バンビ~ノ! 第10話

最初は誰しもバンビーノ



今日から厨房で働く事になった伴。

期待と希望を胸に職場に向かう。

久しぶりに着るシェフの服。



一番乗り――――あ。



伴は一番遅かった。



今日から香取はメイン担当


あすかはパスタ担当


雅司はアンティパストを担当


こずえはアンティパストアシスタント


伴、ドルチェだ。






え(゚Д゚)?






冗談だ(真顔)

桑原さんの冗談は冗談に聞こえない(笑)


伴はパスタアシスタントだ。




桑原は今日から全体を見る事になった。
オーナーシェフに代わって。







よろしくお願い致します。


あすか「あ、私もたもたしてると蹴るからね。私、香取さんより短気だから。」




え(゚Д゚)?




新生バッカナーレの1日が始まる。



若干もたついている。


みんな、どうした。
心の準備はしてこなかったのか!
桑原さんの激が飛ぶ。


そして速攻で伴、蹴られる。

伴はまたここから始まった。



仕事を終えた厨房の面々は若手で飲みにいく事になった。

もう1週間程経つけど未だリズムがなってない。


桑原は香取に命じた。



話し合え。







・・・・・・・・・・・・・・気まずい雰囲気(;・∀・)






皆はじめての担当。

ある意味、居酒屋にバンビーノ大集合






どんな話してんだろうね。











数分後





・・・・・・・・・・まぁあれだな。


あいつらには早かったと思われるのは悔しいだろ。


そのためには・・・あれだ。


仲良くがんばろって事だ。




≧∇≦




何がおかしいんだ。



やっぱおかしい。
香取さんの台詞が何かキャラと合わなくて。



・・・悪かったな。


溜めないで言いたい事を言わないといけないね。





私からバンビに一言。


ごめん、正直少しテンパってる。
八つ当たりしてしまった。



いや、香取さんと比べたら・・・


あ(゚Д゚)?


伴、ちょっと失言(笑)




そして、桑原は香取にひとつ難しい話をするように頼んでおいた。

全体を見渡してみて感じた事。
そして考え抜いた末の桑原の決断。



パスタ場の事なんだが
上手くいってるかどうかの前に
伴にひとつ作らせたらどうだと思うんだが
その方が上手く回ると思うんだがどうだ?





「・・・・・そうですよね。その方がいいのかも。

そうしましょうか。

じゃあポモドーロ任せてもいい?」

え?

「これから二人で頑張りましょう。」


突然の事に思わず伴は香取の顔を見た。

無言で頷く香取。



「よろしくお願いします。」





その夜、伴は電話した。

かつての福岡の師匠に。

パスタを作らせてもらえるようになりました。

この喜びを誰かに聞いて欲しかった。





そういえば最近、シェフ変じゃない。

バンビが羨ましいと遠い目をして言ってたな。

伴が羨ましい・・・か。





次の日から自分の場所を築いていく。





「ポモドーロ・・・はない!」


相変わらず伴には真顔で冗談をかます桑原さん(笑)




そして、ポモドーロの注文がきた。


早速パスタを作る。


「あすかさん、チェックお願いします。」


「え?」


あすかは香取を見た。

そして、香取に促されてあすかは伴のポモドーロを味見した。
「OK」


「OKもらいました!」



「グラッツェ!」
自分の料理が運ばれるのをずっと眺めていた伴。



「バンビ、次の準備は!」
仕事は待ってくれない。


「ハイ、わかりました!」



バッカナーレの灯が消える。



「与那嶺さん、あの・・・」

「『僕が作っていたパスタ美味しそうに食べていたでしょうか?』でしょ?

