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zoom RSS 風林火山 第37話 「母の遺言」

<<   作成日時 : 2007/09/16 23:09   >>

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晴信が由布姫に討たれなんだは
勘助、そなたがいてくれたおかげです。


由布姫を諏訪に帰したのは私です。
由布姫は諏訪にいてこそ武田との縁を大切に思えるのです。
それは四郎にとっても同じです。


どうか無益な諍いなど起きぬよう
そなたがよくよく見守って欲しい。

頼みます。



勘助はお北様の言葉に少々戸惑った。

そんな勘助を一向に介してないかのようにお北の方は言う。


晴信はよき父にはなれませぬ。
それは母だから分かるのです。


母としてその事だけが気がかりでなりませぬ。

もし、この武田家が滅ぶとしたら晴信が
己の父にした報いでしょう。



御館様は必ずや良き国をつくりまする。
お北様を安堵させるかのような勘助の発言でも
お北の方の悩みは一向に晴れる事はない。



どうか晴信の事を頼みます。







お北の方様との対面を終えた勘助は晴信と対面した。



今川家との和議が成立はとりあえず相成った。

今度は武田と今川の隣国になる相模の北条との和議も結ばなければならない。

今、北条家は関東管領を打ち破って以降、
関東圏内で勢力を強め、上杉憲政の居城である上州・平井城を攻め立てていた。


なればこそ、武田家・今川家との三国の結びつきをなさねばなりませぬ。

北条家が上杉家を討ち果たし後、
北条も越後の長尾と戦をせねばなりますまい。

長尾景虎は若輩なれど侮れませぬ。

今、武田家と今川家と結んでおかねば
上州においても信州においても
誰が敵で誰が味方であるかわかりますまい。


なればこそこの誼を結ぶ事が肝要かと。


氏康に異論を挟む余地はなかった―――。












三条夫人はお北の方を見舞いに訪れていた。
そして嫡男・義信と今川家との姫との婚儀を報告した。

お北の方はその報せを大変喜んだ。

三条夫人はお北の方様の苦労を大変労わった。

お北の方は笑って言う。


苦労などしておらん。
苦労など忘れた。

今の私にはこの世の執着などない。

何もなくなって心の平安を得たのです。

いずれ、そなたにもそのような時がこよう。

それまで苦労など修行と思えばよい。


これがそなたに遺せる唯一の言葉です。
どうか心を強くもって晴信と生きて下され。



三条夫人の眼が潤む。

「お北様・・・」


私は今、幸せなのです。



夫人の涙は止まらない。


何故泣く。

「わかりませぬ。」

泣けるだけ、そなたはまだ若い。

そう言ってお北の方は三条夫人に笑いかけた。







その頃、上杉憲政がいる上州・平井城に
上杉家家臣・長野業政が訪れていた。


彼は当主に進言する。



越後にお逃げ下され。


越後の先代当主・為景であれば
先代当主を討ち果たし者であるために
全く信用のおけない人物であった。

しかし現当主である景虎は
戦に強く、しかも義に厚い人物であるために
信用のおける人物であると。


そして業政はこの上州に留まり
殿が越後の軍勢を率いて上州に戻ってくる日を待っていると。



四方を敵に囲まれた状況下で
憲政は初めて誠の味方を得た思いだった。


憲政は越後に落ち延びる事を決意した。


そこで憲政は嫡男・竜若丸と共に落ち延びるつもりであったが
家臣である妻鹿田が進言する。

もし、お二人で落ち延びる折に
敵の手によって捕まってしまえば上杉家の名は絶たれてしまいます。


ならば、竜若丸は父が越後の軍勢を連れてくるまでこの地で留まると言う。

父は息子の言葉を受け入れてわずかな共で越後に落ち延びた。





越後についた憲政を景虎は屋敷に招き入れ
自身がその屋敷に足を運んだ。

そうした景虎の心遣いを憲政はいたく喜んだ。

そして景虎はこの憲政を助け、氏康を成敗してくれると言う。

