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zoom RSS 八重の桜 第16話 「遠ざかる背中」

<<   作成日時 : 2013/04/22 00:28   >>

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火の手が山本家に近づく

いなくなったみねを探しに出かけた八重とうら


だが、みねは家にいた

それを知った尚之助らは急いで
みねを探す八重とうらを探しに向かった


八重もうらも無事だった


家に戻ってきたうらは娘の顔を見つめた



「心配かけてぇ」

近づく母に
みねはまた怒られると思ったが
うらはみねを抱きしめた


「よかったぁ
無事でいてくれて
よかったぁ」


みねは娘の無事を心から喜んだ


おっかさまぁ


うらはもう覚馬が帰ってこないかもと覚悟していた

だから
何かあればみねが跡取りになる
だからこそしっかり育ててねばと

己に厳しく甘やかせないようにと
娘を育てていたらしい

弱い子に育てたら覚馬に申し訳ない

怖い顔して叱るのはうらもつらかったはずだ



姉を探しに行く尚之助を見ていたら
このままいなくなってしまうかと思って

「取り越し苦労とは八重さんらしくない」


「わたしらしくねぇ
だげんじょ旦那様だもの
たった一人の私の旦那様だもの」

そう言って八重は尚之助に寄り添った

そんな八重を尚之助は抱きしめた



慶喜の長州征伐中止に
武闘派の面々が是非とも長州征伐をせねばならんと騒いでいた

その筆頭に佐川官兵衛がいた


「官兵衛
言葉がすぎるぞ

逸るな
朝廷よりの指図を待てねばならぬ」


容保の命に流石の官兵衛も従うしかなかった




長州との和議に勝安房守が選ばれた

勝は和議の使者に立つ条件として
慶喜が将軍となり諸侯会議による政を行う事を申し出た

松平春嶽は勝安房守と示し合わせていた事を察した
慶喜は二人の条件を飲んだ


そこで勝は
長州征伐への陳情をしていた覚馬と大蔵に出会った


勝が和議の使者になると知った二人は勝に詰め寄った


「長州一藩にご公儀が敗れてもよいど仰せですか!?」


「べらぼうめ!
こんなばかげた戦一体誰が何のために始めたんだ?
卑怯でもみっともなくとも一日も早くけりをつける方が世の中のためになる

幕府は長州に負けるんじゃない
己の内側から崩れていくんだ
ご公儀の屋台骨はとうにガタが来てる

おのしの目は節穴か!
こんな戦に勝ちも負けもねえ
勝ったところで幕府が一息つくだけだ
その幕府ってのは一体何だ!?
もとを正せば数いる大名の中で一番強かったってだけの事だ
260年の間それで天下は治まってきた
だがもういかん
幕府は年を取り過ぎた
見た目は立派な大木だが中身はすかすかの洞だらけ
いつ倒れても 不思議はねえ
幕臣も外様もねえ!
外を見ろ!世界に目を向けてみろ!
いいか?日本は小せえ国だ
内乱なんぞしてたらたちまち西欧列強に食い潰される
徳川一家の繁栄と日本国の存亡
はかりにかけてどっちが重いかよく考えてみろ!」


