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zoom RSS 八重の桜 第27話 「包囲網を突破せよ」

<<   作成日時 : 2013/07/08 00:46   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 8

八重は髪を切った
新政府軍へ夜襲に向かうために


そこに健次郎がやってきた


日新館が燃えていると言う


その報告からまもなく古川春英が怪我人を伴って入城した

敵に奪われぬよう日新館を焼き払い
動ける者だけここに来た

動けぬ者達は皆自害したという

これから怪我人を本丸に移動させると言う


愕然とした思いを抱えて
八重は夜襲部隊に同行していった



翌日
八重らは無事に夜襲を終えて城内に戻ってきた

だがここで黒河内先生も駆けつけ散っていった





日向ゆきは家族を伴い
近くの村々の農民に一夜の宿を借りようとしていたが

皆戦に巻き込まれたくないとしてにべもなく断られ
寒さをしのぐ場所を求めて夜な夜な彷徨っていた









籠城二日目


山川艶が城中のおなごを仕切っていた


その娘の二葉は元気がなかった

息子がいなくなった
乳母と一緒にどこかにいってしまったらしい






越後街道の陣所では
萱野権兵衛の下に中野竹子ら
薙刀隊が敵兵との合戦を所望していた

中野竹子の必死の懇願に
萱野権兵衛は中野竹子らの合戦を許可した


だがその合戦で中野竹子は戦死
神保雪は新政府軍に捕らえられ
敵兵の情けによって自害していた





会津では容保と家老らが協議をしていた

新政府軍の大砲の性能からして
小田山から会津の城にまで砲撃が届くと言う


また小田山周辺には会津が所有する弾薬などが保管してあった


小田山から砲撃されては城が危ない
小田山の防衛は必要だがここで兵が動いては
敵兵に気付かれて小田山に敵を呼び寄せるかもしれぬ



そこで西郷頼母は新政府軍への恭順を願い出た


「会津の民が根絶やしにされる」


西郷の主張は終始一貫変わる事はなかった



「敵に膝を屈するくらいならば
城を枕に討ち死にすべし」


「頼母様は腰抜けだ」



そして容保によって頼母の意見は却下された



それからまもなく新政府軍によって
小田山への攻撃が行われているとの報告を受けた

会津が備蓄している火薬も奪われたらしい



その夜

八重は空を見つめている頼母を見かけた


「御家老様・・・」

「八重か
髪を切って・・・立派な若侍じゃな」


八重は戸ノ口原の白虎隊が戻らぬ事を頼母に尋ねた

頼母も知らないと言う

八重は気がかりだった

「年がひとつ足りなかったけんど
鉄砲の腕を買われて入隊したそうです

わだすが鉄砲を教えたばっかりに・・・」


「白河の戦では大勢の兵が死んだ

いや死なせた

敗軍の将であるわしは腹を切らねばなんねぇ

だけんじょ
死んだ者達の無念の思いがわしの肩に
背に重くのしかかって
腹切らせねぇんだ

生きて会津を守れと言うんだ

わしは会津を守る

八重
強くなれ
強くなんねぇと一足も前には進まねぇんど」

「そっか・・・強くなんねぇと三郎にも叱られる」


八重に笑みが戻った




その翌日
頼母は再び容保公に新政府軍への恭順を説いた



「勇気を以って恭順の意を示されますよう
会津をお助け下さりませ」


「そなたには別の役目を申し付ける

越後街道にいる
萱野の下にいき共に戦え

これは君命である」


「殿は某に会津を去れと・・・」


愕然とする頼母をよそに
秋月が報せをもってきた


山川大蔵が彼岸獅子の行列を組んで
無事誰も命を落とすことなく入城したと


山川大蔵は村々の農民に頼んで
彼岸獅子の祭り装束をまとってもらい
城に向かってもらったのだった


敵も味方もその一行に当惑していたが
