渡る世間は愚痴ばかり

アクセスカウンタ

zoom RSS 真田丸 第29話 「異変」

<<   作成日時 : 2016/07/24 23:05   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 1

秀次の死後
秀吉は政の拠点を聚楽第から伏見に移した


大谷吉継の娘・春を正室に迎えた

その日
信幸は父・昌幸に尋ねた

「母上のご出自の事です
菊亭晴季の娘だとずっと聞かされておりましたが
それは間違いでしょうか?」


「あれは菊亭晴季の娘ではない
侍女だ

大昔の話だ

信玄公にならいわしも
公家の娘を嫁にしようとしたが相手にされぬ

ただ一人食いついたのが菊亭晴季の侍女だ

絶対に誰にも言うなよ」


信幸と信繁は二度とこの話題は口にすまいと誓った



その夜
信繁はかつての妻・梅の事を春に語った


「無論そなたの事は大切にする
だが私はお梅の事は決して忘れぬ
つらい事だろうが」


「正直にお話してありがとうございます」

そうして二人が寝ようとしていた頃
信繁は三成と共に大坂城に呼び出された



秀吉が寝小便をしたので
その行為を隠蔽してほしいという事であった


信繁は秀吉の異変を感じ取っていた


最近同じ言動を繰り返したり
自分の怒りを制御できなくなっていたり


三成は以前と変わらないと言っていたが
その兆候は表面化していった―――――



拾のこれからのため
秀吉は奉行衆で政を担う事を提言していたのだが


翌日
秀吉はコ川家康を大坂城に呼んだ


「わしは政の仕組みを考えなおそうと思う
わしが隠居した後
拾が元服するまで関白はおかぬ
これからの政は徳川殿を中心に行って頂きたい」


三成は秀吉が昨日述べた事と異なっているため
当惑した

それが信繁にもわかっていた

その翌日

秀吉はコ川家康を大坂城に呼んだ


「わしは政の仕組みを考えなおそうと思う
わしが隠居した後
拾が元服するまで関白はおかぬ
これからの政は徳川殿を中心に行って頂きたい」


三成も信繁も当惑したが
家康もまた当惑していた



その翌日
秀吉は三成に家康を呼ぶように命じた


「わしは政の仕組みを考えなおそうと思う
わしが隠居した後
拾が元服するまで関白はおかぬ
これからの政は徳川殿を中心に行って頂きたい」


流石に三成が秀吉を制止した

「その旨は既に徳川殿に伝わっております」


そして政の一件は家康ではなく
三成ら奉行衆に任せると秀吉自らが述べていた事を告げた


秀吉は三成を下がらせ
信繁を留まらせた


「わしは壊れてしもうたか?
わしは死んでしまうのか?
捨が元服するまで生きていたいのじゃ」


秀吉の言動から
秀吉の意識が混濁しているのが信繁には分かった


「拾様は殿下のお背中を見ながらすくすくと育っておりまする」


信繁の言葉に秀吉は押し黙った




信繁は信幸と語り合った。

「太閤殿下のご様子は?」

「別段変わったご様子は―――」

「俺にくらい誠の事を言えばよいのだ
俺は先のことを考えている」

「先とは?」

「殿下が亡くなられたその先だ」


「何も変わりません
殿下が亡くなられても
石田三成殿を中心として政が行われまする」

「俺にはそうは思えぬ」

「兄上はどうなると?」

「わからぬ
わからぬが俺は徳川だ
世が乱れたら徳川につく事が真田を利する
俺は迷う事なく徳川につく

源次郎
お前はいささか豊臣家に深入りしすぎだ
お前は真田家のために太閤殿下のお傍にいるのだ

それを忘れるな」

「殿下のお具合はどうだ?」

「何も変わった様子はござりませぬ」

信繁はまるで能面のような表情で信幸の問に応えた

「殿下の事は今後逐一俺に伝えよ
全ては真田のためだ」


信繁はその表情のまま
信幸の言葉に答えなかった




数日後
後に慶長伏見地震と呼ばれた大地震が起きた


落成間近だった伏見城は崩落し
大坂城のみならず近畿地方一帯で甚大な被害となっていた


それは豊臣政権の崩壊を予感させるものであった―――――






老いて最近は付け髭になっている

老いの兆候は外見だけではなく
言動や行動にも現れている


信繁や三成と秀吉の家臣達はそれを懸命に隠そうとするが
家康や信幸はその兆候を感じ取っている


その両者の温度差が面白いですね



それから信幸の立ち回り


稲が形はどうであれ自分に好意を持ってくれた事で
地震の際には

稲→おこうの順で部屋を回っていたのが
筋道を立てる信幸らしいなという感じですね


そして春のキャラ
これは意図的に梅に近づけてる感じですね

春「源次郎さんからよく聞いております。
どこへ行っても鬱陶しい、きりさんですね」


この一言が春のキャラを集約してますね


今週のイラスト



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
【真田丸】第29回 「異変」 感想
信繁(堺雅人)は、秀吉(小日向文世)じきじきの肝いりで、大谷吉継(片岡愛之助)の娘・春(松岡茉優)を正室に迎える。 信幸(大泉洋)は、秀吉が新たに築城しようとする伏見城の普請を受け持つことになるが、うまくいかない。 一方、きり(長澤まさみ)は細川ガラシャ(橋本マナミ)と出会いキリスト教に興味を抱くようになる。 権力の絶頂にある秀吉は嫡男・秀頼の行く末を心配するが、老いが秀吉を激しくむし... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2016/07/25 03:42
『真田丸』、秀吉の老衰っぷりは悪くない(第29回)
皆さん、こんばんは。更新がだいぶ遅いのですが、今回は大人気NHK大河ドラマ『真田丸』の第29回「異変」について。関白豊臣秀次(新納慎也)が切腹し、老いが目立ってくる豊臣秀吉(小日向文世)。自分の死後のことを考え、五奉行と五大老を任命するが、石田三成(山本耕史) ...続きを見る
Coffee, Cigarettes &...
2016/09/22 22:11

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんばんは。

素晴らしい仕上がりの竹林院でございますね。
完璧な美女なのかどうか不明な女優さんですが
この「春」は非常に魅力的に描かれておりますね。
その「明るさ」がイラストから輝き出ているようです。
キッドも・・・最近は少しPCの前に長居すると
目がショボショボ、目の周囲がピクピクいたしまする。
まあ・・・今年の大河ドラマは
ストレスを感じないので非常に救われる感じがしますよ。
できれば「お春」のようにのんびりしたいものですなあ。
彼女にどんな「癖」が隠されているのか・・・楽しみでございます。
キッド
2016/07/25 20:53

コメントする help

ニックネーム
本 文
真田丸 第29話 「異変」 渡る世間は愚痴ばかり/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる