わたしたちの教科書 第6話

三澤亜紀子の行方を追う積木。
しかし、その足取りが掴めない。

明日香の祖父は改めて積木に聞いた。

今更おかしな事を聞くようだが明日香は本当にいじめがあったのか?
もしかして、あんた一人がいじめがあったと思ってるんじゃないのか?


積木はその問いに答えることが出来なかった。


瀬里は父の見舞いに行っていた。
父の余命はもって半年らしい。


瀬里は珠子を呼び出した。

たった10円捨てられる?

捨てられない。お金だから。

お金は捨ててはいけない。

それは君が生きていく規範のようなものだ。

ボクが14の時、母が医療ミスで死んだ。

母の死を誰よりも悲しんでいたはずなのに
父は母の死を追及しようとしなかった。

病院はうちの事務所の大事なクライアントだから。
あの時、父は天秤にかけたんだ。

母と僕。

そして、生きている僕を選んだ。
僕を守るために
僕の将来を守るために

父は復讐を諦めた。

弁護士の仕事は目の前のモノを守るため。

それが僕の生きる規範だ。


クライサー法律事務所は君を解雇する。

君は勝てない。
今、君は切り札となるモノは何一つ持っていない。
もう降りるしかない。



できないの。
これはカードじゃないからできないの。

何一つ持っていないからって降りる事はできないの。



それが二人の信じた道だから。




いつのまにか
どういう過程はわからぬまま
剣道部の練習を見守っている加地先生。


大城が先生達を呼ぶ。

臨時職員会議。

明日、全クラスのホームルームを開く。
そこで本校のいじめの問題を徹底的に調査する。

今が調査の時期と判断した。



調査の結果、いじめらしきものは1件も見当たらなかった。



副校長は三澤亜紀子先生の日誌を取り出した。

その日誌にはいじめに関する内容が記されていた。

その内容を見る限り、藍沢明日香は虚言癖があるようだった。





加地の携帯が鳴る。


「積木珠子」


加地の携帯に不在着信として残った。



戸板先生は相変わらずのようだ。




部屋に戻ると瀬里の荷物がキレイに整理されていた。

簡単ね。

簡単だよ。

僕達は単なる契約だった。

この部屋には思い出の品が何一つない。

二人で撮った写真すら1枚もない。

僕達には思い出なんて何一つない。

契約は破棄された。









加地は自分の生徒達に謝った。

生徒は先生を拍手で迎えてくれた。


学校に告発状が届いた。
業者から不正にお金をもらっている先生がいるらしい。


戸板先生だった。



剣道の稽古を教えてくれた戸板先生。



しかし、加地は既に向こう側の人間になっていた。


ちゃんと反省すれば元に戻れると諭す加地に戸板は吐き捨てた。




もう一度なんてねぇよ。三澤先生と同じだ。







藍沢明日香の声は加地には届かない。




明日香は今の事務所を辞めるために引継ぎの準備をしていた。




その時、思い出した。



この時、撮った写真は二人で撮ったもの。

二人の唯一の思い出。







瀬里がいる病院に行った。

瀬里がいた。



ふと紙が落ちた。

その昔、藍沢明日香が書いた作文。



私は・・・
僕達は似ていた。

お互い仕事としてのパートナーして共に生きてきた。
そこに恋愛感情なんてなかった。

だから言うんだ。

僕を好きになった事は一度もなかった。

言うんだ。



私は・・・あなたを・・・一度も・・・好きになった事はなかった。

僕もだ。僕も君を好きになった事は一度もなかった。

珠子、君は間違ってない。



互いにそう言い聞かせるように。

瀬里は泣き出しそうな珠子をそっと抱き締めた。



法廷で会おう。

ええ。


そして二人は別れた。






翌日、珠子の携帯が鳴る。


見知らぬ男性からだった。
あの中学の事で話したいことがあるらしい。


ある中学でも事件が起きていた。

壁の至るところに書かれた
「死ね」という文字。



その文字を見て加地は言った。
「消しましょう。」



その電話をしたのは戸板だった。

あんたに買ってもらいたい情報がある。

三澤は病気なんかじゃない。

藍沢明日香を殺したのは三澤先生だ。





なるほどですねぇ。



あの三澤亜紀子の日誌はあからさまですねぇ。
ワープロだし、作ろうと思えば誰でも作れますからね。

あそこに疑念を持たなかった加地。
甘いです。
そうして、加地先生は暗黒面に落ちたようですねぇ。

もちろん、彼を暗黒面に陥れたのはパルパティーンのように
温厚で寛大なフリをしている雨木副校長みたいなもんですか。



「死ね」と書かれた文字を見て
「消しましょう」とあっさり言った加地がちょっと怖かったですね。
これだけ探してなかったんだからイジメなんてなかった。
たとえ、不穏な空気があったとしても
生徒を傷つけないためには

