セクシーボイスアンドロボ 第9話

何も変わらない
姉は母が自分の服を勝手に来た事で怒ってる
父は娘が父と母が見合いで結婚した事を周囲に言った事で怒ってる
母はこの間、父とすれちがった時に無視した事を怒ってる


このどうでもいい家族の揉め事もいつもと変わらない。

あんなに色んな事があったのになんでだろう。


全ては・・・プッチーニのせいだ。


ロボがその内の一人と恋に落ちて
私の前からいなくなった。


ロボと地蔵堂が一遍になくなって私は私じゃないみたいだ。




父と買い物をした時、父は神様に願い事をしていた。



父は言う。
神様が願い事を叶えてくれる訳じゃない。

「じゃあどうして神様にお願いするの。」

お願いというよりも、神様との約束だな。

何かをする時に一人じゃ心許ないから。誰かと一緒じゃなきゃね。


ふと、脳裏に浮かんだのはロボといた時の記憶。
私が何かをする時、いつもロボがいてくれた。


私も神様に約束したくなった。

神様のとこに行くと秀吉がいた。
彼も神様にしか頼るものしかなかったらしい。


「目、赤いよ。・・・泣いた?」


花粉症かな。

秀吉は笑った。


私は神様と約束をした。



「またみんなの笑顔見せて下さい。」






そうやって誰かが働いているとこを見てるって

見送ってくれる人がいる。

何か大きな事がある日、昭子は靴をTの字にする癖があった。





かつて社長はスパイだった。

生きるか死ぬかの修羅場で仲間を見捨ててしまった。


「でも、仕方ないんじゃない。」


見捨てられた方の立場になって考えてみぃ。




・・・・・ニコ考え中・・・・・ニコ考え中・・・・・

ニコ考え中・・・・・ニコ考え中・・・・・ニコ考え中

・・・・・ニコ考え中・・・・・ニコ考え中・・・・・




「許せないo(`_´*)o」


この折鶴に書かれていたのは
患者さんの願いだと思ってた

でも、それは社長の字だった。

つまり、マキは自ら殺されようとしていた。


「どうして?」


それは社長が「自分が自分で許せない」から。


私にはわからない。


一番、許せないのは長年、社長に仕えた秀吉だった。





そして、秀吉はやりきれない怒りをロボにぶつけた。



おまえ、ニコの言う事を信じなかったんだってな。


そして見つけてしまった。

彼女の秘密を。

そして、ロボは気付く。

自分がとりかえしのつかない事をしていると。




昭子さんと一緒にいるロボ。

彼女がそんな事をする人には思えなかった。


ずっとこういう事が続けばいいのに。


私は時間が止まればいいのに。


続けるのは難しいから。
というか
続かないのを知ってるから。



俺達続かないの?


・・・写真を撮ろう。


写真は今の二人の時間を止めてくれるから。
その時の二人が生き続けるから。




夜、昭子さんがどこかに出かけた。

ロボは眠れない。


昭子さんが帰ってきた。

彼女の手から硝煙の匂いがする。

その匂いはロボの悲しみを決定付けていた。




私は社長を説得していた。

「もうそんな事いいじゃないですか」

そうね、私も時々忘れてる。
忘れたからってなかった事にはならない。


それはニコ自身がいった事。


あの時の言葉、私にはとっても堪えたわ。

あなたの言う通りよ。


社長の決心は揺るがなかった。





昭子さんと一緒にホラー作品を見るロボ。
ロボは人殺しのシーンは見ない。
あくまで実写は。

もし、私が人殺しだったらどうする?

その答え考えさせていいですか?

その答えなんですけど、昭子さんが人殺しでも好きだと思います。

正義感よりも好きの気持ちが勝ってしまった自分が悲しいだけです。


昭子さんがたとえラスボスであっても好きです。

昭子さんが巨悪。

でも、好きだぁ!!!



昭子さんは出掛ける。
今日は夜勤らしい。






携帯が鳴る。
ロボからだ(〃▽〃)



今夜だ。

地蔵堂の社長を殺すのは。


ねぇ、どうしたらいい?
ロボ、来てくれるよね。


・・・いや

どうしたらいい?

意外な場所に隠せば・・・ニコの中学とかは?
それならまさか誰も地蔵堂の社長がいるとは
思わないだろ?



