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zoom RSS 真田丸 第25話 「別離」

<<   作成日時 : 2016/06/27 00:30   >>

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北条を滅ぼした事で
日ノ本で秀吉に抵抗する勢力はいなくなった
天下統一の完成である


天正十九年八月四日
秀吉の息子・鶴松は重い病を患っていた


巷の噂では利休殿の祟ではないかと囁かれていた


その噂を知った
三成・吉継・信繁の三者は苦い表情を浮かべた―――――




あれは今年の初めの事であった


小田原城にあった鉛
それは利休が北条家に鉛を売買した証拠の品である

真田信繁・大谷吉継・石田三成はこの品を以って利休を糾弾した


「あんさんの話をどれだけ殿下がお信じになるか、でんなぁ」


利休の言う通りであった

いくら利休の問題を自分たちが述べても
秀吉の利休に対する信頼は揺らぐ事がない


そこで三者は秀吉の弟・秀長を訪ねた



「誠にこれが小田原城の蔵にあったのだな」


念を押すように三者に確認した秀長はこの品を携えて秀吉の下を訪れた


「あの者は茶人であると同時に堺の商人でございます

利があれば商売する

利休は商人です

兄上は後何年生きられるつもりですか?

兄上がいなくなっても私がいれば
なんとかやっていけるでしょう

気がかりなのは兄上も私もいなくなった時
誰が鶴松様を守っていくか

今後は誰か一人に力が集まるようなことがあってはなりませぬ

鶴松様のため
豊臣家のため」


それから数日後
秀長は亡くなった



それからまもなくして
お寺の住職により寺の門に利休の木像が飾られている事を知った
三成と吉継はそれを理由に利休の失脚を図った



「利休を追い落とすためなら多少手荒な事をしても構わぬな」

大谷吉継は石田三成に同意を求めてた

三成は了承した


三成・吉継の報告を受けて
秀吉は利休に蟄居を命じた


その命を
三成・吉継・信繁の三者が利休に告げるのだが・・・


吉継は言う
「半年蟄居の後切腹を命じる」


三成も信繁も思わず吉継を見た

そのような切腹の命は秀吉は出していない


つまりは偽りの命である


利休はその命を受けて切腹した


その数日前
信繁は蟄居する利休を監視する役目柄を利用して
利休に鉛を北条家に売った事を訪ねた


「戦は儲かります
しかし人の心を命を金で操るは業の深い事や
それ故わては茶を立てる
ここまで茶の道を極める事ができたんは
それ故わての業が深い故」

「利休様
何故あのような像を作られました?」

「一言でいえば・・・定めや」

そう言って利休は笑った―――――



八月四日
ずっと謎だった利休の言葉の意味がようやくわかった

利休の像は茶々が利休に頼んで作ってもらったものだった

だが茶々は掌に乗るような大きさの像を考えていたのだが
発注した際に寸法を間違えて実物大の大きさの像になってしまった


それがために利休は命を落とす事になった


それがために茶々は利休が亡くなったのには自分に一因があると考えていた



信繁が広間にいると秀吉が一人憔悴したように佇んでいた




「教えてくれ
鶴松は何のために生を受け死んでいくのか」

「よくない事を口にするとよくない事が起きまする
これからしようと思う事を語りましょう
鶴松様は元服したら名前を何とするのです?
藤吉郎です?」

「まだ考えておらん」

「奥方はどうされます?」

「秀次の娘にしよう」

「ゆくゆくは鶴松様は関白となりこの国を治める
殿下はどうなされるのです」

「海を渡って明国を攻めるか」

秀吉が元気を取り戻しつつあったその時


鶴松の容体が急変したとの報せが届いた――――



天正十九年八月
鶴松は2年2ヶ月の短い一生を終えた



信繁が廊下を出ると茶々が歩いていたが
その目は虚ろだった


そこに北政所が現れて茶々をそっと黙って抱きしめた


すると茶々はこれまで抱えていたものを吐き出すように
泣き出してその場に崩れ落ちた

北政所はただただそんな茶々を抱きしめていた―――――






鶴松の死によって
秀吉の死後
跡継ぎとなるは秀次
だが秀次では心もとない
豊臣の天下は終わる


そうなれば、再び戦が起こる


その時まで戦の機会を待つ徳川と真田


その一方で豊臣家家臣として奔走する信繁

遠くから秀吉・茶々・三成らの心情を見つめる


そういう感じでしたね


それから利休を謀殺に追い込んだ大谷吉継
それによって大谷吉継はあのような病になった

という風に見せたい感じがしましたね


そして茶々と北政所との関係性から
どのようにして別れていくのか


この辺りも楽しみなところですかね

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんばんは。

晩年の秀吉の狂気を際立たせるための
材料として使われがちだった
千利休に独自の解釈でスポットライトをあて・・・
逆に利休の茶の本質に迫る。
本当に今回の脚本家はのってますねえ・・・。
秀吉の馬廻衆でありながら
三成たち奉行衆の手下として働く真田信繁という
立ち位置も斬新でございます。
まさに・・・密偵の気配がございますねえ。
高貴な身分に生まれながら・・・
ただただ憐れな戦国の女たち・・・。
平和から遠い世の禍々しさが匂い立つようでございました・・・。
キッド
2016/06/28 01:19

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