14才の母 第5話

娘の差し出す手を受け取る母。
この時、初めて二人は共に戦う事を決めた。

もう未希は迷わない。

娘の決断に父は承服できない。


14才での出産。
多くの人が育てられなくなって養子や施設に出すという。
それでも彼女の意思は変わらない。

私はもう泣きません。

会ったら死ぬまで離さないという娘の覚悟。


ただ、彼女の妊娠は彼女一人だけの問題ではない。


それは家族全員の覚悟が必要なのだから。
「ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。」
母は覚悟を決めた。

父と息子は「これでいいのか?」と悩んでいるようだ。



学校では教師達が一ノ瀬未希の扱いについて議論していた。
彼女には義務教育を受ける権利がある。
しかし、私立では生徒を選ぶ権利がある。

一人の道を踏み外した生徒よりも多のまともな生徒を守る必要がある。
これが教員達の大半の見解らしい。



一方、一ノ瀬宅を訪れた桐野母より桐ちゃんが空港から走り去った話を聞く。

彼は今、店長のとこにいるらしい。



未希は決めた。
一生一人で育てていく覚悟で。
これを最後にするから桐ちゃんにお別れをしたい。

完全に娘の覚悟に気後れした父。
これで良かったのか。
苦悩は続く。




そうして、智志に会う未希。
―――今日でバイバイしよう。
―――私、桐ちゃんに親になってもらおうと思ってないから。
―――桐ちゃんが元気でいれば私、頑張れるから。

未希の決断に涙を流す智志。
自分には何にもできない事を痛感してしまい、その現状に自分で自分にハラが立つ。


そうして智志は母に連れられて帰っていった。



彼が帰っていくとこを見守る未希。

涙が出る。

「今だけはいいわよ」
そんな風にしてそっと娘に服をかけてあげる母。



休日、学校に行く未希。
香子先生に学校を退学すると行った。

それから未希は自分の好きな場所である放送室へ向かい
最後の放送をした。


自分の夢。
―――この子を生む事。


そんな未希に香子先生はある決断をした。






さてさてさて。


ちょっと厚生労働省のHPに
母の年齢階級別にみた出生数の年次推移(平成11年まで)

母の年齢階級別にみた出生数と出生率(平成16年まで)
というものがあった。

これを見ると14歳以下と15~19歳に格段の差がある事がわかる。
でも「0」ではないようだ。

おそらく何年経っても。





香子先生が言った「反面教師」



14才で妊娠するという事がどういう事なのか。

現実に直面するまで分からない。
どういう事になるのか分からない。

それを理解させるためにはこのドラマはその反面教師になる。
今の子達は自分達がしてる行為がどういう事になるのか理解していない。
目先の事ばかりしか見えず、今後どうなるのか想像ができない。

その現実をこのドラマで描く事で14才での出産が社会はどう受け止めていくものかを伝えているようだ。
「こうなるんだよ」ってね。






「世の中ってね、人と違う事をする人間には信じられないくらい冷たいもんなの。」
「あなたも生んだら思い知るわよ。」

予告で桐野静香が言っていた言葉が正に核心をついているのかもしれない。
シングルマザーだった彼女だからこそわかる苦労。



ただ、弟が言った言葉。
「命が生まれるって悪い事なの?」
そのために何故、社会は未希を、その家族に冷たい視線を投げかける。


14才で子を生む事は罪ではない。
でも、問題がある。

何故?


そんな事をする人に社会は信じられないくらい冷たいから?
世間体が悪いから?
生物学的に母体に命の危険があるから?



弟が言った言葉を考えてしまうと頭がゴチャゴチャしそうだな(笑)
子供の理屈では大人の理屈がわからない。


が、今の自分からしてみれば
「人と違う事をする人間には信じられないくらい冷たい」
その上、自分は義務教育で親の援助がなければ何もできない。
また、自分のせいで親にも迷惑がかかってしまう。
どうする事もできない。


それが嫌なら


親から離れて自立する事。
それができるようになる年齢になるまで耐える事。


という事かね。
まだドラマが終わってないのに結論出してるけど(;・∀・)

考えると難しいなぁ(; ̄Д ̄)



今回、ちょっと笑えたのは店長の台詞

未希登場

店長「未希ぃ~( ^▽^)」

未希の母登場

店長「ねぇちゃんΣ(゜д゜;ノ)ノ」

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この記事へのコメント

タカシ
2006年11月09日 10:35
もう産む事に決めてしまったのだからあれこれいうのは
止めました。今後は生まれてくる子供の事を一番に考えて
欲しい。同時に15才の父になる桐ちゃんがどういう行動
をするかが試されていくのでしょう。

桐母としては冗談じゃないと激怒するでしょうが父親になると
いってほしいなぁ~。一人で生きることすら難しいのに
好きな事を桐ちゃんやって的なのは甘いなぁと。


出生数の推移、興味深かったです。14才以下ももちろんですが
20才から30未満の方が激減しているのが現実を思い知らされる
30以上はちょっと増えているんですね。

14才で出産する例も少なからずあるんだからマスコミが
取り上げるような事ではないと思うのですが。

あまり未希に余計な試練をあたえずもっと純粋な内容の
ドラマを見たいんです。
2006年11月09日 18:17
こんばんは!
出生数の推移が面白いです。
一番旬(?)な25~29歳でs45年の半分。その前の20~24だと3割という激減。それなのに30代はほぼ同じ数字。仕事が与える影響でしょうか。
それにしても14才以下がわずかに増えてる。本当にゼロにならないのが不思議です。義務教育期間中なのに理由を知りたいくらいですね。
今回もきれいごとに流れた感じでしかも未希に同情する視線が強く、
作り方がずるいような気がしました。
でも産むんだとしたら現実の厳しさ(世間の風当たりばかりではなく)
未希の自立するまでをきちんと描いてほしいですね。
ikasama4
2006年11月09日 20:31
タカシ様
未希と智志をとりまく社会の荒波は厳しいようですが
それ以上に二人をとりまく家族にも厳しい荒波がやってきそうです。

その時、家族というものの絆が試されているようにも思います。

>出生数の推移、興味深かったです。
総務省の統計局に平成16年までの
母の年齢階級別にみた出生数と出生率が掲載されていました↓
http://www.stat.go.jp/data/nihon/zuhyou/n0201900.xls

後、こういうのもありました↓
http://www.kyudan.com/data/datai_anual.htm

この統計を見ると波多野の憤りもわからなくはないですね。

>14才で出産する例も少なからずあるんだからマスコミが
>取り上げるような事ではないと思うのですが。
「人と違う事をする人間には信じられないくらい冷たい」
これを徹底的に描きたいようですね。

ただ、その試練を乗り越えた時に未希を待ってる未来が何なのか
そこに興味を引きます。
ikasama4
2006年11月09日 20:40
かりん様
>それにしても14才以下がわずかに増えてる。本当にゼロにならないのが不思議です。義務教育期間中なのに理由を知りたいくらいですね。
これとは別に年代別の中絶の割合は
年々十代の割合が増えているようです。

これが波多野の憤りの原因なのかもしれませんね。

>今回もきれいごとに流れた感じでしかも未希に同情する視線が強く、
>作り方がずるいような気がしました。
どうしても一ノ瀬家の視点で描かれてるために
そういう風に見えてしまいますね。

>でも産むんだとしたら現実の厳しさ(世間の風当たりばかりではなく)
>未希の自立するまでをきちんと描いてほしいですね。
そこは脚本家の腕の見せ所でしょうね(笑)
2006年11月09日 23:33
こんばんは!

出生数の年齢推移・・・愕然としてしまいました。
一番最新のデーターを見て、14歳の48人もすごいけど
50歳以上の6人に、ガクガク(苦笑)

難しいテーマですよね。
でも、今回は未希の言うことにも、母親の態度にも共感出来ず。
でもね、どう考えていいのかわからないよぉ。。。
健太と同じ気持ち(苦笑)
私は14才で子供を産むことよりも、産もうとした未希の気持ちに
納得できず。
そして桐ちゃんにバイバイする気持ちもわからない。
私だったらもっとジタバタする。
だって産もうと決めた子は、桐ちゃんの子だよ?
生きててくれればいい?
何言っとんねん。
なんだかだんだん、堂々巡りになってきて
疲れてきた(笑)
ikasama4
2006年11月10日 23:38
アンナ様
>50歳以上の6人に、ガクガク(苦笑)
皆さん、元気ですという事で(;・∀・)

>だって産もうと決めた子は、桐ちゃんの子だよ?
>生きててくれればいい?
自分のせいで桐ちゃんの人生を狂わす事は出来ないと
思ったからなのだろうか。
それとも彼女の精一杯の強がりだったのだろうか。
なかなか推して量るのは難しいですね。

>でもね、どう考えていいのかわからないよぉ。。。
>健太と同じ気持ち(苦笑)

命が生まれる事はいい事だと思います。

しかし、まだ義務教育が終わっていないのに
妊娠するという事は問題がある。

そこを考えようとしたら
色んな倫理や道徳を持ち込んで堂堂巡りしてしまいますね。
でも、16歳未満の妊娠については「ダメなんだ」と思うのであれば
共にダメであればダメだという絶対的な鉄板的根拠を
主張できなければなりませんね。

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