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zoom RSS 八重の桜 第50話 「いつの日も花は咲く」

<<   作成日時 : 2013/12/16 00:23   >>

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明治27年11月
八重は広島の陸軍予備病院に赴任し
看護婦たちの陣頭指揮を執っていた

日清戦争の開戦から3か月
第二軍司令官の大山は遼東半島の金州城を落とし
兵を旅順へと進めた


日に日に負傷兵が運ばれてくる
コレラや赤痢で亡くなる人もいた

清国の者は赤十字の協定に入ってはいない

だが八重は敵味方関係なく治療を行った


日本兵がとやかく言うと


「傷ついた者を看護するのに男も女もありません

戊辰の戦の時も看護はおなごの仕事でしたよ

わだすは会津のお城にいましたから」


そう八重が言うと誰も異論を挟む事ができなかった


看護婦に対して兵士は偏見をもっていて
「おなごがおっては風紀が乱れる」言うて
従軍看護婦に反対する人もいてはる

それが悔しい

そんな中で八重があのように毅然として
ピシっと言うてくれはって胸がすっとしたと

皆が八重に感謝していた



八重は言う


「初めての事にはいつでも反対する人がいる
まずやってみせる

道は私達が作ればいい」



11月21日
旅順総攻撃の火蓋が切られた

この日
日本軍の猛攻撃の前に清国軍は総崩れとなった
難攻不落をうたわれた旅順の要塞は1日で陥落した


それから戦地の事を兵士達に話を聞くために
徳富蘇峰ら記者が陸軍予備学校を訪れた

徳富は今は兵の士気を鼓舞する記事を優先に書く時だと主張した


勇ましい戦闘の話ばかりでなく
コレラや赤痢でなくなっている方々が大勢いる
私達看護婦だって皆感染の危険と隣合わせで働いている


八重の主張に蘇峰はうんざりするように答えた

「これは国民全体の戦たい」

八重は徳富の変わり様に愕然としていた



それから半年近く経ち
日清戦争は日本の勝利で終わった

この戦争で赤十字社の看護婦668人が各地に派遣され
初めて戦時救護活動に力を尽くした


亡くなった兵隊さんも多くいた
感染して亡くなった看護婦も多くいた


一人になった八重はふと思う

「襄は内戦で傷ついた人を救いたくて
日本に戻ってきたと言ってましたね

敵を憎まず苦しむ人
悲しむ人に寄り添う

襄が目指した世界を
私はちっとでも継げていんべか
世界が動いてる
なじょする事もできねえ

『誰かが種をまかなければ
一粒の麦を地に落とさなければ!』

種はまだまいたばかりだ」


日清講和条約で日本は遼東半島を獲得した

だが
ロシア
ドイツ
フランスの3国が武力を背景に返還を強要

伊藤内閣はついに要求に屈した

「列強に屈した日本外交の弱腰が許せん!」

蘇峰らをはじめとした記者達の怒りが
日本を次の戦争へと駆り立てていく事となる




明治29年

八重は母・佐久の下を訪ねた

「たまげた
もう85だ」

「はい」

「あの世で旦那様が待ちくたびれてんべ」


八重は庭の方に耳をすませた

「お父様は当分こっちに来るなと言ってっからし
八重を一人にすっとかわいそうだべって」

「急ぐ事はねえか」

「ゆっくりしてってくなんしょ」

「今日は茶の湯の稽古か?」

「茶道は奥が深くて難しいけんじょ面白えもんだ」

そう言って八重は茶道で学んだ事を書き記した帳面を佐久に見せた

「ほら」

「あ〜れびっしり書いて
へえ
鉄砲やりでえって言いだした頃から八重は変わんねえな」

「武士の娘だがら始めた事は極めるまで引けねえだし」

「勇ましいこと
茶の湯は昔は男がやるもんだったけど
八重は人の行かねえとこばっかり行ぐ」

「新しい事を学ぶのは面白えがら
あっいげねえ!
遅れる」

八重はこれから茶道の指南を受けるために出かけるところであった


「んだら行ってきます」

「うん行ってきらんしょ」

八重の後ろ姿を見て佐久は思う

「八重が動けば何かが始まる・・・」



この年
佐久は静かにこの世を去った
佐久と前後するように登美も久栄も病で亡くなった



八重の家族はこの京にはいなくなった


「知性と品格を磨いた婦人には
男子以上に世の中を変える力があるんです」

かつて夫が言ってくれた言葉が
今の八重を支えていた



