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zoom RSS 真田丸 第31話 「終焉」

<<   作成日時 : 2016/08/08 01:12   >>

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秀吉は死の淵を彷徨う老人となっていた

その秀吉が亡き後は
これまでの秀吉の考えにより
老衆(おとなしゅう)を奉行衆が補佐して
事の取り決めに関しては奉行衆に話を通す

そうしてこれからの政を決めていくとした


其の頃徳川屋敷では
阿茶局と本多正信が殿の前で話していた

「時が来た」

「次は殿が天下を取る時代だ」


だが家康はあまり乗り気ではなかった


そんな折
石田三成が徳川屋敷を訪れた

三成はこれから九州に向かい
朝鮮に出兵した兵達を帰還させる準備を行うと言う

家康はその役目を自分がすべきではと申し出たが
三成はそれによって謀叛が起きぬやもしれぬとして
その申し出を断った


三成は家康の事を全く信用してなかった


その事が家康の癇に障った


そんな家康を見透かすように正信が
この秀吉の遺言では老衆の権限が弱いので
新たな遺言を書いてもらい老衆の権限を強めようと


まもなく家康は本多正信・正純を伴って
秀吉の見舞いに訪れた


そこで本多正信・正純は
老衆の権限を強める新たな遺言を秀吉に書かせた


その事を片桐且元を通じて知った三成は激怒した


そこで三成は新たに遺言状に文字を書き足す事を考え
秀吉に強要して字を書かせた


それを見た寧が三成を厳しく咎めた


かつて秀吉は身内を政争の具にしていたが
今は秀吉が政争の具と化している

その光景をみていた信繁は秀吉が不憫に思えた


後日
家康は一人で秀吉の見舞いに訪れた

そして信繁に先日の非礼を詫びた

「此の度はいささか手荒な真似をしてもうた
どれほど華やかな暮らしをしたとて死ぬ時は唯一人
諸行無常じゃの

生き延びればいいと思っていたらここまできた

戦は嫌いじゃ
どの戦も必ず勝てるとは限らぬ」


先日
秀吉が正信・正純親子にそそのかされている姿をみて

自分もそうなるのではないかとふと思うところがあった



その日から秀吉の意識は混濁していた


秀吉の最後は近い


淀殿は当初秀吉の顔と会うのを躊躇したのだが
秀頼が言う

「母上
私が参ります

父上」

笑顔の秀頼に秀吉が見つめていた

「秀頼・・・」

それを見て
淀殿はいつものように秀吉を見て笑った



「秀頼の事を頼む
秀頼の事を頼む
秀頼の事を頼む
・・・」



呪文のように繰り返す秀吉の姿に
淀殿はいたたまれなくなってその場を後にした




その夜
秀吉は悪夢を見た


血まみれの秀頼がいる光景を見た


叫んだ秀吉は三成を呼んだ


「佐吉
・・・家康を殺せ」



「殿下は誠そう言われたのか?」

三成は真田昌幸の下を訪ねて
秀吉の言葉を話した

「何故その事をわしに?」

「忍城以来、
私の師匠はあなたです」

「もし徳川が明日死んだとしても
我が真田は一切知らぬ」


昌幸の心は決まった



昌幸は出浦を呼んだ
「たとえ打ち損じたとしても命は惜しめ」


出浦は単身
徳川屋敷に向かった―――――



其の頃
昌幸の嫡男・信幸が家康の下を訪れていた

信幸と稲姫との間に男子が生まれたが
同じ時に側室にも男子が生まれていた

この事を舅である本多忠勝が知ったら
怒り狂うかもしれない

なのでこの事を家康にとりなしてほしいという申し出であった

そこでふと信幸は奇妙な音を聞いた


要件を終えてその場を後にしたが
あの音は忍の者が火遁の術を使うのに
用いる際に聞こえた音ではないか

信幸は急ぎ家康の下に戻り
事の次第を話した

たしかに曲者がいた

その者は本多忠勝と立ち会った

そして煙幕を張り家康の下に近づく

信幸は家康を守ろうと
その曲者の前に立ちはだかった


二人は互いの顔を見て驚いた

逡巡する出浦の隙をついて
本多忠勝は曲者の背中を斬りつけた


流石の出浦も手負いでは本多相手に
太刀打ちはできなかった

広間に出ると煙幕にてその場をどうにか立ち去った




家康が忍の者に襲われて大騒ぎになっているという報せを知った信繁は
急ぎ真田屋敷に向かった


そこで信幸が昌幸を詰問しているところであった

「父上がやってくれおった」


その言葉で信繁は事の仔細を察した

そこに瀕死の重傷を負った出浦を介抱した佐助が戻ってきた

昌幸は急いで出浦の下にかけよった


「昌相!
昌相!」


「わしとした事が・・・」


二人はこんなにも家臣のために涙する
父の姿を見た事がなかった


同じ頃

秀吉が死んだ


62歳であった



こうして波乱の時代が幕を開ける―――――






秀秋がろうそくの火を消す

それは秀秋が豊臣家の時代を終わらすというのを
暗示してるようで面白かったですね


出浦が単身徳川屋敷に乗り込んだのは
真田家の関与を隠すためという事なのでしょうが

ホントこの作品での煙幕が見事ですね


それから
政争の具となった秀吉を操ろうとする徳川と石田

まぁ実質やってたのは本多ですが
このあたり本多VS石田はよく似てますが

決定的な違いは
本多は絶対自分から表立って行動しない

だから本多正信は非難されないのでしょうね

それと本多は相手の心情を考える知恵がある

それが石田にはない

だから寧にまで叱責を受けるのでしょう


それから家康も
「いずれ自分もこうなるのか」という境地があるみたいですね

秀吉の最後をみてると
自分も天下をとればこうなるのではないかと

先輩の背中は自分を照らす鑑みたいなものですからね

そういうところに諸行無常を感じてるのやもしれませぬ


こうしてみると今回の作品での家康は
天下を望んでいるというよりかは

なんとか生きようと
自分に振りかかる火の粉を振り払ったりしてるうち
ここまできたって感じがします


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【真田丸】第31回 「終焉(えん)」 感想
秀吉(小日向文世)の死期が近づく。遺言状をめぐり対立する三成(山本耕史)と家康(内野聖陽)。寧(鈴木京香)は権力争いに心を痛める。 一方、茶々(竹内結子)は、秀頼を秀吉に会わせようとしない。 信繁(堺雅人)は茶々を説得して親子の対面を実現させようとするが…。 そして三成は、昌幸(草刈正雄)に家康暗殺を依頼。出浦(寺島進)は単身、徳川屋敷に忍び込むが、そこには本多忠勝(藤岡弘、)が待ち構... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2016/08/08 06:20

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。

戦国仮面ライダー1号キターッ!・・・でございますね。
忍びVS猛将のバトル・・・。
槍をとって「曲者!」なんてなんと美しい古典芸能の一幕。
思わず胸が熱くなりました。
歴史的にやられないのはわかっているけれど
「しとめんのか・・・」と思わず歯ぎしりの名場面でございました。
忠勝の槍でも仕留められない出浦の忍びの術。
そして微塵がくれ・・・。
これはもう・・・第二次上田城も大坂の陣もきっとと・・・。
期待が膨らみまする・・・。
キッド
2016/08/08 11:15

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