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zoom RSS 八重の桜 第33話 「尚之助との再会」

<<   作成日時 : 2013/08/19 00:46   >>

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八重が女紅場で住み込みの舎監となってから1年が過ぎていた
八重は先生としての職務を果たしながら
この女紅場にいるアメリカ人の先生に英語を学んでいた


京都は
山本覚馬が発案し

山本覚馬の西洋学問所時代の弟子であった
明石博高がそれを実現

予算などの出資は
槇村正直が行う


この三人の体制によって
京都の発展は形成されていった



そんな中
新政府内では
佐賀・土佐と薩長・公家で対立が起こっていた

征韓論争である

士族はいきなり俸禄であった米の支給を止められ
今まで働いて金を稼ぐという事をした事がない者が多く
貧困にあえいでいた


その救済策として
朝鮮に攻め入り士族の働き場所を与える

征韓論が起きていた


この意見を奏上するのが太政大臣・三条実美の役目であるのだが

征韓論賛成派は
土佐・板垣退助
佐賀・江藤新平
そして薩摩・西郷吉之助


対して
時期尚早として反対派するは
薩摩・大久保利通
長州・木戸孝允

この両派の対立が激しく

どちらの意見を採用するにしても
必ず遺恨が残るであろうとして考えるあまり

三条は卒倒してしまった


この時
江藤新平は司法局を歴任した経験を利用し
反対派である長州の者を牽制しようとした


そこで標的にされたのが槇村正直である


彼は以前から強引な手法で西洋列国式の富国強兵を推し進め
京都にいる商人たちの不平不満を買っていた

本来ならば新政府の力でもって
そうした商人の訴えも取り下げるのだが

江藤の暗躍もありその訴えが受け入れられ
槇村は東京に勾留されることとなってしまった


今槇村がいなくなっては
自分らの思い描く国造りができなくなってしまう

そう考えた覚馬は八重と共に
槇村への訴えを取り下げてもらうため東京に向かった


目当ては東京にいる木戸孝允である


木戸孝允は自分の圧力によって
司法が侵害されれば悪しき慣例を作ってしまうとして
覚馬の訴えを一旦は断った

だが覚馬の意見にも一理あった



その最中
三条実美は職務を果たせないとして
代理に岩倉具視を任命


そこで岩倉具視は
征韓論の賛成と反対の意見を両方を
天皇陛下に奏上すると提案した


岩倉具視はそもそも征韓論反対派

どう考えても奏上の際にどうにでもなる


これに征韓論賛成派は反発

西郷をはじめ
板垣、江藤は職を辞して下野していった


江藤が下野してからまもなく
槇村正直は京都府知事に復職した



そして覚馬は東京で勝海舟と出会った

実は彼に川崎尚之助の消息を知るためであった


そこで川崎尚之助は浅草の鳥越でいると言う

詐欺事件の被告として訴えられている



その時
八重は何故尚之助が離縁状を出したのかが分かった


八重は一人で尚之助に会いに行かせてほしいと覚馬に頼んだ



八重はそうして尚之助と出会った


「女学校の舎監ですか
お元気そうでよかった。
今はこの長屋で寺子屋のまね事のような事をしています
意外と楽しいものです
結局私は何もなせなかった
これが私の身の丈に合った暮らしです」

「そんな事ねえ
尚之助様は藩の皆様の命を守って下さった
ずっと後悔してた
斗南に行げばよかったって
こんな事になっていただなんて
許してくなんしょ!」


「私こそ
あの時 猪苗代に行こうと命懸けで
私の隣に立ったあなたの誇りを踏みにじりました
許して下さい」

「謝んねえで
何も悪ぐねえ
尚之助様に甘えで意地張って私はばかだ
ばかだ!
私をおそばに置いてくなんしょ
夫婦でなくて構わねえ。
尚之助様のお役に立たせてくなんしょ
お願いしやす
お願いしやす!」

「八重・・・」


「尚之助様・・・」

「がっかりさせないで下さい
あなたには京都で生徒たちを助ける舎監の仕事があるんでしょう?」

「だげんじょ尚之助様を放ってはおげねえ」


「私の妻は鉄砲を撃つおなごです
私の好きな妻は夫の前を歩く凜々しい妻です
八重さんの夫になれた事が私の人生の誇りです
もう二度とここに来てはいけません
あなたは新しい時を生きる人だ
生きなさい」