ある日のこと
京都府のお役人が八重を訪ねた


「賞勲局からの通知をお伝えする
『新島八重を勲七等に叙し宝冠章を授ける』」

「勲章・・・私が?」

叙勲は広島の病院で看護婦達を指揮した働きが認められての事だった

皇族以外の女性に初めて勲章が授けられた



山川浩が亡くなったのはその翌年であった



それから八重は会津に行った

あの桜の木がある場所へ


また日本は戦争をする

今度はロシアが相手である


「剣を鋤に打ち変え国は
国に向かって剣を上げない」

そんな時は来ねえのか
ふと会津で考えたくなった



それでまた子供の頃のようにこの桜の木に登ろうとした


その時
後ろの方で老人が声をかけた


その老人に八重は見覚えがあった


「頼母様・・・?」

「やっぱ八重だ」

「お久しぶりにごぜえます!」

「にしゃまだ木に登る気か?」


「会津にお戻りだったのですね」

「今はただの桜守のじい様だ」

「すごいおひげ」

「八重
わしはな新政府がなじょな国
つくんのか見届けんべと生ぎ抜いてきた

んだげんじょ
戊辰以来わしの眼に焼ぎ付いたのは
なんぼ苦しい時でも懸命に生きようとする人の姿
笑おうとする人のけなげさ

そればっかりが俺の心を胸を揺さぶんだ

八重
にしゃも そうだぞ
あの戦からすっくと立ち上がって
いやいや
勲章まで頂くとは・・・
立派な会津のおなごだ
わしゃうれしくてうれしくて・・・」

「ありがとなし」

「花は散らす風を恨まねえ
ただ一生懸命に咲いでる
八重
にしゃ桜だ

花は散っても
時が来っとまた花を咲かせる
何度でも何度でも花咲かせろ」

「はい」


それから数日後


京に戻った八重は徳富蘇峰の茶の席に招いた


蘇峰に茶を立てる八重


「徳富さんの国民新聞近頃は政府の機関紙のようですね」

「軍備増強ばあおっとるっちゅう事でしょうか」

「はい」

「国家のためです
私は国を愛する者です」

「襄も愛国者でした
でも襄が愛した国というのはそこに暮らす人間一人一人の事です
同志社に来た頃
徳富さんは自分の目で見た
世の中の本当を伝えたいと言ってた
だからこそ新聞も雑誌もこの手で作った」

「言論が人を動かす時代が来たっです」

「その力を何に使うのですか?」

「え?」

「人を動かすその大ぎな力を
力は未来を切り開くために使わねばなんねえよ


私が生まれた会津という国は大ぎな力に飲み込まれた

私は銃を持って戦った
最後の一発を撃ち尽くすまで
一人でも多ぐの敵を倒すために・・・」







大河ドラマ・ストーリー本では
最終回の部分は八重と頼母とのシーンで締めくくられていましたが

本作では八重と蘇峰とのシーンで締めくくられていました


徳富蘇峰のやり方

報道によって国民を先導して国の方向性を決めてしまう

そのやり方はよいのか?と


戦後
徳富蘇峰はGHQによってA級戦犯の容疑をかけられます

国を強くするため
それがいつしか国にとって都合のよい事しか書かなくなったのでは

と思わせるような人物になってしまった


という風に描かれていた感じがします



今の時代

そうした報道によって
戦争に主導している国がある

それが
日本なのか
韓国なのか
中国なのか
北朝鮮なのか
はさておき

それでよいのか?


と問いかけるメッセージが最後に加わっていましたが


個人的にはちょっとこれは蛇足だったかなと


全体的に描きたかったのは会津の人々の再生


オープニングで和傘のシーンがありますが


あの傘に製作サイドは凛とした雰囲気を感じたそうです

その傘をさしているのは会津若松の小学生だそうで


そういうところ
ひとつとっても年月をかけていつの日か
また花を咲かせることができる

というメッセージが主体だったはずです

NHKが東北大震災の復興・応援のために作られた歌のタイトルが
「花は咲く」でしたしね


だけれども新島襄という
反戦論者の主張を八重が引き継ぐというスタンスをとった事で

八重の生き様に「再生」のメッセージを
八重の主張に「反戦」のメッセージを

それぞれいれた事でなんか
物語としての全体像がぼやけてしまった感じがします


それと会津としての名誉回復という事で
山川家を描いたところに関しては

これもまたひとつの会津の姿という事で
不可欠な部分ではあったかとは思うのですが

この辺りは八重の物語

という部分から考えると全体的には蛇足だったのでは?

