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zoom RSS 真田丸 第22話 「裁定」

<<   作成日時 : 2016/06/06 00:42   >>

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沼田は関東最北で天然の要害

この要所を北条・真田
どちらが治めるか

この聚楽第で主張を戦わせ合う


「戦は勝たなくては意味がない
容赦はせぬ

こうして我らがやりあう事で真の戦をせずにすむ」


江雪斎はこの展開に安堵しているように信繁には思えた



裁定が始まった



信繁は
この沼田の地は勝ち取ったと主張

それに対して江雪斎は
勝ち取ったのではなく掠め取った

更に言えば当時真田の主人であった滝川一益を裏切り
沼田を奪い取ったのだと

信繁は江雪斎の主張を肯定した


話は徳川と北条の和睦の条件に向かった


徳川と北条はこれ以上の争いは損であるとして和睦した

其の際に
沼田の城を北条に割譲すると
徳川は約束して起請文を書いた

その一ヶ月前
徳川は真田が傘下に入る際に
沼田の城は未来永劫真田のものにすると
徳川は約束して起請文を書いた


江雪斎は
徳川と真田は主従関係の約束であり
徳川と北条は国同士の約束であり

その約束には格の違いがあると主張


信繁は
約束した月日から
先に結んだ約束は違えてはならぬ
子供でもわかるとして
真田の約束が優先されると主張


そこで江雪斎は
信繁の主張を逆手にとって
信繁の主張をそのままとすると
コ川家康は二枚舌の卑劣漢であると罵っていると論点を誘導


そこに本多正信が割って入った


我が主君はそのような御方ではない


「譲り渡す」とは言ってない
「奪い取る」のだと主張

更に起請文には「手柄次第」との記述がある

これは「奪い取る」という意味をなしているのだと


三者の主張を聞いていた秀次は言う


もし、北条の主張が正しいのであれば

「奪い返す」という言葉になるはずだが
先ほどからの主張では

「譲り渡す」「奪い取る」

これは暗黙的に真田の領地であると認めているのではないか?


これに江雪斎は全く反論できなかった



三者の主張を終えた後

信繁は本多正信に礼を述べた

「どうしてお味方を?
黙っている事もできたはず」

「必死で戦うておる若者に手を差し伸べるのが年寄りというもの」

そう笑って正信はその場を後にした



あの場の主張では真田の勝利は見えていた


だが、そのような態勢に不満を持っていた者がいた


三成である


昌幸と信繁が語り合っている場に介入した三成は事の次第を述べた


「御主のおかげで算段が狂った

気持ちがわかるが安房守殿
これでは困るのだ

殿下にとって何より大事なのは北条を上洛させる事

そのためには沼田をくれてやってもよかったのだ

ここは折れてくれぬか

そなたが折れてくれなければ戦になる

この沼田が大乱の火種となるのだ

理不尽な事は承知の上
この通り」

普段は不遜なこの男が頭を下げている


信繁も三成に同調して
昌幸に沼田を引き渡すよう提案した


そこで渋々了承した昌幸は
代わりに名胡桃だけは真田の領地として認めてほしいと述べた



そうして裁定が下った



沼田の領土のうち
1/3が真田
2/3が北条となった


沼田の引き渡しに
沼田城を守ってきた矢沢頼綱は不満であった

もちろん信幸も不満であった

だが上の方で決まった事ならば従うしかないとして渋々了承した



そうして領地の引き渡しが行われてから数カ月後

沼田を治める北条家家臣が独断で名胡桃城を攻め落とした


領地を奪い取られた真田の者達はすぐさま奪い返すように血気盛んであったが
それを制したのは現在真田をとりしきる信幸であった
今はそう勝手に戦はできぬ

まずは京にいる父・昌幸の裁定を待つとして

報せを昌幸の元に送った



報せを受けた昌幸はすぐさま名胡桃城奪回を信幸に命じようとしたが
まずはこの世の仕組みが変わったので

一度殿下にお知らせすべきだと信繁は進言した


それを受けて昌幸は渋々殿下の元に戦の許可をもらうよう拝謁した


秀吉の返事は「しばし待て」であった


秀吉は再度三成の意見に応じて
北条に上洛を促す書状を送った


北条の返事は「否」であった


秀吉は喜々として北条征伐を命じた


はじめからそれが狙いだったかのように


石田三成は嘆いた

「戦が始まるとこうだ
まるで暴れ牛のように進んでいく
誰も止めることができん」


こうして北条は滅びの道を進んでいくのであった―――――










沼田をめぐる裁定
既にそれは北条を上洛させるために
決められていた予定調和の体裁


そこに真田はまたしても巻き込まれる訳ですが

元々秀吉は北条を滅ぼすように考えていた節がありますね

徳川家の転封とか考えると特にそう思います


それから板部岡江雪斎と本多正信

落ち着いたトーンの口調に対して
若さ溢れるような口調の信繁との対比がよかったですね


それから沼田領をめぐる

真田と北条
それぞれの不満

真田の場合
流した血で表現していましたが

北条の場合
プライドでしたね


これが北条滅亡の遠因という方向にもっていくようですね


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【真田丸】第22回 「裁定」 感想
北条氏政(高嶋政伸)の沼田城明け渡し要求を断固拒否する真田。 北条を上洛させたい秀吉(小日向文世)を判事役に、原告・北条、被告・真田の戦国裁判劇の幕が上がる。 信繁(堺雅人)は真田の代表として弁舌と胆力の限り北条に勝負を挑む。 徳川方の証人・本多正信(近藤正臣)も加わり、一瞬の隙も許されない大論戦が展開。 秀吉がいよいよ裁定を下す。 武勇によって事を決する時代の終わりに昌幸(草刈正... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2016/06/06 06:15

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。

六月は北条氏の滅びの季節・・・。
男たちが様々な顔を見せて戦の始りを奏でてくれましたねえ。
キャストのクレジットに登場する女性は
きり(長澤まさみ)のみ・・・。
まさに・・・紅一点とはこのことでしたな。
そして若武者に対する老将たちの哄笑と微笑み。
討ち死にしたもののふの名を呼ぶ戦の鬼の呪い・・・。
戦場ではないのに・・・実に戦塵ただよう小田原征伐の前哨戦。
誠に本年度の大河は・・・素晴らしいの一言に尽きます。
キッド
2016/06/06 11:20

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