覚馬と大蔵は勝の言葉に反論できず苦虫を噛み潰したようであった



そうして勝は和議に使者として長州に向かおうとしたが
その間に慶喜は朝廷に働きかけ
将軍喪中につき兵を引くよう勅許を長州に下した

朝廷の命とあって長州もこれ以上幕府を攻撃出来ざるを得なかった

そして朝廷の意向であるとして
勝が慶喜と下した諸侯会議もご破算となった


全ては松平春嶽らに幕府の主導権を握られたくない
慶喜の思惑があったのか

春嶽と勝は
和議の使者として行動しようと調整していた間に
慶喜はこのような工作を図っていた

つまりこの工作の時間稼ぎに自分たちは利用されたのだと


この一件で春嶽は福井藩に帰り慶喜と決別した


そして勝は自宅で苦虫を噛み潰した表情を浮かべていた



容保は此度の慶喜のなさり用に意見を申し立てた


「ご宗家は
春嶽殿
安房守殿をも謀られたのですか?
出陣の決意を翻されご自身が放った和議の使者さえも騙す
それではあまりに・・・」


「不実だと言うのか?
このままでは長州も収まらず
また幕命に従って出兵した諸藩にも不満が広がりましょう」


「ではわしが出陣して敗れていたらどうなった?
幕府の権威は地に落ちる
それこそ長州の思うつぼではないか」


「なれど信義に背いては幕府から人心が離れまする」


「構わぬ
太平の世にあぐらをかいた幕府など一度壊れた方がよいのだ」


「何を仰せです!?」


「幕府を鍛え直さねばならぬ
カビの生えた軍制から職制の大本に至るまで全てを作り直す
それが将軍の務めだ」


「ではご宗家は将軍職を?」


「無論継ぐ
わしでなくて誰にこの役目が務まる!?」


「それはご本心にござりますか?」


「幕府を立て直すまでは一歩も引かぬ
強い幕府を率いてこそ諸藩は服従し
朝廷との和も成り国は一つにまとまるのだ
会津殿そなたの助けがいる
将軍宣旨が下るまでこの地にとどまって都を守ってもらいたい
頼み入る」