とも思えるところではありましたかな


ともあれ映像美と八重の生き様の見せ方に関しては
素晴らしい作品だったと思います ̄∇ ̄b


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タイトル (本文) ブログ名/日時
【八重の桜】第50回 最終回 「いつの日も花は咲く」感想
明治27年、八重(綾瀬はるか)は、従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の 負傷兵たちを看護していた。 院内は伝染病が発生して危険な状況だったが、八重はひるむことなく勇敢に看護に従事し、 若い看護婦たちを見事に統率する。 すると、その功績がたたえられ、皇族以外の女性で初となる宝冠章を叙勲。 しかし、戦争がきっかけとなった叙勲を素直に喜べない八重は、晴れない気持ちを抱いた... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2013/12/16 12:07
八重の桜〜最終話「いつの日も花は咲く」
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事務職員へのこの1冊
2013/12/18 19:39

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
今年も一年間お疲れ様でした^^

ストーリーとしてはどんどん綺麗ごとに流れて行った感は否めず、特に明治に入ってからは会津を無理に入れ込もうとするあまりに、どう見たらいいのか解らなくなるような不思議創作エピソードも増え…^^;
残念な部分もありましたが、今までの創作物ではほぼ脇役&敵キャラだった会津に光を当てた功績は大きかったと思います。
(ま、再来年、また脇役敵キャラになっちゃうんでしょうけどね…^^;)

何より、おっしゃるように美に拘った造りが素晴らしかったですね。

来年はウチはたぶん主人公の中の人に叫ぶだけのブログと化す予定ですが、どうぞよろしくです〜(*゚▽゚)ノ
くう
2013/12/16 12:15
ikasama4様、おはようございます。

本年度もつつがなく完走お疲れ様でございました。
フィナーレを飾る綾瀬はるか嬢の新島八重・・・。
陰影が胸を打ちますな。

まあ・・・ドラマそのものキッドとしましては
もう少し・・・歴史認識の深みを堪能したかったのですが・・・
やはり近代はある意味、現在進行形ですので・・・
難しいとも思います。
八重が亡くなった頃に生まれた人は未だ八十代で
ゴロゴロしてますからねえ。
しかし・・・八重と襄の会津旅行の回など
反則的に抒情的な回もあり・・・
それなりに素晴らしい・・・綾瀬はるかの大河ドラマだったと
考えます。
年賀状がんばってくださりませ。
キッド
2013/12/17 04:05
放送終了から2週間が経過しましたが、個人的な最終回の印象というものはいささかサービス的な内容のようにも見受けられました。前々回には明治における伴侶である襄先生の最期、前回は幕末編の実質的主人公並びにドラマの牽引役でもあった覚馬兄さんと容保公の最期が描かれていただけあっていわば前回がこのドラマの総括的な内容のようにも感じられるだけに、おまけとまではいかないにしてもこれまでドラマを観てきた視聴者へのサービス的なもののようにも感じられた訳です。
日清戦争において八重さんが看護婦としての活躍を認められ勲七等を叙勲した事や、史実における晩年の茶道をマスターしようとしている場面をきっちりフォローしたり、こちらも重要人物である山川浩の晩年も描いていたりと押さえるべき歴史的場面を描いている所はこのドラマが初回から貫いていた姿勢が現れているように思われましたが、最終回という事もあっていささか詰め込み感もあったように見えました。それでもナショナリズムに傾倒していく徳富蘇峰はもとより、慶喜公のまさかまさかの再登場には大きなインパクトが感じられました。流石歴代大河実在人物系主人公長生きランキング第二位というか本作以前は首位キープキャラは伊達じゃない、という訳ではなく(笑)、本作における最強キャラというのは間違いなく慶喜公なのではと思わせられました。会津というか容保公からしてみれば嫌上司にして疫病神以外の何物でもありませんが、あそこまでリアリストな政治家キャラというのもそうお目にはかかれないものと思いました。そういえば今年は慶喜公没後100周年にも当たる年だったりしますね。
MoTo
2013/12/29 22:54
続きます。

