バンビ~ノ! 最終話

伴の携帯が鳴る。
緊急事態らしい。

織田さん、自転車ハエェ(笑)


大使館関係の方から連絡があって
今から1時間後に30名のお客様がやってくる。
そして16時までに気持ちよく帰って頂く。


そのために厨房もホールも皆協力してやろうって。



そして伴はドルチェの手伝いへ。

・・・遅いんだよなぁ。

そうは言っても織田さんはちょっと嬉しそう。




伴、パスタちょっとこぼしかけたよ(笑)




オーナーシェフ・・・・・髪型変わったなぁ。

どこかで舞台やって来ましたって感じです(笑)


イタリアの人達は人生を楽しむ達人らしい。


イタリアは何もかもがクッキリしてる。

空も海も山も人間も料理も。


でも、死ぬほどつらかった。


おまえ、何でイタリア料理やろうと思ったんだ。


なんとなく好きで・・・ごめんなさい。



俺もだ。なんとなくカッコ良かったからな。


『おまえは日本人なのになんでイタリア料理なんだ』ってね。



与那嶺さんはイタリア行った事あるんですか。

当たり前だよ。僕、イタリア人だもん(^▽^)





・・・嘘かホントかよくわかりません(;・∀・)






そしてオーナーから突然呼び出された与那嶺と桑原と美幸。


大事な話。



三人からいつもの笑みが消えた。





オーナーシェフはバッカナーレを辞める事になった。



まず、娘として皆さんに謝ります。
父は今まで築いてきたものを守る人生よりも
もう一度新しく人生を送りたいと言いました。

その話を無邪気に語る父を見て


「そんな事、止めてくれ」とは言えませんでした。



本当に滅茶苦茶な話です。

申し訳ありません。

バッカナーレはここにいる3人が中心になって続けます。

どうかよろしくお願いします。



「シェフにはもう会えないのでしょうか。」



どっか、消えちゃった。

困るよねぇ、ホント。
でも、あの人らしいな。

さて、頑張らないと。よろしくね。




伴にとって

遠藤さん鉄幹さん
どちらも勝手に父親みたいに思ってた。

そんな人達がいなくなった。



でもさ、あの年でゼロからやろうなんて。
シェフらしくて。

親父はカッコ良かったってね。



じゃあバッカナーレのために頑張ります。



香取が切り出した。

俺は近いうちに店を移ろうと思う。
前々から決めていた事だ。

おまえはこれからバッカナーレに一生捧げるつもりか。

俺達は料理人だろ。

腕一本で生きていくんだろ。

だから、こうして一生懸命にやってんだろ。

この腕さえあればどこいってったって生きていける。

俺は店のために生きているんじゃねぇ。

自分のために生きているんだ。

ここは宍戸鉄幹の店だ。宍戸鉄幹の味だ。

自分の味じゃねぇ。

いつか自分で店出すためにも
自分の味を出すためにも


料理人ってそういうもんじゃねぇか。

違うなら教えてくれよ。





伴は何も言い返せなかった。




そしていつものように仕事をした後、帰ろうとしたら
与那嶺さんと桑原さんと美幸さんが飲んでいた。




・・・まいったなぁ。


香取が辞める事?