ええ、とっても美味しそうに食べていましたよ。」


「ありがとうございました!」

その言葉が何より伴にとって嬉しかった。





その日、伴は高校時代の先輩に会った。

最近の伴の生活を聞いて先輩は言う。

「なんか昔の人みたいだな。」


おまえ、それでいいの?
つまんなくないの?
俺はやだな。そんな暮らし。

必死になって働いて
気がついたら年とってるなんて

でも、仕事は仕事だろ。

今のこの年だから楽しめるもんもあるんじゃないのかな。





―――今まで考えてこなかった。



だからと言ってそれで何が悪いのか?


忘れよう。


でも、先輩の言葉が頭から離れられない。



今の自分が楽しみたい事―――。



休みなのにパスタの事とかが気になる。
俺には他にないのか。


とりあえずビデオを借りてみた。


いつのまにか寝ていた。

もう12時になろうとしてる。




そしてまた1日がやってくる。


未だに先輩の言葉が頭から離れない。

思わず仕事が雑になる。


「プライベートな事、職場に持ち込むの止めてくれる?」

あすかさんに怒られた。

そしていつものように伴、落ち込み中(笑)




その様子を桑原、ヒメ、与那嶺、そして織田さんは見ていた。







そういう時期なのかもね。

伴はここにきてパスタが作りたかった。

全部じゃないけどその目標がかなったわけで。

そんな時、ふとしたすきまが生まれてるのかもね。


なんとなくわかる。

ふっとね、自分って何なんだろうってね。


桑原さんは鉄の意志を持つ男だからわからないだろうけどね(苦笑)

それにクワとヒメは東京生まれだからわかんないと思うけど
地方出身には疎外感みたいなものを与えるんだね。

こんなに人がいっぱいいるのに
自分は一人だって思ってしまう。

頑張れ、伴君。




そして織田さんは伴を飲みに連れてく。


織田さんに愚痴をこぼしてる伴。


なんか心が弱くなってしまったような
自分で自分が情けない。

何よりその先輩が言ってる事を100%否定できない自分が情けない。


そして次なる舞台はカラオケへ。

涙はそこからやってくる~♪
心のずっと奥の方~♪


何かを成し遂げるって事はなぁ
何かを犠牲にしなきゃならんのだ!

わかったかぁ♪


・・・最近、年代的にわかる歌が多いんですけど(; ̄∀ ̄)ゞ
たしかブルーハーツの「情熱の薔薇」
中学生時代、給食の時間にガンガン流れてたなぁ(遠い目)



わかっている。
わかっているけど―――。






次の日。
伴にパスタの注文がきた。
どうもその人は福岡の人らしい。




そして伴の作ったパスタが恵理の前に運ばれた。




―――美味しい。




そのお客さんは伴にメッセージを残した。

「博多もん同士がんばりましょう」




「あの・・・どんな感じの人でしたか?」




伴は走った。




そして・・・彼女を見つけた。

それにしても与那嶺さんの言葉で
恵理って人物を特定できるとは
与那嶺さんの言葉だけで判断できる伴が凄いのか
それとも与那嶺さんの観察能力が凄いのか(笑)





「何で店で呼んでくれんなったん?」

「だって私に会ったら伴ちゃん惚れ直すでしょ。」


「嘘、伴ちゃんにあったら、弱くなってしまいそうだから。

今の仕事が忙しくて
ついていけるのかどうか
落ち込んでいてしまってて。

で、伴ちゃんの作った料理食べたら
元気もらえるのかなと思って行ってみた。」



「大丈夫か?恵理。」


「うん?・・・うん。」


「しかし、なかなか大変やね。仕事ってやつは。
こないだ博多の高校の先輩に会って。

言われた。

そんなんで楽しいのか。人生って。

そんでわからんくなった。

ずっと目の前ばっか見ていたから。

で、俺は思った。

仕事って大変やなって。

仕事って一生付き合っていかないけんやろ。

学校行って大学行ってって変化はないんやし。

学校って行かされてる感じやった。
学校って生かされてる感じやった。


でも、仕事は違う。
でも、自分で選んで自分の意志でそこにいる。

行かなくたっていい。
いつ辞めたって何の問題もない。

自分の意志だから。

そうやってずっと働き続けなきゃって。



社会人ってそういう事なんやなって。

長い戦いやな。

でも、絶対負けとうなか。」

ちょっと悔しい恵理。
社会人として1年先輩とはいえ
伴に教えを請うてしまったのだから(笑)