しかしながらラストの時期はまだ19世紀だったのかそれとも20世紀になっていたのか気になりました。オープニングに登場する桜の前での八重と西郷頼母の再会の時期と会話の中であったロシアとの戦争の空気が漂っている事や、頼母の没年(1903年)を鑑みれば20世紀に入っていたとも考えてもいいのでしょうか。八重さんの人生を思うと、20世紀に入ってからも日露戦争における篤志看護婦としての活躍をはじめ色々な出来事があっただけにその半生を描いたのみで終わってしまったのは残念に思います。しかしながらラストシーンあたりでは50代の中頃だったにもかかわらずそんなに年齢を重ねているようには見えませんでした。どう見ても30代の後半くらいのような感じでしたが。やはり20代の若手女優に老けメイクというのは難しいものがあるのでしょうか。そういえば現在放送中の朝ドラの「ごちそうさん」は2013年内におけるエピソード分の頃は八重さんはまだ存命だった頃の話なのですね。この間は関東大震災のエピソードが出ていましたが。
MoTo
2013/12/29 22:59
総括的な感想としては、本作に関しては、それこそ75回(1年半)〜100回(2年)くらいのボリュームでやった方がもっと多くの出来事を描き人物も登場させられたのではないかとも思う所もありました。現代のテレビドラマ界において1年間50回は最も長いドラマという事実は変わりませんが、扱うテーマによっては1年間では描ききれないものもあると本作を観ていて感じられました。幕末編のクライマックスにあたる会津戦争が7月に入ってからでそれが終わった時には放送回数は30話を消化しており、残り20回でどうやって明治編を描くのかという事には期待と不安が入り交じっていましたが、終わってみると消化不足にも思えるものがありました。上記の回数まではいかないにしても幕末編と同じ30話、つまりプラス10話分あれば歴史上の事件はもとより登場人物の生き様なども深く掘り下げられたのではないでしょうか。
それでも明治という時代がなかなか映像作品でも描かれる機会が少ないだけに、本作は残念というか勿体ない部分もあったにしても扱う事の少ないテーマを取り上げた事は評価出来る所だと考えています。幕末〜明治期に活躍した高い頻度で映像作品に登場する偉人はもとよりも、徳富蘇峰・蘆花兄弟や熊本バンドの面々のような映像作品では出てくる機会があるのか?という人物を出した事は意欲的だったとも言えるのではないかと思われます。徳富兄弟を主人公にした大河ドラマというのは二人の言動を鑑みると困難な点が多いようにも感じられます。彼らを題材にするくらいなら蘇峰とほぼ同時代を生きた「憲政の神様」尾崎行雄の方がまだ大河の主人公に起用できるのではないかと思うのですが。
MoTo
2013/12/30 01:23
総括的な感想のその2です。

幕末編に関しては、さんざん当ブログにおけるコメント欄にて書いてきましたが、会津視点ではあっても会津史観にはならずに、敵である薩長を中心とした新政府側の登場人物達も悪人ではなくもう一つの正義を掲げるサイドの人間達という相対的に描いていた所や、会津が薩長をはじめとする西国雄藩よりも周回遅れをきたしている危機管理能力の欠如ぶりという主人公陣営の悪い所をもしっかり描いていた所などは高ポイントをつけても良いと思っています。
トータルで鑑みれば、幕末編の政治劇や戦記物としての展開から明治編における明治政府内の政治劇や学園ドラマや朝ドラ、そして昼ドラを彷彿とさせる展開といった多くの要素がミックスされている(他にも幕末の山本家や明治における新島家のホームドラマも入りますが)歴史ドラマというのはそうはないのではとも考えています。
また近年の女性主人公大河としては個人的には最も良い作品ではなかったかと感じていますが、これは近年の女性主人公に見られるやたらと反戦平和や男女平等、個人主義、恋愛至上主義といった現代的な価値観を持ち出さずに、舞台となる時代の価値観であったり、明治以降における国家や戦争に対する八重や覚馬達の考えにおいても実際の過酷な戦争を経験した人間ならではの考え方が出ていたと感じられ不快感はなかったと思っています。
MoTo
2013/12/30 01:24
総括的な感想その3です。

本作は視聴率的には昨年ほどではないにしても低調に終わってしまいましたが、低視聴率=駄作と決め付けられないものがあったと思っています。今の視聴者には一話完結ではない物語を一年間毎週決まった曜日と時間に見るという事が時代とは合わなくなって来ているという事になるのかもしれません。朝ドラが20パーセントを越える高視聴率というのもストーリーの面白さもさる事ながらその週で一つのストーリーは一応完結しているとか途中何話か飛ばしてもついていく事が出来るような構成になっているからなのでしょうか。個人的には面白い内容のドラマであれば1年50話はもとより2年100話であっても見続けますが、現代人には長期間にわたって決められた曜日や時間に拘束されるようなものは受けないようになってきていると考えてしまったりもします。
MoTo
2013/12/30 01:25
追記となります。

