SP 警視庁警備部警護課第四係 第2話

警護課第4係ではテロに襲われた際の訓練を行う事になった。
しかし、そのテロが行われる前に犯人を逮捕した人物がいた。


―――井上だった。


彼はいつものように一瞬にして敵の気配を察知していた。
しかし、それと共に最近は頭痛や眩暈のようなものに襲われるらしい。

尾形は井上に病院で検査をするように命令した。




検査の結果

井上は神経成長因子・NGFの血中濃度が異常に高いらしい。
神経細胞を作り出したり傷ついた神経修復したりたんぱく質
脳の神経の機能回復に優れた効果を持っているらしい。

記憶力が優れているのもそのNGFが関与しているらしい。

また井上の場合、脳内の活性が高すぎるため
感覚神経が敏感になりすぎているらしい。


例えば眠りが浅かったり
些細な日常の音をうるさく感じたり
他の人がわからないような臭いをかぎつける



これらの特性は幼少期に不規則な生活を送っていたのか
もしくは強いショックを受けた時に形成されるらしい。



井上は己のトラウマを口にはしなかった―――。







それから井上は上司である尾形に病院での検査結果を報告した。




「ただの過労です」



その答えに尾形は一瞬とまどったが
直にまたいつものように、その報告を聞いた。







それから間もなく井上は笹本と共に次の任務に着いた。


加藤元総理の警護。

極秘事項とはいえ既に公安は周知済み(苦笑)

通常、遅くとも前日の夜に連絡がなければ護衛計画が立てられないのだが
元総理側が警護を嫌がったらしい。


この日、元総理は検査のために病院で手術をする。

それがマスコミに知られれば政治生命に関わるため
そんな考えが及んだのであろう。

それに今まで病院で襲われる事はなかった。

あり得ない事だったから。






そう、今までは。









この日、元総理は検査のために病院で手術をする。


この情報はあるグループに漏れていた。
彼らは着々と準備を進めていた。






全てはこの日のために―――。







一人が病院に潜入した。



その男の任務。


元総理についている警護―――SPの数を知るために。

そしてSPを確認した。


『男1女1』


彼らは笑った。

彼らにとってSPはものの数ではない。

SPはただのお飾り同然。


そう言いきれる自信が彼らが生きてきた経験にあった。





彼らは動いた。



まず2階、3階のエレベーターには「修理中」の札をつけた。

5階につくとエレベーターの動きを封じた。




そしてナースがいる部屋に向かうと
ナース長らしき人物に銃を突きつけてリーダー各の人物はこう言った。

加藤元総理のお見舞いに来た。
加藤元総理はどこにいる?

おまえが死んでも加藤元総理は悲しまない。
おまえの家族は悲しむがな。





加藤元総理は手術室で手術をしていた。

全てが予定通り。




次なる彼らの仕事。

SPを制圧しに行く。




今、SPの一人は外出していて
現在警護についているのは女のSP一人。



そのSPを彼らはいとも簡単に制圧した。



なおも反抗しようとする意志をもつ女に、その男はこう言った。


生きていれば俺達を倒せるチャンスは1%くらいある。どうする?ゼロにするか?







