白夜行 第7話

この状況から脱却するために彼が選んだ道。

亮司を加害者、雪穂を被害者
そういう構図を描く事。

そういう構図を提案した亮司も亮司だが、
その構図に見事にのっかった雪穂も雪穂だなぁ。

高宮と結婚する事。それはお金を稼ぐ事。
それはかつて自分の写真を売った事と同じ事。そんな自分が嫌になってくる。


あれから2年。
高宮と結婚をする段階まで話が進んでいた。

高宮は篠塚と会う。篠塚という名にちょっとした不安を覚える雪穂。
自分と似ているが故にそう思わずにはいられない。

高宮と篠塚との会話。
そこで高宮が語る、雪穂との結婚の理由。その話に違和感を覚える篠塚。

高宮に対して疑念を抱く雪穂の前に亮司登場。
以前と比べると格段に落ち着いた雰囲気が漂ってますな。

淡々と雪穂のためにまるで任務をこなす亮司の姿はまるで忍だな。
雪穂の幸せは免罪符、かぁ。

そういう人に巡り合えたらちょっと楽しいのかもしれんねぇ。

雪穂と亮司にとって結婚っていうのはそれ程大事なものではなく、
なんか道具の一種、アイテムみたいに感じられるなぁ。

なんかようやっと原作「白夜行」らしい雰囲気になってきたなぁ。

雪穂の顔付きもサマになってきましたなぁ。冷たい笑顔がいいねぇ。

さて、段取り通り計画を進めていく雪穂と亮司。
ここで誤算、笹垣現る。

手詰まりの中、雨が二人に味方する。まさしく「恵みの雨」というやつですな。

ここで笹垣と篠塚は出会う。雪穂にとりついている幽霊かぁ。

そして雪穂は亮司から波立てる事なく作戦が成功した事を知る。

そして雪穂は結婚した。

雪穂の幸せが自分の幸せ。
でも雪穂が幸せになってしまったら自分は必要とされるのだろうか。

ふと疑問に思う亮司に雪穂が現れる。
この結婚は結局売春じゃないのか、昔の自分が責める。

亮司の幸せは免罪符。かぁ。

互いに人間らしく生きてほしいと願う。それは人故にって事でしょうか。

元からどん底を生きてきた人にとっては
這い上がるだけ。

もうそれしかないからね。


そして、笹垣は刑事を辞めた。探偵として。
「念仏は浄土に生まれる常あり。
地獄に落つべき業や総じて存じせざる也」


親鸞の言葉
「念仏はまことに浄土に生るゝたね(種)にてやはんべるらん、
また地獄に堕(お)つる業(ごう)にてやはんべるらん、
総じてもて存知せざるなり。」より

念仏が浄土に生まれる種であるのか、あるいは地獄に堕ちる業なのか、自分には分からない。
という意味だそうです。





そして、亮司は「秋吉」となった。

傍目から見りゃこういう生き方は息苦しく感じたり共感できなかったりするんでしょうね。
でも、当の本人には関係ないんよね。

自分の信念を貫いて生きる。そして自分の思い通りに人生を進めていく。

そういう二人の信念というか互いに思いあう心ってのは憧れるね。
その信念を貫くために選ぶ手法ってのはオススメできませんが。(大汗)

まぁ二人の互いを思いあう心を小早川夫妻も見習ってほしいものだ。(苦笑)

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この記事へのコメント

2006年02月24日 22:15
あはは~♪そうだ、そうだ!
伸木と妙子は【白夜行】見てないのかな?ヾ(・ε・。)ォィォィ

「恵みの雨」の意味がイマイチわからないんですけど、
千都留が傘をタクシーに忘れた事がそうなんですか???
過去にツラい思いをした筈の雪穂が、売春のような気分で
結婚したという発言がなんともはや・・・
ikasama4
2006年02月25日 02:13
まこ様
>千都留が傘をタクシーに忘れた事がそうなんですか???
そうですね。
千都留が傘をタクシーに忘れた事で笹垣と会う事なく亮司は接触できたのですから、
これはもう「恵みの雨」という事なんでしょうね。
結婚=売春という発言もそうですが、結局雪穂も亮司も親と結果として同じ事をやっている
という葛藤があっての発言なんだと思いますよ。
だからこそ互いに分かり合える所があるんでしょうね。

>伸木と妙子は【白夜行】見てないのかな?
見てくれ~。
2006年02月25日 10:59
こんにちは。

ホント、小早川夫婦にはない相手を思いやる気持ち(笑)
ちょうど今、小早川伸木の恋を見終わったところだから可笑しくて(笑)
武田鉄矢の似顔絵、男前ですね。男前過ぎるけど(笑)
でも、鉛筆書き上手ですね~もっと書いて!

亮司と雪穂、、、笹垣の言った親鸞の言葉の意味は良くわからないけど
父と母を殺した2人は業が深いってことですかね?
供養をすることもなく、罪を隠すために生きている2人は地獄に落ちる?
極限状態で、信じられる人がお互いしかなかったら。。。私達には理解出来ないかもしれないけど、お互いを必死で守って思いやるんでしょうね。
でも、神様は絶対許すはずがないと思う。
罪を犯した者には罰が待っていると思う。
それがラストなのかなぁ。。。切ないね。静かにその時を見守ります。
ikasama4
2006年02月25日 12:04
アンナ様
>武田鉄矢の似顔絵、男前ですね。男前過ぎるけど(笑)
渋すぎたかなぁ。(;゚∀゚)アハハハハハ

この親鸞の言葉はある種、邪法と考えられるそうです。
通常、仏教は極楽浄土を語るのに、念仏によって地獄に行くかもしれないという
解釈をされたら、そりゃあ僧侶も怒りますわなぁ。

念仏を唱える事で浄土に行くのか、地獄に行くのかわからない。
でも念仏にすがっている人がいる。
という解釈をすれば、亮司と雪穂が行き着く先は笹垣には地獄に見える。
でも二人には浄土にすら見える。
その行き着く先を得るために二人が信じているものは念仏のようにか細いけど
確固たるものだと笹垣は考えたのかもしれません。

>罪を犯した者には罰が待っていると思う。
世の理は全て因果応報の元に成り立っています。
いずれ、二人が自分の通ってきた道を悔いる事がきた時、
それが警察に捕まって、刑務所に入ったとしても、無事に逃げ切れたとしても
その過程が罪であり、尽きる事のない後悔の念が罰なのでしょう。
ikasama4
2006年02月27日 18:23
アンナ様
先日の笹垣の説法に関して自分なりに訂正です。

母は今までの罪滅ぼしからか、亮司を信じていくを貫いていくようですが、
それが彼女にとって浄土に向かう道なのか、地獄に向かう道なのか。
自分=笹垣にはわからない、とも受け取れます。

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