早速憲政は景虎に上州へ兵を出し嫡子・竜若丸を救出するように景虎に命じた。

しかし、長尾家の家臣の顔付きが芳しくない。


何故、御嫡子をお残しなされましたか。


景虎の問いかけに憲政は上州での家臣と竜若丸とのやりとりをそのまま答えた。



それでは何故御自ら留まり御嫡子をお逃がしになさりませんでしたか。
そこだけは御短慮にござりましたな。




景虎の言葉の真意がわからずに景虎をたしなめる憲政に

長尾家家臣・宇佐美定満が答える。



「畏れながら御嫡子・竜若丸はすでにこの世にはおりませぬ―――。」




定満の子飼いの軒猿の報せによると

上杉家の御家来である妻鹿田が二心を抱き
竜若丸を捕らえ、北条家に差し出したと言う。


竜若丸の前には敵将・氏康がいる。


氏康は竜若丸に問い掛けた。

その目はまだ戦っておるようじゃな。この氏康を討ちたいか。

青年は目で応えた。



氏康は竜若丸の縄をほどくと彼に太刀を持たせると
自身も太刀をとり立ち合った。


竜若丸は猛然と斬りかかる。


その太刀がわずかながらも氏康の眉間を切り裂いた。

慌てた家臣に
手出し無用
と氏康は言い放つ。



そして横薙ぎの一刀の下に竜若丸を斬り捨てた。



見事な最期だ。
見よ、この氏康に見事に一太刀浴びせよった。
この氏康、決して忘れはせぬ。

義を守りての滅亡とはこのような事を言うのじゃ。




そして二心抱く戒めとして
妻鹿田らのの首を刎ねられ、城下にさらされる事となった。









「竜若丸様は誠においたわしい事にござりました。」



竜若丸!!


憲政に怒りと悲しみが混濁していく。


その様子を全く意に介さぬように平然と景虎は言い放つ。

北条氏康はこの景虎がいずれ成敗致しまする―――。











甲斐では三条夫人が嫡男・義信と今川家との姫の婚儀を喜んでいた。
三条夫人は今川家と武田家との誼により
義元の母・寿桂尼との計らいでもって京より嫁いでいた。

いわば後見人のような存在である。

これほど目出度い事はない。


しかし、義信の傅役である飯富虎昌はその婚儀に一抹の不安を感じていた。


飯富さんの顔色を察した三条夫人がその真意を尋ねた。

飯富は武田家は相模の北条との和議も進めている。
元々北条と今川との仲はよろしくない。

もしこれに今川が異を唱えれば、この度の婚儀もどうなるかわからないというものであった。

三条夫人はこの婚儀が上手くいくように飯富に頼んだ。

三条夫人にとって己の年幼き娘を他家に嫁がせずに済んだ事に安堵していた。



しかし、既にその幼き娘の嫁ぎ先は決められていた。

北条家の嫡男・新九郎の下に。


こればかりは致し方ないと晴信も考えていたらしい。


それから話題は晴信の母・お北の方に変わっていく。




母上はそう長くは生きてはおられまいとの医者の見立てであった。

思えば母上はこのわしが家督を継いでからというもの
いや、それ以前に心安らかにおられた事がない。

せめて、せめて最期だけは心安らかに御仏の下へ逝かせたい。












その夜、お北の方は夢を見た。






それは果たして本当に夢だったのだろうか。




それは遠い遠い先。

年老いた晴信が今川家に兵を挙げた。


そこに晴信の嫡男・義信が詰め寄る。


何故、今川家と戦をなさいますか。
我が妻の実家は今川家にござりますぞ。


これが戦国の習いよ。


左様な戦をするとあるならば、最早我が父ではござらぬ。

そうして義信は太刀を抜く。

いつのまにか
晴信の顔が信虎の顔に変わる。
そして
義信の顔が晴信の顔に変わる。

かつてお北の方が見た
あの頃の夫・信虎と晴信の時と全く同じ光景。



そして義信は晴信に斬りかかる―――。




お北の方は目が覚めた。



そしておもむろに御堂へと足を向ける。






不動明王と対峙したお北の方は語りかける。






私はあらゆるひとの争いを見てまいりました。
あらゆる人の欲を憎しみを見てまいりました。
あらゆる見たくないものを見てまいりました。
故に最早人の心を怖れる事はなくなりました。
されど、あなたさまの御心だけが見えませぬ。