それはよくある事だし。
いなくなると存在の大きさがわかる。
私は宍戸鉄幹の娘でしかなかったんだなって。
・・・バッカナーレ守ってく自信がない。


こういう未来を想像してなかった。
心の準備が出来てなかった。
正直、宍戸鉄幹に押し潰されそうだ。
次に自分達がトップの世界に入る事を想像してなかった。


やめましょう、そういうの。
ぶっ壊しましょう。
宍戸鉄幹のメッセージ。

別にバッカナーレを守らなくたっていい。

お前達の好きにやってくれたっていい。

自分達の状況を嘆くよりも
今を好き勝手やればいい。

宍戸鉄幹が持ってたものをなくしたっていい。

メニューも桑原さんの好きなようにすればいい。

じゃないと僕らは宍戸鉄幹に負けてしまう。

上が作ってきたモノを壊すってのが下の人間の礼儀ですよ。




三人は今を立ち止まらずに前を向いて走っていく。



その時、伴は以前オーナーシェフが言っていた事を思い出した。


この仕事にある限り、立ち止まってはいけないんだ。

それから絶対に人のせいにしてはいけないんだ。

何かのせいにしてはいけないんだ。

この仕事を自分で選んだんだ。

だったら人のせいにしてはいけない。

上手くいかないのは全部自分のせいだ。

そう考えればシンプルだろ。



頑張れ。




その姿に伴の道が切り開かれる。





―――イタリアに行く。





料理人として行くべきだとかたいした理由ではない。


お店とかアテはない。


帰ってきてもバッカナーレに自分の居場所はない。


それでも自分は行きたい。




いいんじゃない。

いいんじゃないんかな。

おまえは大きな勘違いをしている。
バッカナーレはおまえがいなくなっても全然困らない。


バッカナーレの仲間は快く自分を送り出してくれた。



そして伴は走り出す。




希望が見えたら走ってるのは伴の十八番(笑)




その日から伴はイタリアにある幾つもの料理店に手紙を送り続けた。






それから間もなく香取は店を辞めた。





まぁいつか会うかもしれない。
料理人である限り。





数日後、手紙が来た。


その内容に伴は喜ぶ。


・・・もうイタリア語が読めるのか(;・∀・)



ホールの皆が集まる。

何気にホールの人員が増えてるなぁ。

あの女性がちょっと気になる(゚Д゚)誰?



伴がここで働く最後の日。
「どうもありがとうございました。」

「じゃあ今日も一日頑張りましょう。」


そうして皆いつものように仕事をする。


淡々と時間が流れていく。


そして、これがバッカナーレで作る最後の料理。


こんなにもあっけないものなのかな。



そう思っていた矢先、伴は与那嶺に促されてホールに向かった。



香取が嫌がった恒例の儀式。

自分一人に用意された特等席。

バッカナーレのフルコースを召し上がって頂くらしい。

たしかに香取には似合わない(苦笑)


前菜は雅司さんとこずえさんが作ったサーモンの燻製サラダ。

パスタはあすかさんが作ったペスカトーレ。

桑原さんが作ったアイナメの香草焼

皆の顔を見渡す伴。

ありがとうございます。





















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?




















「おい。ドルチェ(゚Д゚)。」



やっぱりオチです(笑)





最後は織田さんが作ってくれた思い出のティラミス。








そして伴はローマの地に辿り着いた。







伴が目指した店。
そこで彼を待っているのは―――。








なるほどですね。

最終回という事もあって序盤は少々駆け足ぽかったような印象を受けましたね。


今回は「料理人」という事よりも「職人」っていう事にも共通しますね。

自分の絵について言うと
最初は色んな人の真似とかしたりするけれど
そうしている中でいつしか
「自分の個性を出したい」とか
「自分の色を出したい」って思ったりします。


ずっと真似をするのもいいけど
結局、それってその真似した人の色というか特色で
自分の個性ってのが全くないですからね。


いつかはそういうとこまで辿り着きたいんですけどねぇ。


そこに辿り着けるのはいつの事やら(笑)


それは自分だけのものであって
誰かにその個性を受け継いで欲しいとは思わないし。




まぁ生涯を通じて追いかけても追いかけても
追い付けないモノですね。



それからドラマ全体としては
序盤は主人公のキャラ、もしくは脇を固める役者さんのキャラと
カメラワークによる画面の切り替わり等でインパクトを与え

徐々に主人公とその周辺のキャラの心情が変化し、それと共に成長していく。

そして最後は何かしらの希望めいた余韻を感じさせるエンディングを持ってくる。

この水10ではこういう展開でストーリーを持ってくるのが伝統になっています(笑)



序盤ではいつもならすぐ仕事にも感情が表れていたのに
終盤ではペースを乱す事なく仕事をこなしていく。

第1話で福岡で天狗になって東京の店に来た伴でしたが
最終話では次に行ったイタリアの店ではとても謙虚でした。

これがプロって事なんだ。

そうやって、バッカナーレでの思い出と共に学んだ事を十分に生かしている伴。

この辺りの描画は上手いですね。




それから途中、展開が力押しになっているとこもしっかり踏襲してます(笑)