さて再来年の大河でもある「花燃ゆ」に関してですが、今年でも充分すぎる位に幕末〜明治ものを大河にて描いた感すらある上に、主人公が吉田松陰の妹と聞いて「誰それ?」としか思えませんでした。というか架空人物を除けば大河至上最も知名度はおろか実績自体が不確かな人物としか言いようがないような。タイトルに関しては、第一印象として「花神」(ほぼ同時代を描いた作品ですね)、「花の乱」、「山河燃ゆ」、「草燃える」をミックスさせたように見えました。今年の逆バージョンという展開になると思っていますが、昨年の「平清盛」が視聴率的に苦戦した事もあるのか戦国後期ものと幕末もののローテーションがしばらく続きそうな感すらありますが、これも幕末でいえば維新側→幕府側、戦国後期でいえば関ヶ原の戦いにおける東軍→西軍、のようなパターンで面白みに欠けるとしか思えなかったりします。大河ファンは戦国後期や幕末ものとは違う時代も見てみたいという人も少なくないと思いますが、2010年代に入ってから視聴率が伸び悩んでいる状況だとここで一つ高視聴率を獲得したいという大人の事情でもあるのでしょうか。ただ「誰某の妹」、「誰某の姉」、「誰某の娘」といった感じで偉人の近親者を主人公にとなると如何様にも出来てしまいますが。これなら坂本乙女を主人公にした大河ですら可能という事になってしまいます。
MoTo
2013/12/30 17:06
追記の続きです。

幕末〜明治にかけてきちんとした実績ある有名人には、当ブログにて過去に紹介していた最後の広島藩主浅野長勲(最近個人的に見てみたいと思っています)や今年の大河にて強烈なインパクトを残した徳川慶喜の家臣であり近代日本の資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一なり、福沢諭吉や西園寺公望などがいますが、そういった有名人を差し置いて吉田松陰の妹が主人公とはこれはいかに?としか思えません。そんな回りくどいやり方をしなくても、吉田松陰−桂小五郎(木戸孝允)を主軸に幕末長州を描くべきではないのかとも思うのですが。

最後になりましたが、本年も当ブログにて色々と楽しませて頂きありがとうございました。よいお年を。
MoTo
2013/12/30 17:09
くう様
こんばんはです
お互い1年間お疲れ様でした

会津主観でいくか
八重の「日々、戦い」のような生涯主体でいくか

そこでもちとあやふやな感じがする上に
更に反戦的な主張も加わって

完全に方向性を見失ったラストでしたね

唯一変わらなかったとすれば
綾瀬さん演じる八重の凛とした佇まいでしょうか

歳を重ねる度に感じられる品格というものを
感じさせてくれました ̄∇ ̄ノ

来年はよろしくです
ikasama4
2013/12/30 22:13
キッド様
こんばんはです

まずはお疲れ様でした

歴史認識の深みというか

会津の主義主張と
反戦というNHKの放送局としての主義主張が前面に出てて
それが八重の生涯という部分を利用したみたいな描き方に
なっていた感じがしますね

それはそれとして
どんな時でも凛として己の佇まいを崩さない
八重の生き方

それを綾瀬さんは綺麗に見せてくれました

年賀状
がんばります (。・x・)ゝ
ikasama4
2013/12/30 22:14
MoTo様
最終回は八重の生き方と会津の主義主張

ここにNHKがこれまでやってきた
反戦の主義主張をのっけてもうて

それがために物語が付け足し感満載な
雰囲気を感じさせるものとなってしまった
ように思いました

その最たるものが徳富蘇峰でしょうかね

戦後A級戦犯容疑をかけられた彼を
こういう形で問い詰めたのは

彼の思想は行き過ぎであったと
思わせるような描き方になっていたかと思います

そういえば今年は慶喜公没後100周年でした

ところ変われば
「けいきさま」と言ってもてはやされた将軍様も
見方変われば極悪人になってしまうという事でしょうかね
ikasama4
2013/12/30 22:44
MoTo様
ラストの流れからすると
ロシアとの戦争が始まる、もしくは始まった