その頃、井上は昼食を取りに外出していた。

しかし、何か嫌なモノを感じていた。

もし、病室をテロリストが占拠してしまったら。



気になって急ぎ病院に戻る。


その時、ある足跡が気になった。


等間隔についた足跡。



「この歩き方―――軍人かなぁ」


井上は病院を見上げた。



今―――何かが起こっている――――。



















今回の笑いドコロは
七三の髪型を忠実に守る山本の髪型の手入れに
それって八二じゃないの?って笹本が指摘したら
山本は慌てて修正しましたが

あまりにも前とどこが変わってるのか分からなくて

(≧∇≦)b


ってしたものの苦笑してる笹本と




握力鍛えながら

窓越しから見える課長に
敬礼をする井上&笹本コンビと

それを冷ややかに見つめる課長さんでしょうね。





岡田さんのあのアクションはやっぱスゴイですねぇ。
あの動き方はかなりやってきてますね。




それから井上が足跡を見て
足跡の主が軍人だと判断した理由。

まず足跡の深さ。
そこから歩く人物の身長・体重を推定。

そして推測した身長から考える歩幅から
等間隔になっているために、そのようにして歩く
人物といえば・・・軍人かなと井上は考えたようですね。


敢えて横から人を歩かせたのは
そういう歩幅が等間隔である事を分からせるための演出。

この辺りはなかなか上手いです。





それにしても井上は人の足音から誰か判断できるようです。





そんな事、長く付き合っている人ならいざ知らず
見ず知らずの人でそんな事、ありえへんとか思う人がおるかもしれませんが
実はそういう能力を持った人はおると思います。


自分が昔読んだ「MASTERキートン」では
「トレイサー」という能力を持った兵隊の方が登場します。

その人は足音や足跡で、その人物の身長、体重、歩く癖を言い当てます。


自分もそんな技能が欲しいと思いました(笑)

まぁそれが何に使えるかは知りませんけど(苦笑)




さてさて今回のゲストですが
まず加藤元総理を演じたのが露木茂さん。
元・フジテレビのアナウンサーですね。


それからナース長らしき役に深浦加奈子さん。


そして今回のテロの首謀者と思われる人物を演じるのは北村有起哉さん。

自分が彼を知ったのは大河ドラマ「義経」での五足役。

それから「新・京都迷宮案内」「水木しげるさんの戦争ドラマ」「ジャッジ」にも
出演していましたね。


それから、テロのメンバーの一人に山根和馬さんがいます。

ナイフを持っていた方。

あの人はたしかSPにも出ていましたね。

なんかこういう役がハマります(笑)




さて、次回は
どうも井上は医師に扮装する事で病院内に潜入するようですね。

ありえない事態が起きていく現実。

その事態は更に加速していくようです。

テロ組織がこのような事をする目的。

この辺りも明らかにされていくのでしょうかね。


それ以上に気になるのは
元総理の入院するという情報を流した者の存在ですね。


極秘とされているこの情報。

しかし、テロ組織は元総理が入院する病院の見取り図
そして病院に着く時間や手術時間も把握していましたからね。


個人的に
これには現総理が関与してるんじゃないかなって思ったりしたんですけどね。

ドラマでは元総理に再登板の噂が広がっている。

その期待を打ち消すために、テロ組織を利用した。

まぁテロ組織の目的は違うかもしれませんがね。


MASTERキートン (8)

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この記事へのコメント

2007年11月12日 23:12
キートンもかなり特殊能力ですよね。シンクロというよりは分析の方が強いみたい。急に読みたくなっちゃいましたよ。明日ブックオフに行ってみようっと!!
あのじゃんけんって休憩のためのじゃんけんだったのでしたか。
二人しかいないのに持ち場を離れていいのかとめっちゃ心配でしたよ~~。
そんなものなんでしょうかね?
でも、外にでてから井上が察知できたというのもすごいですよね。
突然予感みたいなのが現れるけれどあれは予知能力なんでしょうか??
次回の岡田君の白衣が今から楽しみなエリです~~♪
ikasama4
2007年11月13日 00:13
エリ様
キートンは何せ「マスター」ですからね。

是非是非読んで楽しんで下さい(^▽^)

彼らは要人の手術中に
襲われた事がないから最低一人は持ち場を離れず
もう一人は食事休憩をとるように決められていたんでしょうね。

あの流れを見るとそれが慣例になってるみたいですね。

ただ事件は
「ありえない」と考えている状況から
生まれてくるようです。

ここから井上がどのように動いていくかが
楽しみなところです。
2007年11月15日 17:04
>「ジャッジ」にも出演していましたね。
えっ、えっ、どこに???と思って調べてみたら
余命わずか(?)な塚本さんではないですかっ!
どおりでどこかで見たような気がした訳だっ!←相変らず
人の名前と顔を覚えるのが苦手らしい(笑)。
水野美紀ちゃんと恋の噂があった際にも、この顔と
名前を見た筈なのに、すっかり忘れてました・・・
ikasama4
2007年11月17日 02:45
まこ様
北村さんは最近よく見かけるようになりました。
大河ドラマでも独特の存在感がありましたからね。

ジャッジではあの塚本さんを演じてました。

基本、そのネタも知ってはいますけれど

それはそれ
これはこれ

ですからね。

おそらく
これを機会に更に注目される役者さんになっていくのでしょうね。

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