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zoom RSS 真田丸 第30話 「黄昏」

<<   作成日時 : 2016/08/01 00:42   >>

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太閤・秀吉は死の恐怖に苛まれていた


そんな中
異国の舟が土佐国に漂着した


秀吉はその積み荷を欲した


だが四年前に秀吉が法令をつくり
みだりに舟からの積み荷を勝手に奪ってはならないとしていた

罪のない者達から奪ってはなりません


「罪があればよかろう」

異国の者は伴天連であったのでそれを口実に
伴天連の弾圧を強め積み荷を奪った



「耳を削げ
鼻も削げ
市中引き回しの上
磔じゃ」

こうして伴天連の信者だった者達が処罰されていった



信繁は大谷吉継の屋敷を訪ねた

「結局日本人の伴天連が処罰されました」

「積み荷欲しさに罪のない人を磔にするとは」

「殿下は以前の殿下ではありませぬ」

「殿下はいささか長く生き過ぎたかもしれぬ・・・」




徳川家では家康が本多正信と密談をしていた

「太閤殿下の振る舞いは常軌を逸している
太閤殿下は耄碌されたのやもしれぬな」

正信は早速手の者に命じて豊臣家に探りを入れていた




その後
秀吉は明の使者に激昂した
秀吉は明国が降伏したと思っていたが
明国は秀吉が降伏したと考えていたようであった

再度朝鮮出兵を決めたのだが
其の席で小便を漏らした


諸侯はその光景をみていた



その夜
信繁の屋敷に信幸が訪ねてきた

「また朝鮮で戦か」

「誰も喜ばぬ戦です」

「小便をもらしたのは誠に拾様か」

「誠です」


それ以上
この件で信幸は何も言わなかった


そして信幸は沼田に戻っていった


その後
春が信繁に尋ねた

「お悩みですか?
ここにお皺が」


「私は兄を裏切っている
そして兄は私のことはお見通しだ

私の人生であの人になりたいと思う人が二人いた
その人が同じ事を言うた

『わしのようになるな』

一人は御家のために
人の道を捨てた

一人は御家のために
己の信念を曲げた

だから私はそうならぬよう心がけてきた

秀吉様にお仕えした以上
豊臣家に背く事は義に背く

今は息ができぬ程苦しい思いをしている
義を貫くとはこれ程厳しいものか・・・」




翌日信繁が秀吉の寝所に行ったが
そこには殿下がいなかった


殿下は庭の真ん中にいた

茶室がどこかわからなくなったと言う


「利休は私に話があるらしい」



秀吉は過去の記憶が混濁している

信繁は直感していた



この一件の後
5歳ながら拾を元服させる事にした

そして拾は名を秀頼と改めた




それだけ殿下の老い先が短いという事であろうと家康は考えていた



信繁は
秀吉が天守閣から町を眺めたいというので
秀吉を背負って天守閣に向かった


「誰も見たことのない城を築きたかった
賑やかな活気にあふれた町をつくりたかった
ゆくゆくは京から天主様をお迎えしようと思った
平清盛が成し遂げた事をわしはとうとうできなかった」