みたいなところでしょうかね

八重は最後まで自分の主義主張は変えない

この生き方を最後まで貫く

それはこれからも変わらない
といったところでのこの締め方かもしれませんが

老年に入った女性を
若い女優に演じさせるのは厳しいという
配慮があったのかもしれませんね

やはり女性は顔が命ですし; ̄∇ ̄ゞ
ikasama4
2013/12/30 22:44
MoTo様
内容に関しては描く題材は色々とあれど
そこと会津、八重をどう絡ませるか

この辺が一番難しいところではあったかと思いますが
明治時代以降は仰るようになんか色々とふっとばして
描いていたような感じなのでそのあたりが
消化不足になった感がありますね

明治という時代をとりあげられるのが少ないのは
日本がこれから伸びる、という時代であったのと

どうしても戦争賛成的な主張になってしまう

そういう部分を放送局の方で毛嫌いしてる

そういうような印象を私は感じてます

大河ドラマの主人公というのは
どうしても最後までその生き方を綺麗に見せる
ところがあります

以前、「秀吉」で主演を務められた竹中直人さんが
秀吉の後年を醜く演じようとしたのを制作サイドから
それが出来なかったので

来年の大河ではそれができると喜んでいたという
記事がありまして

そういう点でいっていくと
主人公とした時にどう描くのか
この辺は制作サイドが悩むとこかもしれませんなぁ ̄∇ ̄
ikasama4
2013/12/30 22:44
MoTo様
この作品では
会津と薩摩は似ていた

もしちょっとの差で
会津は薩摩になっていたかもしれないし
薩摩は会津になっていたかもしれない

そういうところを感じさせるとこがありました

一方で薩長の愛国主義による国家の主導は
会津の家訓と似たようなものであり

それは危険だと覚馬は感じていた

そして覚馬の不安通り
日本はさらなる戦争に突き進み
かつての会津と同じような道を辿った

そういうところも感じさせる物語展開でもありましたが
女性を主人公に据えるというのは仰るように
この時代の男たちが懐く価値観とは別で
今の時代の者達がもつ価値観と通じるところが多々ある

そういうところも制作サイドの意図として
あったのかもしれませんね
ikasama4
2013/12/30 22:45
MoTo様
視聴率に関して
かつてとは大分時代も変わっているのですから
視聴率だけで作品の良し悪しを評価するというのは
もうそろそろ勘弁してほしいと思うのですが

あの某朝ドラや他局の某銀行員を主人公にした作品とかで
驚くような視聴率が出てしまうと

どうしてもそういう評価から逃れられない

みたいな考え方をしてしまう

個人的には正直うんざりですね┐(´ー`)┌

そんなに視聴率が欲しければ
放送時間とかあれこれ考え直してもらった方がいいですね
ikasama4
2013/12/30 22:45
MoTo様
再来年の大河「花燃ゆ」

この主人公が吉田松陰の妹という事で
もちろん私も「誰?」と思った訳ですが

あまりにも知名度がないので
かなりドラマ的な要素が強い作品になるのでは

という印象がありますね

今後しばらくは
戦国→幕末→戦国→幕末

こういうローテーションになるのでしょうな

個人的には足利幕府の
初代将軍から15代将軍までを一気に描いては

と思ったりするんですよね

室町幕府の衰退と滅亡を面白おかしく描く

題材には事欠かないと思うんですよね

「龍馬伝」でもそうでしたが
偉人達を第三者の視点で捉えて描く

そういう体の作品が今後も増えそうですね
ikasama4
2013/12/30 22:45
MoTo様
幕末〜明治にかけての有名人ですか・・・
個人的には岩国藩初代藩主・吉川経幹は面白いかなと思います

岩国は長州藩の支藩なんですが
長州藩は幕府に岩国を支藩とする届け出をしておらず
(関ヶ原での遺恨)

それがため岩国は藩ではなく領でありました

で、その遺恨が幕末まで延々と続き
岩国は藩として認めてもらえなかった

そんな時代にあって
吉川経幹は長州藩との融和に務めてきた

第一次長州征討では幕府との間で仲介に奔走
第二次長州征討では幕府と戦いこれを撃退した

それから吉川経幹は急死するんですが
長州藩は彼の死を隠し

岩国を藩として認め
吉川経幹を藩主として名を残し
彼は隠居して家督を子に譲った

という

これもこれでなかなかおもしろい経歴だったりします
ikasama4
2013/12/30 22:45

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