会津城内で山川大蔵の姿を見つけると
すぐに味方だと認識し

城中に迎え入れた


大蔵の帰還を
祖父・山川兵衛
義兄・梶原平馬
弟・健次郎ら山川家が総出で大蔵を出迎えた


八重も大蔵を出迎えた


大蔵は八重の姿を見るなりちょっと驚いたが
その出で立ちに八重らしさを感じていたようであった


大蔵の帰還は
会津の者達に希望の光を照らした瞬間であった―――――





かつて
西郷頼母が会津守護職辞退を申し出たのも
全ては会津をこのような惨状にしないため


そして此度の恭順

以前から恭順を願い出た頼母


その頼母に対して容保は城を出て
萱野と共に戦うように命じた訳ですが

それは西郷頼母に
神保修理の二の舞になってほしくない

という思いが働いたからだと思われますね



会津城内は
徹底抗戦派が大半を占め

西郷のような恭順派は少数派で

このまま西郷がいれば
いずれ徹底抗戦派によって殺されるかもしれぬ


西郷は西郷で会津のために説いてくれている



生きて会津を守ってほしい


その思いがあったからでしょうか



一方で家臣達が徹底抗戦を叫ぶ

その思いを上に立つ者として裏切る事はできぬ



己の思いは語らない容保ですが
なんとなくそういう風に感じられますね



それから夜襲に参加した折に
かつて父・権八に言われた言葉を思い出した八重


その事に自分の鉄砲によって
撃った相手の命を奪うことになる

その事の重みを痛感しているのかもしれません


それから
中野竹子ら一隊は会津城内にいくために
敵陣に特攻した訳ですがあえなく新政府軍に撃退

まずそれで刀による特攻ではこの包囲網は簡単には突破できないという事を示しています


それを見せた上での
山川大蔵の彼岸獅子なんですが

もう少し城内に戻る事に関して
詳しく描写・説明があってもよかったのかもしれませんね



それにしても今回ひっかかったのは
彼岸獅子で村人達を扇動した際

かつて八重が救った子供がいたというの

あれは必要だったのかなと言うのと



中野竹子が被弾して
母と妹が敵に首を渡してはならないとして
首を切ろうとするも敵の攻撃により
竹子の遺体をそのまま放置しての撤退


なんか血が出ないので
あのシーンは首を切ったのかどうかわっからないのですよね

切った瞬間に血しぶきをとばしてもよかったのかもしれませんが


まぁ前回の西郷家の子女の自害でもですが
血に関しての描写が抑え目になってると思います


会社の上司で
採血とか血が出てるのを見ると失神してしまう方がいて
医療系のドラマでもあまりリアルだと見れないとか言われてたので

そういうのに配慮しての事でしょうが
なんかリアルさの追求をしてる作品としては
悲しいものがありますな




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タイトル (本文) ブログ名/日時
【八重の桜】第27回 「包囲網を突破せよ」感想
城内の八重(綾瀬はるか)のもとへ、日新館が焼失し、重傷者たちが自害したという知らせが届く。 怒りを抑えきれない八重は、夜襲で敵を討つため、城外へ出る。 中野竹子(黒木メイサ)は、母や妹とともに... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2013/07/08 11:51
[八重の桜] NHK大河第27回「包囲網を突破せよ」
公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story27/ 粗筋 髪を切った八重は夜襲に参加。敵を倒すことより、敵の武器弾薬を少しでも横取りできたら……と思うが、どのくらいの戦果を挙げたのかは不明。とりあえずは生きて帰ってきた。 照姫が城を出たという間違 ...続きを見る
窓の向こうに
2013/07/10 23:09