そしてテーマは相変わらず
どこの局もなかなかテーマにしないようなテーマを上手~~~く突いてきます。



この辺りの伝統を踏襲しながら如何にしてドラマ自体の良さを引き出すのか
この点についても「立ち止まらない」ってとこになるんでしょうけどね。



なかなかに楽しませてもらいました。


働いている自分にとってもよくよく考えさせられます。

今後は伴やバッカナーレの人達の生き方を色々と参考にできればと思います。






まぁだからといって走りませんけど(; ̄∀ ̄)ゞ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2007年06月28日 15:46
市村さん、あの髪型、そのまま舞台で歌い上げそうな雰囲気でしたね~
遠藤さんと二人で全然客の来ない店やってるってのもいいオチでした。
走り続けている限りバンビは成長し続けるんでしょうね。
今期もお世話になりました。
土曜からもう新ドラ始まりますが・・・
来期もどうぞよろしくお願いいたします。
2007年06月28日 19:12
こんばんは!
上にある、菅野画像がすごい!!
本人よりもかわいい(笑
で、菅野が好きなあたしとしては嬉しいですっ。

伴も鉄幹さんもイタリアにいっちゃいましたね。
そんなにイタリアっていいの?
また皿洗いからスタートの伴でしょうがいつかは料理ができるでしょう。
同じく、日本人のイタリアンもいいものだと鉄幹さんの店を誰かが宣伝してくれるかも。凱旋帰国なんてことはないでしょうけれどそれなりに
過ごせるなら人生楽しんだもの勝ちですね。
ikasama4
2007年06月29日 23:02
きこり様
>市村さん、あの髪型、そのまま舞台で歌い上げそうな雰囲気でしたね~
まったくもってその通りです(笑)

生きている限り、自分の夢を追い続ける。
なかなかに楽しませてもらいました。

こちらこそお世話になりました。
来期もよろしくお願い致します<(_ _)>
ikasama4
2007年06月29日 23:03
かりん様
こんばんはです。

>本人よりもかわいい(笑
それはこちらが恐縮してしまいます(; ̄∀ ̄)ゞ

>で、菅野が好きなあたしとしては嬉しいですっ。
見てる人に喜んでもらえて、こちらこそ嬉しい限りです。

>伴も鉄幹さんもイタリアにいっちゃいましたね。
>そんなにイタリアっていいの?
彼らにとって「イタリア」ってカッコいいとこなんでしょうね(笑)

自分の好きな事をして過ごせるのであれば
どんなに大変な事であっても
どんなに苦しい事であっても
乗り越えていけるのでしょうね。

>人生楽しんだもの勝ちですね。
そのとおりですね(≧∇≦)b
2007年06月29日 23:17
>第1話で福岡で天狗になって東京の店に来た伴でしたが
最終話では次に行ったイタリアの店ではとても謙虚でした。

ここが、バンビが成長したところだったんですね♪
気がつきませんでした~。

菅野さんGOODです!
私は、ikasama4先生の作風ってあると感じますよ♪
ど素人の私に言われても嬉しくないかもしれませんがね(爆)
2007年06月30日 16:06
先週の予告で内田有紀が「やめることになりました」と
言っていたのでてっきりバッカナーレ自体を閉店するのかと
内心、心配してました。
日テレの番組予告はホンマ釣られやすい(笑)
先週新体制になったばかりなのに
香取や伴が抜けてまたまた新体制を強いられることに・・。
あのあとバッカナーレはちゃんとやっていけたんでしょーか。^^;
ikasama4
2007年06月30日 18:51
みょうがの芯様
伴の頑張りにはそこまで意地にならんでもと
思う反面、迷う事なく頑張って欲しいと思う自分もいました。

>菅野さんGOODです!
>私は、ikasama4先生の作風ってあると感じますよ♪
ありがとうございます。
自分の作風ってのが自分でわかってるようで
わかってないとこがあります
自分も最初は模倣から始めましたからね。
なもんでこれが自分の作風だと胸を張って言えるよう
今後も精進してきます
<(_ _)>

・・・本業の仕事はそこそこに(; ̄∀ ̄)ゞ
ikasama4
2007年06月30日 18:52
ろーじー様
>先週の予告で内田有紀が「やめることになりました」と
>言っていたのでてっきりバッカナーレ自体を閉店するのかと
>内心、心配してました。
私もそう思ってました(; ̄∀ ̄)ゞ

>日テレの番組予告はホンマ釣られやすい(笑)
ホントそのとおりです(; ̄∀ ̄)ゞ

>あのあとバッカナーレはちゃんとやっていけたんでしょーか。^^;
A.あすかの恋人を復帰させるプランはいかがでしょうか(笑)
2019年05月31日 04:16
Heya i am for the first time here. I found this board and I find It really useful
& it helped me out a lot. I hope to give something back and help others like you aided me.

この記事へのトラックバック