まぁでも
なんか元気が出た恵理。

何故か元気が出た伴。


「実は結構ウジウジしとったんでしょ。」

・・・図星(; ̄∀ ̄)


「何でわかるん?」


「何年付き合ったと思っとるん?」



やっぱ最後はちょっとカッコ悪い感じで終わる伴(笑)



そして恵理が帰っていくのを見送る伴。



遠藤の店に電話が鳴る。

鉄幹からだった。



「遠藤さん、馬鹿な提案です。
もう一度、もう一度どっか二人でバンビーノやってみませんか―――」




バッカナーレの新体制。


人も変わるとやり方も変わる。


今までとはちょっと感じが違う。

だからといってこのままでいい訳ではない。


それらを解消するにはやっぱり話し合う必要がある。


自分が上に行くにつれて、変わらなければならない。



メイン担当になって香取さんは少し丸くなったというか
柔らかい感じになりましたね。


念願のパスタ担当になったあすかですが
自分でもテンパっていたみたいですね。

メインに遅れが出ていた事とかで
桑原にはわかっていたようです。


まぁたしかに最初は色々あります。

でも、だからといってそんな事をお客様は知らない訳で
お客様はいつもの「バッカナーレ」に来てるのだから。


どうすればいいのか。


あすかも雅司もアシスタントという部下も出来て
どうすればいいのかを

自分の事と共に考えていかないといけないって事ですね。


ホント、仕事ってやつは大変です。


次から次へと色んな壁がやってきます。


それは伴だけでなく
香取にもあすかにも雅司にも

そして与那嶺にも桑原にも美幸にもやってくるもんですね。



そうそう、この間そのヒメを描いてみました。







・・・・・(;・∀・)



どうも自分も壁にぶつかってる最中のようです。

女性やキレイな顔立ちの人を描くのがどうもいかんですねぇ(; ̄∀ ̄)

やっぱ同じ構図を何枚も描かんとあかんですねぇ。






そうしているうちに、その壁がなくなってしまったら



人はまたもう一度最初からその壁にぶち当たりたいと思うものなのかもしれません。
鉄幹のように。


まだ、そういう境地になった事がないからわかりませんけど、
以前の鉄幹の台詞を振り返ると
「一生、現役でいたい」って思いが強いのかもしれんですね。


まぁ自分の場合、当分壁は消えそうにないですけど(; ̄∀ ̄)



さぁ、来週でいよいよ最終回。


なんか与那嶺さんが厨房にいたし(笑)

そして原作にはないオリジナルストーリーみたいだし。



どんなラストになるのか
ちょっと楽しみですね( ^▽^)

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この記事へのコメント

2007年06月21日 13:25
ikasama4様、こんにちは。
東京はもう夏模様なのでございます。
そちらはどうですかって・・・手紙かっ。
また春が来てバンビは大人になった・・・去年よりずっと
大人になった・・・ってなごり雪かっ。
などと一人、ボケツッコミをするほど
おろおろしているのは
キッドというより、じいやでございます。
まこ様が活動休止宣言をなされておりまして・・・。
おろおろなのでございます。
2007年06月21日 16:25
伴がすぐに人の影響を受けるというのが笑っちゃいますね。
でも織田さんの励ましで自分を取り戻した様子。
目標を持つということがやはり人間には大事なんですね。
伴の次はどんな目標がでてくるでしょうか?