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。

まさに待ってましたの・・・梶原夫妻。
そして・・・「たぶらかし」藤ミネコ以来待望の山川登勢さん。
そして・・・「未来講師めぐる」ユーキ以来待望の山川健次郎っす。
お疲れ様でございます。
かってないほどの登場人物大量虐殺モードに突入した模様ですな。
結構、伏線を張りまくり回収していることが
伺われるのですが・・・
どうも・・・とってつけた感じが否めない。
これはもう・・・演出力の問題でしょうな。
朝ドラマのスタッフに学んでもらいたいところでございます。
しかし・・・神保雪を吊るしたことで
すべて大目に見たい気がする今日この頃です。
キッド
2013/07/08 04:56
今週は目玉と言える山川大蔵の彼岸獅子入城がどう表現されるのかを期待していましたが、ラストのラストできちんと持ってきましたね。会津側からしてみれば陰惨極まりなくてで良い事無しの戦争の中で唯一と言っても良い痛快なエピソードなだけにそれこそお祭り的な演出でもされるのかと思っていましたが、この大河の傾向なのか良い様に思える事が実は良い事になる訳じゃないという描き方(容保公を前に恭順を唱える頼母の隣で大蔵入城の知らせが入ってきた)をしているだけに後々思うと会津に対して本当に容赦が無いなぁと思わされました。
他にも序盤における日向一家が農民宅に匿って貰うように説得しても巻き込まれたくない農民側から門前払いされてしまうエピソードがありましたが、会津戦争に関する本を読んだりして調べてみたら、会津藩の農民は戦争前では京都守護職の役目での出費に伴う重税で(その上凶作も絡んだりした)、戦争時には会津軍が新政府軍の進撃を遅らせるために村落を焼き払ったりしたがために藩政に対して恨みを抱いており、新政府軍に協力して道案内する者すらいたようですね。今回のストーリーにあった重要な戦略拠点の小田山占領もそういった手引きがあったらしいとか。それこそ武士階級からすれば会津戦争というものは賊軍扱いされて屈辱この上無い事かもしれないけれど、民百姓からしてみれば招かなくて良い戦争に巻き込まれてしまい怒り心頭と言っても良い状況だったという事なのでしょう。ドラマ的には同じ土地の者が敵軍の侵攻の手助けをしていたなんて描いたら描いたで暗さ倍増になってしまいそうですが、今回の日向一家門前払いエピソードは武士階級と民百姓の温度差を上手く描いていたと思います。
MoTo
2013/07/14 16:33
続きその1です。

ユキちゃんにしても中の人に対する悪評故にあんまり良く見られていないような傾向もありますが、戦争に翻弄される非戦闘員キャラの苦難を体現していると思われますし、戦後は薩摩藩出身者との結婚という旧敵同士の和解のきっかけを作る事をなりますので割と重要なキャラであると言えるのでしょうか。
前回は本当に大勢死亡祭りとも言える展開でしたが、今回もメインキャラと言ってもいい中野竹子さんと神保雪さんの両名がお亡くなりとなりましたが、遮蔽物がほとんど無い野原で最新式銃で武装した敵相手に薙刀で戦うなんて無謀極まりないというかそんなもん役に立たないだけだろとしか思えませんでしたね。娘子隊の役目は城下に避難したとされる照姫様の警護だったのですが、当の照姫様は鶴ヶ城に籠城しておりその情報が娘子隊に入っていなかった時点で最悪な結末に向かっていったという事になるのでしょうか。竹子さんの最期も血ダラダラでは無くて、急所に被弾&介錯こそすれ割と綺麗な死に様に見えました。死体が放置されてしまった事については、戦場という一瞬の気の弛みが命取りとなる場所だけに介錯するのもままならない状況を表していたと考えています。テレビメディアでは若手女優さんが血をダラダラ流して絶命するのはもとより、凄惨な流血描写というのはなかなか流しづらいものがあったりするのでしょうか(しかしながらかの「坂の上の雲」の戦闘シーンではそれなりに流血描写がされていたと記憶していますが)。前回の西郷家の集団自決も本当ならば血の海になっていてそれはそれで凄惨極まりないものだったでしょうが、過剰な流血描写ではなくて映像に陰影感を出す事で凄惨さを出していたように感じられました。
MoTo
2013/07/14 16:39
続きその2です。