「待ってっからし
前を歩いで京都でずっと待ってっから
旦那様」


「それでこそ八重さんだ」


尚之助は八重に伝えなかった


自分が労咳であるという事を



そうして京都に戻った八重は再び前に進みだした

だが時代はまた再び戦争に動き出そうとしていた―――――






あー
今日クーラーの掃除をしたのですが
その結果

熱中症になったようです; ̄∇ ̄ゞ

まぁ致し方ないですが
皆様熱中症には気をつけましょう><


八重と覚馬
槇村正直の助力もあって
着々と自分の夢の実現のために

歩みを続けている訳ですが
そんな中で新政府内での意見の対立が
派閥争いになってしまう


結果としてその出身が
そのまま派閥の構図になってしまうとは


なんとも時代を経ても
こういう構図は変わらないものですな; ̄∇ ̄ゞ



そして槇村の助命嘆願で
東京にいた時期に尚之助と出会う


最近尚之助がこういう状況であった
という事が分かった上でこの辺を物語に上手くいかせてますね

明治8年に尚之助が亡くなり
その翌年に八重は新島襄と再婚する


この辺の史実の流れも考えると
実に面白い推理ができますものです


それにしても新政府の強権的な主導

日本はまだ
よちよち歩きの赤子のようなもの
赤子のうちは理屈より親の助けが要ると思わんか?
わしは命懸けで幕府っちゅうさび付いた国を
壊してくれた木戸さんらを尊敬しちょる
じゃが
壊しただけじゃ
わしは壊された荒れ地に新しい国をつくるつもりじゃ
そのために今はまだ強力な指導者が必要なんじゃ!
法を破り罪人と言われようと構わん!


幕府という旧体制を壊したことは感謝するものの
ただそれだけでは何も意味をなさない

誰かがそこからどう主導すべきか
道を示してやらなければならない


それが今の自分の役目であると槇村は考えているようです


彼の強引さはともかくとして
今はその強引さが必要なのだと強く感じ

それを覚馬もわかっている

というところでしょうかね



さて、次回は遂に新島さんの登場です

どういう風に二人が出会うのか

実に楽しみな限りです ̄∇ ̄


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【八重の桜】第33回 「尚之助との再会」感想
覚馬(西島秀俊)が仕える槇村正直(高嶋政宏)が、業務妨害の容疑で捕まり、東京に 拘留された。 覚馬は、槇村の後見人である木戸(及川光博)に取り成しを頼むため、八重(綾瀬はるか)を 連れだって東... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2013/08/19 02:14
[八重の桜] 生涯ただ一度だけ(元)妻を呼び捨てで呼んだ誇り高き男/NHK大河第33回「尚之助との再...
公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story33/ 今日の見所 尚之助さまと八重の今生の別れ。 粗筋 女紅場の舎監・教師として生徒を統率する一方、英語の勉強に精を出す八重。英語教師はリンカーンのゲチスバーグ演説を授業で解説。皆さんのdreamは? と( ...続きを見る
窓の向こうに
2013/08/20 03:21

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。

残暑お見舞い申し上げます。
水分補給をお忘れになってはなりませんぞ〜。

まずは新政府のお役人第一号描き下ろしお疲れ様でございました。
いい感じでございますねえ。

いかにも無能に描かれる維新の元勲たちですが
それはある意味、酷なんですな。
新国家建設は物凄い大事業ですからねえ。
幸せの二つの道・・・適材適所と・・・既得権益確保は
実に難題ですからな。
西郷も大久保への手紙で実権ふるいたがる旧主には
かなり閉口していることを愚痴っていますからな。
異国に勝つためには有能な人材が求められる。
しかし、優秀だと汚職したりするし
無能なものにも情がわく・・・。
もう・・・そういうあれこれが
たまりにたまれば
噴火するしかないのです。
男、火の玉、西郷隆盛なのでございまする。
キッド
2013/08/19 16:23
個人的には前回はクッション回のようなクールダウン的なストーリーのように感じられましたが、改めて思うと明治以降の八重の人生における土台となるものを出したストーリーだったと感じました。今回については政治パートでは征韓論争をめぐる明治六年の政変が出てきましたが、その描き方はBS歴史館や歴史秘話ヒストリアのような歴史教養番組の再現ドラマの様に感じられました。調べてみたらこの明治六年の政変は当時の政府首脳の半数並びに多数の軍人や官僚は辞職した明治初期における一大政変でその後の士族反乱や自由民権運動にも関わってくる大事件でもありましたが、これをじっくり描くと数回必要となってしまうが為に、山本兄妹にとって渦中の人物である槇村正直の進退をメインに置いたという様に見えました。
しかしながら激動の幕末が終わってからは時間の経過のスピードが加速しているようにも見受けられます。今回は明治六年、西暦では1873年でこの年は岩倉使節団が1年10ヶ月の洋行を終えて帰国しましたが、これと同時期の欧州では普仏戦争の結果フランス第二帝政が崩壊しドイツ帝国が成立、パリ・コミューンが誕生するも新政府による攻撃を受けて崩壊、といったような出来事が起きていたりするような激動の時期だったりしますが、ドラマ内時間ではそういう時期もあっという間に経過してしまったように思えてならなかったりします。しかしながら同じ頃の日本も決して平穏という訳ではなく不穏な空気が漂って来ている感がありますので、今後のストーリーでも取り上げられる事にはなると思いますが。
MoTo
2013/08/25 01:52
続きます。

