渡る世間は愚痴ばかり

アクセスカウンタ

zoom RSS 八重の桜 第32話 「兄の見取り図」

<<   作成日時 : 2013/08/12 01:33   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 2

京都で迎える初めての朝

旅の疲れが出たのであろう

寝過ごした!

そう思った八重は急いで起きたが
枕元に自分の着替えが用意してあった

みねと佐久の分もあった


時栄が用意したのであろう


急いで台所に向かった八重と佐久であったが
味噌汁も漬物も全て用意されていた

更にもう覚馬の着替えもすませたと言う


時栄としては
武家の妻になったという事もあり
姑と小姑に対してきっちりとした仕事を見せたい
という思いもあったのだろう

だがあまりにも手際がよすぎて
八重は自分らの居場所がない感じがした



覚馬らは家族と共に
仏前に手を合わせた

亡き父と弟・三郎に
共にこの地で暮らす報告をするためだ


それを終えた覚馬は八重を自分の部屋に入らせた


そこにはたくさんの本があった


都や長崎で読んだ本は出来る限り覚えた

新しく出た本は読んでもらって耳で覚えた

覚馬が八重に読むようにと
手渡したその本は

世界の国同士が守らればならぬ法が記された本で

京都では小学生にも教えていると言う


小学生が読めるなら自分でも読めると言い切った八重だが
出だしでつまづいた


そこに時栄が黙って八重の指をつかみ
覚馬の手のひらをさした

分からない文字は
覚馬の手のひらに書く、という事であろう


おそらく時栄はこれまで
こうして覚馬に本を読み聞かせ
自分が読めない文字はこうして覚馬に教わったのであろう


そうして分からない文字を教わりながら
八重はその本を読み進めた


その翌日覚馬は八重にこう言った

「今日は府庁に出仕する
八重お供せよ」


八重は覚馬をおぶさって府庁とやらに向かった

その道中
覚馬は昨日手渡した本の内容を八重が覚えているかどうか
質問をし八重がそれに答えるという事を繰り返した



府庁で京都府知事らしき方が覚馬らを出迎えた

その男は槙村正直といい長州出身の者であった


長州の人間と聞いて
八重の目に殺気がこもった

だが槇村はそれに気付いてるかどうか
それとも気付いてないふりをしているのかともかく

自分の言葉を続けた


この京都で博覧会をすると言う

それはこの博覧会に異人を招待して
異人との交流を持ちたい

そのためには異人の文化をもっと取り入れなければならない

という事で槇村はこの博覧会のため
古来より日本にある品々などを廃するというものを考えていた

そうしなければ西洋に立ち遅れると考えていた


そこに京都に住む商人が大挙して槇村に抗議をしてきた


古来よりの品々を廃する事はよろしくないだの
店の売上に響くだのと言うことであったが
槇村としては想定内の範疇で
新政府の圧力でどうにかなると考えていた


そこで覚馬は
日本の優れた品を異人に見せて
日本古来の品々を売りつける

博覧会に異人を呼ぶのは
交易を発展させるためなので

博覧会にも力を貸してほしい

儲かる仕組みは必ず作る


そう言って頭を下げた


その姿に商人たちはこの人に全てを任せようという事で
納得して帰っていった


だがその様子を見ていた八重は納得できなかった


更に覚馬は八重に
今度できる女紅場で先生として赴任し
英語を学んでほしいと言うのだ

それは八重にみねと別れて暮らす事を意味していた


みねについては
時栄に任せればいいとして覚馬は意見を受け付けなかった



八重は覚馬に怒りをぶつけた

「姉様がどんな思いでみねと別れたのか・・・

それなのに
あんつぁまは人が変わったみてぇだ
長州ものとあんな風に笑って話して・・・

あんつぁまはあの合戦に参加してなかったから
あの一ヶ月わたずらがどんな思いであの合戦をしていたのか


あんつぁまはわからねぇんだ!」



「本は読んだのか?
明日のうちに読んでおけ」


憤りがとまらない八重に対して佐久は
覚馬は全くあの時から変わってないと言った

それは
うらのために仕立てた着物を
みねのために仕立ててほしいと母・佐久に頼んでいたからだ


そう言われて八重は驚いた


翌日覚馬が八重を伴って訪れたのは
かつて会津本陣があった寺・光明寺であった



この場所で帝を守り幕府を守る
その一身で京都守護の役目を務めてこられた

だが
薩摩や長州が会津を滅ぼしに行くのを止められなかった



「会津は逆賊ではねぇから
間違ったことはしてねぇから

許せねぇ」


「おれも許せねぇ」


「なら・・・」


「これはおれが書いた建白書だ」


その一文の中にこういうのが記されていた

男子と同じく学ばすべし

「にしならわかるはずだ
知恵が知識が一番力になることを
にしほどわかる者はいねぇ」


砲術を学ぼうとして父に反対された
おなごが学ぶものではないとして

だが会津戦争では自分の知識が
この戦争で大いに役に立った

という自負があった


おなごの自分でも変えられる


そんな八重の心をこの言葉は刺激した



「新政府が捨てた都に
おれは文明の町をつくる

これからは学問がおめぇの武器だ
会津が命をかけたこの場所でおれと戦ってくれ」


その言葉に突き動かされるようにして
