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zoom RSS 平清盛 第44話 「そこからの眺め」

<<   作成日時 : 2012/11/11 22:56   >>

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頼朝は政子との間に娘を授かった


頼朝と娘の婚儀を許した北条時政を
周辺の豪族達は心配した


承知の上でござる

私は近臣の方々を断罪した
平家の世は長く続かぬ気がしてならぬ

わしは頼朝殿の
源氏の魂にかける




その頃、京では
重盛、そして藤原摂関家に嫁いだ盛子が病の床にあった


これを後白河院は好機とみた

盛子はかつて藤原摂関家・基実に嫁ぎ
基実が亡くなると藤原摂関家の莫大な遺領を相続していた

このような措置を取らせたのは
後白河院であるが、此度はそれを
盛子の死によって奪ってやろうと


そのためには邪魔な存在があった


清盛入道である



そこで後白河院はかねてより
花山院の方が厳島に行きたいと清盛に要望していた事を利用した


そうして清盛が花山院と厳島に同行したのを見計らって
後白河院は行動に移した


盛子が亡くなってから二日後
藤原基房が平家の当主不在の六波羅にやってきて
盛子の所領を藤原摂関家である我々に返納して頂くと言上した


平時忠は盛子が准母であった事を利用して
盛子の子・基通が藤原摂関家の氏長者になるまで
時間を稼ごうとしたが

盛子の所領は後白河院預かりとなった



厳島でその知らせを聞いた清盛は急ぎ六波羅に向かった



だが、後白河院は更なる手を打った


後白河院は見舞いと称して重盛と対面した


そのままでよい
かようにやつれおって



病の我が身に触れるなぞ


いつぞや清盛がわしを攻めようとする
命がけで止めてくれたそうじゃの
そなたの忠義
この頭を垂れても足りぬ



王家にお尽くしする
我ら平家の忠義に断じて二心ございませぬ
何卒平家の安泰

そして我が父
清盛の国造り

見守っていただけることをお約束頂けますれば

さすればこの重盛
思い残すことなく死ねましょう



あいわかった
約束しようぞ

ただし
これに勝ったらの




そう言って後白河院は双六盤を出してきた


そうして後白河院は賽をふる


重盛も必死になって賽をふる
己の命を削るようにして


はよう良い目を出せ
さもなければ負けてしまうぞ
平家の安泰は望めぬぞ




そこに清盛が戻ってきた


後白河院の重盛のなさりようを見て
清盛は驚いた


何をしておる?

重盛!
・・・お戯れが過ぎましょう



懐かしゅうなっての
ちょうど40年前じゃ
そちと双六をしたのも

わしが勝ったら重盛をもらうという約束での

幼いそちが賽をふり
清盛は負けを免れた

そう

そちの身を守るはそち自身しかおらぬ


母を亡くし
弟を亡くし
父は修羅の道を行く

1人で生き1人で死んでいくのじゃ
それがそなたの宿命じゃ




そう言って後白河院はその場を去った



重盛はそれから一月後
42歳の若さで亡くなった


清盛にこう言い残した


はよう死にとうござりまする





清盛は朝廷に盛子の子に官位を取らせるよう言上したが
その申し出はあえなく却下され

基房の子に官位が授けられた


そして重盛の遺領は後白河院が治める事になったと言う

全ては後白河院の命によるものであった




後白河院のやりように激怒した
清盛は福原から数千騎の兵を率いて上洛した

此度盛子の所領を基房に相続させたのも
重盛の領地を法皇様のものとしたのも全て
法皇の過ちでああり国を乱しておる

即刻処断すべきであるとして


藤原基房らをはじめ
反平家方とおもわれる方々を悉く解官させ
その全ての領地を平家のものとする暴挙に出た


そして後白河院を鳥羽離宮に幽閉した


こうして遂に清盛はこの世の頂に立った



祇園女御が清盛の目の前に現れた
いかがにござりまするか
そこからの眺めは?

何も遮ることがなく至って見晴らしがようござりまする


もうお会いすることもござりますまい



そうして祇園女御はこつ然と姿を消した



清盛に誰も逆らうことのできない世
清盛は笑った

これで己の思う国造りができるのだと


一方で幽閉されている後白河院も笑っていた


二人が見たそこからの眺めとは――――――





見事なものですなぁ

40年前の双六遊びがここに絡んでくるとはねぇ


そして今度は重盛の命をもらいにきたと


そして重盛の死後
重盛の所領であった越前国を没収



これを法皇の暴挙とみた清盛は激高し、その勢いで
法皇を幽閉し、反平家派である公家・武士をことごとく
解官させその領地を奪った訳ですが


おそらく法皇はこうなる事をわかって
暴挙に及んだと思うんですよねぇ



その意図として考えられるのは
このような暴挙をとれば反平家の火が必ずあがるという
後白河院ならではの思惑があったのではとね



それに後白河院は以前にも幽閉されたりした事がありましたが
結局死ぬまでの事には至らなかった


生きてさえいれば、まだ遊べる


あの笑みはそういうものだったのかもしれませんがね



一方であの重盛の最期はたまらんかったですな

まるで義兄・成親の後を追うかのようなヤセっぷり
たまりませんな;;

さて、次回からの清盛ですが
この世の頂に立つ、というのが清盛の目標だったかと

それを達成した今

清盛の目指すものがなくなってしまうと
以前の義朝みたいに何をしていいのかが
分からないような感じになってしまうような

そんな気がしますね


ちなみにイラストに関しては
年賀状が忙しいので、過去に描いたものを引用することになりそうです

余裕があればもう1、2枚描きたいものですがね; ̄∇ ̄ゞ

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんばんは。

時には優雅に・・・時には幽玄に・・・。
物語られるこの壮大な絵巻。
いくつもの仕掛け花火が見事に花開きますなあ・・・。
題材も描き方も
世が世なら結構憚られるドラマと言えるでしょう。
この物語をこう描けるこの時代でよかった・・・。
しみじみと想う今日この頃でございます。
キッド
2012/11/15 03:21

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