雪さんの最期については土佐の吉松速之介とのやりとりが出ていたのは嬉しい場面でもありました。吊し上げているシーンについてもテレビ的なギリギリな範囲の演出という事になるのでしょうか(実際はとても再現不可能な姿を晒していたとか)。土佐関係者といえば前回の西郷家集団自刃にて西郷細布子の介錯をしたのが板垣退助でしたが、通説では後に初代衆議院議長となる中島信行が介錯をしたと言われているものの中島は会津戦争には参加していなかったようで、似たような名前の人が会津戦争に参加していたために間違って伝わってしまったという説もあるようですね。個人的には谷干城も出して欲しかったと思う所があります。本大河には影も形もありませんが、谷は会津戦争に参加したのみならず日光口の戦いでは山川大蔵と干戈を交えていますし、その10年後の西南戦争では西郷軍に包囲された熊本城の籠城戦にて谷は鎮台司令官として奮戦し、大蔵が救援部隊として入城に成功したというエピソードがあるだけに、それこそ大蔵の良きライバルキャラになるだろうと思われます。西郷細布子の介錯シーンや大蔵の彼岸獅子入城にて敵軍と分かりながらも敢えて武士の情けをかけて見逃すシーン(かの日テレ版「白虎隊」では板垣がその役を担っていたような)等に使えそうですし。谷さんは幕末〜明治以降の時期において大きな働きをしているだけに歴史ドラマでもスポットライトを当てても良い人物なのですが、同じ土佐出身者の坂本龍馬のネームバリューに押されて不憫な扱いをされているようにも感じられてなりません(福岡孝弟も同じような感じですね)。
MoTo
2013/07/14 16:47
キッド様
おはようです

山川家大集合
そして覚馬は時枝にたぶらかされている、と ̄∇ ̄

大量虐殺モード全快ですなぁ

演出にはあれこれありますが
既に陵辱されたお雪様を見てると
自分のもやもやが吹っ飛んでしまった
今日この頃でございます
ikasama4
2013/07/28 00:20
MoTo様
彼岸獅子
見事な入城でしたねぇ

一か八か
という必死さが大蔵には感じられました


仰るように農民は会津が会津守護職やらで
出費がかさんだために重い税を課したため
そこで結構恨みがあったのが

合戦で村を焼き討ちにした事とかが
大きな引き金になったのでしょう

そういうのを描くと
会津藩は被害者意識が強すぎたのではないか?

と思えなくもないところです

まぁ何にしても武士と農民では
会津には大きな差があったのは間違いないです
ikasama4
2013/07/28 00:21
MoTo様
もうひとつ付け加えると
長州とかは特に奇兵隊とか
武士以外の身分の方々が武器を持って戦いました

そういう身分改革も行えていたのでしょうが
会津はその点でも出遅れていたといったとこでしょうか

戦時中について
会津の名を汚さぬため

己が命をかける

そういう方針だったようなところもありましたが

戦後はどんな形であれ生き延びる事を
藩主は家臣らに命じた

その点では日向ゆきも八重も同じでした

日向ゆきは
戦後父と兄の遺体を探し出して
埋葬したと言われてますからねぇ

戦後
会津藩の藩士らの遺体は
敗軍の部隊のものとしてみだりに埋葬できず
放置されていたと言われています

この辺の描写もまた厳しいでしょうな
ikasama4
2013/07/28 00:21
MoTo様
雪のあのシーンについては
この時間帯の放送としてはギリギリだったと思います

捕らえられてからあの場に置かれるまで
陵辱をされています、というところを暗に
見せたかったのではと思ったりします

そういえば白虎隊では
彼岸獅子入城をあえて見逃すシーンがありましたね

そういうところを描かなかったのは
新政府と山川家の関係よりも
新政府と山本家の関係を見せたかった

というところでしょうか

坂本龍馬が今のように有名な偉人となった事について

明治天皇の皇后の夢に出てきた武士について
谷干城が坂本龍馬の写真を見せて
その夢に出てきたのが坂本龍馬だった

というような話も聞いた事がありましたが

ともあれ坂本龍馬を尊敬していたのは間違いないようです

そういう点でいくと
個人的にはなかなか龍馬主体の物語で
描かれたというのは見た記憶がほとんどないです; ̄∇ ̄ゞ
ikasama4
2013/07/28 00:21

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