八重はこの学問を武器に戦う決心をした



家の事は時栄と佐久とみねに任せ
八重は女紅場に向かった


その姿は正に意気揚々としていた―――――






今回の主体は
何故、会津を滅ぼした長州や薩摩の者達と
兄はこうして向き合っているのかと疑問に
思っていたようですが

覚馬が会津の人間として
己の知識をフルに活用して
この国のために尽くす

それが会津がこれまで守ろうとしてきたものである


そうした兄の思いに触れ
八重は兄の言葉に従うことにした


覚馬がうらの事を言葉にしないのは
うらの思いを尊重したから、という事なのでしょう


みねが大事に持っていた簪を手にして
すぐさま赤い簪だと気づくあたり

この辺は覚馬の秘めたる思いが伝わる部分ですね



それから西郷が覚馬の家を訪れて
この国のために戦った者同士似たもの同士

新しか国のため戦わんとならんことがあった
武士の魂がかよう武士同士で

今になってみれば立場は変わっていたかもしれないと
あれこれ振り返るのですが

何故こんなにも通じるものならば
会津との合戦を回避できなかったのか?

そうまっすぐに問いかける八重に対して
覚馬も西郷も何も答えない


そして学ばなければ
何を言われたとしてもわからない


まずは学ぶことだ
そこからだ―――――


そう八重は考えに至った訳なんですが

なんか覚馬は
会津にとって吉田松陰のような人物であった

という描写になっていますかな


牢の中で叫び続け
それによって人を動かした


松陰との違いはその人というのが
長州藩の人間か要人であったかの違いくらいのものでしょうか



それから西洋の視察と条約改正のため
岩倉具視・木戸孝允・大久保利通らが渡米した内容が描かれてましたが

そこでは長州と薩摩との主導権争いが勃発


互いの腹の探り合い
競い合っている


結局それですか┐(´ー`)┌みたいな
そこに行き着いてしまうのが残念なとこですな


この異国との不平等な条約の改正に
これから日本は苦心していく訳ですが

それは今も変わってない気がしますけど; ̄∇ ̄ゞ


まぁアメリカは日本を見下している

その日本では
薩摩と長州が会津を見下している


やな構図ですな; ̄∇ ̄ゞ


まぁそれはともかくとして
木戸孝允ら使節団の通訳を通じて
新島襄は木戸孝允と面識を得て

新島八重は兄・覚馬が
京都府知事・槙村正直の相談役という事であり

でもって槇村と木戸は長州出身ということで
繋がってくるのですな


人の縁とは実に面白いものですな ̄∇ ̄



今週のイラストは盆休みです; ̄∇ ̄ゞ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
【八重の桜】第32回 「兄の見取り図」感想
京都の覚馬(西島秀俊)が暮らす家で、八重(綾瀬はるか)・佐久(風吹ジュン)・みね (池田沙弥花)が同居する初めての朝。 台所を手伝おうとする八重だが、時栄(谷村美月)の段取りの早さについていけ... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2013/08/12 21:18
[八重の桜] NHK大河第32回「兄の見取り図」
公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story32/ 出演 徳重聡(大久保利通) 水原希子(山川捨松、大蔵の妹) 粗筋 覚馬の家に住むことになった佐久、八重、みねらだが、朝目覚めると既に朝食の支度は整っている。時栄の家事はそつがなく、手を出す隙がない ...続きを見る
窓の向こうに
2013/08/14 23:35

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、お疲れ様でございます。

戦の後・・・かって共に戦った人はもういない。
生き残ったものが何を為すべきか・・・。
なりふり構わない覚馬の覚悟が八重に伝達された・・・。
そういう回でしたな。
会わないでいた十年。
覚馬の苦難と八重の苦渋が交錯した光明寺。
なかなかの名シーンでした。

サザンオールスターズが
絵空事で御伽噺な「ピースとハイライト」を
呑気に歌う今日この頃・・・。
備えあれば憂いなしという言葉を胸に
敗戦の夏を過ごしたいと考えます・・・黙祷。


キッド
2013/08/12 17:29
キッド様
こんばんはです

生き残った者は
亡くなった者達の分まで精一杯生きようとする

しかし藩が潰された恨みはなかなか捨てる事ができない

その辺の葛藤を会津の方々は抱えていた


八重と覚馬
それぞれに経験した苦難と苦渋が
ようやく光明寺で交錯したのはとっても
いい感じでございました

あそこでようやく
八重は兄が進んでいる道が見いだせたようです

こういうのを見るとつくづく
勝者になってしまうと

自分でも朝敵となって
あんなに味わっていた敗者の辛酸や苦しみを
推し量ることができなくなるのかと

驚いてしまう今日この頃です
ikasama4
2013/09/03 00:24

コメントする help

ニックネーム
本 文
八重の桜 第32話 「兄の見取り図」 渡る世間は愚痴ばかり/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる