔薇のない花屋

久々に月9らしい月9が来ました。

見えそうで見えない
こう後々に含みを持たせた演出は流石です。

野島ワールドというと
同情と偽善
狂気と暴力
その裏には純粋故に歪んでしまった
人の美しさと醜さを極端な形で描く傾向がありますね。

最近は更に登場人物の台詞を「詩」のようにしたりして
ちょっとしたシェイクスピアのような悲劇が多い気がします。

今回の作品もその例外ではない感じがします。

とりあえず、2話まで終わりましたが
ちょっとだけあざといというか
どこまで引っ張るの?ってとこもあるような気がします。


それから気になるのがドラマに出てくる展開

「嘘から始まる恋」
「盲目の女性」
「亡き妻の面影」
「ひとつ屋根の下」

それから次回出てくる

名もなき「戦士」とか

他にもあるとは思いますが
なんとなく野島さんが関った作品を思い出させるとこがあります。
もしかしたら、敢えてそういう風に作ったのかなと思ったりもしますかね。






あしたの、喜多善男

これはハッキリ言ってしまうと
役者さんの演技とピアノのBGMを楽しむドラマ。

これに尽きます(笑)

まるで前半はチャップリンのようにコミカルな演技で
小日向さんは楽しませてくれます。

そして後半は失意とショックに打ちのめされている中で
ネガティブ善男という、善男とは全く性格が異なる人物が
登場する事で小日向さんの一人二役の演技が楽しめる。

これはかなりツウな作品です(笑)

まぁハッキリ言えば善人という彼の中にも
悪意はあるって事なんでしょうね。


それから、失望のひとつとして出てくる「借金問題」
ちょうど裏でも「借金」が取り上げられていますが
こっちの方がまだ「お金の怖さ」を実感する事が出来ます。
特に「お金の怖さ」を実感した者の一人としてはね。


また、面白いのはこのドラマの謎というか
彼を襲う「失望」「衝撃」とかが今後もたくさん出てくるのでしょうけど

善男が「死にたい」と思っていますが

善男が決めたのは
「11日後」に「自分で死ぬ」という事なんですね。

あくまでも「11日後」
それよりも早くてはいけない。

そして「自分で死ぬ」という事。

それは「事故死」でも「他殺」でもいけないって事なんでしょうね。

とりあえずドラマ自体も「11日後」が焦点になってる訳なんですが
ここに至るまで善男がどういう日々を送り
どういう決断を下すのかがとても楽しみです。






斉藤さん

このドラマはねぇ。
原作はどのようなものかは全く分かりませんが
とても社会派のドラマに仕上がっています。

自分は今まで観月さんがどうも苦手だったのですが
今回はその苦手意識が全然なくなりました。

自分の信念を貫く。

でも、その中で迷い・葛藤も描かれている。

また、観月さんの周りの役者さんもいいですね。

斉藤さんとは正反対で「自分」という「自分」がもてない若葉を
ミムラさんが上手くやってまるですし(笑)

冷静にこの場を対処しようとする三上さん役の高島礼子さんに

事なかれ主義の園長さんを演じる古田新太さんに

あくまでも第三者の立場で物事を見る若葉の夫に佐々木蔵之介さんと
キャスティングのバランスもいいですね。


悪い事をしている人に対して
自分が注意をする。

すると自分がその被害を受ける。

だから、何もしないでいいのか?

嵐が過ぎるまで何もしない。
すると、悪い事をしている人はいつまでも悪い事を続ける。

そのまま何もしないでいいのか?


一体何が問題で一体どうすればいいのか?

なかなか答えが見えない問題かもしれませんが

どういう風にすれば「人」にとっていい事なのか

そういうトコロを最大公約数のような形で今後も描いていくのでしょうかね。
なかなかに考えさせられる作品です。

それだけにどう感想を書けばいいのか
身近にある問題だけに結構悩ましいところもあります。






鹿男あをによし

このドラマは色んなところで人気上昇中(笑)
まず、ストーリー自体が飛び抜けてますね。
単純に面白いですよね。
ある日、鹿が突然しゃべって
鹿に命令されて命令通りに行動したけど
「失敗!」と言われて「鹿男」になるのですからね。
そして、鹿のため?に行動していくと。

奇想天外なファンタジー感じですが
その底辺にあるのは古事記・日本書紀に書かれた日本神話や
日本が歩んできた歴史、伝え聞く歴史が
それでいて結構構成はかなり組み立てられたものだと思います。

常々、海外ではその国の神話とかを題材にした作品があるのに
なんで日本とかはそういうのをしないんだろうかなと思ったのですが
まさか、こういう切り口で日本神話とかを語る作品があったとは。

これは絶対原作も読んだ方がいいですね。

「何故、地震に鯰が絡んでくるのか」
「何故、鹿なのか」
「何故、鹿島大明神なのか」
「何故、鹿と狐と鼠なのか」等々
そういった部分を知っておくと更にこのドラマが楽しめると共に
日本の歴史や神話にも詳しくなれるという一石二鳥なドラマです(笑)
でも、試験には出ないと思いますけどね(苦笑)


映像も綺麗で今後どうなるかが全く読めないのですごい楽しみな作品です。

また、巷で人気が上がってるのがエンディング(笑)

このエンディングと音楽と映像を見たいという人も結構いると思います。

とりあえず自分のその一人かな(; ̄∀ ̄)ゞ






フルスイング

まさか、こんなに感動を呼ぶドラマとは思いませんでした。
でもって高橋克実さんを見て泣けるとは思いませんでした(笑)

58歳まで打撃コーチとして生きてきた人が
ある機会を転機に59歳で高校教師になる
そして癌になり60歳で亡くなった。

そんな実話を基にしたドラマ



まず第一話では生徒との関り方
生徒がどのようにして心を開き成長していくのかが
本当に上手く描かれてました。

打撃コーチ時代、一人の人物に丁寧に接していった
経験というのが培われているのしょうね。

この部分だけで十分に引き付ける魅力があります。


彼が教師になろうとして
そして教師になってからのわずかの期間で

彼が遺そうとしたもの
そして彼が関った人達に遺していったもの―――生徒、先生、そして家族


それを丁寧に描いていくようですね。


また、人が持つ夢
夢の素晴らしさ
夢が持つ可能性

時には迷う事もある。

でも、夢さえあれば
過去の自分が持っていた夢に出会えれば―――。


そのところについての見せ方も楽しみになってきますね。



出演者も吹石一恵さん、本田博太郎さんに里見浩太朗さん、伊藤蘭さんと
バランスもいいですし

何より主題歌がこのドラマそのままを歌っていて
それが更にこのドラマの魅力を美しく見せてくれます。






佐々木夫妻の仁義なき戦い

全くもって正反対の二人が夫婦になる
これが時としては幸運となり
そして時としては不幸になる

それを見事なまでにコミカルに描いています。

神経質で几帳面でどこか論点がズレてる役はもう稲垣さんが完全に自分のモノにしてます(笑)

でもって
おおらかで見事な知性の持ち主=おおざっぱでへらず口の持ち主を演じる小雪さんは
今まで見た事がない役柄でとても面白いです。

こんな弁護士夫婦が喧嘩をすると
どうなっていくのか、ここが一番の見せ場な訳ですね。


初回の掴みとしては問題ないですね。


脚本家が大のプロレスファンという事で
役名にプロレスラーの名前が入っていて
また、律子の広島出身という事で「仁義なき戦い」がやってくると。

今後もどんな対決が待っているのか楽しみではありますが
TBSというのは初回と最終回はいいのですが
どうも中盤でたるんでくるようなとこがあるんですよね。
正確にはちょっと辻褄が合わないというか
どこか見せ方がズレてるというか。

役柄としてはズレてるのはいいんですけど
物語がズレてるのはどうも(; ̄∀ ̄)ゞ

これはもうTBSと言ってしまえばそれまでなんですけどね(苦笑)





後は簡単に語ると

「ハチミツとクローバー」
これはもう見せ方の問題に尽きます。
何を見せたいのかが全然見えてきません。
何を楽しめばいいのかが、ようわからんです。


「貧乏男子」
借金しても貧乏しても
信じる心があれば大丈夫。
そんな感じのドラマですが
否応なく(父の)借金を背負ってその債務処理に当たった者の意見としては
このドラマはあまりにも軽過ぎる(; ̄∀ ̄)
たしかに借金は今は当たり前かもしれんですし
明るく生きる事も必要ですけど
あそこまでアッケラカンとされると逆にひきます(; ̄∀ ̄)


「大好き!」
・・・よく考えたらまだ見てない(; ̄∀ ̄)ゞ


「4姉妹探偵団」
なんか淡々と物語が進んで
淡々と事件が解決したって感じ。
イマイチ、ピンとくるものがありません。


「エジソンの母」
ちょっと「実力があれば何をやってもいい」みたいな
とこもあったりして。
どうも、このドラマが言おうとしてる事に中立性がない。
また、主人公がマネキンのようで谷原さんが言うように「つまらない」(苦笑)


「1ポンドの福音」
なかなか面白かったとこはあるんですけどね。
私の中では完全に裏のNHKの圧勝です(; ̄∀ ̄)ゞ







まぁこんな感じですかね。

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この記事へのコメント

2008年01月26日 02:43
こんばんは。

あ~こんなにikasama4さんと気持ちが一致するクールもめずらしい(笑)
もうほぼ同意見でございます。
あしたの、喜多善男のピアノのBGMと役者の演技とか(笑)
フルスイングは良かったですよね。録画したドラマを木村君が出ていないのに
何度も見返してウルウルするのは初めてかも(笑)
鹿男は初回はリタイア候補だったけど、2話で心わしづかみ♪
本当は3本くらいに絞りたかったのですが、今期は意外とつぶぞろいで
絞れなかった。
ikasama4
2008年01月26日 13:45
アンナ様
こんにちはです。
今期は珍しく一致してますね(笑)
今期はもう少し削りたかったんですけどね。

それぞれに面白さ・奥深さがあって
どちらも見逃せませんね。

特に「フルスイング」は今期一番の仕上がりです。
物語・役者・主題歌共に文句なしです(≧∇≦)b
こういう作品は何度見てもいいですね。


鹿男は回を重ねる度に面白さが増す作品です。
それにしても今期の面白いと思うドラマは
「謎」という「謎」が多い事です( ^▽^)
2008年01月29日 15:41
私もikasama4さんとホボ同意見ですが、「斉藤さん」だけは見てません~。

「フルスイング」は、本当にいいドラマですね。この枠は「ハゲタカ」を初め、なんとなくレビューをしていないのですが、結構お気に入りの枠です!

今月一杯は忙しいのでレビュー少ないですが、2月から始まる小池君のドラマも楽しみです♪
ikasama4
2008年01月30日 00:04
芯様
今期は結構いい作品が揃ってて
ちょっと嬉しいですね。

土曜9時のNHK枠は
「ハゲタカ」といい
なかなか良作が揃ってますよね。

今後も楽しめそうです。

ただし、日曜9時は除くかもしんない(; ̄∀ ̄)ゞ

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