柳生十兵衛 七番勝負 島原の乱 第3話


一揆の一味は堺より鉄砲を購入するという情報を得た十兵衛一向は大坂・堺へ。

多くの人々が血を流さないように犠牲者が出ないように一揆を起こさない事を願う柳
生十兵衛。
天下のため、幕府に仇なす賊軍をこの一揆によって全て成敗しようとする事を願う柳
生但馬守。

立場が変われば物も見方も変えてしまう。

怖いものですね。

さて、松浦屋の招きに応じて屋敷を訪れた十兵衛。
松浦屋は円城寺から鉄砲の商いを頂いたと素直に語る。
その商いを止めるように申す十兵衛に対して首を縦に振らない松浦屋。

武士には武士の意地があるように商人には商人の意地がある。
商人に商いを止めろという事は武士に剣術を止めろという事。

とどのつまり、無理な話だという事だ。

そこに松浦屋は二人の兄弟を紹介する。
和泉太郎丸と和泉次郎丸。

彼らの父はかつて日本でキリシタンであった。
しかし、幕府の政策によりキリシタン大名、キリシタン信者は日本から追放された。
そしてルソンに辿り着いた。二人はルソン生まれである。

父は幕府に対して一矢報いるのだと言って兄弟に剣術を教えた。
でも本当は父上はこの国が好きだった。
そして自分もまたこの国が好きだと。父達が夢にまで見た故国だから。
そう笑顔で語る太郎丸はこの国で商人として生きる道を選んでいた。
過去の呪縛から解き放たれたように。
弟の次郎丸は未だそこから抜け出せないでいる。

そこに円城寺が囁く。

「キリシタン大名達を日本から追い出した張本人は柳生但馬守だ」


その後、松浦屋は太郎丸の眼差しが武士になっていた事を悟る。


その後、松浦屋は十兵衛と再び出会った。
互いにそれぞれの意地を通す二人。

十兵衛はそこで松浦屋の決心が変わらぬ事、
そして次郎丸と太郎丸が貴方様を狙うとも語った。
あなたの父、但馬守がキリシタンや父を日本から追い出した張本人故に。


その夜、松浦屋が動き出した。

その動きを察知した十兵衛。
その前を立ちはだかるのは太郎丸と次郎丸。

父の無念を晴らすため、相手の息子に刃を向ける兄弟。
戦を防ぐと共に父が犯した罪の尻拭いのために二人を斬った十兵衛。

しかし、全ては陽動だった。

海路で鉄砲を輸送すると見せかけて、実は陸路で鉄砲を輸送するという
松浦屋の策略だった。

結局、十兵衛の思いは届かず、事態は戦になりつつある。
円城寺と但馬守の思惑通りに・・・。



なぁるほどね。
今回の殺陣の相手役の一人、次郎丸を演じたのは小橋賢児さんは分かったが
もう一人の太郎丸を演じた蓉崇さんは初めて見ました。
でもこの殺陣はなかなか面白かったですね。
二人での共同攻撃は特にね。
蓉崇さんがどういう方か後ほど調べておきます。

しかしねぇ、
過去の恨みを張本人の息子に晴らそうとする太郎丸・次郎丸。
張本人である父の尻拭いを否応なく行う十兵衛。

はっきり言って
どこぞの海の境界で争っている○国と○本みたいでね。
どこまで言っても過去過去過去。

斬りあう事でしか解決できないとすれば、それは悲しい事ですね。

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この記事へのコメント

meihua
2006年04月21日 01:04
斬りあうことでしか(つまりは争い、戦争)、解決できない世の中に、人を利用して利を得ようとする人間(杉本哲太)。つまりは何百年たっても人間って進歩できないってことですかねえ・・・見てて悲しかったです。いい時代劇なんだけど。
江守徹が重々しくて今回良かったです。しかし、あの天草四郎は何とかならんかいな。もうちょい美男子を用意して欲しいぞ(笑)来週はまたそのどうしようもなさに、泣けそうです。
ikasama4
2006年04月21日 12:36
meihua様
互いの意地を通すためにこういう結果になってしまった。
意地に張るとはいえ自分の命はむろんの事、
他人の命をはる国の意地ってのは意味があるのかと思いたくなります。
意地を張ったその先に何がなるのか
先人が歩いた歴史を見ればその結末はわかるはずなのに。
昔も今も変わらないというのがとっても悲しい限りです。
2006年04月21日 21:38
こんばんは~!
何だか眠いぞ、と睡魔と闘いながら見ていたのですが、気が付けば太郎丸次郎丸との殺陣の部分はなかった・・・ってことないですよね。
その時だけ寝てたんでしょうか。
んん~~~、無念なり・・・!

松浦屋での無国籍な雰囲気、ぶどう酒の登場など、そういう時代なんだ、と思いながら見ていました。
江守さんの演ずる人物はいつも何だか食えない人、と言う感じがします。
ikasama4
2006年04月23日 15:49
さくらこ様
太郎丸・次郎丸はなかなかコンビで
外国生まれということもあって剣術というよりも
武術っぽかったので、その辺もなかなか面白かったです。
おそらくDVD発売されるんじゃないのでしょうかね。

>江守さんの演ずる人物はいつも何だか食えない人、と言う感じがします。
江守さんはこういうのははまり役ですね。
時代劇には欠かせない役者さんです。

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