見えませぬ。






その日、お北の方は旅立った。




春は花 秋は紅葉に いろいろと
日数つもりで 散らずそのまま






いやぁ今回はかなり痺れるような展開でしたね。






今回の史実のポイントは武田・今川・北条との三国同盟ですね。

この同盟の折に婚姻関係を結ぶのですが
これは下図のようになります。







    今       武       北
    川       田       条
    義       晴       氏
    元       信       康
    │       │       │
  ┌─┴─┐   ┌─┴─┐   ┌─┴─┐
  │   │   │   │   │   │
  │   │   │   │   │   │
  │   姫━━━義   姫━━━氏   │
  │       信       政   │
  │                   │
  氏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━姫
  真






つまり今川・武田・北条のいずれも姫を嫁がせているという点です。

これにより対等な同盟が結ばれているって事が示されていますね。

この同盟は桶狭間の戦い辺りまでしっかり守られる事になります。





それからドラマ演出について

まず北条家ですね。


今回、北条氏康の嫡男・新九郎(=氏政)を演じたのは
最近「流し目王子」とも呼ばれる早乙女太一さん。
もちろん大衆演劇の劇団出身なのですが

北条氏康を演じる松井誠さんも大衆演劇の劇団出身であり
しかもお二人とも福岡県は大牟田市の出身。

これほどの親子のキャスティングはないというものですね。



北条氏康は竜若丸と立会いをする事で
「義」というものが何なのかを教えようとしたところがあります。

これは役者としての教えにも見えるような雰囲気がいいですね。





それからお北の方と三条夫人とのかけあいですね。

三条夫人に苦労は人生の修行のようなものと思えばいいとアドバイスします。








三条夫人に訪れるこれからの未来。

それは今川義元が桶狭間で討たれた後、晴信は今川家を攻め滅ぼしにかかります。


それを知った義信は父である晴信に謀反を起こそうとするものの事が露見し、自害します。
30歳だったそうです。

そして晴信は今川を攻め滅ぼすとこの同盟を破綻させた北条氏康は激怒し
北条家に嫁いだ武田の姫と氏政を離婚させ、姫を甲斐に送り返します。

そして27歳の若さで亡くなったと言われています。


また、三条夫人の父は1551年に
周防の大内家に下向した折に大内家家臣・陶晴賢の反乱に巻き込まれ殺害されております。

その報せはまだ届いてないのかもしれませんがね。


そうして三条夫人は1570年に亡くなるまでに
次々と身内を失っていきます。


そうして年を重ねていく間に彼女もまたお北の方のように
泣ける涙を失ってしまったのかもしれないと思うと悲しくなります。

もう三条夫人が可哀相になります。

そして三条夫人は最期まで心を強くもって生きていけたのかがとても気になります。







そして、最後はやはりお北の方の最期でしょうね。



彼女が亡くなる前に見た夢。


それは遥か先の話かもしれない
年老いた晴信に嫡男・義信が詰め寄る光景。


この時、晴信が摂っている食事
そしてその時の服装。

自分の記憶がたしかならば
あれは、かつて晴信が信虎に詰め寄った時の
信虎の食事と信虎の服装と全く同じだったように思います。



つまり
己が行ってきた報いはいずれ己に向かってくる。


己が父を討ち果たそうとしたように
いずれ己の息子が己を討ち果たそうとする。

かつて自分がそうしたように。


元々、お北の方には少なからずそのような懸念があったのでしょう。


しかし、夢でそのような光景をまざまざと見せられます。


その夢はいずれ現実となるであろうと。



その夢を彼女は神のお告げと感じたのでしょう。



だからといって彼女はその夢を見せられても
