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zoom RSS 八重の桜 第45話 「不義の噂」

<<   作成日時 : 2013/11/11 02:05   >>

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琵琶湖疏水の工事がいよいよ来月から始まる
京都と琵琶湖が運河でつながれば水運の大連絡路が出来る
そうすれば京都はますます繁盛する

「戦で焼け野原になって遷都で寂れた都が
ようここまで盛り返したもんや」


覚馬の下を訪れていた大垣屋はしみじみと語った



町の活気が聞こえる
人間のやり直す力はやはり大したもんだ


そやけど年には勝てまへんな
私もすっかり老いぼれや
先生は大したもんや


「京都府顧問
府議会議長勤めてきて
今度は商工会議所の会長はん
ずっと働きづめどすな」


「いや
まだまだやりきれてねえ」



ジャパン・ミッションは
女学校を廃校にするのだとして
女性の宣教師は皆学校から去っていったと言う


ジャパン・ミッションからの資金がなければ
学校運営もままならない

頭を抱える金森・市原両名に対して八重は言う


「これはチャンスです

ミッションに頼りきっていた
今までのやり方が間違っていたのです

一から作り変えましょう」


八重は覚馬にお願いして
商工会議所の方々の名簿を見せてもらうと
その方々に学校運営の資金の援助をお願いした


そこで八重がとった手段は
その方々に直接学校の様子を診てもらう
いわゆる授業参観であった

ジャパン・ミッションが手を引いたことで
キリスト教に入らなくてもよいという事になり
順調に資金援助を得ることができた

一方でそうした動きには大垣屋清八の尽力もあった


その大垣屋清八が
八重と二人きりで話すことがあると言って来た


時栄の事だ



時栄が青木の世話をしているうち
青木は時栄を慕うようになっていき

時栄の境遇

覚馬は
八重には自由であれと言っているのに
時栄には忍従を敷いている

その事に不満を覚馬に言い立てていたのだ


その事で時栄は大垣屋に相談したのだと言う

自分のせいで先生が苦しんではるのを見るのがつらいと


「八重さんもさぞ腹が立つやろうけど
堪忍してやってもらえまへんやろか

時栄が悪い
つけいられる隙があったんや
時栄を先生のお手伝いにやってからもう20年がたちます
薩摩屋敷に捕まらはった時
時栄は牢に通うてようお世話してました
先生が目ぇも見えず足も立たん体にならはった時
私は言うたんどす

嫁ぎ先を世話するよって後は
こっちに任したらどないやいうて
そやけど時栄はおそばを離れんかった
どないな事があっても先生にお仕えしたい言うて
一遍だけ目ぇつぶって許してやっておくれやす」


それから間もなく覚馬は時栄に洗礼を行う事を提案した


お互いの罪を悔い改めるために

一からやり直すために



それからまもなく1年半もの欧米に出かけていた
襄が日本に帰ってきた


アメリカン・ボードから5万ドルの寄付金を頂いてきたと言う


その日の夜
襄は八重にお土産を渡した


「留守の間苦労かけましたね」

「少し痩せたんでは?
胸は苦しくねえがし?さすけねえか?」

「さすけねえ」

「まあ!」

「今度の旅が私にまた生きる力を与えてくれたようです」

「広い世界に出た方が襄は伸び伸びと息ができんのですね」

「寄付も集まったし養生にもなりました」

「んだげんじょ あの文が届いた時どんだけ驚いたか」

「あの遺書は手違いで送られたんです
驚かせてすいませんでした」

「今度は一緒に行きます!
離れて心配すんのはもう嫌です」

「そうしましょう
私も次は2人で異国の景色を眺めてみたい
さあ留守の間の事を聞かせて下さい」

「いい話も 悪い話も ありますよ。」

「ではまず八重さんが女学校のために戦った話から」

「はい」


「八重さん
私が一番ゆっくりと息がつける場所はやっぱりあなたの隣です」


襄の言葉に八重ははにかんだ



それからまもなくして
時栄が見知らぬ男性と抱き合っているとこを
山本家に出入りしている本屋によって

二人は不義を行っているという噂が京都の町に広まった


特に時栄は洗礼を受けたばかりとあって
あまりにも不道徳だと宣教師達は怒っていた


更に襄はアメリカン・ボードから寄付金を募った理由を
伝道と大学設立の目的をあえて曖昧にして行っていた事で
アメリカン・ボードは寄付金の使用目的に関して飛び火していたのである

