柳生十兵衛 七番勝負 島原の乱 第2話

柳生十兵衛に父・但馬守から与えられた指令
「美濃・岐阜におる野党の当主・鈴鹿真太郎を斬れ」
美濃に向かった十兵衛一向はそこで鈴鹿真太郎に出会う。
彼の印象は聞いていたものと違っていた。
鈴鹿真太郎がこのような暮らしになったのは以下のようないきさつがあった。

美濃・岐阜では菅沼の殿が治める国だった。
その殿が急死した後を継いだのは、その子である4歳の殿だった。
しかし、その殿が間もなく急死。そのため、菅沼家は改易。
その後の国は大久保家が治めるようになった。
鈴鹿真太郎は4歳の殿の死は毒殺ではないかと疑念をもっていた。

ここで大久保家にも少し説明が必要になる。
この大久保家の当主の父は大久保忠隣といい、かつては幕府の忠臣だったのだが、
ある諸事情により失脚、改易になってしまった。

菅沼家改易と共にお国入りした大久保家。
既にその準備がされていたらしい。

鈴鹿真太郎の友・半兵衛は彼の疑念に対して調査を約束するが
その証拠となるものは全く見つからない。

一方、十兵衛は大久保家家老に接見する。
「野党として幕府に叛意を示す鈴鹿真太郎を斬ってほしい」
彼の言葉と鈴鹿真太郎との印象に違和感を覚えた十兵衛は探りを入れた。


その真相は思わぬ訪問者の介入により明るみとなった。


荒木又右衛門は菅沼家の殿の毒殺の犯人を半兵衛に押し付けようとしていた。
その半兵衛が自白した。

彼の父はかつて今の大久保家に仕えていた。
主家改易後、父は美濃・岐阜の菅沼家に仕えた。
そんな父に大久保家を改易になった家臣達はこう言った。

「裏切り者」

半兵衛には耐えられなかった。ずっとこう言われ続ける事に。
そんな矢先、かつての大久保家の縁の者・今の大久保家家老から
こう言われた。

「もし、おまえの殿が亡くなれば、大久保家がお国入りする。
そうなればおまえを勘定方に迎え入れてやる」

そうすれば、もう「裏切り者」と言われなくてすむ。

そして、彼は今の地位を得た。


又右衛門により事実を知った真太郎。
又右衛門の要求は島原の一揆に郎党200人共々加わる事。
その前に柳生十兵衛を斬る事。
真太郎の返答は島原の一揆には自分一人で加わる事。



決闘当日、事実が明るみになった中、大久保家家老はこう言った。

「この件には柳生但馬守も関わっているのだ」

愕然とする十兵衛。
立ちすくんでいる彼の前を真太郎は主君の恨みを晴らすため
大久保家家老を斬った。
そして半兵衛を斬った。半兵衛の妹でかつての許婚の目の前で。

真太郎にはもう一人恨みを晴らす人物がいる。

柳生但馬守。

どうやっても彼には辿り着けない。
ならば、その息子・十兵衛を斬る事で恨みを晴らすのみ。


二人の決闘が始まった。



そして鈴鹿真太郎は十兵衛に斬られた。

決闘の顛末を見届けた又右衛門は真太郎を慕う郎党200名を従え島原に向かった。

かつての許婚の腕の中で彼はクロスを握り締めながら亡くなった。
彼はキリシタンだった。
キリシタンは自害は許されない。
彼は死ぬために十兵衛に斬られた。

私にはわからない。
その事実を知るのは鈴鹿真太郎を斬った十兵衛のみ。


今、ここにある現実。
この結末になってしまった原因は但馬守。
私の父だと。

俺がしているのは民を救うためなのか。
それとも父の尻拭いのためか。



さてはて、だいたいこんなとこ。
鈴鹿真太郎さんを演じるのは山口馬木也さん。
彼の殺陣は「剣客商売」や「水戸黄門」でご存知の通り。
私が思う殺陣での見せ場は鍔迫り合いでした。
互いに斬られる間合いの中での緊張感。
たまりませんねぇ。

さて、次回の十兵衛は堺へ。
相手は商人?
今度は南蛮渡来の武器と戦うのかぁ。
これまた楽しみですね。

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この記事へのコメント

meihua
2006年04月15日 00:53
いい時代劇ですよね。村上弘明って時代劇が似合う。
民放のもいいけど、NHKのこの役は凄く重く、切なくていいです。
これから十兵衛は父と現実のハザマで苦悩するんでしょうね。
でもって又衛門は次どう出てくるのか?
次回が楽しみです。
ikasama4
2006年04月15日 15:21
meihua様
時代劇はいいのです。(笑)
十兵衛にとって父は剣の師であると同時に政治家ですからね。
父のせいで誰かが不幸になる。
十兵衛の中での葛藤にどのような答えを見出すのか
この辺りがホント楽しみです。

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