「学校ね。それは意外な場所だわ。」


そこに当たり前のように昭子がいた。


プッチーニにバレたって電話した方がいいんじゃない?
じゃないとニコって子を裏切る事になるわよ。


私が人殺しでも好きって言ったよね。
あれって本当?
信じてもいい?



信じてもいいです。

そしてロボは自分の携帯を昭子さんに渡した。

彼女は出かけた。

地蔵堂の社長を殺すために。




ロボの心に魔が刺していた。

今、自分はとりかえしのつかない事をしているんじゃないだろうか。



その葛藤の最中でロボは正義の心を取り戻す。
人を殺すってどんな時でもダメに決まってるじゃないか!






マックスε≡≡ヘ( T∀T)ノでも僕のマックスロボがな~い






その頃、プッチーニはマキに銃を突きつけていた。

「どうして死ぬ人の願い事叶えようとするんですか?」


眠れない患者さんは暗い病室から明るい夜の街を見ている。
またいつか戻る事を夢見て。

もう自分が戻れないと自覚している人もいる。

あんな小さな窓からそんな思いで見てる人がいる。
そんなの考えた事ある?

私たち看護師だから人が死ぬのは慣れてると思われている。

でも、そんなの慣れないの。

なんで私たちがそんな人たちの死に立ち会わなければいけないの?

私たち、あの窓を無視してる人たちが許せないの。

いつもスイッチ切って悲しくないようにして

人が亡くなっても何ひとつ変わらないこの社会が嫌なの。

人の命がなくなったって何ひとつ変わらない。




もし、あなたが死んだらロボが悲しんで誰とも話さなくなるかもしれない。

何もかわらないように見えるけど

それってもうわたしの知ってる世界じゃない。

元に戻そうとしても戻らなくて

死ぬって事は自分だけがいなくなって終わるだけじゃない。

池に石を投げた時みたいに
次から次に波紋が広がって、いつまでも鎮まってくれなくて

誰かがいなくなるってそういう事でしょ。




そんな中、ロボは駆けつけた。
息も切れ切れの中、ロボは嘘をついた。



社長の恋人が目を覚ました。



その場を打開するためにロボが必死でついた嘘。

それによって社長の命は救われた。


でも、社長が可哀相だった。


―――すみません。





今回の一件でもうプッチーニの仕事が嫌になっていた三人組。

その時、サキヤマさんが亡くなったとの知らせを受けた。


彼はリハビリのために桜の花を紙で切っていた。
たくさん。
たくさん。


その中にあったプッチーニへの願い。



サキヤマさんの最期の願い。
プッチーニの最後の仕事。


「あんたらしあわせになりや」


今までで一番難しい願いなのかもしれない。

でも、願いは叶える。

それが私たち、プッチーニだから。





それから昭子は遠いとこへ行く。

旅行より長い時間。

病院は辞めた。

住んでいる部屋は荷物毎人に貸した。

ロボには何も言わずに。

彼女は私にメモを渡した。

それには彼女が今日の六時までいる場所が書かれてあった。

一緒に来たかったらそこに来てって。



「絶対に一緒に行くって思わないんだ。」




何が何でもっていう生き方は疲れちゃったから。





私はそのメモをロボに渡さなかった。

生まれて初めて魔が刺すという言葉を知った。




そしてロボに会った。


ロボは家に帰る事が出来ずにいた。
ロボット達に浮気をしたようで気がひけるらしい(笑)


ロボが切り出した。
一番大変な時にいれなくてゴメンね。



「別に」


許してくれるの?
そう簡単に許してくれる訳ないよね。





その言葉に取り返しのつかない事をしてしまった自分に気付く。


ロボは私を責めなかった。

もし、昭子さんがどうしても伝えたかったら
別の方法をとっていたはずだから。


でも私は許せなかった。

自分で自分が許せない。


いいよ。
俺は許せてる。

だって、俺達トモダチだろ( ̄ー ̄)b



ロボが帰ってきた。
痛みと懐かしさ。
そして許してもらった安堵感から。

また、あの世界が戻ってきた。


あなたがいなくなると世界が変わる。
あなたがいなくなると私の知ってる世界じゃなくなる。

それはとてもさみしいことだから。

だから死なないで―――。





マキの恋人役にマイク眞木さん。
・・・マキ繋がりって事なのかなぁ(;・∀・)ゞ

崎山さんを演じたのが鶴田忍さん。
拳銃を持ってたってことはその筋の役って事なんかなぁ(;・∀・)ゞ

それにしてもタイミングがいいなぁ。
紙切りって最近流行ってるのかなぁ(笑)