その件については襄がどうにかするとして
時栄の不義の問題をどうにかしなければなかった

問題はこのまま放置する事は出来なかった


まず八重は時栄に事情を聞くことにした






あえて曖昧にして寄付を募りました

大学設立だけでは資金は集まらないのです



「うち罰当たるわ
神様に見抜かれたんやないやろか
ここに隠してある事みんな

うち・・・ずっと妬んでましたんや

うらさんの事
身を引いた
うらさんは旦那様の胸に消せん傷をつけはった
旦那様の中にずっとうらさんがおんのや
年も取らんときれいなままで

旦那様はいつまで経っても会津の御方

うちは旦那様の胸にいはるうらさんとは違う
生身のおなごや
綺麗なままではおられへん

言い寄られたら
抱きすくめられたら
手ぇ握られたら

罪深いおなごや
洗礼を受けたかて
清められへん」

「なんて事を!
なんて事をしてくれたんだし!
こんな時に不始末の噂がどんだけ足を引っ張っか
あん様の名をどんだけ汚す事になっか」


「わかってます
ようわかってます・・・」

「お願いします
このうちから出て行って下さい
兄と別れて下さい」


そこに母・佐久に付き添われて覚馬がやってきた


覚馬は此度の一件を受けて商工会議所を辞めてきたと言う


それを知った時栄は
娘・久栄を山本家に託して覚馬の下から去ることにした

母親のせいで娘の心が歪まんように




時栄が山本家を去るその日

雪が降っていた



そこに久栄がやってきた



「やっぱり父様を裏切ったん?
それで縁を切られて出ていくんか?

母様が傷つけたんは父様だけやない!
うちの事も 裏切ったんや!
母様なんか・・・!」


その久栄の言葉を遮るようにして八重は時栄に冷たくあたった


「何をぐずぐずしていんのです
さっさと出ていってくなんしょ!
久栄
この人はもう母様ではねえ
山本家とは縁を切った人だ
ほら早ぐ出てけ!」


そうして去っていく時栄の背中に久栄は思わず叫んだ


「やめて!
母様にひどい事せんといて!
出ていかんといて
うちを置いてかんといて!」


時栄は娘を抱きしめた


「久栄
堪忍や
母様はもうここにはいられんのや
父様のお世話を頼んだえ
久栄 幸せにならんといかんよ」



「母様と別れるのは 嫌や!
嫌や〜! 嫌や!」


その二人の姿を八重と佐久は見つめた

「これでよかんべ
母親を憎んだまま別れたら久栄が救われねえ―――――」






宣教師が手を引いた事で
キリスト教資本ではなくなるという事で
キリスト教にならなくても学業が行える

それによって新たなスポンサー開拓を行っていった

そんな中での此度の不義騒動


実際は時栄は青木の子供を身ごもったんだけど; ̄∇ ̄ゞ


ただ山本家におかれる境遇を考えると

どうも時栄と八重との扱われ方が違っていたのではないかと


青木の言葉をとってみても
時栄はいつも覚馬の身の回りの世話ばかり

うらの事もあったのでしょうが

時栄は本妻から夫を略奪した女性

という見方が八重の中にはずっとあったのやもしれませんな



青木に関しては自分の中では
八重によって銃殺されてる絵が浮かんだんですけど; ̄∇ ̄ゞ


さて不義の次は駆け落ちと

何かと騒動が起こる山本家

さてはてどうなることやら; ̄∇ ̄ゞ


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【八重の桜】第45回 「不義の噂(うわさ)」感想
襄(オダギリジョー)が、米国から5万ドルの巨額の資金援助を携え、1年8か月ぶりに 戻ってきた。 八重(綾瀬はるか)は、無事の帰国を喜ぶ。 一方、襄の留守中に深まっていた時栄(谷村美月)と青木(永瀬匡)の不倫関係が、スキャンダル として街に知れわたり、同志社の宣教師たちからも不協和音が噴出する事態に。 収拾のため、覚馬(西島秀俊)は、商議所会頭を辞職する。 責任の重さを悟った時... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2013/11/11 19:32

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。
ついに松方親分公開でございますな。
待ちかねましたぞ〜。
妄想の方はもう少し任侠の世界にシフトしたかったのですが
本編がどんどん歴史から遠ざかっていくので
妄想にも拍車がかからないのでございます。
まあ・・・ドラマとしては主人公の兄が
家庭的に不幸っていうのは全然ありなんですけど・・・。
どうしても大河ドラマでこれをやるのか・・・と思うのですな。
なんで王家のドロドロにはうっとりなのに
こっちのドロドロにはうんざりなのか・・・
不思議になるほどでございます。
まあ・・・山本覚馬の妻が不倫してもしなくても
日清戦争は起るよね〜ということなのかもしれません。
いやあ・・・このまま、もう終りなのかな・・・今年は・・・。
キッド
2013/11/12 05:22
キッド様
こんにちはです

早い段階に描いてたんですが
出しそびれてどうにか今回登場のお運びとなりました

現実は小説よりも奇なりなんですが

別段昼ドラの雰囲気に合わせたかのような
作りにしなくてもねぇ

まぁそれもこれも
間を繋ぐための苦肉の策であったのかもしれませんがね
 ̄∇ ̄
ikasama4
2013/12/30 13:38

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