功名が辻 第46話

土佐二十万石を与えられた一豊。

その喜びを噛み締めていた彼は自信に満ち溢れていた。


信長、秀吉、そして家康がそうだったように
高い地位は男を狂わす。


一豊もその例外ではないようで。


政が一豊狂わしていく。


前回も言いましたが
土佐は長宗我部が治めし土地。


平時は農民、戦時は兵士という
半農半兵の制度である「一領具足」を
長宗我部国親が考案。
その子、元親がその制度を効率的に運用。

この制度により長宗我部家は四国統一を果たします。
こうして「一領具足」は四十数年近く長宗我部家と共に
根付いた制度です。

元親亡き後は彼の四男・盛親が家督を継ぎます。

その後、盛親は西軍について敗戦、
結果的に盛親は京都で謹慎生活。
土佐の領土は改易となり
その領土に一豊が治まろうとしたのですが
遺された家臣達はこれに反対します。


彼らの抵抗はかなりのものだったようですね。


今まで一豊が与えられた土地は全て平定された土地でした。
今回のような土地は初めてです。


土佐を治めなければ。
それが家康様の信頼に応えるのだ。


そのために土佐の遺臣同士で戦わせたりと
土佐の住民達と血を流す事になっていきます。



今回、最後で千代が撃たれた事で一豊はその思いを加速させるでしょうね。


土佐を平定するために。
そのために敵となる者は全て排除しなければ。

その点では六平太も一致してるようです。



千代の願いに反しますがね。


何が正しく何が間違っているのか
後の世の民にしかわからん



坂本龍馬という人物が生まれたのも
この土佐の郷士という立場でこそ培われたものだと考えれば、
今の山内家があったから、彼が生まれたとも考えられるのかもしれません。


歴史的見地からみればそういう一面があると思えるのですが
今、こうして土佐に住んでいる人たちはこの歴史をどう見ているのでしょうかね。



それから今回、殺陣武術指導・林邦史朗が出演してましたね。
狙撃をした侍を演じたのは渡辺哲さん。


千代を狙撃した彼は今後も何かしそうな感じです。


ただ平穏に暮らしたいだけなのに。
その願いは虚しく


武士の意地と誇り、そして政が次回の悲劇に繋がるようです。

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この記事へのコメント

2006年11月20日 01:00
千代の願いは、この時代には、ちょっと甘すぎるように感じられました。
やっと山内家の表に出てこられた六平太の姿が嬉しかったのですが。。。
来週辺りで、もしかしたら出番は終わり。。。?(; ;)
2006年11月20日 16:17
こんにちは!
改めて、先週ikasama4さんがこちらで書かれていた、竜馬を尊敬する武田鉄矢氏が、よくこのドラマに出られたな~と思いました。
いつもそのドラマの縁の地となった所は盛り上がり、住人たちも勿論喜んでいると思うのですが、こういった歴史を作った山内家の話、どう受け止めているんでしょうね。
複雑な気持ちになりました。

今回も辛い場面がありましたが、次回はさらに・・・。
次回はあんな巨大メガホン出しちゃだめですよ、と思います。
劇団たぬき
2006年11月20日 22:51
こんばんは。

>坂本龍馬という人物が生まれたのも
この土佐の郷士という立場でこそ培われたものだと考えれば、
今の山内家があったから、彼が生まれたとも考えられるのかもしれません。

そういうことなんでしょうね。

>平時は農民、戦時は兵士という
半農半兵の制度である「一領具足」を
長宗我部国親が考案。
その子、元親がその制度を効率的に運用。

勉強になりますm(_)m
一領具足は元親の発想だとばかり思っとりました。。
土佐の覇権争いで安芸国虎と戦うために農民たちを侍に組み入れるため領内の人口調査と田んぼの持ち高調査をしたのがはじまりだったのかなァ~なんて・・・多分僕の記憶違いです。。最近忘れっぽくなってしまって(汗)
ikasama4
2006年11月20日 23:41
くう様
>千代の願いは、この時代には、ちょっと甘すぎるように感じられました。
たしかにわからなくはないですが
今回は地位と政によって一豊であっても
男は狂ってしまうという事が言いたかったのでは
ないでしょうかね。

>来週辺りで、もしかしたら出番は終わり。。。?(; ;)
それはとてももったいない(ノД`)シクシク
ikasama4
2006年11月20日 23:41
さくらこ様
こんばんはです。

土佐と言えば坂本龍馬ですかね。
彼らが生きてた時代。
郷士と呼ばれ武士と格差があった時代。

その礎を築いた方の物語。
>いつもそのドラマの縁の地となった所は盛り上がり、住人たちも勿論喜んでいると思うのですが、こういった歴史を作った山内家の話、どう受け止めているんでしょうね。
>複雑な気持ちになりました。
そうですね。
これはこれでその土地の人にしかわからないのかもしれません。

>次回はあんな巨大メガホン出しちゃだめですよ、と思います。
ドラえもんから出てくる道具に思ったりしました(笑)
ikasama4
2006年11月20日 23:42
劇団たぬき様
こんばんはです。
>土佐の覇権争いで安芸国虎と戦うために農民たちを侍に組み入れるため領内の人口調査と田んぼの持ち高調査をしたのがはじまりだったのかなァ~なんて・・・
これこそ地域密着した政治ってやつなのかもしれないですね。

ただ、盛親という長宗我部家の後継ぎを守るために
かつて共に戦った者同士が戦うというのはなんとも悲しい限りです。

政は時に残酷です。
それは今も変わらんようですけど(苦笑)
2006年11月21日 00:54
こんばんは!
先ほどTBを送っていたら、土佐の方の書き込みを読みまして、この時代から数百年経つ現在も山内政権は受け入れられていないようですね。
例えていうならイラクにやってきたアメリカだって書いてありました。
現在も連綿と受け継がれ、山内憎しの歴史を骨の髄までしみこませているのかと呆然とした次第です。一面、長宗我部氏はそれほど慕われてたということなんですね。国主が西を選んだのが失敗だったのではと思うのですが、それも認めたくないようです。
私なんて先祖の歴史も誰が納めていたかもようわかりませんので、ある意味凄いことだとも思っちゃいました。
ikasama4
2006年11月22日 00:10
かりん様
抑圧された者の恨みというものは
なかなか消える事はないですね。

語り継がれる限り
その恨みは消えないのでしょうね。

その事はお隣の国も証明しています。

先代や先祖の犯した罪はその子孫というだけで
関わってくるというのは何とも難儀な話です。

今、私んとこはそれをモロ食らってますけど
(;^∀^)

どこかで食い止めなければならないとも思う次第です。

次の代にその罪を残さないためにもね。

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