小林さんと松山さんのかけ合いはどちらかというと
まったりした感じがあるのですが
小林さんと大後さんのかけ合いは小気味よいテンポで
淡々と流れていてこれはこれで面白かったですね。







既にどこかで見た人もおられるかもしれませんが
原本はこんな感じです(;・∀・)ゞ






さて、今回はなくして気付く事。

いつも当たり前にいた人。

それが突然いなくなる。

そして世界は変わる。

心が揺れる。

その揺らぎはいつまでも鎮まる事がない。

それでも時々、その揺らぎを忘れてしまう自分がいる。

忘れたからってなかった事にできるはずがない。



そんな自分が自分で許せない。

だから時々、自分でも魔が刺すような事をしてしまうのかもしれない。


そんな自分なのに


「許される」


それだけで、自分の世界が変わっていく。

この一言がとっても大きいですね。


まぁ、今回の場合
今まで一緒にいた人がいなくなるって事はこんなにも苦しい事なのだから
簡単に死ぬなんて事を選ばないで欲しい。

あなたを必要としている人がここにいるのだから。


今や年間約32000人以上となる自殺者数に対して
簡単に生きる事を諦めないで欲しいというメッセージも感じられますね。



そうしてニコは神様の約束を果たしましたね。

ニコにもロボにも地蔵堂の社長にも、そして秀吉にも笑顔が戻りました。


「しあわせになりや」
最後の願いを果たすために
プッチーニのメンバーだった人達もきっと笑ってる気がする。



・・・ニコの家族はどうなったかわかりませんけど(;・∀・)ゞ




さて、来週なんですが・・・予告がねぇなぁ(;・∀・)ゞ
という事は今回も間に合ってないんだろうなぁ。

公式HPには掲載してあるけど、これまた急な展開だなぁ。

でもってゲストがこれまた個性的な方だからなぁ。
どんな風になるのか気になる気になる。

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この記事へのコメント

2007年06月06日 00:51
おお、トラバが飛んだ~!

>今や年間約32000人以上となる自殺者数に対して
簡単に生きる事を諦めないで欲しいというメッセージも感じられますね

私もそう思いました。
最後のニコの「死なないで」は不特定多数の人たちへの
メッセージに聞こえましたね。

もたいさんが、タモリさんみたい。。。(^^;)
2007年06月06日 01:16
今晩は、シャブリです。

>マイク眞木さん・・鶴田忍さん・・紙切りって最近流行ってる
目が行くところが同じだなぁって読みましたよ(笑)
>あなたを必要としている人がここにいるのだから。
このドラマを見た後、色々考えてやろうとすることが手に付かない火曜日病です。2話「ごぼ蔵」の最後の言葉や、1話のマキ・ニコの台詞につながる9話の作り方は秀逸で、次回がどのくらいのレベルになっているかがちょっと心配にもなります。
なんで気が付くと泣いてるんですかね。
ニコが主役と言うこともあって、なにか中性的な感情を揺さぶられているのでしょうか。通じて”生きる意味”がテーマだからかなぁ。なんて・・

そうそう、WeeklyYomiuriの表紙が、大後寿々花ちゃんでした。ファンとしては嬉しい!
記事があがったら、TBしますね

P.S H☆C-BBSに書いたのですが、せっかくなのでイラストを私のブログに使いたいのですが・・「許される」?
I appreciate in your usual cooperation. Best Regards,Chablis
ikasama4
2007年06月06日 08:10
くう様
おお、TBがトんでますねぇ!

