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zoom RSS 真田丸 第19話 「恋路」

<<   作成日時 : 2016/05/16 00:03   >>

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上洛した昌幸は徳川の下で与力大名となった

そして信繁は昌幸への口添えをお願いした
秀吉が思いを寄せる茶々の頼みを聞く事となった

それは殿下が立ち入ってはいけないと禁じられた
蔵の中に入る事であった


その蔵は武器庫であった

「殿下はどうして見せたくなかったんでしょう

私が5歳の頃
父の城は攻められました
指揮をしていたのは殿下でした
兄の万福丸は殿下の命によって串刺しの刑に処されました

10歳でした

そして柴田勝家の元に嫁いだ
母も殿下によって攻め滅ぼされました

私の親しい人は殿下に殺されました

おかげで血をみるのが怖くなくなりました

人が死んでもなんとも思わない
自分が死んでも怖くない

ねぇ見て
何でしたっけ?」

「長巻です」

「・・・血の匂い
一体何人の人を斬ったのでしょう
この血はどんな人の血?」


茶々が長巻に触れようとして
長巻が茶々の下に倒れこんできた

慌てる茶々を信繁は体をいれて交わした

「ごめんなさい」

「死を恐れない人の驚き方ではありません」

茶々は信繁を抱きしめた

慌てる信繁

「このまま
誰も来ません

殿下に側室になれと言われました」

「どうお答えに?」

「まだ答えてません
そなたはどう思う?」

「そんな事聞かれても困りますね」

「殿下の側室になられる事が
茶々様の幸せになられる事か私にはわかりません
しかし側室をお断りになる事は
茶々様があまり幸せになる事にはならないかと」

「他人事みたいに」

「他人事ですから」

すると茶々は信繁の元から離れた

「帰りますよ」

そうして蔵を後にした





それ以来
信繁が茶々を侍女の格好をさせて
蔵に連れ込んだとの噂が城中を飛び交っていた


茶々にその気がない信繁は

殿下の門前でその噂の真偽を問いただされても
そのような噂はでまかせだとして白を切り通した


しかし
茶々様の父・浅井長政の地元である近江出身の
秀吉の家臣達はこのような噂であっても信繁が許せずにいた

それによってあの加藤清正から命を狙われるやもしれぬ

そこで誰かにとりなしをしてもらう事を信繁は考えた




「源次郎様にも落ち度があったと思う」

「ない」

此度の噂の一件で
きりはそう指摘したが
信繁は自分には非がないと言ったが

仲裁をお願いした秀次には
「お前に隙があったのだ」

そう言われ
そして次にとりなしを依頼した三成には

「御主に隙があったからこういう事になったのだ」

二人にそう言われては

「はい
私に隙があったのです」

そう言わざるを得なかった


それからまもなくして
秀吉は聚楽第に茶々を呼んだ

そこには信繁も同行していた

そこで
蔵が並んでいると聞いた茶々は

「蔵ですって
また一緒に見に・・・」

そう言って言葉を閉じた

何事もなかったかのようにする茶々であったが

秀吉は聞き逃さなかった

普段はまわりの空気を読めない三成も
殿下の事になるとその場の空気を読めるらしい



「殿下を欺いておりました
申し訳ありませぬ」

今にも信繁を斬りそうな勢いで秀吉が信繁の元に迫る

「よくもわしを謀ってくれたな」

「私が源次郎に頼んだのです」

「全て私の罪です」

「源次郎とは何もありませぬ」

「どの蔵だ?」

「武具の蔵です」

秀吉はため息をついた
そして茶々に近づく

「茶々
美しいものに囲まれて暮らしてほしいと思った
お前が見てきた忌まわしいもの
その何倍もの美しいものを見てほしい
それがわしの償いじゃ

この国はもうすぐわしのものになる
天下統一を果たす
そしてお前は天下人の妻になる

決めたことじゃ

ねいがおる
だが誰よりもわしはそなたを愛しゅう思う

あれは夫婦というよりは戦仲間というやつじゃ

この聚楽第で天下人の妻として暮らしてくれ

茶々にはこの世を去る時
こういってほしいのじゃ

茶々は日ノ本一幸せでした

このわしが言わせてみせる」


茶々は秀吉の申し出を受けた


秀吉はその報告を一番最初にしたのはねねだった



ねねは織田家の足軽の家柄であったため