今回のストーリーのメインというのは、尚之助さんと八重さんの再会と今生の別れとなるのでしょうか。二人の会話には心を打つものがありましたが、最後の最後まで尚之助さんが八重さんに対して常に夫の前を歩いていく進取の気性を持った人間であるべきという事を思うと、普通の奥方ではなく何かの目標を果たすための同志であったり共同作業者としての意識を尚之助さんは持っていたんだなという事を再認識しました。今生の別れとなった今回は自分が余命幾ばくもなくなってしまったがために、八重さんが前に進んでいけるようにここで自分は身を引いたという感すらありました。元同志の退場シーンの後に新たな同志兼夫となる新島襄の演説シーンを持ってきたのはナイスと感じましたが、これまでのストーリーでは尚之助さんのインパクトも大きかったので襄にもそれに負けないくらいのインパクトが求められそうな気すらしています。次回はちょうど襄と八重のファーストミーティングとなりますが、ここが肝心という事でしょうか。

余談となりますが、今回はOPのキャストのクレジットのトメは西郷隆盛役の吉川晃司さんでしたね。ミュージシャンとしても20年以上好きですが、大河ドラマのクレジットのトメになるとは夢にも思いませんでした。幕末編は西郷頼母役の西田敏行さんがクレジットのトメがほとんどでしたが、明治編でのクレジットのトメは話毎に変わるという事になるのでしょうか。個人的には山本兄妹の母親佐久役の風吹ジュンさんでもいいのではと思ったりもしますが(主人公の親役の人がクレジットのトメになる事は珍しい事ではないので)。
MoTo
2013/08/25 01:57
キッド様
こんばんはです

残暑も過ぎましたが
まだまだ暑い日が続きますな

先月
クーラーの掃除をして
熱中症になりかけました; ̄∇ ̄ゞ

気をつけねばならぬと思う今日この頃


どうも会津主観なので
新政府の上層部は無能な感じで描かれますが
初めて政権を握ったルーキーみたいなものですし

かつては政権を握っていた旧主達に
かつての幕府と同じような立ち振舞をされても
困るという

それでは昔と変わらない

西郷が見る景色と
大久保が見る景色

そして旧主らが見る景色は
違っていた

ほんに人の考えを一致させるというのは
実に難しいことです


西郷さんが噴火するのもわからんでもないです
ikasama4
2013/09/16 16:58
MoTo様
そうですねぇ
会津での八重の経験が

そのまま
明治での八重の生き方の土台になってますね

八重がこうして毅然と振る舞えるのは
あの経験があるから

一方物語が加速しているのは
会津主観の部分を強く示しているとこでしょうね

どうしても新政府のちぐはぐな部分を強めて
会津の者は純粋に国をよくしようとしていたのだと

その一点が強くて
日本が置かれていた状況とか
そういうのはお構いなしといったところでしょう
ikasama4
2013/09/16 17:20
MoTo様
尚之助が亡くなってから
1年後に八重は新島襄と再婚した

その過程には
八重は尚之助と明治になって1度会ったから

そして尚之助の死を知った

というのがあったのではないかと
史実を追うと感じられるところがあったから

こういう展開にしていったというところでしょうか


八重さんには前に進んでほしい

けれども
自分の過ちや
自分の重荷は
背負わせたくない

それが尚之助なりの優しさではあったのでしょうがね

最期まで尚之助は八重に重荷を背負わせなかった

それが八重にとっての重荷になっていく

みたいな感じでしたかね


吉川さんがクレジットのトメになるのは
たしかに驚きでしたな

ただ西郷はどこか会津と通じるところがあり
それがこういう立ち位置になったのかもしれんですね
ikasama4
2013/09/16 17:20

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