なかった事にする。

イジメによる悲鳴をペンキで全て白く塗り潰すように。


大城先生といい雰囲気の加地。
他の先生とも仲良くやっているようでしたが
あの場所で和気藹々とやっている程、
余計にあの世界が歪なものに見えてきます。



戸板先生が加地を「副校長の犬」っていう台詞はちょっとくすぐられるなぁ。

※幕末の時代、「新選組」は幕府の犬。それを大倉さんが言うのがミソ(笑)


ただ、今回は正直、とってつけというか
間に合わせな感じもしますねぇ。


あの用意周到な副校長が戸板を簡単に追放するのですから。
大城先生や加地先生を用意周到に懐柔したあの副校長からすれば
ちょっと手落ちかなって気もするんですけどね。


まぁ戸板が自分の正体がバレないように
加地にそっと教えるようなタイプじゃないと思うので
他に裏切り者がいると思うのですがね。



おそらく今回のメインは瀬里と珠子の別れよりも
加地先生が暗黒面に落ちた=副校長の飼い犬になってしまった事を
印象付けるものだったのかもしれませんね。



瀬里も色々な過去があって彼なりの規範ができたようですね。

自分と珠子には何もなかったと言うけれど
何もなかったと言い聞かせているようでしたね。

そうして生きていく事が彼の規範なのかもしれません。



最後に出てきた三澤亜紀子の写真。





・・・あれって市川実和子さんですかね(; ̄∀ ̄)ゞ




だとしたら
テレ朝、日テレと渡り歩いていますねぇ。


藍沢明日香を爆弾を使ってイジメていたのか。
でもって、明日香をイジめて学校を休職してる間に
記憶喪失になってしまったとか
あるいは若年性健忘症になったとか。


このドラマだと
ありえそうに思えるのが逆にコワイな(; ̄∀ ̄)ゞ

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この記事へのコメント

2007年05月20日 12:38
>藍沢明日香を爆弾を使ってイジメていたのか。
>でもって、明日香をイジめて学校を休職してる間に
>記憶喪失になってしまったとか
>あるいは若年性健忘症になったとか。
キャハハ!!彡ヾ(▽≦*)ツ
どっかで聞いたことあるぞぉ~~。

三澤が誰かを殺害??
学校を破壊しに現れる???

この事件、誰に解決してもらいましょうか(^_^;)
ikasama4
2007年05月20日 22:17
にな様
>キャハハ!!彡ヾ(▽≦*)ツ
>どっかで聞いたことあるぞぉ~~。
ええ、どこかで聞いた事がありますねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ

>三澤が誰かを殺害??
>学校を破壊しに現れる???
どこかで堪忍袋でも破裂したのかもしれませんねぇ。

>この事件、誰に解決してもらいましょうか(^_^;)
あの人なら愛と正義と希望のためにやってくれると思うのですが
かなり暴走する可能性が高いですね。
もう一人の方は・・・時効になるまで年月が必要ですからねぇ(笑)

どっちもどっちかなぁ(;・∀・)ゞ
2007年05月22日 00:34
三澤先生も若年性健忘症かも・・。
そうして珠子に委任状とハンコを持ってくるという展開にならないものか。
どんな風に明日香を殺したんでしょうね。
その手口は雨木の指示だったらぶるぶるですわ。
本当、怖い学校・・・
ikasama4
2007年05月22日 23:07
かりん様
>三澤先生も若年性健忘症かも・・。
>そうして珠子に委任状とハンコを持ってくるという展開にならないものか。
そうあってくれるとやりやすいかもしれませんが
彼女が事件の真相を知る鍵かもしれませんからね。
これは珠子にとってイタイ展開でしょうね。

それにしても先生が「コロシタ」かぁ。

その言葉の真相が何なのか
気になりますね。

まぁそれを知るには結構お金がかかりそーですけど(; ̄∀ ̄)

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