生きるってとっても大変なんだけど
あなたがいなくなる事で悲しむ人がいる。

あなたは決して一人じゃない。

それがこのドラマを見てる人たちに
訴えているようでしたね。

>もたいさんが、タモリさんみたい。。。(^^;)
そーかもしんない(;・∀・)ゞ
ikasama4
2007年06月06日 08:11
シャブリ様
おはようございます。

「ごぼ蔵」が出てきたのでちょっと触れると

あいつがいる事が当たり前だと思っていたのに
あいつがいなくても平気だと思っていたのに

あいつがいなくなって世界が変わった。

どうしようもなく苦しい自分がいた。

あいつに謝りたくて
許してもらいたくて奔走する。

同じ雰囲気でも視点を変えれば
こんな風に感じられるようですね。
この辺りの演出はなかなかです。

決して使い回しって事じゃないんでしょうけど(;・∀・)ゞ

>そうそう、WeeklyYomiuriの表紙が、大後寿々花ちゃんでした。ファンとしては嬉しい!
画面イッパイの画像でお願いします(;・∀・)ゞ

P.S.許します( ̄ー ̄)b
2007年06月06日 13:46
>同じ雰囲気でも視点を変えれば、こんな風に感じられるようですね。
エピソードは異なりますが、同じテーマが流れて、つなぎ込みも自然な所がいいですよね。

>画面イッパイの画像でお願いします(;・∀・)ゞ
は~い。ちょっと小さいですが、記事には載せます!
それと、お許しありがとうございます。
I appreciate in your usual cooperation. Best Regards,Chablis
2007年06月07日 00:02
今回の前後編は、大満足なストーリーでしたね♪

一番、響いたのはニコの言葉。
「死ぬって事は自分だけがいなくなって終わるだけじゃない」
そうだよね、そうだよねって思いながら号泣。

このドラマ、一話完結だと思いきやセリフで繋がってたんです
ね!!と、なると放送自粛された7話が気になります…
ikasama4
2007年06月07日 01:07
シャブリ様
>エピソードは異なりますが、同じテーマが流れて、つなぎ込みも自然な所がいいですよね。
ちょっと唐突なとことかはありましたけど
結構話の流れはスムーズでしたね。

前半は「恋」ってとこから
後半の「生」への展開へとの流れで
前半も「生」と見たのですけど
この辺りはそれぞれの主観に委ねられて
色んな楽しみ方ができますね。
ikasama4
2007年06月07日 01:08
ファンタ様
>一番、響いたのはニコの言葉。
>「死ぬって事は自分だけがいなくなって終わるだけじゃない」
>そうだよね、そうだよねって思いながら号泣。
そうですね。
この言葉に尽きますね。

生きるって事
死ぬって事

常々私がクチにしていた思いに近いとこが
このようにして再現されると嬉しい限りです(笑)

>このドラマ、一話完結だと思いきやセリフで繋がってたんです
>ね!!と、なると放送自粛された7話が気になります…
できれば、このドラマの最終回までに第7話を見たいんですけどねぇ。
神様(-人-)約束して下さい
2007年06月07日 04:13
ikasama4さんへ

プチプッチーニMAX可愛いです~。
後編は見ながらずっと泣いてました。
「生きる」って本当に大変だけど、自分ひとりで生きてるわけじゃない。
自分がいなくなれば、それだけで傷つく人がいる。
改めて命の大切さと生きることについて考えさせられました。

2007年06月07日 11:16
プッチーニのイラスト、マックスさいこ~~~なのデス!!!
小林さん中心に物語が回り、ともさかちゃんもそれなりに
重要なセリフをしゃべってた印象があるのですが、
はて?もたいさんは・・・・・・とは思いつつ、
もたいさんの場合はその存在感だけで他を圧倒してたかも~(笑)
ikasama4
2007年06月08日 00:16
meihua様
>「生きる」って本当に大変だけど、自分ひとりで生きてるわけじゃない。
これは変えられようのない真実。
だけど、時々自分は一人で生きているんだと錯覚してしまう。
もっと、人の温かさに触れたならそんな事はないといえるのに。

誰かといるから新しいものが見えてくる。

それが見たくて生きているのかもしれないですしね。
こうして考えるだけでも「生きる」って事は
考えさせられるものがありますね。
ikasama4
2007年06月08日 00:17
まこ様
>プッチーニのイラスト、マックスさいこ~~~なのデス!!!
マックスありがとーございます(≧∇≦)

>はて?もたいさんは・・・・・・とは思いつつ、
>もたいさんの場合はその存在感だけで他を圧倒してたかも~(笑)
たしかに。
もたいさんは出てるだけで何故か画面が引き締まります(笑)

この三人のスリーショットはいいです。
特にこのグラサンってのがまたいい感じです( ̄ー ̄)b

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