まこさん、お忙しいみたいで活動休止ですねえ。
私もおろおろしています・・・
なんていうか心の支えが消えたみたいで・・くすんです。
ikasama4
2007年06月21日 20:01
キッド様
こんばんはです。
こちらも梅雨入りしたというのに
ほっとんど雨が降りません。

伴は恵理に会って元気になりましたね。
君の心へ続く長い一本道は
いつも僕を勇気づけた・・・って
こちらは青春の影で対抗してみました(笑)

まこさんが戻ってこられても大丈夫なように
待っていればいいと思いますよ。

また、まこさんがここに来た時に
「おかえり」って言ってあげれるように。
ikasama4
2007年06月21日 20:02
かりん様
>伴がすぐに人の影響を受けるというのが笑っちゃいますね。
1年経ってもそこは変わらないみたいですね。
まぁ変わらないってのも時にはいい事です(笑)

人は夢や希望を持ち続ける事で
毎日を自分らしく「生きて」いけるのかもしれんですね。

まこさんはお忙しいみたいですね。

また、まこさんが戻ってこられた時に
「おかえり」って言えるように
待っていればいいと思いますよ。

それまで私はいつものように
ドラマの感想書いてイラスト描いて待ってます。
2007年06月22日 17:15
>原作にはないオリジナルストーリー
へ~そうなんですか。楽しみにしよう。
スピンオフはインタビューだったけど、
あと何回あるんだろう・・

※じいや
そんなにおろおろなんだ・・・

I appreciate in your usual cooperation. Best Regards,Chablis
ikasama4
2007年06月23日 00:09
シャブリ様
スピンオフでは雅司の成長を見る事ができました。
どうもドラマ本編では見る事はできないようですけど(笑)

今後も織田さんとの絡みが注目です( ̄ー ̄)b

P.S.
じいやは大丈夫です。
毎日がクライマックスですから(笑)
2007年06月23日 21:29
雅司さんが、フェイドアウトするのではないかと心配していましたが、安心しました。
少し進行が早かったですが、バンビは自分の道を究める方向に行くのですか?原作にない進行ということでラスト楽しみです♪

まこさん、いつでも「カムバック」ウェルカムです!
ってか、私も忙しい、トホホ。。。
2007年06月23日 21:33
ヒメのイラストイイ線いってるんじゃないでしょうか?
あと、もう少し輪郭が女性らしくなるといいかも。。。。

素人意見でした(笑)
2007年06月24日 03:15
職場の仲間といい感じになってきましたね~。
最初の頃の厨房の殺伐さと比べたら雲泥の差。^^;
あ。桑原はジョークもう少し修行した方がいいかも(笑)
鉄幹もなにやら転職活動してはるみたいな感じでしたし
次回バッカナーレはどうなってしまうんでしょーね。
ikasama4
2007年06月24日 09:40
みょうがの芯様
雅司は雅司なりにいい味を出してました。
伴を料理人にするって事でちょっと展開は
駆け足ですけど、伴だけでなく
「初めての経験」については皆誰しもバンビーノ。
そんなとこが「なるほどなぁ」って感じで
なかなか考えるとこがあります。

私も何かと忙しいです(; ̄∀ ̄)
まぁ自分のペースでやっていけばいいと思いますよ。
あまり無理をしないようにボチボチやっていきましょう。
ikasama4
2007年06月24日 09:40
みょうがの芯様
ヒメのイラストのご意見どうもありがとうございます。
雰囲気とかはいい感じだと思うんですけど
どうも線が男っぽいというか何と言うか。

この辺が今後の課題になりそうです。
ikasama4
2007年06月24日 09:40
ろーじー様
まぁ第1話の頃と比べるといい感じになってきました。
でも、香取が最初この店で働く事になった時を
想像するともっと凄かったんじゃないかなぁって
思ったりするんですけどね。

>桑原はジョークもう少し修行した方がいいかも(笑)
織田さんに弟子入りすれば大丈夫だと思います(笑)

次回バッカナーレがどのようになるのか
とても気になります。

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