「秀頼様がきっと成し遂げてくれます」



それから秀吉は上杉景勝を大坂に呼んだ


「会津に国替えしてほしい
伊達の抑えはあくまでも表向き

本当の目的は徳川を北から見張ってほしいのじゃ

わしが死んだ後
徳川がよからぬ動きをすれば背後から関東に攻め込め
秀頼を助けてやってくれ
頼む!」

秀吉の必死の懇願に景勝は拒む術をもちあわせていなかった



京の醍醐寺において花見が催された

招待されたのはほとんどが女達
総勢1300人に及んだ

其の席で秀頼は花咲爺を見てみたいと言い
秀吉はそれに応じて木に登って花咲爺の真似をした

そこで秀吉は木から落ちた


その日以来
秀吉は床に伏せるようになった


医者によるとしばらくは立つ事もできぬとの事

三成は覚悟が必要だと言い漏らした




「その後殿下の様子はどうじゃ」

「お変わりありませぬ」

「もし誠に殿下が危ういのならもう誤魔化すのはよせ
俺は父上のように乱世に戻る事を望んではおらぬ
しかし殿下が亡くなれば必ず揺れる

あまりに太閤殿下が大きすぎたからじゃ

それはお前が一番わかっているであろう

この先
誰が秀頼公を支えるか
石田殿が仕切れるか
それとも徳川殿が一層力をもつのか

その時
真田は誰につけばよいのか

徳川は殿下のお加減を知りたがっている

ならばそれに乗るのもひとつの手

徳川に伝え
どうでるかを見極める」





信繁は
大谷吉継に意見を求めた

「石田治部に釘を刺されたとか
兄に命じられたとか
そのような事はどうでもよい

己が正しいと思う道をゆけばよい
それが真田左衛門佐の進むべき道じゃ」



翌日
信繁は信幸に秀吉のご容体について
ありのままを話した―――――


その後
信幸はその情報を早速
舅である本多忠勝に直に申していた―――――




その日
秀吉が形見分けをすると言い出した

三成や片桐且元にはそれぞれ金子を与えられたが
信繁には与えられなかった


今の秀吉には信繁の事が記憶のない時間に生きていた



気が付くと秀吉が傍にいた

「真田安房守の息子だな」

「はい」

「遅いな、市松は・・・」

「もしや・・・」


信繁にはわかった
秀吉はあの時の出来事を繰り返していると


「秀吉じゃ。面白いとこに連れてってやる」


「今日はもう床にお入り下さりませ
吉野太夫のとこはまた改めて参りましょう
太夫はまた今度と申しておりました

どうか今夜はゆっくりお休み下さい
私が傍におります
明日お城の中を案内していただけるとありがたいです
茶々様とカルタ遊びをしてみたいですし
寧様は芋を茹でているとうかがいました」

そうして眠りについた秀吉を信繁は見つめていた―――――





どんどんと秀吉の精神が崩壊というか
認知症により過去と今の記憶が混濁しているのがよくわかりますね

そんな秀吉の病状を必死に隠そうとする三成・信繁

その根底にあるのは
この事が明るみになれば世が乱れる

二人共そう思っているから

だから信幸の言葉は信繁にとっては図星だったんでしょうね

それから二人の立場として

信幸はあくまでも真田家を第一としているのに対し
信繁は自身が仕える豊臣家が第一としている

それだけに信繁の心中は複雑です

信繁が尊敬する人

それは父である昌幸と叔父である信尹

この二人がそれぞれ自分を見習うなと言う

だから自分は違う道を進もうとするが
それが逆に己を苦しめる

ならば己が信じる道を行けばいいという
舅・大谷吉継の言葉に救われていく信繁

大谷吉継の存在もさることながら
ただただ黙って夫の愚痴を聞く春の姿もいいですね


さて次回は秀吉の終焉ですが

今回はまさかの太夫に化けた忍の者

まるで本多正信が忍の棟梁のような感じになってますが
根来系でしょうかね


そして更に次回は
出浦VS本多

実に面白そうです


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。

きり様2キターッ!
今回は少し大人になったきり様ですね。
桜の花もほころぶお年頃ですからな・・・。
一体、いつになったら信繫のお情けをいただけるのか。
もう・・・ねんごろになってもいいころでございますが・・・。
いよいよ第三のクライマックスが迫ってきました。
そして・・・忍びの季節・・・。
真田の忍びは非情を越えて「義」に生きる。
そこが素敵なのですなあ・・・。
キッド
2016/08/01 07:15
いつも見させてもらっていますm(__)m
信繁さんが尊敬している「わしのようになるな」の二人は
たぶん、叔父の「信尹」さんと、もうひとりはパパの昌幸さんではなくて
「上杉景勝」だと思いますよ。^^
31話は、予告編で出浦さんが・・・心配です^^:
なおみ
2016/08/01 09:59

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