茶々の母・お市の方は織田信長の妹君にあたり
かつての主君の血縁の者を縁者とする事に
ねねの心中は複雑だった―――――



「あの殿下が若者のように汗して私を口説いている
力づくで押し倒す事もできるのに
そんな殿下を見ていたらその人の思いを叶えてあげたいと思った

あの方は自分に「幸せでした」と言わせると約束してくれた

言ってみたいと私は思いました」


「それから源次郎

よい折ですからそなたを殿下にお返しする事にしました

お役替えを臨んだそうですね

格好悪い

お望み通り
あなたは殿下の下に戻りなさい
こちらにはしばらくいるのでしょう」

「さぁ
どうなりますか・・・」


「おかしな話をします
私と源次郎は不思議な糸で結ばれている気がします

離れ離れになってもあなたはまたいつか戻ってくる
そして私達は同じ日に死ぬ」


「遠い先である事を祈っております」


「さがりなさい」



こうして茶々は秀吉の側室となった


「茶々様を側室に迎えるという事は
信長公を超えるという事

この先
殿下はどこに向かわれるのか・・・」

三成はそう呟いた後で
信繁がいた事を忘れていた

「独り言だ
聞き流せ」


この時から
豊臣政権の崩壊が始まっていた

その事をこの時はまだ誰もそうおもっていなかった―――――






秀吉は茶々という城をなんとか陥落させようと
あの手この手で奔走してましたが

茶々にとって
今までは自分の手にかかれば誰でも落とす事ができたのに
信繁だけは落とすことができなかった

今回急に冷たい雰囲気になったのは
元々そういう性格なんだけど

興味のある相手を落とすために
ああいう屈託のないキャラを演じていたのかなと

それで別段自分が気に入った人が死んでも仕方がない

逆に新たな人が馬廻衆になれば
またその人を落とせばよい

でも最後まで信繁は落とせなかった

だからこそ
心に残る相手だったという事でしょうか


それにつけても最後のセリフはいいですね
茶々にはそういう力があったような
そう思えなくもない不思議さがあります



一方
徳川家では真田に間者を送り込むため
本多忠勝の娘・稲を真田信幸の嫁にするとの縁談を持ちかける

真田方ではその徳川の申し出を
間者だと察するもそれを利用しようと申し出を受ける

そうした両家の思惑に翻弄される
稲と信幸

決定事項で自分たちに拒否する権限はない

茶々も似たような境遇でしたかね

このあたりの駆引も面白かったですね


それから総髪だった信尹が月代(さかやき)に
髪型が変わってましたね


ちなみに噂の出処はきりだと思うのですがどうでしょうね




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【真田丸】第19回 「恋路」 感想
信繁(堺雅人)は茶々(竹内結子)にせがまれ大坂城の中を二人きりで案内する。 まだ若い茶々が過酷な運命を生き抜いていたことを思い知った信繁は、奔放に振る舞う茶々に対し好意を抱いてしまう。 九州平定を目前にした秀吉(小日向文世)は茶々を側室にしようと考える。 秀吉の周囲は信繁と茶々の仲をいぶかり始める。 一方、家康(内野聖陽)は信幸(大泉洋)と、忠勝(藤岡弘、)の愛娘・稲姫(吉田羊)との... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2016/05/16 03:35

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。

実に妖しい大坂城の一年でございましたねえ。
主筋の姫を狙う秀吉は目標達成。
政治的なアレで・・・狂った暴君として
描かれる秀吉ですが
天下を統一して・・・世界征服を目指し
志半ばで病没するというものの・・・
その生涯は男のロマンそのものでございましょう。
やはり・・・秀吉は最高ですな。
一方・・・不死身ではなくて
天智通の使い手だった「真田丸」の茶々・・・。
恐ろしい予言をものともせず
呪いのアイテムを飲みこんじゃうきりちゃん。
きりちゃんも最高!でございました・・・。
その中で・・・本当はこわいねねのリアルな苦悶・・・。
演技派の見せ所でしたねえ・・・。
実に濃い一時間の旅路だったと申せましょう・・・。
キッド
2016/05/16 06:40

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