容保は幕府宗家とはいえ
慶喜の言葉をそのまま信じる事が出来なかった




将軍になる事を決意した慶喜は
早速フランスの手を借りて軍政の刷新・幕政改革に取り掛かった


これを警戒する者達がいた


薩摩である


「いよいよ腹をくくる時か」

「腐っても相手は幕府やぞ」

「幕府方10人を倒すのにこちらは1兵で十分
幕府の命脈は既に尽きておいもす」



薩摩は覚悟を決めていた




会津ではちょっとした事があった


江戸から来たという中野竹子に
会津の女達は薙刀でこてんぱんにやられていた

八重もその一人であった


会津藩江戸詰勘定役・中野家の長女として
江戸で生まれた竹子は歌も上手で
器量もよくて大した評判だったらしい

その上薙刀まで強かった


竹子は薙刀は照姫様に薙刀をお教えした
赤岡先生の教えを受けていたらしい


そこにゆきが対抗意識を燃やしたのか
八重の自慢を始めた

そして鉄砲も強いのだと


「鉄砲?」

竹子は怪訝な表情を浮かべた

「強くとも鉄砲はただの道具
武士の魂が籠もる剣や薙刀とは違います」


そう一蹴した


八重は一言も言い返す事が出来なかった


それと共に八重の心のなかで
竹子に負けたくない思いが湧いてきていた




京では
覚馬が新たに日本に輸入された新式銃の紹介していた

この新式銃・スナイデルはミニエーと違って
手元で弾を込めるので従来の銃とくらべて
弾込めが格段に早くなり鉄砲の戦力は更に倍になると評した


欧米では戦争が終わり武器商人達は
あぶれた銃の買い手を探して世界各地を回っていた

そしてその買い手として日本に欧米からの武器が集中しているのだった


その武器の買取の中心地が長崎であった


その長崎に覚馬と修理が向かう

そして山川大蔵はロシアへ


更なる見聞を広めるためらしい


そんな日に平馬の妻は産気づいた


そうして元気な男の子を生んだ


覚馬はその子の匂いを嗅いだ


赤子は命の匂いがする―――――



同じ頃
容保は帝に呼び出され参内していた




「ようよう新しい将軍が決まる
そなた帰国を願い出てるそうやな」


「宗家が十五代将軍を相続されるのを見届けましたならば
会津の役目は終わりにございます
会津は 敵を作り過ぎましたゆえ」


「そうやな
もう引き止める訳にはゆかぬな」


「都を守護する
そなたの苦労よう分かっていた
なれどわしにはそなたが支えであった
心の深いとこに通い合うものがあった」


「もったいない事を」


「我らは重い荷を背負うた者同士
ご先祖代々守り培ってきたものを両肩に背負うて歩んでゆかねばならん
その苦しさをまことに分かち合えたのはそなた一人であった」


「主上・・・」


「将軍宣旨が済んだら早う国元に戻れるようわしも力を尽くす
会津から教わった
武士の誠は義の重きにつく事にあると
長い間誠を尽くしてくれてありがとう」



それから慶喜は将軍となった

そして二十日後
田中土佐が一大事であるとして容保の下にやってきた

帝崩御と


容保は己の中で天地がひっくり返ったような衝撃を受けた―――――






ことごとく幕府の意向に翻弄される会津

だがわかっている事として早急に鉄砲を新型に
買い揃えなければならない

という認識を持ってはいるみたいですが
それもこれも京都にいる会津の上層部だけって感じでしょうね


なにせ江戸藩邸にいる者達でさえ
槍と剣こそが武士の魂がこもるもの


という認識の持ち主が会津の方々の大半みたいな感じですからね



一方で八重は砲術家の出としての意地がありますからね


そういう点で対抗意識が出てきたってとこですね



それから幕府に関してですが
慶喜はどちらかというと自分中心主義みたいなとこがありますね


自分がこの幕府を動かすという意識はある一方で
他の方々は自分の理想を現実化させるための道具でしか
考えていない傾向がありますね


都合がいい時だけ頼り

都合が悪くなると即座に斬り捨てる


その辺の対応が確実に慶喜の周辺に不信感を生み出してますね



そして帝の崩御



ここから時代は急激に変わっていく訳ですな

ここから早いですよぉ


会津戦争は5〜6月あたりからでしょうか

ああ、どんどん人が死んでいくんだろうなぁ



イラスト、急がなければ; ̄∇ ̄ゞ



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。
まずは山本家の嫁の素晴らしい出来栄えに
トレビアンを叫びたいと思います。
さて、ドラマは地味だが素晴らしいフリの連打ですな。
うらとみねの悲しい母娘のひと時の抱擁。
神保雪子と中野竹子の運命の出会い。
そして・・・生き残るものと死に行く定めの仄かな交錯。
しかし・・・平清盛に続いて
物語がちょっと深めになると
まったくついてこないお茶の間。
歴史ブームの底の浅さを感じてしまいますねえ。
それにしても今回の慶喜は見事でしたね。
なんとなく・・・日露戦争を日本の勝利に導いた
ロシアの将軍や提督を連想させますな。
完全なる勝利を求めて
撤退に撤退を重ねる・・・的なっ。
とにかく兵は何人損じようとも
自分だけは生き残る・・・みたいなっ。
キッド
2013/04/22 03:44
キッド様
こんばんはです
どうにかこうにか山本家の嫁も間に合いました
現在山本家のご隠居様とその奥方もスタンバイ完了です

後はいつ出すか・・・

つかの間の平和に出会ったライバル

新たな出会いと共に成長していく

戦争がなければそんな事も出来たはず

みたいな
そういうものを予感させる流れですね


どうも最近の視聴者は
考えて見るということをしなくなってきてますね

映像のインパクトとかビジュアルとか
そんなところばっかり目がいってもうて
しまうのでしょうかねぇ

もうちょっと歴史の背景とか知ると
この作品はかなり面白いと思うのですがねぇ

それにつけても
慶喜も見事なものですね

軽薄そうに見えて彼なりに日本の未来を考えていた

というか
幕府の未来ですね

自分の存在=幕府みたいな
それしか見えなくなってきてるって感じでしょうかね
ikasama4
2013/05/15 00:20
突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました! プラダ アウトレット http://www.kfsmtv.net/Prada/
プラダ アウトレット
2013/07/28 03:47

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