この世のあらゆるものを見てきた彼女には
もう怖れるものはありません。


ただ、最期のこの時にそのような夢を見せるのか
その神の御心が見えないと言って彼女は旅立ちます。



その時の彼女の心が如何ばかりであったか
ここがとてもとても気になるところですね。

この辺りの思いがどんなものだったか
見る者に任せる演出はかなりの秀逸なシーンだと思います。





さて、次回はいよいよ武田軍は村上義清の討伐に向かうようです。
その先に見える越後・長尾景虎との対決も間近に迫っております。

それでは今宵はこれまでにて(笑)

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みなさん、こんばんは。先週「小山田さま」がお死んでしまったことで、さぞやワタシが気落ちしてるだろうと、心配してくださった方々・・・ありがとうございます。 結構前から知っていたことなので、それほどでもないのですが、やはり「やる気」「見る気」はイマイチかも知れません。でも今日は「北条氏康どの」が登場するようなので、だいぶモチーべーションも上がりましたね! また今週からは「リニューアル」した「風林火山クラブ」も始まりますので、みなさん是非お越し下さい。お待ちしております。{/hiyo_uru/} ... ...続きを見る
ブルー・カフェ
2007/09/16 23:17
風林火山
第37回/母の遺言 ―あらすじ―自らの死期を悟った大井夫人(風吹ジュン)は初めて勘助(内野聖陽)を呼びつけ、晴信(市川亀治郎)の行く末を託す。 同じ頃、関東管領・上杉憲政(市川左團次)は新興の北条氏康(松井誠)に追い詰められていた。家老・長野業政(小市慢太郎)の進言に従い、憲政は長尾景虎(Gackt:ガクト)を頼って越後へ落ち延びることを決意する。 いよいよ関東制覇を目前とする氏康の元を勘助が訪れた。武田・今川・北条の三国同盟を結ぶよう打診するためだった。 そこへ憲政の家臣・妻鹿田(田中実)が... ...続きを見る
のたまふ
2007/09/17 11:17
[大河ドラマ]風林火山 - 「母の遺言」
2007大河ドラマ「風林火山」 - livedoor Blog 共通テーマ 小山田ショックから1週間が過ぎました先週の勘助-御北様の初対面シーンからスタートです御北様は側室コレクターと化している晴信が心配なようで「晴信はよき父にはなれぬ」と、未来を暗示するような言葉を勘助に告.... ...続きを見る
Hiro's - Blog
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武田信玄の母・大井の方(風吹)身罷る・・・。 長尾景虎(Gackt)が毘沙門天を ...続きを見る
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いよいよ追い詰められた関東管領上杉憲政、ついに長尾景虎を頼る 事を決断しましたね{/face_naki/} もう少しで、上杉謙信の誕生です{/panda_2/} それにしても関東管領上杉憲政{/namida/}{/namida/}{/namida/} 酒色に溺れ、長野業政と云う義に厚く忠誠心に富んだ武将を家老に 持ちながらも家格だけにとらわれ衰退し、遂には長尾家の庇護を受 けなければ家が存続出来ないところまで堕ちて行くとは、何とも哀 れを感じてしまいます{/kuri_5/} 飯富が今川の娘と... ...続きを見る
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4さん、こんばんは。

>北条氏康は竜若丸と立会いをする事で
「義」というものが何なのかを教えようとしたところがあります。

全く今日の氏康どのにはシビレますよね〜◎「河越夜戦」の時もそーとー来てましたが、今日は「跡取り」教育までしっつかりしてるところが「フグの家」とは大違いだなあ・・・って思いましたね。北条家は五代続く訳ですが、武田家と違って「嫡男が家督を継ぐ」ってしっかり決めておいたから「家督争い」もなく、戦国時代にあってほんと「稀有」な一族ですよね。

また今週からリニューアルしたクラブが始まりますので、ikasama4さんも、お時間のある時に是非お越し下さい。近々に「北条家」の特集も組みたいんで「例のやつ」を再び引っ張りださせていただくかと思いますが、ヨロシクお願しますね。
なおみ
URL
2007/09/16 23:27
氏康の息子役で太一君が登場しました♪
松井誠さんと大衆演劇出身という共通点だけかと思いましたら
出身地も同じ市とはこれまたなんと素敵なキャスティング☆

武田・今川・北条との三国同盟!
政略結婚にはそれぞの姫が嫁いで行くのですね〜

お北様が亡くなる前に見た夢は、一番案じていることが夢となって映ったのでしょうね〜
小雪
URL
2007/09/17 12:38
三国同盟・・それぞれの国主の腹の中に、全く欲望と言うものがなかったら、未来永劫、同盟を結んだ国通しは、いい関係でいられるのでしょうが、一つ間違うと、本当に怖いことになってしまうのですね。

持ち駒に使われた子供たちの将来を、その親たちはどう考えているのでしょう。

お北様や、氏康や、そして憲政からも、「親」、と言うものを感じた話だったと思います。
さくらこ
URL
2007/09/17 17:21
あの夢、あそこだけ別のドラマみたいで怖かったですが
あれがある程度現実になってしまうと言うのが悲しいところです
大井夫人はず〜っと心配の多い人生だったように思いますので
安らかに眠って欲しい気がしました
Hiro
URL
2007/09/17 19:43
なおみ様
こんばんはです。
北条氏康は「義」が何たるものか示そうとしていました。

しかし、一方の上杉憲政には
北条氏康を「悪」と見たようです。

敵味方変われば「義」もまた変わるようです。

たしかに北条家はかなり稀有な一族といっても過言ではないですね。

資料についてはどうぞご自由にお使い下さい( ^▽^)
ikasama4
2007/09/17 20:15
小雪様
>松井誠さんと大衆演劇出身という共通点だけかと思いましたら
>出身地も同じ市とはこれまたなんと素敵なキャスティング☆
これには私も驚きました。
まさしく見事なキャスティングですね。

>武田・今川・北条との三国同盟!
>政略結婚にはそれぞの姫が嫁いで行くのですね〜
これにより三国対等な同盟である事を強調しているのでしょうね。

またどちらもこの同盟による利害関係が一致してるのも
ポイントなのでしょうね。

それにしてもお北の方様が見た夢は
本当に切ないですね。

それが現実のものになる故に。
ikasama4
2007/09/17 20:16
さくらこ様
三国同盟も裏を返せば
各国で姫を嫁がせなければ
同盟を結べる事が出来ない程の信頼関係だったという事なのでしょうね。

これだけの事をしなければならない。

それだけ戦国の世での信頼関係は薄氷のようなものだと
言っているようなものですね。

その利害関係によって翻弄される子供達。

結局、当主達が見てるのは我が子ではなくて
我が国という事になるんでしょうね。

>お北様や、氏康や、そして憲政からも、「親」、と言うものを感じた話だったと思います。
そうですね。
そして、それぞれが思う「義」というものも
描かれていたように感じられます。
ikasama4
2007/09/17 20:16
Hiro様
そうですね。
あの夢はお北の方が危惧していた事でしょうし
彼女はあれを未来の武田家が辿る姿と感じたのでしょうね。

あの時のお北の方には
苦悩も迷いもなかったのでしょうけれど
その夢を見せた神の心を問いてかけていました。

どうにかしたいと思ったとしても
この世で彼女がその未来を変える力はすでになかったのですから。

それだけに切なくなりますね。
ikasama4
2007/09/17 20:21

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